四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今朝は早朝、氏神様に参拝をして、大阪営業所へと向かった。そして渡航に必要なお土産や資料を積み込み、再び宝塚へと戻った。
そして講演前から体調不良があり、発熱もしてきたので市販の薬だけではまずい・・・と思い、以前からお世話になっている病院へとかなり久しぶりに向かった。そこで昨日までの症状を伝えると、少し別の部屋で検査をすることになった。
結果は「人にうつすことも無いので、無理さえしなければ問題なさそう」だったのでホッとした。
別室で検査結果を待っていた時、私のことをよく知っていただいている素敵な看護師のお二人が患者さんがいなくなった時を見計らって部屋にこられ、以前私がテレビに出ていたのを観て私の活動に共感していただいていたようで、一緒に写真を!とのこと。
むくんだような疲れ顏の私であったので、恥ずかしいなと思いながらも、お声掛けいただけたのがうれしくて、一緒に撮っていただきました。そして無理せずにね!と親切に送り出してくれた。さすがにまたおいでねとは言わなかった(笑)
そして病院を後にし、隣の薬局でお薬をもらう頃には、不思議に結構回復してきて、薬も飲まなくてもいいのではと思う状況になった。きっとそれは先生や看護師さんが熱く応援してくれる気持ちが伝わり、精神的に支援されたからかなと思う。本当に有難い気持ちである。

そして危ないので車は本社に駐車し、電車で梅田へと向かった。今日は昨日の富国生命ビルからUMEDAIガーデンイベント広場に場所を変えて開催された植育イベント“みどりのサンタの植・食、健康2018フェスタ”の第2弾に参加してきた
そのメインは、レモンキッズ大募集!と打ち出したレモンを育てながら学ぶという、親子で参加するワークショップである。

ワークショップでは、大阪大学名誉教授の小林先生が親子での参加者に、レモンのお話として育て方や収穫、そしてそれを食べることなど、実際に配られたレモンの木を前に話されていた。中には実がなったレモンの木を見るのが初めてのお子様もいて、とても熱心に話を聞かれていた。

また「ヒミツの森のかくれんぼ~みかん積み放題チャレンジ~」や「Osaka Midori Market」としてオリーブの特別価格での販売、「大阪スクールオブミュージック専門学校 シンガーライブ with 白井大輔」によるFREE LIVEが行われた。

この日は皆さんが知っている通り、近づく台風の影響で、かなり風雨がきつく、イベントをするには最悪の状況であったが、それでも熱心な親子をはじめ多くの人が参加されており、このイベントの必要性を強く感じた。

 

さらに、レモンに向かい合う子どもの真剣なまなざしを見ていると、、これからも大人としてこの宝物である子どもたちを守り、育てていかなければならないなど、多くのことを学ばせてもらえたように思う。

 

そして残念ながら私は輸入貨物の受け入れ確認と、台風への備え、明日からの出国準備のため、皆様より早めに、この会場を後にして戻ることにした。

 

さて明日は関空から10時30分発の飛行機で出発予定。果たして飛ぶのであろうか???

25日にオーストラリアから深夜に帰国、翌日26日は特別な依頼をうけ、名古屋に向かった。そして27日はデスクワーク&宝塚の観光についてのディスカッションを市内で行い、あっと言う間に帰国後の3日間が過ぎてしまった。

 

そして28日は午前中に大阪青年会議所の大先輩のところに、大阪の「みどり」についてご相談に行った。その後、午後からは樹木女医で活躍される後藤瑞穂さんと合流して、本日の講演会場である富国生命ビルへと向かった。今日は、植育イベント“みどりのサンタの植・食、健康2018フェスタ”第一弾として「第一回 名木シンポジウム~日本の力:みどりのチカラ~ 歴史を語る大樹」が開催され、その講演者としてお招きをいただいた。
講演者は日本を代表する様々な取り組みをされている方々であるため、定数を超える申し込みがあり賑わっていた。

まずは基調講演として小林昭雄先生(大阪大学名誉教授/テラプロジェクト 理事長)が「森林の力を次世代に活かす」という題で講演、集中されたとてもいい空気感でスタートした。

その後 わが社の名木(歴木)として

●奥重貴(伊太祁曽神社 禰宜)さまが、木の国 五十猛命や伊太祁曽神についてなど、神様にまつわるお話を聞かせてくださり

、神さまへの信仰心が強い私は、とても興味深く聴かせていただいた。

●池田聡寿(池田木材 代表取締役)さまが、縄文杉の話や遷宮のときに使われた木材の話など聴かせてくださり、とても勉強になった。

●小出英詞(住吉大社 権禰宜)さまは、住吉大社について、松と海、住吉模様のいわれなどを教えてくださり、とても興味深く勉強になった。

 

それにしても、奥禰宜、小出権禰宜といい、その滑らかな口や惹きつける話術は、まさに神業?と言えるぐらいでプロ顔負けのものであった。

 

そして休憩をはさみ、

 

●後藤瑞穂(樹木女医)さまが「樹木のチカラで世界を豊かで、美しく平和に」と題し講演され、樹木医としての活動やその使命、神木を守る運動について面白おかしく聞かせてくださった。とても実践に役に立つものであった。
●四代目 金岡又右衛門(日本みどりの研究所 代表理事/バラエングループ 代表)である私は、「世界の名木紹介」とお題をいただいたので、今まで数十か国周った中から名木を紹介しようと思ったが、あまりに時間が足りないため、今回はバオバブにスポットをあてて、世界で三カ所(アフリカ大陸、マダガスカル、オーストラリア)に自生するバオバブの写真とその用途、実際に足を運んででしかわからないことなどお話をさせていただき、最後にそのようなバオバブが危機にひんしている現実と、それを回避するための又右衛門プロジェクトについてお話をさせていただいた。

 

●黒田眞路(國六)さまがトリをつとめられ、森林の話し、木々に対するお考えなどを聞かせてくださり、多くをうなずかされ、その取り組みの大きさに驚かされた。
講演終了後、時間がおしていたが、小林先生がファシリテーターとなり、吉岡秀 様(産経新聞社)、吉川雅之 様(京都薬科大学名誉教授)、大槻憲章 様(おおさか緑と樹木の診断協会)との討論会が開催された。何分短い時間であったので、みなさんが完全燃焼とはいかなかったかもしれないが、このような素敵な方々のお話を聞かせていただくことができた。

それも無料で。参加者の皆様には、とてもいい機会になったのではないだろうかと思う。
そして終了後、希望者による懇親会が開催され、とても多くの

方と交流をさせていただくことができ、素敵なご縁をいただけた。また私たちのバオバブにたいしての活動を非常に評価いただいた。

多くの方からお声をかけていただけ、とてもうれしく思えた。

今回、このシンポジウムで一番多くを学ばせていただいたのは、私自身かもしれない。

このシンポジウムが今回の第一回で終わるのか?それとも大きなうねりとなり、育っていくのか?どのようになるかはまだ明確には見えてはいないが、是非、今後も続けて

いっていただければと思う。

さて、明日もフェスタがある。天気が心配だけど無事開催されることを祈っています~~。

今日は朝から宝塚山本 あいあいパークで開催中の「オリーブ&デザットプランツフェア 2018 秋(9月5日~24日)」での青空ディスカッションのため開店前に会場入りしました。


今回は、スぺイン産オリーブやユッカ、ヤシ類、オーストラリア産マクロザミアムーレイなどのローメンテナンスプランツを各種展示販売させていただいた。


さらに高品質の国産オリーブも充実していた。中でもオリーブの希少品種であるジャンボカラマタ。その実の大きさに驚かされた。

屋内には多肉植物やコーデックスなども出展し、いつもよりもまして豊富な品ぞろえで皆さんのお越しをお待ちさせていただいた。

屋外のメインコーナーでは「オリーブ何でも相談!」として、オリーブの本場香川より半田植物園代表の半田茂富さんをお招きし、私と一緒に国内外のオリーブについて、質問を多数受け付けさせていただきました。ネットには出ていないプロのテクニックに多くの方に驚きと喜びの声をあげていただくことができました。

また、先に書いた通り「又右衛門 青空ディスカッション」も開催、フラワーデザイナー、ガーデンデザイナー、建築デザイナー、造園家、生産者が集まり、朝から夕方まで植物に関することからその枠を越えた情報交換をさせていただき、多岐の業種にわたる方々とのディスカッションに、参加者も私も大いに勉強することができた貴重な時間となりました。


連休中の久しぶりに晴れた日であるにも関わらずお越しいただけた皆様、本当にありがとうございました。(*写真の掲載はお声掛けさせていただくことができた方にだけになっています。申し訳ございません。)



また次回も工夫して色んな方々との出逢いの場を提供させていただきたいと思いますので、楽しみにしておいてくださいね。

14日は、お世話になっている未生流 高山先生と素敵なお話をさせていただいた後、都内で行われた北京国際花博メインブース出展説明会に参加してきた。そして今日は鳥取県 智頭町森林組合で開催されるミーティングと現地視察に出席である。なぜ智頭?言えば、現在神戸市や市民に大変好評いただいている神戸煉瓦倉庫 オリーブ広場に置かれているオリーブのプランター&ベンチに、ここ智頭町の高品質の杉材を提供いただいたというご縁である。
そして朝からコンビニで眠気防止ドリンクとホットコーヒーを買い、宝塚を出発、途中簡単に食事をして、お昼過ぎに目的地である智頭町森林組合に到着した。

到着後すぐに、森林組合から智頭町の現状や取り組みについて、参加者の材木販売をされている方々、今回この素敵な機会を作っていただいた(一社)地域創生連携活動コンソーシアムの加藤先生から主旨などの説明を受け、私たちからは神戸煉瓦倉庫のプランター&ベンチにご協力いただいた御礼と、私たちの取り組みについてのお話をさせていただいた。

そしてレクチャーを終え、車に乗り込み実際に山林の状況視察へと向かった。美しい山の中を縫うように向う途中、先日の水害の深い傷跡がところどころにあり痛々しかった。

作業現場に到着すると、運よく伐り出すところにあたり、その作業の大変さなどを間近に見ることができた。

そのような中、私は他の参加者とは違ったところばかり見ていた。そこで思いつきではあるが私からいくつかの提案をさせていただいてきた。今直ぐには難しいかもしれないが、現地の方々にも興味を持っていただけたので、実現可能な面白い取り組みであると思う。

そしてその後もいくつかの森林を視察し、その後加工センターを訪れた。
ここでは杉材が製材加工されている現場を見ることができた。参加者の多くは目を輝かせその工程をずっと見ていたが、ここでもまた業種が違う私は違う所ばかりを見ていた。

そう製材後にでる端材である。形は不揃いであるが、とても美しい模様が残っている。この個性的なものを活かし、私たちの業種で活用することは可能であると思う。また少し手を加えれば、子どもたちの学習にも使えると感じた。

早速その場で説明をさせていただき、共感をいただけた。ただこれだけでは恐らく私でなくても花卉園芸の方々なら容易に発想できるので、これを整理し、一工夫二工夫加えてプロジェクトにしたいと思っているので、後日皆様にもご案内させていただきたいと思う。

ミーティングと視察を終え、美しい街並みを横目にみながら、宝塚へと帰ることにした。その車中では、色んなことが頭の中をぐるぐる回っていた。

森を管理し、植林伐採する人びと、材木販売をする人びと、私たちのように植物を販売したり、保護活動したりする者。それぞれ近いようで全く違う業種ではあるが植物によって生かされている者同士が、力を合わせることで新しいことを産み出すことがまだまだできると思った。

実際に端材や大水害や大型台風など自然災害によって残念ながら倒木してしまったものであっても、まだまだ活かすことができる。むしろ倒木したからこそできるプロジェクトも思いつくことができた。ただ思いつくだけ、感じるだけなら誰でもできる。それらを形にして実走させていかなければならない。私たちは、これからも率先してこのような取り組みを進めていきたいとあらためて思う・・・・

人一倍、植物の恩恵を受けて生きてきている一人であるから・・・・・

今回鳥取に行くのもしばらくぶりであったが、智頭町はもっと久し振りであった。車の免許をとってそんなにも経っていないころであったので30年ぶりかもしれない。その時、何気なく通りかかった畑で、切り花のリンドウが栽培されているのをはじめて見て、ただ単にその美しさに感動したのを記憶している。

そして今回30年ぶりに智頭を訪れ、その時と同様にこの地の山の木々や植物の美しさに感動した。ただ今は感動だけで済ませてはいけないと強く感じるようになっていた自分がいる。それは30年前の金岡信康ではなく又右衛門だからかもしれない。
ここまであまりにも時間がかかりすぎてしまったかもしれないが、その分揺らぎなくしっかりと頑張っていかなければ・・・・・

昨日は都内でエキサイティングなミーティングを終え、新幹線で帰って少しデスクワークをしていたため、深夜になってしまった。そして少々寝ぼけながら、運動不足解消のため、ほんの少しでも身体を動かさなければならないと思い、早朝自主トレに行こうとしたその時、動くものに躓いてしまい顔面を強打した。その躓いたものとはハクである。

私の足元をうろちょろしていて踏み出した足の下にもぐり込んできたので、踏んではいけないと大きく足を躱したら、水飲みの器に足を引っかけ、そのまま柱の角に目じりと頬をぶつけてしまった。かなり痛かった。恐ろしいほど痛かった。そして案の定、まるでダウンをくらったボクサーのような青タンの眼になってしまった。にも関わらず何事もなかったように、眠っているハクが少し憎らしい・・・(笑)

このままでは人前に出られないので、ネットであらゆる方法を検索し、砂糖を塗り込んだり、卵でごろごろやったり、とにかく冷やして打ち合わせまでにはある程度違和感がないぐらいまでに治めることができた。中々のリカバリーである。

そして宝塚駅近くの事務所で打ち合わせを行い、食事を済ませた後、次の目的地である市役所まで、少し時間があったので歩いて向かった。逆瀬川沿いを歩き、末広公園の中を歩き、色んなものに触れながら30分弱で市役所に到着した。

今日は宝塚の中心街に新しくできる宝塚市立文化芸術&庭園に関する説明会があり出席させていただいてきた。説明会には多くの方々が出席され、この施設への注目度の高さを感じられたと同時に市民の一人として、宝塚のまちを良くしたいと思っている人が多くいてくれていることを嬉しくも感じ、さらにこの宝塚市が市民のために用意してくれた貴重であり大切な場所をより良いものにできるように、又右衛門としてできること。又右衛門しかできないことはやらなければならないとも感じることができた。

 

 そして約一時間の説明会を終え、その帰り市役所から山本にある園芸振興施設あいあいパークまで歩くことにした。


道中、まず大雨の傷跡は残るものの広々とした武庫川が拡がり、つづいて歴史を感じる小浜宿や寺社、地元産業である植木を生産する畑などののどかで素敵な風景をゆったりとした気持ちで眺めながら歩いた。

その途中、ちょうど小学校の下校時間にあたり、ランドセルを背負った子どもたちが楽し気に歩いていた。目が合うと、元気に挨拶をしてくれる子どもや、ひょっとしたら私を知ってくれているのか、ニコニコした顔で何度も見つめてくれたり、手を振ってくれたりする子どもたちに出逢い、何となくほのぼのした気分になった。

しばらくの間、その子どもたちの列に着くような感じで後ろを歩いていているとまるで自分も小学生に戻ったような気すらして、少し不思議な感覚になった。

そして、いくつかの角を曲がり、子どもたちの背中を見送った後の道すがら、

周りの素敵な風景、地元の植物などに触れていると、宝塚で住み暮らし、育てて頂いた一人として、子どもや人、歴史やみどりなど、宝塚のまちの宝を何としてでも守らなければならない、そして新しい人や文化を育んでいかなければならないと強く想った。

 

 

「自分たちのまちは、自分たちの手で・・・」と。

今日は重要な3つのミーティングがあり、朝から都内へと向かった。昨晩の大雨で、自宅付近の一般道には多くの土砂が流れて来ていた。恐らく開発中のところから流れてきたのではないかと思う。その土砂をかわしながら伊丹空港へと向かった。

そして定刻に羽田空港に到着すると青空が拡がっていた。その後空港で待ち合わせしていたパートナーと簡単なミーティングを行い、一緒にJICAを訪問させていただくために麹町へと向かった。そして駅を降りるとコンクリートで囲まれたジャングルは既にうだるような暑さであった。

 

JICAでは、とても忙しいにも関わらず、貴重な時間を割いていただき、私たちの活動主旨や先日訪問したセネガルでの活動報告、マダガスカルにおいての「木彫りの輪プロジェクト」についてなどを話させていただいた。

そして励ましの言葉や、多くのアドバイスをいただくことができ、とても貴重な時間となった。また一歩前にすすめるような感じを抱きながら、次の打ち合わせへと向かった。

次のミーティングは東銀座。とても素敵な活動をされている女性たちのプロジェクトチームとのミーティング。このチームにはあるお世話になっている方から又右衛門の活動を紹介していただき、とても気に入っていただけたようで今回は顔合わせ&初めてのミーティングとなった。

どのようなチームであるか?どのようなプロジェクトであるか?はこの時点ではお話しできないが、素敵なこのチームと今後一緒におこなうプロジェクトが出てくると思うので、楽しみにしていただければと思う。私もとてもワクワクしている。

先日オザキフラワーパークさんで開催されたトークショウで大変お世話になったストロボライト社を訪問した。

ストロボライト社では、テラスやセクションごとのオフィスを見学させていただき、メンバーの紹介をしていただけた。シャイな私は恥ずかしくて顔が上げられないぐらい皆さんに歓迎していただきました。

 

各部屋は、植物の飾り方や量など特色があり、とても個性的でユニークであった。メンバーも同様であった。ただ共通していえるのは、メンバー皆さんの生き生きとした笑顔であった。

みどり溢れる素敵な空間から、素敵な人たちが絡み合い、そこからは素敵なコンテンツやプロジェクトが溢れ出す❗ この生物と植物が見事に共存する空間「ストロボライト ジャングル」は、これからもっと多くの人を巻きこみ、さらに大きくなっていくであろうと感じた。

海外の未開の地も魅力的だけど、この素敵なジャングルに寝袋もち込んで、しばらく住んでみたくなりました。楽しいだろうな~~。きっとこの素敵な方々とも面白い物語が創っていけそうな予感!楽しみで仕方がない。

今回は都会のふたつのジャングル。どちらも、あついが全くちがうジャングルに身を置いて、心と身体が鍛えられたそのような素敵な一日となった!皆様ありがとうございました!

早朝、枕元に置いた携帯電話のアラームが鳴り響く。そして手早く荷物をまとめ、ホテルを出発した。

まだ5時前の新橋は薄暗く、肌寒さが心地良い中、羽田空港へ。そして始発にて福岡空港へと向かった。

今日は九州大学で開催される「全国まちづくり会議in福岡」「花と緑のまちづくりフォーラムin福岡」をご紹介いただき、出席させていただきました。


基調講演はビズでおなじみの八木波奈子氏、ほかに京都府亀岡市の桂川市長はじめ行政の方々や、全国各地で活躍される多くの素敵な方々の講演や事例発表を聴かせていただき、大変勉強になりました。

またフォーラム第一部のおわりに、桂川市長によって「花と緑のまちづくり全国首長の会」設立と、宣言文が力強く発表され熱気に包まれた中、第一部を終えました。

第二部は会場を九州大学から小学校をリノベーションした素敵な場所に移し、その中の会議室において、引き続き事例発表やざっくばらんな意見交換などがなされ、それぞれが熱い想いでお話をされていました。そして新参者の私にも自己紹介を兼ねた時間を少し与えていただき、皆さんに温かく迎え入れていただけました。

 

そしてフォーラム終了後は、バーで簡単な懇親会が開かれ、皆さんで喉を潤しながら、引き続きまちづくり談義をさせていただきました。

そして私は、飛行機の時間もあるので途中で失礼させていただき、街の植栽の視察に行かせていただきました。

その中でもアクロス福岡は、まるで街の中心地に、そびえ立った人口山のようで、その姿は圧巻でした。本当は時間をかけて、じっくり見学をしたかったのですが時間がないため、足早に空港へと向かい、何とかギリギリ飛行機に飛び乗り、伊丹空港へと帰り着きました。

今回、各地の小さなコミュニティーからどんどん大きなムーブメントを起こしていかれた第一線で活動されるリーダーや、亀岡市の桂川市長のようにダイナミックなまちづくりまで多くの生の声が聞けたことはとても参考になりました。また私の考え方と合致すること、少し修正が必要だと感じることが浮き彫りになり、本当に多くを学ばせていただくことができました。

このような素敵な機会を作られ、講演をされた先生方、地元を案内いただいた方々、運営された皆様には感謝です。本当にありがとうございました。また一つ楽しみが増えました。再会が楽しみです!!!

前夜の大雨の傷跡である道に拡がる土砂を避けながら、自宅から空港へと向かった。

今日も東京へと向かうため、雨降る伊丹空港を出発し、羽田空港へと向かう。

羽田に着くと一転青空が拡がっていて、今日の一日は暑いぞ!と感じる日差しであった。

そして午前中は、ペットに関わる素敵なプロジェクトを起ち上げられる方々が運営される店舗内の植栽のご依頼をいただいていたので、そのチェックと打ち合わせへのために両国へと向かった。

空港から1時間30分ほど電車を乗り継ぎ現地に到着。早速メンバーの皆様にご挨拶させていただき、今回のプロジェクトについて話を聞かせていただくと、私たちの活動とリンクするところが多くあり、とてもワクワクするものを感じた。

※その素敵なプロジェクトはまた後日Facebookなどで報告させていただきます

 

そして約1時間の打ち合わせを終えて、駅に向かうととても気になる看板が・・・・

 「江戸ねこ茶屋」・・・・。気になる。気になる。ご存知の方も多いが、吾輩はねこ好きである。それも結構なねこ好きである。期間限定で開催されているようで1時間1500円とのこと。高いか安いかの判断はしかねるが、ねこ好きの方は行かれたらと思います~。

 

そして私は軽く食事を済ませ、電車に乗り込み、次の会議のため大田市場へと向かった。今回の太田市場訪問は、全国花卸協会理事会に出席のためである。今回は木本会長のもと新体制になることもあったためか、いつもより多くの理事会構成メンバーが出席し、各産地の被災状況や次期総会開催、市場法改正による仲卸の役割などについてなど熱い議論が交わされた。

その後、場所を変え品川にて懇親会が開催された。ここでも引き続き熱い議論が交わされる。お酒が入ると少しぐらい砕けた話になるかなと思いつつも、延々と仕事の話が続いていた。

きっとそのような根っからの仕事人間である先輩方であるからこそ、深夜早朝勤務の厳しい業態である花き仲卸を長年営み、一時代を築き上げてくることができたのであろうと思った。そしてその姿勢にはまだまだ多くを学ばなければならないところもあると思った。またそれと同時にこれから変化していく流通に、どのように対応しながら、自らの道を描いていかなければならないのか多くを考えさせられた。

その後多くの皆さんは2次会へと向かわれたようだが、私はまだまだ用事があるので、先に失礼させていただき、いつものように新橋のホテルへと向かった。

 

今日も新しいプロジェクトやねこ茶屋など萌え~~とする一日となった。

さー明日も早朝の飛行機、早く仕事を終えて眠ります・・・・

今回の台風21号によって被害に遭われました多くの皆様、謹んでお見舞い申し上げます。また一日も早く復旧ができますことお祈り申し上げます。

 

また自然の木々や栽培されている多くの植物にも甚大な影響がでてしまい、とても悲しく感じております。

写真こそは控えさせていただきますが、弊社も万全な体制で臨んだものの、自然の猛威にはまだまだ力不足で敵わず、今までになかったような大きな被害を受けてしまうことになってしまいました。ご心配をいただきました皆様には心より感謝申し上げます。

 

ただスタッフの努力によって、ハウスなど構造物の損壊こそありましたが、皆さんから預かった植物への影響は最小限に抑えることができたのではと思っております。
これからも引き続き植物の状況を確認しながら復旧をめざしてまいります。

今回の台風21号による被害は天災なので仕方がないという声が多いのですが、果たしてそうなのであろうかと思うこともあります。

このような大型台風や、猛暑などの今まで起こることがなかった、いわゆる異常気象は、ひょっとしたら人類による開発など、環境の変化が起因になっているかもしれません。そうであれば見方によっては、人災とも言えるのではないでしょうか?

私たちは植物を販売することで成り立っています。であるならば、誰よりも植物に寄り添っていかなければならない企業です。そしてその植物を育む自然、地球環境について真摯に向き合わなければなりません。

まだまだできていないところばかりで恥ずかしいですが、私たちはただ単に植物を販売する企業ではなく、このような災害の起因となる活動に歯止めをかけ、人類が誤った道を進もうとした時に、NO!と言える立場の企業になれるように頑張ってまいります!!!

深夜までの激論が夢であったかのような静かな朝を迎えた。そしてホテルの朝食をいただき、朝から満たされた気分であった。

そして昨日は三回目を迎える「花育」がありますと教えていただいたので、せっかくなのでどのようなものか見学に行かせていただいたのだが、私の勝手な想像では、りんどうを使った生け花かアレンジをするだけかなどと思ってはいたが、それは想像をはるかに超えていた。

りんどう生産者である斎藤正樹氏の作業場にて集合。そこにスクールバスが到着し、大きな声で「おはようございます!」と元気いっぱいの子どもたちが、10名ほど集まってきた。


そこでまず斎藤氏より今日の参加者の紹介と作業説明が行われた。斎藤氏の真剣なまなざしは、昨晩の激論しながら走り回っていた姿と全く異なる表情であった。

まず地元で生産されるりんどうの説明を行う。またおしべめしべの受粉の話など子どもたち全員の真剣な表情がとても印象的である。


そして少し離れた圃場へとスクールバスで向かった。そして実際に畑で育ったりんどうを前に、りんどうの説明と、収穫するタイミングなどを教えてもらう。

そして実際の収穫。子どもたちが大きく育った、りんどうの花を背伸びしながら一生懸命のぞき込んでいる姿がとても素敵に感じる。

そして収穫されたりんどうを再び、作業場に持ち帰り、今度は選別作業体験。全員が規格に合わせた選別を行う。

さらに流通用の箱作り作業も行う。

またアレンジ体験なども行われ、午前中で花育授業を終え、また元気いっぱい笑顔いっぱいでスクールバスに乗り込み帰っていった。

 

冒頭にも書かせていただいたが、見学させていただくまでは、地元のりんどうを使い、リサイクルした花器にアレンジなどを教えるものだと思っていたのだが、それだけではなく地場農業であるりんどうの説明から、生産から出荷までの農業体験も組み込まれており、本当に素敵な花育であると感じた。

 

このたった2日間であったが、自然、植物、生産者や子どもたちなど多くに人に触れ、大切なことをあらためて学ばせていただいた。その衝撃で心も身体も筋肉痛である(笑)

 

お世話になりました。ありがとうございました。素敵な2日間でした!!!

 

さて、宝塚でも地元産業である花卉園芸に関わる「花育・植育」をもっと積極的に取り入れ、地元理解と感性を高め、そして植物に触れながら地球全体を考える活動を企画中であるので、是非楽しみにしていただきたいと思っていま~~す。