四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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花卉園芸新聞6月1日号にバラエングループのオリジナルプロダクツ2製品が掲載されました!私たちが自信をもって送り出す商品ですので紹介をさせてください。
■薔薇園植物場:又右衛門シリーズ万能剪定鋏「オリーブ仕上げ」
バラエングループ 薔薇園植物場から又右衛門シリーズ万能剪定鋏「オリーブ仕上げ」が発売されました。
私がスペインのパートナーナーセリーを訪問した際に目にした大量のオリーブ剪定枝。
通常であればここから炭などに加工され、かなり安価に流通してしまうのだが、もう少しオリーブの素敵な一面を出す提案ができないかと考えたところ、インテリアや園芸雑品に使えるのでは?と思いついた。そして、オリジナルの又右衛門シリーズ万能剪定鋏のラインナップに加えたいと、国内パートナーであり、日本を代表するメーカーである秀久に持ち込み、今回このような特別な鋏を作成することができました。
▼鋏の動画はこちらからご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=BJNiipSuWgU&list=PLXeSKpiXLExJuNWWdNgJr2iKmh
RYqFv5X&index=33
見た目の美しさもさることながら、切れ味も抜群。繊細な枝からしっかりした枝まで簡単に切断し、その切れ味は大切な茎や枝の導管を傷めにくくなっています。普通の剪定鋏より少し小ぶりに仕上げているために、手の小さな方でもとても使いやすくなっています。
オリーブの木の花言葉は【平和】・【英知】など。国連憲章のシンボルにもなっています。
またアフリカ ベルベル人がオリーブの幹に接ぎ木をして増やす技術をつくり、それがスペインに伝わり、その後世界最大のオリーブ産地になりました。そのことによって、オリーブの樹は「人と人、国と国を繋ぐ」シンボルと言われるようになりました。
まさにスペインと日本の代表するものが繋がってできた素敵な製品であると思っています。是非皆様にもご使用いただき、しっかり握っていただき、一緒に魅力ある花き園芸を創っていければ素敵だなと勝手に思っています~~。
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100%天然由来 海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸)であるマリネックスとは?
▪️数百万年前の海底に堆積した動植物の遺骸等が堆積・分散・重合・再合成を繰り返し、地中深くで醸成された海洋性腐植の抽出液です。
▪️ミネラル・ヨード・ビタミン・有機酸・フルボ酸・酵素等、多種類の成分からなる複合有機物質です。
▪️pH約2.3の強酸性、EC約500mS/mの高濃度液です。
▪️環境に配慮し、自然濾過法にて成分抽出し、じっくり醸成しています。
▪️成分と効果についての研究と実証を30年の歳月をかけて行い、農業・環境〜医療・美容まで、様々な分野で研究・実証を積み重ねてきました。
農業や水産、畜産でも長年の実績をもち、有機栽培をされる農家さんや、品評会に出される錦鯉、サラブレッド(競走馬)などにもご使用いただいてきました。
そして以前から家庭でも使えるものが欲しいとのご要望が多くあり、今回お届けすることが可能になりました。
家庭菜園はもちろん、ペットのトイレ消臭、手足・飲み水の除菌、家庭の水廻りや居住空間の消臭・除菌にこれ1本で大丈夫。また野菜などの品質保持にも一役かってくれます。
又右衛門も海外に行くときには必ず携行し、パスポートとチケット、財布の次にカバンに入れるほどで、様々なシーンで活躍してくれています。とくにCOVID-19ではとても役に立ちました。
是非、環境に配慮した様々な分野のプロが手にして放さないマリネックスをぜひ試してみてください。
以上2つの製品は、又右衛門が自信をもってお届けする逸品です。是非とも手に取っていただければです。
ローズガーデン植物部におきまして、6月1日より、私、四代目 金岡又右衛門が厳選したスペイン産の輸入植物、第一弾の販売を開始します。
ユッカ ロストラータ “ブルースワン”、ブラヘア アルマータ、ナンノロプス リチアナ、
チャメロプス フミリス セリフェラ、トリスリナックス、アガベ各種などなど・・・
人気のサイズや稀少種などを含め、各種限定入荷となっています。
品種によっては注文品のため既に完売のものも多数ありますが、ぜひお早めにお問い合わせください!
▼ローズガーデン植物部
所在地:大阪府豊中市原田南 1-15-1 大阪植物取引所内
問合せ:仲卸 ローズガーデン植物部 TEL 06-4866-1212 (FAX 共通)
※上記アップさせていただきましたが6月1日販売同時と共にほぼ完売となってしまいました。次の入荷は6月末にユッカなど。その次は来年度になる予定ですが臨時便が秋にあるかもですので、またご連絡差し上げます。
今回のスペインは訪問では、新しい縁、長く繋がっている縁、一度切れたが再び繋がった縁があった。
さらに新しい構想やプロジェクトが思い浮かんでくるなど、やはりリアルで触れることの大切さ実感することになった。
そして、毎日がバタバタでほとんど寝ていない日が続くなど、体力的には消耗したのかもしれないが、素敵な植物に囲まれたおかげで、明らかに又右衛門は元気であった。
またスペインのナーセリーを周るなか、遠く離れたところからでも駆け寄ってきて「Japon(ハポン)! MATAEMON! KANAOKA!」などと声をかけてくれたり、「日本の活動家だよね!」「又右衛門シール持ってるよ」と声をかけてくれたりするなど、本当に嬉しく思えた。歓迎されこの地を再訪できたことに喜びを感じた。
それはもちろん現地のパートナーのおかげでもあるが、私にこの機会を得ることを許してくれ、日々の厳しさに耐え、支えてくれる個性豊かなスタッフのおかげである。心より感謝である。
別に図に乗るわけではなく、今年後半も海外出張が続く。その中にはワクワクして仕方ないような新しい取り組みもある。そのことを早くみんなで共有し、円陣を組んで笑顔で取り組んでいけるような組織にしていきたく思っている。
私は経営者としては決して褒められたものではないが、目指すべきものがある。それには植物の力が必要である。久しぶりに使ってみよう、この言葉を…
「情熱こそが全てに勝る!」
又右衛門は引き続き、自らの足で現地に赴き大地、植物、人びとに触れることを大切にし、畏敬の念をもって活動をしていきたいと思っている。そんな又右衛門を温かい目で見ていただければです。
長く続いたスペイン編お読みいただき、ありがとうございます。
次のスペインはおそらく10月になるだろう。その前にある次の海外はどこかな???お楽しみに。
午前中のぎふワールドローズガーデン急遽訪問のあと、急いで各務原へと向かった。
今日から3日間、各務原にある内藤記念くすり博物館附属薬用植物園にて開催される、公益財団法人 日本植物園協会第57回大会・総会に出席のための訪問である。
ぎふワールドローズガーデンの余韻にひたりながら約1時間で到着し、車を停めて会場へと向かった。
入口(立て看板あり)に近づくと主催側のスタッフがとても丁寧に案内してくださった。
受付を済まし、荷物を預け、セキュリティーチェックを受けて、会場へと入った。
一昨年は中止、昨年はリモート開催であったために久しぶりのリアル開催である。
そして今回は、協会の総裁でいらっしゃる秋篠宮皇嗣殿下のご臨席を賜るため、一層の厳重なセキュリティーであった。
円滑な進行により定刻に開会式が始まった。
まずは日本植物園協会 岩科会長の主催者挨拶からはじまり、秋篠宮皇嗣殿下より「おことば」を賜った。
続いて来賓挨拶あいさつとして岐阜県古田知事、各務原浅野市長、開催園挨拶としてエーザイ株式会社内藤代表執行役からがスピーチがありました。
その後、来賓である経済産業省貿易経済協力局野生動植物貿易審査室 本庄室長、環境省 自然環境局野生生物課希少種保全推進室 山本室長、農林水産省生産局園芸作物課花き産業・施設園芸振興室 尾室室長の紹介。
続いて表彰式とナショナル・コレクション認定授与式が行われた。
そして総会も行われ、新年度の役員などの発表に続いて、リアル開催されていなかった令和2年からの新入会員の挨拶があり、皆さんに温かく迎えられていた。
さらに時間に余裕があったせいもあるかもだが、以前の広島大会開催前に、日本一のバオバブサバイブプロジェクトを成功させ、その時に入会させていただいた又右衛門にもふっていただき、普段の御礼を述べ、ご挨拶をすることができました。そして1日目のプログラムが終了し、各自ホテルへと向かった。
2日目は、午前中は研修会、午後は各委員会の発表が行われた。
その後、分野別会議が行われ、第3分野会議に出席。終了後、再び大ホールに会員が集合し、分野ごとの発表があった。その中で、第3分野の本年度の研修会は、薔薇園植物場が担当を仰せつかることになった。昨年度は伊豆シャボテン動植物公園というとても素晴らしい施設であったので、正直かなりのプレッシャーである。さらに事務局からも、通常の植物園とは活動が異なる又右衛門の活動や役割に興味をもっていただき、分野を超えた参加希望者を募ればよいのではないかとまで提案いただき、かなりの重責となった。この私にどこまでの提案や提供ができるかわからないが、普段お世話になっている皆さんに最大限のホスピタリティーをもって、お迎えができればと思っている。
このような感じで2日目は進み、夕方閉会式を迎えることになり、実り多い1日となった。
3日目は参加者任意のエクスカーションがあった。
Aコースの東山動植物園とBコースの内藤記念くすり博物館附属薬用植物園の見学があり、私は普段お世話になっている東山動植物園さんにも行きたかったが、今引き受けている大きなプロジェクトにおいての見識を深めるために、薬用植物園コースに参加した。
朝一番は、大ホールにて「感染症時代の再来と克服」と題し、修文大学医療科学部臨床検査学科微生物学 荒川教授の講演を拝聴した。
COVID-19の影響下にある現在においてとても興味が湧き、あっという間の90分間であった。
その後は薬用植物園の見学に向かう。まずは薬木園。薬用のボタンはじめ、痛みをとる薬木や、血圧を下げる薬木などをご紹介いただいた。
続いて薬木園
とてもきれいにデザインと手入れが施されている。植えられているのは抗ウイルス作用があるとされる植物や、医薬品となった植物など多くが紹介され実際に栽培されていた。
このコースには著名な先生方も参加され、途中質問にも丁寧にお答えいただけ、とても勉強になった。
そして屋外の見学を終え、続いて館内施設を見学した。
館内では最新のウイルスや薬の歴史についての素晴らしい展示がされていた。
当時使われていた標本箱や印籠など興味深いものが多くある。しっかりみると全く時間がないので、順次進むようにした。
そして以前何かで見かけたことのある「白沢」の展示もあった。「白沢」とは古代中国の想像上の神獣で病魔を防いでくれるとのこと。説明を聞かれている参加者から「顔を並べて写真を撮りましょうか?」とお声掛けいただいたが、さすがに修学旅行のようなわけにはいかないので自重した。確かにとても失礼ではあるが髭と髪型は近いところがあるかもと感じた。
もしそう思われた方は又右衛門の写真をお飾りいただければ、ひょっとしてお役に立てることもあるかもなのでお試しあれ! 冗談ですが・・・。
これで館内の案内を終えて、再び外に出て温室を拝見し、全ての見学を終えることができた。
そして最後に、この素敵な石積みのガーデンを手掛けられ、この分野では第一人者である神谷さんのサプライズ登場があった。遠くからでマスク越しでもお互いの存在が確認でき、近くによりご挨拶して、双方がやっとリアルで会えました!と喜び合い、あらためてゆっくりお会いし、情報個交換をさせていただく約束を交わして、この地を後にした。
今回、久しぶりにリアル開催となった日本植物園協会 大会・総会。
本当に多くのことを学べ、さらに新しい素敵な縁をいただくことができた。まさに日本植物縁である。
来年は高知牧野植物園である。私も何度か訪問させていただきお世話になっているとても素敵な植物園で学びどころがいっぱいである。楽しみで仕方がない。
そして約3時間で無事に帰阪。その後重要なミーティングを終え、荷物を詰め替えて新しい旅に出かける準備を行った。久しぶりの海外。少し緊張しながら眠るとする。とても素敵な3日間に感謝である。
今日から3日間の予定で岐阜に向かった。今回の岐阜は、各務原にて開催される日本植物園協会の総会に出席するための訪問である。
そして、せっかく二代目又右衛門(金岡喜蔵)がこよなく愛したバラの生産拠点である岐阜に行くのであれば、現地で薔薇に触れようと思いたったのに加え、前日に、香川の深井先生がアップされたFacebookに後押しされ、急遽「ぎふワールドローズガーデン」まで足を延ばすことにした。
途中工事渋滞などもあり出発から約4時間かかり、無事に到着。昼からの総会に間に合わせるためには30分少々しかないが、駆け足で施設内を観ることにした。
正面入り口を入ると、まずかわいいモニュメントがあり、その向こうにはバラが一面に広がっていて壮観である。
進んでいくとCENTER COURTと呼ばれる施設があり飲食ができる。1500円前後のランチメニューやパンケーキセットなどもあり、まだお昼前ではあったが結構多くの方が利用されていた。
さらに進むと白いバラのエリアなどがあり、清々しい気持ちになれる。この時期にここでウエディングなどを行いたい人は多くいるであろうな~と感じた。
続いてアーケードくぐり、素敵なバラを観ながら進むと、外観が木製の大きな見晴台のようなものがあり、そこに登ってみると
その先に拡がるローズガーデンが一望できる。
そして振り返ると両脇のバラの回廊の中央に拡がる芝生広場が美しい。
本当はゆっくりここで過ごしたかったが、さっと降りて、進んできた回廊から芝生広場をはさんだ反対側の回廊をバラを観ながら戻ろうとすると、以前からお世話になっているこの施設の責任者でもある上田先生とばったりお会いでき、少しだけ立ち話をすることができた。
まさかこの広い施設と多くの来場者の中でお会いできるとは思っていなかったので、とてもご縁を感じた。
そしてお互い時間がないので今日のところは立ち話で終え、再訪問を約束して、次に進むことにした。
途中、施設内を走る列車や素敵なバラたちにも出会えた。
薄ピンクやオレンジ、黄色、紫などどれもが個性的で素敵であった。そして何よりとてもきれいに管理されていて、その素晴らしさには正直驚かされたぐらいである。
日々の管理などに頭が下がる思いで、見習わなければならないことが多いと感じた。
入場ゲート方面にもどり、奥の方を覗いてみるとお子様の遊具施設や音楽堂もあり、様々な年代の方々が楽しめる施設になっていると感じた。
さすがに駆け足で見学しても、この広い施設を楽しむには時間が足らず、後ろ髪を引かれる思いで出口に向かう時に、一種のバラが目にとまった。
そうそれは「ピース」である。
私が幼い頃に一番好きであった品種で、二代目又右衛門が「ピース」の存在を教えてくれたのを憶えている。久しぶりに「ピース」に逢えるとは、まるで二代目に呼ばれたような気がした。そしてまだまだ精進しなさいとお尻を叩かれているようであり、励ましてくれているように感じた。
素敵なバラたち。素敵な施設。それを支える方々のおかげで素敵な時間を過ごさせていただくことができ本当に感謝である。今度来る時はゆっくり訪れたいと思う。再訪が楽しみである。
今日は雨の中、阪急宝塚線清荒神駅至近にある宝塚ベガ・ホールにてフラワーバレンタインコンサート in 宝塚 VOL.9が開催された。
本来は毎年2月に開催をしてきたが、COVID-19の影響で、今年は5月の開催となった。
午前中、スペインからきてくれた植物の迎え入れを確認し、コンサート終了後にプレゼントするミニブーケを車に積み込み会場へ向かった。
到着する頃の13時には主催の宝塚フラワー&コンサート代表でありソプラノ歌手の長谷川氏がすでに到着しており、無事にミニブーケをお届けすることができた。
そして私は一旦大阪営業所に戻り、各種準備や作業を行い着替えてから夕方に再び会場入りをした。
雨にもかかわらず開場前には多くの人がお越しいただけていてとてもありがたい気持ちでいっぱいになった。
そして定刻に開演。しばらくしてオープニングトークとして、又右衛門に声掛けいただき、客席から舞台へと上がることになった。舞台のトークでは進行でありピアニストの源氏さまの問いかけでフラワーバレンタインについてのことと、今回のコンサートのタイトルである【空に輝く! LIGHT UP THE SKY!】にちなんで着用している、全面にマダガスカルの空が映し出されたジャケットのお話をした。
静寂の時間を経て公演が始まる。
歌手の響き渡る素敵な歌声、奏者の素晴らしい演奏に包まれ、とても癒されることになった。
その後休憩をはさみ全部で17曲が演奏され、最後の曲では観客とも一体感のある素敵な公演となった。
公演終了後には、来場者の皆さま全員にミニブーケをプレゼント。
多くの方から普段の活動について温かい応援の言葉をかけていただけ、長く続いている出張の繰り返しで疲れ気味の私はとても強いエネルギーチャージができた。
今回、来場いただいた皆様本当にありがとうございました。
そして素晴らしい音楽を聴かせていただけた出演者の皆様、準備や公演を支えるスタッフや裏方の皆さんには本当に感謝です。
来年は10周年。できれば記念公演のようなものができればですね。私も楽しみにしています。期待しておいてくださいませ。
今日は朝から大事なリモート会議に出席し、その後法務局で急ぎの手続きを行い伊丹空港へと向かった。
少し離れた駐車場に車をとめて飛行場へ向かう。その間に、足元がキュッキュ、キュッキュと可愛い音を出している。
温かくなったのでブーツをスニーカーに履き替え、長く歩くのでインナーを装備したせいかもしれない。まるで小さな子供が履いているサンダルのような感じである。
周りの人に、いい大人がそのような靴を履いているの?と思われないか心配しながらの出発となった。
空港で、大きな窓から飛行機を眺めるのが好きなので、今日もいつものように写真を撮る。とても素敵な青空が広がっている。今日は雨男と言わせない。ただせっかく持ってきた折りたたみ傘が少し寂しげにも感じた。
飛行機が定刻に離陸すると眼下には私たちの大阪営業所が見える。スタッフの姿を探したがさすがにそこまでは確認ができなかった・・・。
そうして福島上空を通り、まだ雪はある山なみを見ながら、仙台空港に到着。
今日は、私が加入する団体のミーティングに出席するための仙台訪問である。空港を出るといつもならレンタカーを借りての移動だが、今回は市内に行くためだけなので、アクセス鉄道を利用して仙台駅へと到着した。
その後ホテルにチェックインだけ済ませ、重たい荷物を少し軽くして、足早にミーティング場所へと向かった。会場にはほぼ定刻にみんなが揃い、早速資料に目を通しながら今後の団体のあり方や、事業などについての意見交換を行った。そしてどこの団体も同様に抱えているであろう課題などを話し合うことができた。
私もいくつかの団体に加入しているが、そのような中で、よく口にされるのが団体や組織の若返りについてである。私も若返りは大いに賛成ではある。できれば少しでも早く後進に道を譲れればと思っている。しかしながらただ単に役員の年齢を引き下げればいいというわけではないと思っている。
長老と言われるような人の中にも常に新しい発想や考え方を提案している方もいらっしゃるし、若くても積極性に欠ける人もいるのでただ単に年齢でフィルターをかけることはむしろ逆効果になる場合もある。かといっても試験があるわけでもないし、そもそも個性的な色んな考えの人たちが議論することに価値があるので中々難しい課題である。今後の進め方には皆様からもご指導をいただきたいと思っている。
今回、久しぶりにリアルでのミーティングで、やはりリアルならではの良いことも沢山あり、とても有意義な時間となった。何とか少しずつではあるが移動に関する障害が減ってきたので、そろそろ又右衛門も以前のような活動を再開し、リアルで植物に逢いに行きたいと思っている。
さ~大阪に戻れば来週から始まる出張ラッシュの準備をしなければならないので大忙しである。無事に出張に出られるようにそれまでトラブルなく過ごせることを切に願うばかりである。
今日は、千葉での取り組みのため毎度ながら朝一番の飛行機で羽田へと向かった。
出発前にテレビでみた今日の占いでは、私のおひつじ座の運勢は何と12位!なんだかな~~と思いながら空港へ。
今日は雨は降らないだろうと思い、傘は持たずの搭乗である。そして定刻に羽田空港に到着。そこからは電車を乗継ぎ、外房線で目的地へ向かう。
電車の座席でデスクワークを行っていたが、「特急わかしお」は結構揺れるため撃沈。
その後は静かに車窓を眺めながらお昼前に目的地へと到着し、先着のバラエンチームの環境技術チームと合流した。
ミーティングは午後からのため、ランチミーティングにして地元のお魚をいただいた。
やはり美味しい。この辺りの海は地形的に海流も素晴らしく、指折りの漁場であるので、そこから届く魚介は新鮮で美味しい。特にタコは噛めば噛むほど味が湧き出てくるような感じで、とても美味しかった。
ミーティングの内容も、将来に向けて様々なことが思い浮かび、さらにランチを美味しくさせてくれるものであった。
昼食後、初めて顔合わせする方々に私たちの活動をお話し、行政の課題とのすり合わせを行なった。
打ち合わせの内容については、ここではまだ書くことができないが、環境対策だけではなく農業、水産、畜産においていくつか提案をした。教育や福祉などの取り組みについてもお話をしたところ大いに共感していただくことができ、プロジェクトが一気に前に動きそうである。とてもやりがいがあることであり、楽しみで仕方がない。
2時間余りのミーティングもあっという間のように感じられるぐらい中身の濃い話ができたと言える。きっと行政や市民、私たちにとって価値ある、三方良しの取り組みになると思うので、乞うご期待である。
帰路に着くまでもチームメンバーと今後についての話や驚くような新しい研究についてしっかりと話し合うことができ、とても素敵な時間となった。
そして東京駅で別れ、私は羽田経由で、伊丹空港をめざすことにした。
帰りの飛行機でこのブログを書いている。具体的な取り組みや場所について今はまだ触れられないので、本当はこのことはブログでは書かないでいようとおもっていたのだが、あまりにも飛行機の窓から見た富士山と夕焼けが綺麗だったので、その写真が載せたくてついつい書いてしまいました。
さ~~これからまた一つやるべきことが見つかった。植物とチームの力で社会の課題解決に挑戦していくぞ~~(^^)v
GWといえば、一般的には「ゴールデンウィーク」ということになるのであろうが、「みどりの日」や「子どもの日」など花き園芸に関わるイベントがあり、続いて一大イベントである「母の日」がすぐそこに控えているので、花き園芸業界にとっては「がんばるウィーク」「ガッツウィーク」というぐらいである。
そのようなイベントに際し、パートナーはじめスタッフの方々のたゆまぬ努力に敬意を表したいと思う。
そして今日5月4日は「みどりの日」であることは多くの国民に浸透してきているが、実は【植物園の日】でもあるのです。
私も所属しています日本植物園協会では、平成19年度より5月4日「みどりの日」を【植物園の日】を位置付け「ふるさとの植物を守ろう」をテーマに活動を進めています。
それもあって何とか植物園に足を運ばなきゃと思い、昨晩かなり遅く?朝?までかかって提出書類を概ね仕上げて、今朝のミーティング終了後、最近とてもお世話になっている植物園である地元兵庫県の淡路島夢舞台・あわじグリーン館へと向かった。
途中、長い渋滞などがあり、通常の3倍近くの時間を要することになってしまった。さすがGWである。そして少し疲れ気味ではあったが無事目的地に到着することができた。
夢舞台・あわじグリーン館は、世界的な建築家、安藤忠雄先生デザインの建築と、シンガポールや日本各地で活躍するランドスケープアーキテクトでもある稲田館長がプロデュースする植物の展示で、兵庫県が世界に誇れる魅力ある植物園です。
到着してまず受付を済ませると、正面玄関には又右衛門の取り組みをポスター掲示してくれていた。
そう、先月から、この温室の一角「しんかのにわ」に又右衛門プランツたちが活躍してくれている「Heritage Plants – 四代目金岡又右衛門コレクション」が新設されている。
今回はその生育状況の定期チェックのための訪問でもある。
受付後すぐに副館長に迎えられ、設置されて間もない又右衛門プランツたちの状況を一緒にチェックしていくことにした。
まず入口から順路を進むと元気そうにしているディクソニア アンタルクティカ(ソフトツリーファン)が目に入ってくる。遠目ではあるが元気そうでホッと一安心である。
そして、さらに進んでいくと、以前から設置されているアロエ ディコトマなどが出迎えてくれる。
もう少し進むと開花を終えたプヤ チネンシスに出会える。開花後は枯れる場合が多いのだが、この子はどのようになるのか?全く元気そうなので、引き続きチェックしていきたいと思う。
さらに進み開花を終えたヒスイカズラの回廊を潜り抜けると、新設された「Heritage Plants(しんかのにわ)」に繋がっている。
まずそこには「マクロザミア ムーレイ」がいてくれる。もう5年前ぐらいになるであろうか、オーストラリア政府から特別許可が出され、パートナーと現地に入り、地元環境に配慮し採取、輸入を行なった。ワシントン条約appendix2に属する。今回ここに展示したもので樹齢約800年以上であろうと推察する。
特にこのようにマルチヘッドのものは中々ないので一見の価値はある。
そして隣接するところには、これもオーストラリアからのディクソニア アンタルクティカが約10本展示植栽されている。
先ほど入口から遠目に写したものがこれである。到着当初は、葉は茶色くチリチリになってしまったものもあったが、しっかり元気な葉を大きく広げてくれていてとても嬉しく思った。
このエリアには他にとても稀少なジュラシックツリーが植栽されていて、植物の歴史や進化の過程を感じられると思うので、是非「こどもの日」や「夏休み」の観察にもおすすめしたいと思う。
そしてこのエリアを過ぎると、メイン展示といえる区域になる。先日のらん展とはまた違った感じで、素敵な植物もあり見どころが多い。
特に現在は、その中央のエキウム(エキューム)が見ごろである。エキウムは地植えでは3m近くもなると言われているが、このサイズでも迫力は満点である。ちょうど良い時期に訪問できたと言える。
ウィキによると、小さな赤い花が螺旋状に咲いており、その外見から「宝石の塔(Tower of Jewels)」とも呼ばれるとのこと。納得である。
またこのエリアの近くには、これも現地を訪れ日本に輸入してきたグラスツリーが。その中でも人気が高いグラウカ、さらに希少なアンガスティフォリア(グラスツリー・グラウカ・アンガスティフォリア)のマルチタイプである。この種は今後、日本に輸入することが極めて困難なため、是非チェックいただけたらと思う。
こうして、又右衛門プランツが元気にしていることが確認できると、この地を後にすることにした。
今日は忙しい中、副館長に対応いただけありがたく思う。
現場スタッフの皆さんには挨拶できなかったが、植物の元気な姿をみて、日々お力をいただいていることが伝わってきた。本当にありがたいことである。関係者の皆様に心より感謝である。
このように日本各地には素敵な植物園がたくさんあります。是非このGW(私はグリーンウィークと言ってます)には植物園へと足を運んでいただければと思います。
ではでは次の訪問までしばらくバイバイである(^^)v
今日は、天気予報ではほぼ100%晴れであるという予報だったので、とあるプロジェクトのために横浜で開催されているガーデンネックレス横浜へと向かった。
ゴールデンウィークが近いためか飛行機は結構混雑していたが、定刻より少しの遅れで無事羽田に到着。雨はなくホッと一安心である。
そして特急並みの素敵な車内である京急線にて横浜へ移動し、初めて乗る相鉄線とバスを乗り継いで目的地であるガーデンネックレス横浜の見どころでもある【里山ガーデン】会場に到着した。
既に多くの方々が来場されていて、様々な草花が一面に咲いている会場で花を楽しむ人、写真を撮る人など、それぞれ笑顔で話していたのがとても印象的であった。
特に女性が多く来場されていて、親切な会場スタッフによる説明を真剣な面持ちで聞いていた。
私も管理についてなど聞きたいことがあったので、いくつか質問をさせていただいた。ご苦労も多くあるだろうなと察したが、笑顔の対応はそれをあまり感じさせないもので、しばらく人の動きや視点などを観察し学ばせてもらうことができた。
里山ガーデン会場を過ぎ、木漏れ日がさす回廊を過ぎると、多くの鯉のぼりが風にそよいでいた。
その中に、レッサーパンダ?のぼりやペンギンのぼりもあり、何だかほのぼのとした気持ちになれた。ただ鯉に紛れて何故動物?と思うが、里山ガーデン会場は有名な動物園である「ズーラシア」と隣接しているためであろうと思われる。私はこのようなちょっとしたアクセントにユニークさを感じるので良いなーと思った。
あと鯉のぼりの湿地エリアと里山ガーデンを結ぶ道は、簡単な整地だけで舗装はされていない。その理由は看板に書かれている通りである。私はこれがとても大切であると考えているので、実践されているこの場所は、自然に対して向き合う姿勢がとても素敵であると感じた。
里山ガーデンはゴールデンウィークで一旦、春の開催は終了し、次は秋開催になるとのこと。また機会があれば訪れてみたいと思った。
そして、ここまで来たならせっかくなので「ズーラシア」を見学したいと思い、会場からの無料シャトルバスに乗り数分で到着。
時間は昼食時間を割いてつくれるぐらいしかなかったが、天気が良いこともあり、入場することにした。
園内は広々としていて、世界が熱帯雨林やサバンナなどの地域ごとにゾーニングされており、その地に棲む動物たちが過ごしていた。
私はこの広いエリアをバスを使って約1時間駆け足で観たためにほとんど写真はないが、そのような中でも参考になることが多くあった。
又右衛門の仕事柄、以前から植物園との関係性は深くあるが、近年動物園関係の方から問い合わせや相談を受けることが増えてきた。その内容は、地域の動物と植物との組み合わせや、動物の衛生管理についてなどである。
自然界においては、植物、動物、昆虫などあらゆる生き物が共存している。四季のある日本において海外の動物との融合は難しい課題であるが、訪れた方々のために、できるだけ現地の状況を再現してあげた方が良いとも思っているので、今後も研究を深めていきたいと思う。そして息つく暇もなく帰りのバスに乗り、市内において重要なリモート会議とミーティングに出席し、終了後、帰路に着くことにした。
2027年にはここ横浜で国際園芸博覧会が開催される。A1クラスと言う最大規模の博覧会であり、過去に同クラスの園芸博覧会の日本開催は大阪であった。私は当時、まだまだ駆け出しのころで、ユニークな植物などを納品させてもらう程度しかお役には立てなかった。2027年には、私もほぼ引退前の年齢であるので、花き業界のために。植物のために。地球のために。何か役に立てることをしていければと強く想う。今から楽しみで仕方がない。