四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今週はお盆商戦に、台風、素敵な出逢いという強い風を感じる週となった。

 

週の初め、私たちの主たる事業の花き卸は、お盆商戦の終盤を迎えていた。厳しい条件の中、それぞれの部門のスタッフが工夫を凝らし、チームワークをもって取り組み、体力を振り絞り、無事に走り抜けてくれていた。本当にありがたく、そして頼もしく感じる。

そのような時に、やってきた大型台風。日本各地で大きな影響を残していったが、私たちもその例外ではなく、花きの販売には影響はあったようである。また植物部門においても一緒である。さらに植物管理部門においては、超大型植物などは、強風の影響を直接的に受けることが考えられた。さらにその他の植物も同様である。実際に昨年は大型台風の影響を受けて、いくつかの植物が転倒をしてしまった。またハウスなどの施設が倒壊や損傷を受け、その二次被害を受けてしまった植物もある。現に未だ復旧できない施設がいくつもあり、昨年の台風被害は記憶に新しい。

そのような中、植物を護るためにスタッフが協力し合い、万全の準備を行ったため、今回の被害は最小限に抑えることができたようである。しかしあらためて自然の力を感じることになった。

 

 

また週中には、とてもアグレッシブな方が新しいプロジェクトの打診で弊社を訪れてくださった。その力強い話や方向性には共感させていただけることも多くあり、きっと新しい風が吹くように感じられるものである。

週末には長崎へと向かった。今年になって長崎訪問は3度目になる。過去2回は県庁やハウステンボスなどジャスト植物に関するプロジェクトでの訪問であったが、今回は少し違ったプロジェクトである。ここで詳細を報告させていただけるまでには至っていないが、このプロジェクトは植物、農業、環境にとって大きな意味を成すものであり、また新たな風が吹くことになると思っているので皆さんには乞うご期待である。

台風というリアルな風や、流れなどを比喩した風を強く感じた一週間。全く違う意味の風を受け、台風一過のように目の前には澄んだ青空が拡がっている。この穏やかで輝いた世界をしっかり目に焼き付け、曇る日、雨の日の大切さを理解しながら透き通った世界へと歩んでいきたいと強く思えた。

今日は 猛暑の都会での活動となった。今回の都内も予定がぎっしりでバタバタの2日間となった。

 

1日目は省庁にて私たちの活動や考え方を話し、簡単なプレゼンと各担当の方々とのディスカッションを行うという貴重な機会をいただいた。

そして私たちの活動に興味や関心を強く持っていただけたことは、今後の花き業界にとっては非常に価値があることのように思う。今後もこのような機会があれば率先して取り組んでいきたいと思う。

その後、スペイン大使館に顔を出し、諸々の報告と情報交換をさせていただいた。そして再び霞が関に戻り、ミーティングの時間と、ご指導をいただいた。

 

ちょうどこの日は各省において「こども霞が関見学デー」が開催されており、私は国土交通省の屋上庭園で、2日間限定の『空の公園』を見学させていただいた。

屋上庭園では、既存の建築物への屋上緑化技術の適用検討と効果検証を通じた、 屋上緑化の普及啓発を行っており、新たな活用や維持管理方法について検討をしているとのこと。

そしてこの日に併せて、除草と動物とのふれあいが同時にできる「ヤギ除草」のデモンストレーションが行われ、多くの親子が参加して、とても良い表情でヤギや植物と触れ合っていたのが印象的であった。

さらに、暑い中でもロボット芝刈り機や遊具、ベンチなどに興味を持ってとても楽しそうな顔をしていたのが印象的であった。

どちらかというと少し距離があって堅い印象がある省庁に、このように子どもたちが訪れ、省庁の役割や取り組みなどを知る機会はある意味、考え方のバリアフリーにつながるとても素敵なことであると思う。私が小さなときにもこのようなイベントがあれば、ひょっとしたら違った道を歩んでいたかもしれないと感じた。いずれにしてもまた機会があれば、子どものように色んな省庁を周り、色々学んでみたいと感じた。

そして国交省の屋上から国会議事堂を眺めることができた。とても良い眺めである。

国会議事堂と言えば先日バリアフリー化について議論がされていたのをTVなどで観させていただいた。

自身で議会に参加できない議員のためや、今後のためにいち早く整備し、バリアフリーを進めるべきとの意見があった。また歴史的な建物であるので改修すべきではないのではという声も上がっていた。

 

私の意見としては、お叱りを受けるかもしれないが、議場の座席については早急に環境整備を行わなければならないが、導線の整備に大きな予算を使って歴史的意義のあるものを改修するよりは、もっとやらなければならないことがあるように感じている。

 

現状の日本でも各地、各施設でバリアフリーが推進され、施工がなされている。その他にも点字による表示や、音による誘導など、不便を余儀なくされている人を補助する設備が整えられてきている。それはとても素晴らしいことと思うし、今後もすすめていくべきだと思う。でもしかし、バリアフリー化が進み、補助設備が整っていても、実際には駅のホームから転落してしまう人もいる。

さらに国土の全体を見てみれば、バリアフリーになっているところは、まだまだごく一部で、普段歩き、車が行き交う道などの生活圏は、ほとんどそのままである。いくら制度を設けて推進しても到底追いつくわけがない。

 

そのような中、今、もっとも必要とされているのは設備ではなく人を支える心や手ではないかと思う。それこそが最も有効であり、その携える心や手があれば、どんな段差でも上ることができ、目の前が見えなくても安心でき歩けるようになるのではないかと思う。

 

にもかかわらず今の日本はどうだろう。設備を整えることによって、満足をしてしまったりしていないだろうか?私はバリアフリー化をすすめると同時に、困っている人にはもっと手を携える、声を掛ける、という「人として当たり前の心」を醸成させる機会を創り出すことに、力を入れるべきではないかと思う。

そのような機会の一つがこの国会のバリアフリー化の問題ではないかと感じた。私はそのためにも敢えて国会議事堂をバリアフリー化せず現状のまま、二人の議員が議会に出席するために、議員が党の所属や意見の対立などに関係なく超党派で補助する姿を、より広く多くの人に見せていただくこともその一つではないかと思う。

 

国会議員の先生方には党利による偏った考え方という障壁を取って国家のために議論をしていただき、私たち国民は仕事や生活の中で自社や自身のことばかりにとらわれないようにつとめるという「心のバリアフリー化」が必要であり、ユニバーサルデザイン化を進めなければならないのではないかと思う。

豊かな国を創るための物づくりが得意な日本。それ以上に私は心豊かな国を創る人づくりがしっかりとできる日本でなければならないと強く考える。

 

今日はリーガロイヤルホテルで開催された大阪青年会議所 OB現役交歓会に出席させていただき、セネター会会長や現役理事長、次年度理事長予定者からのあいさつの後、お世話になった先輩や同期メンバー、後輩と久しぶりに歓談させていただいた。

久しぶりに出席させていただき、現役メンバーとともにJC宣言・綱領などを唱えると、現役だった頃を思い出す。

 

私はたった4年間の現役生活でしかなかったけど、その分ぎっしり詰まったJC現役生活を送らせていただいたように思う。

JCが何かも知らないうちに勧められて入会し、1年間新人として色んな研修に参加させていただきフル活動、2年目には国内交流員会 幹事を担わせていただきながら日本青年会議所 国境なき奉仕団委員会に出向。3年目には会員開発委員会の副委員長にさせていただき、最短で理事選挙に挑戦。多くの皆さんに支えられて当選。そして4年目最終年度は人間力育成委員会委員長を担わせていただき、モンゴルミッションのリーダーとして企画運営をさせていただき、あっという間に気が付けば卒業だった。

当時の多くの皆さんに鍛えていただいたおかげで今があると言える。そしてその時の縁で、今もなお多くの大先輩にアドバイスをいただけたり、いろんな方とのご縁をつなげていただけたりしている。本当にありがたいことである。

 

私もその先輩方のように多くの人を繋げていくことができるような先輩にならなければならない。そして綱領にもあるように、青年とは言えないかもしれないが「英知と勇気と情熱をもって明るい豊かな社会を築き上げる」ために率先して活動をしていかなければならないとあらためて強く思った。

 

■JCIクリード

We Believe;

That faith in God gives meaning and purpose to human life;

That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;

That economic justice can best be won by free men through free enterprise;

That government should be of laws rather than of men;

That earth’s great treasure lies in human personality;

and That service to humanity is the best work of life.

◇和訳

我々はかく信じる:

信仰は人生に意義と目的を与え

人類の同胞愛は国家の主催を超越し

正しい経済の発展は 自由経済社会を通じて最もよく達成され

政治は人によって左右されず法によって 運営されるべきものであり

人間の個性はこの世の至宝であり

人類への奉仕が人生最善の仕事である。

 

 

■JC宣言

日本の青年会議所は

混沌という未知の可能性を切り拓き

個人の自立性と社会の公共性が

生き生きと協和する確かな時代を築くために

率先して行動することを宣言する

 

■綱領

われわれJAYCEE は

社会的・国家的・国際的な責任を自覚し

志を同じうする者相集い力を合わせ

青年としての英知と勇気と情熱をもって

明るい豊かな社会を築き上げよう

8月2日3日と山本園芸流通センターで恒例の「山本納涼夏祭り」が開催された。

 

昨年はセネガル出張と重なり、参加できずであったので2年ぶりということになる。

初日、いつものように開始時間少し前に会場に到着。しばらくしていつも担当をさせてもらう「お面売り場」に合流した。

一見怖そうに見える売り子ではあるが、実はそうではないかもしれない。怖く感じているのは実は大人で、小さな子どもたちは結構友好的でよく話しかけてくれる。

ただ明らかに他のお店より並ぶ人が少ないのが気にはなるが・・・(^_^;)

人気のスマートボールコーナーでは、若い学生たちが奮闘し、元気な掛け声とともに盛り上げてくれている。

他にもコイン落としやヨーヨー釣り、金魚すくいなどどこのお店も大繁盛であった。

さらに二日目も薄暗いころから多くの人が詰めかけてくれて恒例のビンゴゲームが始まる頃には最高潮に達し、会場は溢れんばかりの人であった。

何故こんなにもビンゴゲームが人気かというと、無料で参加ができ、すごい景品が当たったりするからである。またその他のゲームも通常のお店とは違い儲け度外視でコスパが非常に高いため、そのことを聞きつけた近隣のまちの子どもたちも大勢参加してくれている。町内の自治会が執り行う祭りなので、町内の子どもたちへのイベント、という考えもあるが、そんなことは関係なしに、来てくれている多くの子どもたちへのおもてなしとして、地元のみんなが持ち出し、大盤振る舞いしているのである。とても素敵な取り組みと言える。

 

さらに、数日前からの企画や買い出し、櫓設営などの準備、そして当日の運営、更に片付けと、業者などに一切任せず、山本の役員である重鎮から若手までが力を合わせ、猛暑の中、休み返上で多くの時間と費用をつぎ込んで作りあげている。本当にすごいと思う。

また飲食も、はやりの屋台はないかもしれないが、露天商の方々の力をかりずに、地元商店会や婦人会の方々が力を合わせて運営しているので、通常のお祭りにくらべて安く提供されている。少しでも地元の子どもたちに還元しようという想いで、みんなで力を合わせて手作り感いっぱいで取り組んでいる。

さらに自治会長が自ら太鼓のバチをもち、盆踊りに多くの人を誘っている。何とも素敵な光景ではないかと思う。

 

本来であれば行政の取り組みもそうであるべきではないかと思う。最近の行政の取り組みでは、見た目だけで本質を見極めることができないままの外部委託など首をかしげることが多い中、地元主体で切り盛りし、数千人の笑顔を産み出している山本。本当に素晴らしいと言える。すごいぞ!山本!!!

そしていつも輝いた眼で、満点の星のようにいくつもの輝いた眼で励ましてくれる子どもたち。ほとんど準備や片付けに参加できていない又右衛門でも温かく迎えてくれる地元の仲間たち。私を「船長!船長!」といつも呼んで慕ってくれる学生たち。全てが前に進む力に変わっていくのを感じる・・・本当に感謝である。

このようなお世話になっている人たちや、一緒に歩んできた植物、園芸の未来を考えると、まだまだやらなきゃならないことがいっぱいあるようにあらためて感じることができました。

いつか必ず外から山本に大きなものをもってきてみせます‼️

今日は1日(おついたち)。

朝一番に自宅の神棚をお祀りさせていただき、氏神様である松尾神社を参拝させていただいた。

 

以前のブログで書かせていただいたこともあるかもしれないが、小さな頃、長尾小学校の隣にある松尾神社の裏山で、「たんけ~~ん(探検)」と言いながら、近所の子どもたちとよく遊んでいた。

 

そしてそんなある日、裏山で遊んでいると木の箱が転がっていた。よく見ると木の箱に「御賽銭」と書かれていて、何でこんなところに転がっているんだろうと思いながら、山の中を走り回り、め~~いっぱい遊んで家に帰った。おばあちゃん子であった私がいつものようにおばあちゃんの傍で、猫を膝の上に乗せて、ゆったりとした時間を過ごしていた時に、おばあちゃんから、神社の賽銭箱がなくなったと聞かされ(何でその話になったか記憶は定かではないです)、「えっ!おばあちゃん。そんな感じの箱なら裏山に転がってたよ!」と伝えたことがきっかけになり、後日無事その裏山で見つかったとのこと。

 

おばあちゃんが「のぶやす。お手柄や。」といって、私に小遣いをくれたのを覚えている。そのお賽銭箱は盗難にあって、宮司様は大変困られていたようで、それが宮司さんからのお礼であったか、おばあちゃんからのご褒美であったかはわからないが、私は「おばあちゃん。お賽銭箱のお金はなくなってたんでしょ?なのに何故、僕にお金をくれるの?」と聞いたときに、「いいの。いいの。今はまだ小さいからもらっておき。」と言われたことも覚えている。きっとおばあちゃんの「今はまだ・・・」の言葉に続いていたのは「大きくなったら、それ以上をこのお賽銭箱に入れられるような人になり、返しなさい。今はそのお金を預かっておきなさい」という意味があったように思う。

そして今はその頃からもうすぐ50年。きっとその何十倍もお賽銭に入れさせていただけたと思う。しかしそれはその何百倍何千倍も私たちを護り、お導きいただけているからだといえる。このような温かな氏神様とのつながりをこれからもずっと続けていけるように頑張っていこう・・・・・

 

その後、いつものように本社、大阪営業所の神棚を祀らせていただき、最後に営業所の氏神様を参拝して、私なりのお一日の恒例行事を行わせていただいた。

それともう一つ8月1日は私たちの会社は新年度の始まりである。昨年度の決算結果は、まだ出てはいないが、台風影響などもあり例年通りとはいかなかったように考えられる。さらにスタッフと意思の疎通ができていないこともあり、私の想いをうまく伝えきれていなかったため、それが起因となり、ギクシャクすることもあった。苦しかった。本当に苦しかった。でもスタッフは、もっと苦しかったかもしれない。大いに反省である。

しかしそのようなときにも力になり、救ってくれようとするのも、またやはりスタッフやパートナーである。その一人ひとりの言葉や行動に学ばされ、勇気づけられた。本当にありがたいものである。

私はこのような素敵なスタッフや周りの多くの人の言葉に今まで以上に耳を傾け、信念をもって、新年度も引き続き、前へ前へと挑戦していきたいと思う。新たな気持ちと体制、そしていつものスタッフとともに・・・・

 

つないだ手と正義という名の剣を離さずに・・・・・

昨年アフリカ西部からやってきてくれたとっても素敵なプロポーションのバオバブくんたちが元気に葉を広げてくれている。

 

昨年のあの台風で大きな影響をうけながらも、しっかり葉を広げてくれている。その生命力に感動である。多くの力を与えてくれる。

 

 

ただこんなにもどっしりした力強い見た目で、葉もしっかり茂らせていても、一番肝心な根がまだまだしっかり張っていなければ、ひょんなことで思いがけない大きなダメージを受けてしまうかもしれない。

それは企業とも似ている。そのことを私にあらためて教えてくれているように感じた。まだまだ勉強しなければならない。もっともっと耳を傾けなければならない。植物にも人にも・・・。

 

 

昨今のTVで話題になっている芸人と企業の問題を見ていると尚更に・・・・・。

今週は国内出張が立て続けにあり、フェリーや飛行機や車で日本を走り回る一週間となった。

 

そのような週中、いつも大変お世話になっているJFグループ生産者協議会に出席させていただいた。

毎年と同じ京都の素敵な施設での開催である。

講演では特別顧問であり日本体育大学 理事長である松浪健四郎先生の素敵な話を聞かせていただくことができました。

その後の懇親会は、これまで多くのことを切り開いてこられた加藤会長による開会の挨拶ではじまり、松浪理事長、加藤会長、東社長と同じテーブルにて美味しい料理をいただきながら、業界の今後などについて屈託のない意見交換をさせていただくことができました。

松浪理事長や加藤会長、東社長は、いろんな面において大先輩であり、いつもながら多くを学ばせていただける存在である。そして何よりも有言実行の推進力をもった方々である。これからも花き業界の将来に向けて一緒に精いっぱい力を合わせて取り組んでいきたいとあらためて感じました。

また園芸研究家でありTVなどでも活躍しているトミーこと富山昌克さんとも少しぶりにお話をさせていただくことができた。トミーさんとは実は同い年ということもあって以前から懇意にしていただいており、シャイな又右衛門の尻たたきと激励をいただける先輩ともいえる存在で、とてもありがたいことである。

 

その他にも生産者の方々や関係者を上げればきりがない、お世話になっている方々との素敵な時間はあっという間に過ぎていき、中締めとなった。

 

普通であればここで盛り上がり終わるところであるが、この会のいつもの無茶ぶりというか、今回、何の前振りもなく明らかに若輩である又右衛門が中締めに指名された。

私の記憶の中では締めは初めてであるのと、周囲には大先輩ばかりなので、辞退できないかと思ったが、全くのそのような雰囲気ではなく、僭越ながら又右衛門が「一本締め」をさせていただいた。

 

そして懇親会は終了。明日早朝から出張があるため2次会は遠慮し、一足先に帰らせていただいた。

そして帰りの車中で初めての経験で緊張のため何を言ったか覚えていない「一本締め」を振り返りながら、一本で締める意味を考えていた。

 

本来、締めはその行事やイベントなどが無事終了した時に協力者への感謝のために行うものと聞いたことがある。確かに今回も素敵な方々によってJFグループ生産者協議会 総会&懇親会が無事盛会で執り行われたので素敵な締めをむかえることができたと考えていた。

 

その一方でこの締めは、生産者、流通との絆をさらにきつくしっかり締め、一体となって将来に向け気を引き締めていこうという号令にも感じた。

何の準備もなく、きちんとした「一本締め」はできていなかったと思うが、新しいことを経験させていただき、学びと気づきをいただけた皆さんに本当に感謝である。

1年後の40周年が楽しみである。

うちの農場には、富士山のような形の1,000年オリーブの他いくつかの非売品がある。

その理由は様々であるが、その中の一つであるプヤ・セルーレアの大株に花が咲いた。

 

花が咲くことは、株にとっては必ずしも嬉しいことではないが、あまり見ることができない花を眺めているだけで、いろんなことが頭の中を駆け巡る。

 

 

その花は深みのあるブルーが輝いているようでもあり、とても寂しげにも感じる。そしてその神秘的な美しさを言葉で伝えきれないもどかしさを感じる。

 

まるで今の自分自身を映し出されているようだ・・・・・。

先日もアップさせていただいたツリーファーン(ディクソニア アンタルクティカ)

 

 

一斉に芽吹いてきた。

 

 

こんな感じで。くるくるっと・・・・・

 

 

ニョキニョキと・・・・・

 

 

まるでお祭り騒ぎ。

 

 

天に想いを届けてくれるかのように・・・・わっしょい。ワッショイ!!!

今日は久しぶりに清荒神清澄寺を訪問させていただく機会があり向かわせていただきました。

 

今回は、境内にある鉄斎美術館別館史料館が訪問場所になる。

 

 

地元宝塚で大変人気のある情報誌「ウィズたからづか」さまより、ここで開催されている「鉄斎の花鳥画」展の花鳥画を観て、園芸に関わる活動家・金岡又右衛門として感じることをインタビューさせてほしい、との機会をいただき訪問させていただきました。

 

着後、すぐに鉄斎美術館 学芸員の細里さまから、とても丁寧な案内をいただき、じっくり観させていただくことができました。

 

そこで又右衛門として感じたことなどは、「ウィズたからづか9月号(8月15日発行)」にて掲載予定ですので、ここでは控えさせていただき是非来月の発行を楽しみにしておいてくださいませ。

 

このような機会をいただけたことで、鉄斎先生の信念や積み上げられてこられたことの一部に触れさせていただくことができ、多くを学ばせていただけました。

 

鉄斎美術館の皆様、ウィズたからづか編集部の皆様お世話になりました。ありがとうございました。また特別撮影許可もいただきありがとうございました。

 

 

その後は、久しぶりに境内を周り、参拝させていただいた後、参道を歩いて、清荒神駅へと向かうことにした。

小さなころ、祖母と手をつなぎ何度も通った参道を、あらためてゆっくり歩くことで、色んなことを思い出し、とても懐かしく感じることができ、素敵な時間となった。

 

また参道の途中には、新しくできた建物や昔ながらのお店が混在しており、それもまたそれぞれ個性があってとても興味深く、この参道は進め方次第では、まだまだ可能性を秘めていると感じ、勝手な妄想まで掻き立てられることになりワクワクすることができました。今後の清荒神の参道に大いに期待です。楽しみです。