四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

シンガポール・ベトナムから帰国し、少し横になって、次の日早朝から金沢に向かった。


 今回は全国の場内・場外の花き仲卸で形成される全国花卸協会の理事会・総会に出席のため会場になっている金沢 湯涌温泉へと向かった。そして新大阪を出発しサンダーバードにて約2時間半で金沢に到着。少し早めに到着したので、前泊されている先輩方のひがし茶屋街の朝の爺散歩に合流するため茶屋をめざした。


 そして茶房一笑にて、皆さんに合流させていただき、美味しいお茶をいただき、その後会場へと向かった。



昼前に会場に到着後、理事会、総会を無事終え、研修会で日比谷花壇 代表取締役の宮島社長と、エアリーフローラ振興会の北会長のお話を聴かせていただいた。

 宮島社長の講演は、人を惹きつける実績、ビジョン、そして話術素晴らしくさすがと感じた。また時折、又右衛門との取り組みにも触れていただくなど、面白おかしく、いい勉強をさせていただくことができた。

そして総会終了後は、懇親会・二次会と続き、同業者同士で楽しく、おかしく、互いを励まし合ったり、傷をなめ合ったり、たたえ合ったりしながら夜遅くまで宴は繰り広げられた。

 

そして、次の日の朝は、まるで昨日の騒ぎは何?とも思えるほど涼しい顔でみんなが朝食をいただき、そして、それぞれが帰路についていった。

 

年に一度の集まり。何が会社のため自らのためになるのかなどはっきりわからない。でも同業の諸先輩、そして若き力に触れさせていただくこと、一緒に笑えることが何よりの糧になっていると思う。

そんな素晴らしい会の一員にしていただけていること本当に感謝である。

また一年後の再会を楽しみにして、頑張っていこうと思った。

10日の成田発の出国が、朝の便であるため前日の夕方から成田入りをした。

 


そしてその時間を利用して、と言うわけではないが、以前から懇意にしていただいている大栄花園のアンテナショップとも言える「Botanical&CAFÉ Breed(ボタニカル アンド カフェ ブリード)」さんを訪問させていただいた。

 

大栄花園のオーナーである高橋康弘さんと言えば、超一級品のシクラメンやハイドランジャーなど育種家として生産者として世界的に注目されている著名な方である。

彼が産み出す植物は、とても素敵で、そのこだわりぬいた特級品はオーダーしても中々手に入らない状況でもある。

 

 

そんな高橋さんとは、私がデザットプランツを輸入し始めた頃に出逢い、そして今日がある。

それまでに、従来日本で流通していたユッカなど大型輸入植物と又右衛門が手掛ける植物との品質の違いに驚きを感じていただき、そこから私たちはお付き合いをさせていただいている。実際に写真にもあるように店舗入り口の一等地で私の名前まで出して販売もしていただけている。


 

ただ両者とも、こだわりが強すぎて時間効率の悪い活動が多く、自分の時間が中々取れてなかったため2人でゆっくり話すことできなかったが、今回うまく時間がとれて訪問させていただくことができ、有意義な時間を過ごさせていただけた。


 

さっそく店内を拝見させていただくと、随所に高橋さんのこだわりを感じ、普通の販売店との違いを感じることができる。きっとここで養った感性や様々な方からの意見を学びとして、本業に活かされているのであろうと想像がつく。そしてカフェや子どもたちの遊び場までも併設され、短い時間の滞在であったが多くの人が訪れていた。



昨今、色んな業種でメーカー・生産者直売や問屋直売などが当たり前のように行われている。当然、私たちの花卉業界でもその動きは活発になってきているが、まだまだ風当たりが強いのが現実ではないかと思う。確かにただ単なる中抜きによる自身の確保だけが目的であれば、個人的には必ずしも推奨されるものではないと仲卸経営をする金岡信康の立場としてしても思う。

 

 

ただ植物のため、生産者のため、しいては花卉業界のためにつなげていけるものであれば、従来の取り組みだけではいけないのも多くのみんながわかっているので、積極的に風を受けてでも取り組んで行かなければならないと思う。それをいち早く実践されている高橋さんはとても素敵だと思う。

 

私も実際に30年前から始めた菊の契約栽培に始まり、カーネーション、リンドウなど多くの国内生産者、市場ととともにそれぞれの分野で協力し合い、決して順風とは言えない状況でありながらも、へこたれずいくつかのものを産み出してきた。そして、その多くが今も継続されている。

 

今回、急遽訪問し高橋さんとゆっくり話す機会が出来たことで、今まで以上に双方が色んな情報を得て、想いを共感・共有することができたと思っている。そしてきっと互いの特性を絡ませ、活かせれば、今までにないチャーミングな世界規模の取り組みになるだろうと予感することができた。

これからも生産者生まれの又右衛門として「植物のため。生産者のため。」を忘れず、花き業界に携わるそれぞれの立場を尊重しながら、その発展に寄与できる魅力的な取り組みを産み出していきたいとあらためて想う。それが多くの人の将来につながると信じて・・・。

このような出国前のサプライズプレゼント?をいただき、少々受かれ気味の私であったが、着ていた白シャツに、大量のコーヒーをこぼすことでハッと目を覚ますことが出来ました。()

 

さ~気を引き締めて、財布とパスポートをしっかり持って行ってきます。

 

今回の旅も面白くなりそうだ~~~。また機会があれば紹介します。では~~~。

月初めに弊社とパートナーシップを結ぶスペインのナーセリーからのコンテナが到着した。

今年のオリーブ輸入では3社目の到着になる。

 

このナーセリーは、ドイツ エッセンの展示会で知り合い、当時未開拓の日本のマーケットへの興味もさることながら、それまでのスペイン産オリーブの日本での販売方法に疑問を持っていて、私にオリーブを預けてくれたナーセリーである。

 

このようなことを言えば語弊があるかもしれないが、楽天的な人が多いスペインにおいて、とてもまじめに取り組んでいただける素敵なナーセリーである。

前回のスペイン訪問記でも書かせていただいたが、いち早く日本向けのMATAEMONスペースをつくり、実践をしていただいたナーセリーでもある。

 

そしてその貨物が無事弊社に到着した。今回のコンテナは。オリーブはディッシュタイプの「100年オリーブ®」と樹齢約300500年のオリーブである。

 


写真を見ていただければわかるように、しっかり根が張った状態が確認いただけると思う。
私たち又右衛門スタイルの管理・輸送方法は、従来のベアルートなどの輸送に比べて数倍のコスト高になってしまうため賛否両論あるかと思うが、可能な限りは、植物の命へのこだわりもち進めていきたいと思う。



そして今回到着したオリーブたちは、しばらく養生施設で、再度健康状態のチェックを行なってから、順次皆さんのもとへと送り出していきたいと思っています。楽しみにしていてくださいね。

今日は朝から久し振り?少し振り??に読売テレビさまでした。

 

今日は私が十数年前にモンゴルに学校を建てるミッションの委員長をさせていただいときから大変お世話になっている岩田公雄さまのお誕生日であったので、そのお祝いに家田さんと福中氏と共にサプライズのプレゼントをお渡ししました。

 

 

 

家田さんチョイスの表彰状型のバースデイケーキは局の方や出演者の皆さんである辛坊治郎さま、中田宏(元横浜市長)さま、眩しく美しい女性陣も一緒に食べていただき、お祝いしていただくことができました。

 

 

そして、最後に一緒に写真を撮らせていただき、ある意味私へサプライズになってしまったかもです(^^;)

 

岩田さま。あらためて本当におめでとうございます。毎日とてもお忙しいとは思いますが、お身体に気をつけられ、いつまでもダンディーに活躍される姿を楽しみにさせていただきます。

 

また写真アップを快諾頂けた森麻季さん。坂木萌子さん。春香クリスティーンさん。ありがとうございました。又右衛門を怖がらずにとても優しく接していただきありがとうございました。あまりにも皆さんがそれぞれに魅力的過ぎて、いつも流暢に話をする私が珍しくかんでしまいました。(大嘘です。笑) 再会を楽しみにしています。

 

さ~。またワクワクするようなサプライズプロジェクト。期待しています!!!(^^)v

この日は朝一番の飛行機で、赤坂に向かい一昨年前に納品させていただいた植物に会いに行ってきました。そしてその足で、一般財団法人進化生物学研究所を訪問させていただいた。

 

 

進化生物学研究所は、東京農業大学育種学研究所を前身として1974年に設立され、基本理念に基づいて、農学の基礎ともいえる自然史の思想を根底として、進化に関する総合的、基礎的な調査・研究、資料収集・保管を行い、学術と文化の発展に寄与することを目的とされています。
また東京農業大学との連携協力を重んじ、志の高い若者を広く受け入れ、チームワークと責任を重んじ、感謝の念を持つ人間性に富んだ、社会に貢献する次世代の人材の育成に努め、フィールドワークを重視した伝統を継承し、土とふれあい、動植物を育て、「生命」を大切にする心の涵養に努めると共に、「実物」から学ぶとされています(HP一部参照)

 

そして今回は、重要なプロジェクトに関する収録と相談のため、広島ホームテレビの渡辺美佳アナウンサーはじめ局の方々と、訪問させていただいた。

 

それは、今回のプロジェクトに密接な関係があり、私たちの業界で、今もっとも熱い希少植物、特にアフリカ マダガスカルの動植物については、明らかに第一人者である湯浅浩史理事長へのご相談であった。

 

 

この日も、帰国後で、とても忙しい中、時間を割いていただきテーブルディスカッションをさせていただけた。

 

その中身については、いずれお話をさせていただくことになると思いますが、その豊富な経験からの言葉に、自らの実体験を重ね合わせることで、本当に大きな学びが出来、とても貴重な時間となった。

 

 

テーブルでのディスカッションを終えると、本日は休館でありながらも、展示ブースを丁寧に案内いただけた。

温室内には、ワオキツネザルやバオバブ ザーなどマダガスカル特有の動植物が共存し、何度来ても興奮がとまらない。さらに共に歩かせていただきながら、ここでは書くことができないとても貴重な情報交換をさせていただくことができ、動植物への尊厳の念をさらに強めることができた。


そのような状況のため時間が経つのも本当に早く、気がつけば半日近くが経ってしまい、後ろ髪をひかれる思いで、この地を後にした。

 

そして帰路につく途中の電車の中で、改めて研究所のHPを拝見させていただいた時、その中に「フィールドワークを重視した伝統を継承し、土とふれあい、動植物を育て、「生命」を大切にする心の涵養に努めると共に、「実物」から学ぶ。」という言葉に触れ、私 又右衛門としての活動指針とリンクさせていただくことができ、心と体中がすごく熱くなる感覚を得ることができた。



プロジェクトの内容については、またきちんとお伝えさせていただきますので乞うご期待くださいませ~~(^^)v

今日は案内をいただき、第10VNBIG交流会が開催されたので参加させていただいてきた。

VNBICとはVietnam Business Information Groupの略のようである。

平日は予定がぎっしりであり中々まとまった時間が取れないが、今回この交流会は日曜日の開催であったため、参加させていただくことができた。

会場は大阪大学中之島センター

主催:VNBIG

後援:在大阪ベトナム総領事館 TRAN DUC BINH 様  他で開催された。時間は約5時間の長丁場であった。

 

まず受付を済ますと、参加者に全員に、ベトナム少数民族の方がつくられた布製の小物とお茶菓子をいただくことができた。

 

 

 そして定刻に地球環境センター 大石一裕様がコメンテーターをつとめられ開催された。

 

プログラムは在大阪ベトナム総領事館 領事からのご挨拶に始まり下記のようなプログラムで開催された。

第Ⅰ部 農業と植物輸入

 

農林水産省神戸植物防疫所大阪支所 支所長難波一郎

       『植物検疫の概要 ー 植物輸入の流れ』

カトウ酸素株式会社 取締役社長加藤彰宏

      『ベトナム 安全な植物を作るために今できること』

 

14:3014:40 休憩

 

第Ⅱ部 環境問題と人材育成

北九州市環境ミュージアム 中園館長

     『北九州市の公害克服の歴史と現在のベトナム』

 

HIDA関西研修センター 小川館長

     『HIDAの海外産業人材育成への取り組みとベトナム』

 

日本語教師 吉川紀元先生

     『ベトナムと今を生きる』

 

 

第一部の講演では、普段から大変お世話になっている植物防疫所 所長の講演があり、改めて現在の自社の取り組みと照らし合わし、その活動がどうであるかなどの再確認をすることができた。またその他にも講演者の方々の活動が、自らの取り組みに活かせるヒントがあり多くを学ばせていただいた。

 

 

さらに交流会では領事をはじめ初めてお会いする方とのご縁をいただき、弊社のベトナムプロジェクトに活かすことができるとても有意義な時間となった。当日お世話になった皆さんには本当に感謝である。そして終了後オフィスに戻り、明日の都内出張の準備をし、終了後帰宅した。

 

さ~来週も東京出張からのスタートで色んなことが目白押し。気合を入れていきます!

20日に帰国し、21日は朝から、地元の一斉清掃に参加させていただいた。

 

 

そして午後は弊社のお取引先様が管理されているなんばパークスを勝手に見学させていただいた。

この植栽は数日前にもTVでも紹介されていて、とてもきれいに管理されている。ただ見た目だけではなく化学農薬・化学肥料を使用せずに管理されていて、とても居心地が良い。素晴らしい!の一言である。管理者であるお取引先様の植物やお客様に対する考え方が伝わってくる。

 最近は単純に奇をてらった植栽を目にするが、植物が元気でない場合が多い。でもここは違う。何と言っても植物がいきいきしている。そしてその中には、私たちの子も一緒に植栽されていて、送り出した私も本当にうれしくなってくる。今回はアポなしのため、詳細はアップしないですが、今回訪問したことを伝えると、次回は是非案内を・・・と言っていただけたので、ゆっくりお話を聞かせていただき、皆さんにお伝えしたいと思う。

 22日~27日の一週間は地元「宝塚ガーデンフィールズ跡地利用を考える会」の代表としての活動。「宝塚ガーデンクリエイティブ」の役員会、社団法人テラ・プロジェクト、「みどりのサンタ」プロジェクト、大学の評議委員会などの活動が次々と続き、その合間に自社の仕事を行うような感じになり、本当にバタバタのあっという間の一週間となった。

帰国しそのまま続けての活動に、疲れてないか?と聞かれたらうなずいてしまうかもだが、それよりも、どれもワクワクする内容のもので、元気が湧いてくる。一日も早く皆さんに紹介できればと思っている。

 というわけで、前回のアップから間が空いてしまったことと、あっさりとした駆け足の内容になってしまったことの、言い訳とさせてくださいませ。ごめんなさい。

先月4月22~24日と今月5月19~21日の間、宝塚オープンガーデンフェスタ2017が開催され、そのうちの前期開催が終了した。

今年は今まで年に一回4月に開催であったが、4月には自然開花の花が多くなく、5月の新緑や、薔薇などの多年生の花が咲く時期への開催日変更も検討され、今年は試験的に2回開催になったと思われる。

 

確かに各地で行われるオープンガーデンでは、庭主さんが1年間、この日を迎えるために一生懸命、自然と調和しながらメンテナンスされている方もいる。また会期の前に、売店で花を購入し飾られる方もいて、取り組み方は様々である。

 

個人的には、コンテスト前に無理矢理調整した見た目に綺麗なガーデンよりも、化学農薬や化学肥料をできるだけ控え、土を耕し、植物の免疫力を高められた健康的であり、自然と調和した庭の方が素敵だと思っている。

 

人も同じではないだろうか。最近のお化粧や整形によって見た目に綺麗な人は、いくらでも創り出せる時代になっている。でもその人や、周囲の環境が健康でなければ決して美しくもなく、魅力的でもないと思っている。

 

 

是非、全国各地で行われる植物の素敵なイベントで、色んなことを複雑に考えるのではなく、純粋に庭や自然に目を向け、耳を傾け、そのメッセージを全身で受けてみることが必要ではないだろうか?



そのことによって多くの人びとが関わり、学び、愛し合える“心のオープンガーデン”の時代が来るのを植物もきっと願っていると思う。

今日は朝から、今年1番のプロジェクトになるかもしれない打ち合わせと、収録をさせていただき、ワクワクの1日の始まりとなった。

昼からは,遠く都内から1000年オリーブに会いに来てくれた人がいた。

夕方には、宝塚にて古くから園芸業に携われている大先輩に、植木・盆栽の指導をいただきに行ってきた。

そして、その時、大先輩から、とてもうれしい言葉をいただけ、涙が出る思いがした。

家業である園芸業に携わり、しばらく県外市外での活動が多かった私を、当時はこの街から出て行った男という人も多かった。ただそのような中でも、自分なりに宝塚への想いを胸に、勝手に看板を背負う気持ちで活動を続けてきた。そしてここ数年では、”又右衛門と”して活動名を名乗り、改めて宝塚の地から「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」と掲げ、活動してきている私にとってはあまりにも嬉しすぎて、私の稚拙な文章ではこのブログでは書き表せない。またありがた過ぎて口下手の私は言葉にできない・・・・。

なので、今はその想いを胸に秘め、昨今うつむきかけていた顔をしっかりあげて、前へ前へ進んでいきたいと思う。

 

新たな使命感をもって・・・。ここ宝塚において・・・・・。

 

NO PLANTS NO LIFE

近い将来、きっと形にして、今日、この時にいただいた言葉をみんなに伝えたいと思う。

 

 

426日より 北浜「Compufunk Records」にて、大阪・中之島などを舞台に独特な空間を提案するパーティー『NOSTRESS』が開催され、昨晩、伺ってきました。



DJ
に「AOKI takamasa」「FUMI」「Aspara」を迎え、会場の植物演出は「TEAs Design」とクリエイターの「Jun Hagan」「AOKI takamasa」が担当し、開放感あふれる川辺のスペースで、とても素敵な”NOSTRESS”な空間を体験しすることが出来ました。



音楽×植物×光×人×場がおりなす空間は、本当に居心地の良く、素敵な時間を過ごさせていただくことが出来ました~~。



さて、チャージもできたので、さらに頑張っていくとしますか~~(^^)v