四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨晩からの海外との緊急のやりとりがあり仮眠だけして、大阪営業所へ向かい、バタバタのまま伊丹空港へと向かった。
今日の目的地は、岩手県 安代(八幡平市)である。
そして今回のプロジェクトはJA新いわて八幡平花卉生産部会&又右衛門(バラエングループ)による安代りんどうの産地パックである。一見単純にも見える産地加工ではあるが、私はとても意義深いものと思っている。
プロジェクト内容の概略は、新鮮かつ綺麗でありながら、少し長さが足りないために規格から外れ、通常流通されずに行き場を失ってしまうかもしれないりんどうを生産地でパック花に加工することで、鮮度抜群な製品かつ産地とエンドユーザーを繋ぐメッセンジャーとしてピカピカに輝いた道を歩いていただこうというものである。
伊丹空港をほぼ定刻に出発した飛行機は、少し遅れて無事 花巻空港へと到着。
空港には長年お付き合いいただいている方々が迎えにきてくださり、ミーティングをしながら現地へと向かった。
到着後、今回のプロジェクトについて、地元新聞社のインタビューがあったので、リンドウ部会会長と一緒にお話をさせていただいた。
そして昼からは生産者、市場、販売者によって、りんどうのパック加工作業を行った。
まずは、専用のスリーブ(ナイロンの袋)に切り花の栄養剤、メッセージカードを入れる。
そして生産者から届いたばかりのりんどうを3本の束にし、あらかじめ用意したスリーブに入れて、パック花は仕上がりである。
続いて出来上がったパック花を切り戻しして、鮮度保持剤入りの水が入ったバケツにいれる。そして段ボールケースに入れて出荷用のシールを貼り、冷蔵庫へ入れて今日の作業は終わりとなった。あとは明日のトラック便に載せるだけである。
久し振りの産地パックのため、少し時間はかかってはしまったが、無事予定数量を製作することができた。その過程では案の定、参加者それぞれの立場から意見なども出たり、問題点も出てきたりし、とても有意義な意見交換ができた時間となった。
そしてその後、場所を変えて、今回のプロジェクトチームが再集合して、食事をしながらの反省会を夜中まで行った。気がつけば日付は変わってしまったので、喉と身体を痛めながらの反省会はお開きとなり各自、自分たちの寝床に向かうことになった。
実は今回のプロジェクトは、発案から約10年以上というとても長い時間がかかったプロジェクトである。大きな反対があった訳でもないし、後ろ向きであった訳でもない、複雑なプロジェクトであった訳でもないが、何故か最後まで行きつくことができず、長い年月を要してしまった。
今回の安代りんどうのパック花の作業工程は、いたって普通の産地パックと言える。むしろ全く機械化されていない、ほぼハンドメイドに近いものであり、数量もわずかである。ただ今までより少し違うところや、優れたところがある。その辺を下記に少し触れたせていただく。
●日持ち保証販売
エンドユーザーが購入されてから、10日間という日持ち保証がついている。切花としては通常より長い期間で設定をされている。今後は2週間、14日間品質保証も検討をしたいと思っている。
●販売店認定制度
通常の場合は、代金決済などの基本契約があれば、誰でも仕入れは可能であり、仕入れた花は、購入者の裁量による自由な販売が許されるが、今回のパック花を販売するにあたって一定の資格が必要となる。またその販売方法にも約束事が発生するのである。それは・・・
・産地である安代に対して一定の知識を有すること。
・安代りんどうの店舗での取り扱い方、お客様の楽しみ方など一定の知識を有すること。
・上記のことや本プロジェクトの主旨を理解し、実際に履行し、積極的に販売すること
などが販売店の認定を受けるために必要になってくる。(※現時点)
そして当たり前だが、何より植物や産地、消費者への思いやりの心を持って販売していただくことである。
小売店舗を運営される方々によっては、何を上から目線でと仰る方も多くいらっしゃるかもしれないが、私は間違ったことを言っているとは思わない。むしろ自然と毎日向かい合い、長い時間植物と一緒に寝起きしている生産者が上から目線でいうべきではないかと思う。
また花を買う方は、当然生産地を選び購入する。であるならば生産地が販売者を選ぶことも別にいいのではないかとも思う。むしろその方がフェアなのではとさえ思うこともある。
確かに全ての花がそういう訳にはいかないし、そうなるべきとも思わない。ただブランド化をめざし、今まで以上に努力を重ねてきたものであるのであれば、私は販売者や場合によっては、お客さまを選ぶことは必ずしもいけない事ではないと思う。
今回のパック花は、全8回であり、正直その総数量も多くない。完売されたとしても、産地も販売者もそんなにも金額としては大きなウェイトを占めない。大型加工センターから出荷される量からすれば、雀の涙ぐらいの量である。
でもしかしこのパック花は今後大きな意味を持ってくると思われる。今では物流も整備され、生産者は身近な集荷場に持ち込むだけで、全国各地に配送されるようになってきた。購入側は、ネットなどによる在宅セリや前売りなどで購入ができ、配達機能なども整備され、店舗にいるだけで、花が届いてくる。とても便利な世の中になったものである。
ただ本当にそれでいいのであろうかと思うこともある。通信の発達で商品の良し悪しも確認はできる。でも生産者の想いをエンドユーザーに届けることはできるのであろうか?
私はこのパック花が持つ大きな意味として、生産者に見守られながら最終商品のパックを作り続けることで販売者やエンドユーザーへの理解が進み、以後の生産にも良い参考書になるのではと考える。そしてそのパック花に色んなメッセージをのせることで、生産者はエンドユーザーに直接語りかけることができる。一工夫加えればエンドユーザーの生の声を直接聞くこともできるのである。
私は流通が便利になる反面、このアナログな取り組みでしかできないことこそが必要となってくるのではと思っている。そのためには、作る数量や金額ではなく、しっかりやり続けることが大事であると考える。
そして生産する人、販売者、エンドユーザーが全体の流れを考え、互いの立場を理解し思いやることこそが、最終的に花きの消費拡大につながるのではと思っている。
ともあれこのような取り組みを真剣に考え、取り組んでいただける花き生産部会や関係の方々に本当に感謝である。みんなが同じ熱量で取り組みができたことで今回のプロジェクトを始動させることができたと思う。
まだまだ始まったばかりのプロジェクト。私たちの取り組みには賛否両論色んなご意見もあるかもしれませんが、双方が自分たちだけのプロジェクトとしてではなく、日本の花き生産・流通の一つの取り組みとして捉え、少ない量に真剣に向かい合い、これからは販売者が花を作り、生産者が花を売るぐらいの強い気概をもって取り組んでいきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いします。
今日は、かわしまかずよ先生の生徒さんが主催されるパーティーにご招待いただき出席させていただきました。実は私、又右衛門は、かわしま先生の生徒の一人。ただ生徒の中で一番短く、できの悪い生徒であったのが私であったと思う(^^;) そのことは後ほど触れさせていただくとして・・・
今回いただいた招待状には、「かわしまかずよ先生はアトリエでのお花の仕事を引退され、次の夢に向かってスタートされることになられました。つきましては先生の新しい門出のお祝いと今日までの感謝の気持ちを込めて・・・・」と生徒さんからのメッセージが・・・。先生が素敵であれば、これまた本当に素敵な生徒さん。と感じながらの出席である。朝一番から用事を終わらせ、パーティー会場へ急行!そして昼頃に到着。会場はとても素敵に飾られた花が多くあり、熱気ではなく温かく優しい気が溢れていた。
受付を終えると、胸にはブートニアを。そしてWelcomeドリンクをいただき、生徒さんにすすめられ2階へと進んだ。2階の会場も素敵な花で飾られ、お洒落な飲み物や料理も用意されており多くの来場者でにぎわっていた。そしてそこには、先日かわしま先生の紹介にて鹿児島でお会いさせていただいたハーブやパンジー&ヴィオラの匠 庭人の片山さんもいらっしゃり、再会させていただいた。
片山さんは匠というだけでは足りないほど、頑なまでにパンジー&ヴィオラを愛し、自らの考えを貫き通す、現代には珍しくなってしまった先輩である。
そんな片山さんが又右衛門の生き様をご評価くださり、とても素晴らしい提案をもって来てくださった。是非来年には皆さんに驚いていただくことができる企画が提案できると思う。その助走を今年の年末にご提案できると思うので乞うご期待。
少しパーティーから外れてしまったので話を戻して、このようにかわしま先生には、自分の利害には関係なく、素敵な方を紹介していただける。きっとそれは私にだけではなく、多くの生徒さんにも同様だと思う。
フラワーアレンジメントの技術だけではなく、このようなお人柄が、多くの人を惹きつけるのであろう。
このように先生の少し若い写真も工夫し飾られていた会場は、本当に花も人も空気も素敵であった。 是非かわしま先生の~夢のはじまり~を大いに期待したいと思いながら、素敵なお土産もいただき会場を後にした。このようなパーティーにご招待いただき、心より感謝です。本当にお世話になりました。ありがとうございました。そして帰り道、このブログの冒頭でも触れたことをあらためて思いだしていた。それはかれこれ30数年前、私が花業界に入って間もないころのこと。あるご縁があってかわしま先生からはじめてのフラワーアレンジを教えていただく機会を得た。そしてその教室となる会場と私の会社との途中に先生のご自宅があったため、私が、レッスン終了後、先生をお送りする役を担った。そして初めてのレッスンで、たった数時間しか教えてもらってないにも関わらず、厚かましい私は先生に「どうでしょうか?」とお聞きし、先生からは「はじめてなのに良い感じでできています!」と言っていただけた。
普通なら喜ぶべきところなのだろうが、見た目にも飛び切り素敵なものが作れなかったと感じていた私は、自らの判断で「先生、私は自分が習うより、先生のような素敵な方と一緒に仕事ができる環境を作る方面で頑張ります!」と厚かましい言葉を残し、その後のレッスンは先生を送ることを役割とし、お花を習うことは殆んどしなくなった。
その選択が正解であったかどうかの答えはまだ出てはいないが、現在そのような形に進んでいるように感じている。かわしま先生にとっては一番短く出来の悪かった生徒であるかもしれない。
さらに先生と出逢ってしばらくして、私の叔父とかわしま先生が、とある職場でご一緒させていただいたこともわかる等、不思議な縁を感じている。先生とのご縁も叔父が引き合わせてくれたのかもしれないとも思える。
毎度ながら縁は本当に不思議で素晴らしい。私も先生からのご縁を大切にし、さらに拡げ、多くに人に繋げていけるように頑張らねば!!!
今日は、ガーデンセンターで注目を集めるオザキフラワーパークさまで、なんとこれまた注目を集めているWEBメディア『LOVEGREEN』やフリーペーパー『Botapii』の仕掛け人、石塚秀彦さん(ストロボライト代表)とのトークセッションが あり、朝一番の飛行機で都内へと向かった。実はオザキフラワーパークの尾崎社長とは、知り合いになってから、まだ8ヶ月ほど。さらに石塚代表とは、活動は拝見していても面識はないという状況でのイベントであり、シャイな又右衛門にとっては、少し不安なイベントでありながら、素敵な場所、素敵な方とのトークセッションであるためワクワク感もあり現地へと向かった。 そしてお昼前にオザキフラワーパークに到着。ちょうど尾崎社長は店頭にいらっしゃり、ご挨拶。実は先月シンガポールガーデンズ・バイ・ザ・ベイ訪問にご一緒させていただいたので、まるで近くの方に会うような感覚にも思えた。まず、オザキフラワーパークにあるカフェで、ランチをご馳走していただいた 。これはおすすめのランチ。まずはスターターにスープとオムレツ。続いて新鮮な地元野菜をふんだんに使ったプレート。素材が良いので味も良い。見た目も素敵なのでさらに美味しく感じる。最後にはコーヒーまでついていて、又右衛門はガソリン満タンとなった。 その後、打ち合わせで少し時間があったので、店内を見学。 エスカレーターや店内いたるところに私の写真やポスターを貼っていただいており、恥ずかしいやら嬉しいやらであった。
当然これだけ貼ってあったら、多くの人が私に気づき、にこりと笑っていただいたり、声をかけてくれたりした。
そしてトークショー前に石塚さんはじめストロボライトの方々、そして今回のイベントの立案企画などをしていただいた、とても頼りがいあるオザキの秋田さんとで、簡単に打ち合わせをさせていただき開催までしばし時間を過ごした。 そして定刻より少し遅れてトークセッションが始まった。司会進行の石塚さんに呼んでいただき、満員になった会場の皆さんから拍手で迎えられ入場させていただいた。その時、緊張はきっとMAXになっていた。
そして皆さんにご挨拶をさせていただき、席に腰掛け話を始めさせていただいたのだが、やはり緊張していたせいかはじめは少しギクシャク感があったものの、石塚さんの匠なリードで、口が開くきっかけを作っていただき、何とかペースを創ることができた。
最近講演などをする機会があるのだが、やはり100名近くになると中には数名、眠そうな顔をしている人が見受けられるのだが、今回はそのような人は全くおらず、さらにほとんどの人がとても温かい眼で私を応援するかのように見つめ、とても優しい表情で相槌を打っていただき、そのおかげで本当に気持ちよく、楽しく普段着でお話させていただくことができ、気がつけばアッと言う間に1時間半が経った。
その後質疑応答の時間を設けさせていただいた。とても熱心なご質問や応援メッセージをいただくことができ、 素敵なトークセッションとなったと思う。
トークセッション終了後には希望者には又右衛門シールと缶バッチを配布させていただいたが、ほとんどの皆さんがお持ち帰りいただいたようで、これもまた嬉しく感じた。
その後は売り場では多くの方が実際にオリーブや植物に 触れていただき、それぞれが植物のメッセージを感じ取っていただいたようである。
また来場者と記念撮影などをさせていただき、さらに熱い応援のメッセージや握手をいただくことができ、オザキフラワーパークさんでの素敵な一日を終えることができました。
今年になって幾度か講演、TV番組出演などさせていただくことができたが、その中でもこのトークセッションは心に残るものになった。 それはテキストを前においた講演やテレビカメラに話すような一方的なものではなく、目の前の素敵な来場者、素敵な会場、素敵なオザキさんスタッフ、素敵な石塚さんチーム、素敵なパートナーに囲まれてのイベントであったからだと思う。 まるで今まで純粋な小さな子供たちの前で行わせていただいた「又右衛門授業」と同じような感覚であったようにも思う。本当に皆さんのおかげで思い出に残る一日になった。素敵な機会をいただいた皆様に本当に感謝である。
またどこかで皆さんに再会できること、 新しい出逢いができることを期待し、植物のメッセージを抱えて世界を歩きまわりますので、見かけたら是非お声掛けくださいませ!
ではでは~~。ありがとうございました!!!
P.S.8/26(日)まで『Tokyo Wonder Botanical Summer! 30days!』と題しまして、
又右衛門プランツの展示即売会を行っております。またこのイベント以外にも本当に素敵な植物がいっぱい並んでいますので是非来店をおすすめします!!!
オザキフラワーパーク
住所:〒177-0045 東京都練馬区石神井台4丁目6−32
電話: 03-3929-0544
シンガポールより帰国し、疲れている間もなく東京流通センターで開催されたタカショー
ガーデン&エクステリアフェア2018に初出展させていただいた。
25日朝一番で都内に向かい、大事な打ち合わせを行った後、展示会会場へと向かった。
到着すれば基礎工事は完成済みで、350年のオリーブなど大型の樹木も配置済みで、あとは低木や下草類を入れていく作業を待つ状態であった。
そして約3時間でほぼブースを完成させることができた。今回のブースは通路の前面には樹齢350年のオリーブをはじめスペイン産の植物をメインに作庭。
背面側はディクソニアなどオーストラリアの植物を使い作庭した。どちらの面も輸入植物や新建材などを使用しながらも、日本人が持つ美意識と感性を活かしたデザインによって今までにはない提案ができたのではと思っている。
そしてブース完成後、宿泊地である新橋に移動。又右衛門チームでディナーミーティングを行い、時間が許す限り、打ち合わせを行った。
そして迎えた初日。
朝一番に会場入りし、撮影などを終え、準備万端でOPENを迎えた。今回は、はじめての展示会ということもあり、少し勝手がわからなかったが、スタッフの方が大切にしてくださり、多くの皆様にブースにおいでいただき、また称賛の声もたくさんいただくことができ、あっという間に終えることになった。
その後、初日の打ち上げを盆栽のスペシャリスト酒井氏、弊社 矢野TEA氏 福中氏と翌日の英気を養った。
そして最終日の2日目も、初めてのご縁の方や、再開のご縁、またワザワザFacebookで見たと駆けつけていただいた方々など多くの人と、私たちの活動のことや夢を多くの人と語り合うことができ、気がつけば2日間の会期を終えることになった。
この展示会で強く思ったのが、エクステリアとガーデンデザインは隣り合わせで、また植物も近々しいところにあるにも関わらず、この展示会で会う方が知らない人ばかりであったということである。
これだけ近い所で活動しているにも関わらず接点が少ないということ、互いにとってとても大きなチャンスロスをしていると感じるとともに、まだまだ私たちの業界がしっかりとした提案をしていくことで、チャンスが残されていると感じることができた。これは大きな収穫であった。
これからもエクステリア業界の方々を通じ植物からのメッセージを伝え、みどりの力を感じてもらえるような活動を提案していき、ともに手を握り合い面白いことができるようにしていきたいと思う。
今回出会った、今まで出会えていなかった方々とのご縁を大切に頑張っていきたいと思う。お越しいただいた皆様。激励の言葉をかけていただいた皆様。そしてこの機会を与えてきただいたタカショーの皆様に心より感謝です。
また次の機会を楽しみにしています。ありがとうございました。
今日はエクシブ八瀬離宮で開催されるJFグループ生産者協議会にお招きいただき出席させていただいた。
この会は毎年開催されて多くの生産者が出席され、加藤会長はじめ元気いっぱいな方々が集まられる。
総会終了後は講師の先生方の講演を聴かせていただいた。そして今年も以前より大変お世話になっている日本体育大学 松浪健四郎理事長の講演を聴かせていただくことができた。
松浪先生の講演は、毎度ながら内容も旬であり面白く興味深い。さらに声、話し方も素晴らしく、いつも食い入るように聴いてしまう。何とか少しでもその術を手に入れたいといつも思う。
そして講演後 盛大に懇親会が開催され、私は東社長、松浪理事長、加藤会長はじめ代表の方々と同じテーブルにしていただけていた。このような、業界でもかなり熱い大先輩との一緒のテーブルのため、そこでの話はさらに熱い。
全国的な猛暑のため記録的な気温で驚かされているが、それにも負けない暑さ?熱さ?のテーブルであった。
料理も大変美味しく、2時間余りの懇親会はあっと言う間に中締めとなった。少し前、東社長が体調を崩されたとのことを耳にしたが、隣で今まで以上に元気な姿を拝見し、全く心配がないと胸を撫で下ろすことができた。
年に一度のこの会で、いつもの皆さんにお会いできることは本当にうれしく思う。また来年も皆さんに元気な姿を見せることができるように、私も人間ドッグに行くことにしようと思う今日この頃であった(笑)
今日は、夕方から全国町村会館で行われる「国境なき奉仕団 創立25周年、法人化15周年」の記念式典のため上京した。
早朝所用を済ませ、いつものように伊丹空港から飛行機で都内へと向かった。
到着後簡単にいつものお店で昼食を済ませて、まずはご無沙汰しているアトムCSタワーへと向かった。
この日「自然布 日本の美しい布」の出版記念と日本の自然布展があったので見学とミーティングを行った。
8F会場には自然染めの衣服が展示されていて、そのどれもが魅力あふれるものであった。
あくまで展示のため販売はされていないが、写真はOKとのことで撮らせていただき、今後の参考にさせていただこうと思っている。
B1会場にて展示と限定的な販売もされており、色々お話をさせていただくことができた。そして、とても素敵な活動をされている方もご紹介いただき、意義深い訪問となった。
そして18時からは国境なき奉仕団 25周年記念式典に出席させていただき、政界、経済界、医師会でご活躍されている大先輩たちに混ざり皆様と交流をさせていただいた。
中には十数年ぶりの方もいらっしゃり、当時を振り返り、とても懐かしく感じ、面白おかしくお話をさせていただくことができました。そして定刻に式典は終了し、私はホテルへと戻った。
それにしても一緒に汗水、涙を流した同志は何年たってもその関係は薄れることなくつながっている。そしてそのつながりがさらに大きな渦のようになって拡がっていき、多くの人を巻きこんでいく。本当に素敵な仲間たちである。
このような集まりは、実際ビジネスの利害関係が無いから、お互いが深く心のお付き合いをさせていただけるように思う。中には仕事にならない集まりはいかがなものか?という方もいるかもしれないが、私はそうではないと思う。こういう集まりだからこそ、助け合い、分かち合うことができ、そのような機会の方が貴重であり、必要ではないかと。
今回も素敵な縁ができました。本当にありがとうございました~~~。
今日は、オフィスでの仕事を少し早めに切り上げさせていただき、イベントの打ち合わせのために京都へと向かった。
そして素晴らしい方のご縁で八坂神社に参拝させていただいた。この時期は日本の誰もが知っている祇園祭である。当たり前のことだがかなりの人である。
実は私は関西に居ながら祇園祭は初めてである。また八坂神社参拝は本当に久し振りである。学生時代以来かもしれない。さらにかなり暑い日にも関わらず参拝させていただいたのは、この日は出雲の石見神楽が舞われると教えていただいたからである。
到着後、まずは参拝をさせていただいた。その後、石見神楽が始まるまでは時間があったので、境内を周らせていただいた。
すると、木の陰からひょっこり狸の子どもたちが姿をみせた。全く逃げる様子もなく、人になれた感じで、時折愛嬌を振りまいていた。
そうこうしているうちに、神楽が始まり、とても多くの人が舞台前にかぶりつくように、陣取り、私は近くに寄ることもできずであった。そのためもあり、少し時間をおいてから、見学に切り替えさせていただいた。
でありながら、何とかクライマックスには、横の方からのぞかせていただくことができた。
大蛇が素戔嗚尊に退治されるクライマックスは、観覧者から多くの拍手が飛び交うとても熱気にあふれたものであった。そうして約3時間強の石見神楽は終演となった。
また機会があれば本場で観させていただきたいと思う。そうこうしているうちに電車の無くなる時間が近づいてきたので、人生初の祇園祭を体験し終え家路につくことにした。
色んな意味で本当に暑い?熱い?一日となった。そして帰り道には、縁というものは本当に不思議で素敵なものであるな~~とあらためて感じ入った。
今日は大阪 富国生命ビル4階にて、第12回智の木協会ワークショップの講師として、講演の機会をいただき、お話をさせていただいた。
見た目によらずとってもシャイなため、依頼をいただきながらも笑ってごまかしてきた又右衛門が、今週2回目の講演となり、真夏の珍事となった。
会場には、ほぼ席が埋まるぐらい多くの方にお越しいただき、1時間余り自らの今までの活動、これからめざすところのお話をさせていただいた。
出席者は智の木協会メンバーの方々、遠くは四国から来ていただけた方までもいらっしゃり、中には熱心に質問される方もいて、双方が何か得ることができる機会になったのではと思っている。
参加者には、マダガスカルの村民がコミフォラという木から作った木彫りのバオバブを配らせていただいた。
芸術品とは言えないかもしれないが、現地の子どもたちが一生懸命作ったこの木彫りは、温かく人の心を和ませてくれるとてもとても素敵なものなので、お持ち帰りいただいた皆さんの家庭や会社で、マダガスカルの子どもたちの現状や世界の環境について考える機会になってくれるのではと思っています。
講演終了後、懇親会でも色んなお話をさせていただき、素敵な時間を過ごさせていただきました。
また講演の冒頭には、智の木協会 小林理事長の挨拶があり、その中でとってもHOTなニュースである「うめきた2期」について触れられていた。私もちょうど前日のニュース(上記写真)で観ていたところ。関西で最後の一等地と言われる「うめきた」は日本中が注目している。この素敵な場所を、智の木協会の皆さんと盛り上げ、大阪にMIDORIを創造していきたく思っています。さ~~楽しみがいっぱいだ~~~。
9日に戸隠から帰り、事務所で仕事をしたのち、10日朝から蒲郡へと向かった。
今回の蒲郡は、豊和会という豊明花き市場の買参人の会主催による“サマーセミナー2018”への参加。
「感性と感動で花を売る!!」がテーマとなり、その記念講演を私にご依頼いただき伺わせていただいた。
朝 電車で新大阪に向かい、そこから新幹線で名古屋に。そして在来線に乗り換え45分ほどで蒲郡に到着した。
駅で今回大変お世話になり、記念講演に私を推薦してくださった堀内会長とバッタリ会い、一緒に会場入りをさせていただいた。
会場はホテル竹島でとても眺望のいいホテルであった。ホテルに到着したときには既に役員やスタッフの方も来られており、私も講演の準備をさせていただいた。そして昼食をいただき講演会場へと向かった。
会場には、来賓はじめ豊和会の会長や顧問の皆様、買参人である多くの会員の方々、また生産者で構成される豊成会の方々など併せて100名以上が参集されたにもかかわらず、スムーズな案内の元、会は定刻に開演された。
まずは会長の挨拶から始まり、豊明花き市場 福永社長などの来賓あいさつ、そして品評会の表彰式が行われました。
休憩をはさみ、私の講演の時間になり、私のモットーである「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」と題し始めさせていただきました。そして簡単な自己紹介の後、まずは植物やコンテンツの輸出入についてお話をさせていただきました。
続いて、ガーデンや空間などのデザインから緑化イベントプロデュースなどのお話をさせていただき、
その後、私たちがマダガスカルなどで行う国際交流プロジェクトのこと、最後に今後の考え方についてたっぷり90分間お話させていただきました。
そして第2部として買受人と生産者によるパネルディスカッションが開催され、最後の最後まで中座する人も無く、集中力の高さが際立ったセミナーであった。
終了後、懇親会まで約1時間あったので近くの竹島の八百富神社を参拝してきた。そこには八大龍神社もありとても素敵な空気が流れる場所であった。
奥に進むと龍神の松や龍神岬があり、一昨日の戸隠神社から引き続き全身で龍を感じさせていただくことができた日となった。
そして足早にホテルに戻り、懇親会に出席。私は若輩にも関わらず上座に座らせていただき、美味しい食事をいただいた。
懇親会中、多くの方からお声かけ頂き、私たちの活動への共感、色んな温かい励ましのお言葉、ご協力いただけるというお言葉までいただけました。
そして、そのような盛り上がった時間は経つのが早く、気がつけば中締めとなり、21時過ぎに盛会のまま終わることとなりました。
そのような楽しい夜を過ごした後の朝は目覚めが良く、目覚めてすぐに朝食をいただき、お腹を満たして、帰路へとついた。
送迎バスやタクシーはあるものの、最後にもう少し名残を感じたく少し暑いが歩いて駅へと向かった。駅に近づくと帆の張っていないヨットが視界に飛び込んできた。
そのヨットを眺めながら、これから一仕事終えたので宝塚に帰るという感覚ではなくなり、次の地へ向かうのだという気持ちになり、又右衛門丸は決して破れることがない“仲間”という強い帆を張って、大海へと航海をめざしたいと改めて想うことになった。
今回は、はじめてお会いする人が多く、当初少しの不安はありましたが、皆さんに温かく迎えていただき、多くの方とお話ができ貴重な学びの機会となりました。
更に何のご縁か竹島にも行くことができ、これは本当に多くの方に助けられ、導かれているのだと感じることができました。本当に素敵な機会をありがとうございました。