四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

昨晩、東京でのイベントを終え、朝一番の新幹線で福山(広島)へと向かった。

今回の福山は、現在進行中のプロジェクトと、2025年に向けてのプロジェクトのミーティングである。
めったに乗らない新幹線に少しテンションを上げながら乗りこむ。思ったより多くの乗客がいたので、少し驚いた。

席に着くや否やノートパソコンを開いてデスクワークをしながら西へ向かう。途中富士山が見ることができるかな?と期待はしていたのだが、やはりレインマンの私には厚かましい期待であったようで、うっすらとも見られず、ひたすらパソコンの画面だけを見ながら、約3時間半で福山駅に到着した。

そこから市バスに乗継ぎ、午前中の訪問予定であるパートナー企業ダイキシステム社を訪れた。
この会社は、3年前にJETROの輸出大国コンソーシアム支援企業として弊社が採択された事業である「省スペース型セラミック栽培式植物工場」のハードの製作でご支援ご協力いただいている企業であり、大変お世話になっている。

今夏にも、試験栽培などのご協力も積極的にしていただき、大変助けられている。そしてそのお礼と今後の進め方などについてお話をしてきた。

結果としては今後も引き続き一緒に取り組んでいただけるという力強いお言葉を頂戴でき、また新たに提案できるものもご紹介いただけ、一歩前にすすめることができたように思う。今月末からの海外出張での良い提案に繋げられると感じたので楽しみである。

ミーティング終了後、わざわざ社長自ら駅まで送っていただいたのだが、その途中では、街の案内までしていただいた。本当にありがたく、今後も一緒に色んなことにチャレンジし、多くを学ばせてもらいたいと素直に思えた。

午後は、庁舎に向かい第20回世界バラ会議福山大会2025に深く関わられる上田先生を訪ねた。上田先生は「ぎふワールドローズガーデン」理事なども担われ、バラについては上田先生抜きでは考えられないというほどの方で、以前より大変お世話になっている。そして2025年の世界バラ会議の協会が設立され、上田先生が要職に着任されたのをお聞きしてご挨拶に伺った。

弊社から今年リリースする新資材「バラ専用アーバスキュラ―菌根菌」の報告と説明をし、しばし業界やバラ会議などについてお話しし、貴重な情報もいただくことができた。

そしてテーブルでのミーティングを終えると駅前のガーデンを案内してくださった。実際にバラを目の前にして色々お話を聞かせていただき、多くを学ぶことができた。

上田先生は数日後、シドニーにて開催されるバラ会議出席のために渡豪とのこと。私も移動が多いが先生も非常に多くのことに関わられているので移動が多く大変なようであるので是非体に気をつけていただきたいと思う。そう願いながら新幹線に乗りこみ帰路についた。

2025年には世界バラ会議福山大会、大阪・関西万博がある。さらに2027年には横浜国際園芸博覧会があり、花き園芸の役割がかなり大きくなるであろう。とても楽しみである。そのようなときにしっかりお役に立てるよう引き続き世界を駆け巡り、多くの縁を繋ぎ準備をしておきたいと思う今日この頃である。

熊野から日帰りの車の旅を終えて、次は飛行機で東京へと向かった。

今日は、TOKYO2020開催後1年の節目で、アスリートが残した数々の功績を称え、関わった全ての方に敬意を表し、再びスポーツの力を分かち合う「Thank you Tokyo! Festival and Ceremony」が国立競技場で開催され、来賓としてご招待いただき出席してきました。

1年前に観戦することができずに、正直残念な気持ちもあったので、何とか都合をつけて出席してきました。

定刻16時からのセレモニーを観覧しました。
冒頭、安倍晋三元首相の黙祷にはじまり、IOCバッハ会長のお言葉、世界のアスリートからの開催に際しての感謝のメッセージが映し出されました。

そのビデオメッセージのほとんどが、このような世界的なパンデミックの中、日本でしか開催はできなかった本当に「ありがとう!東京!」「ありがとう!日本!」と繰り返され、それを聞いているだけでも込み上げてくるものがありました。

また、遠いステージ上には女子400mハードルのアメリカ代表金メダリストであり、大人気のシドニー・マクラフリン選手が立ち、1年前の五輪についていろいろ話をされた。私はオーロラビジョンに映し出されたマクラフリン選手を食い入るように観させてもらった。

皆さんからのメッセージの後には、王者フィージーとの7人制ラグビーの試合、女子走高跳オーストラリア代表銀メダリストのニコラ・マクダーモット選手や、女子1500m日本代表の田中希美選手など豪華メンバーによる障害競走、男子やり投げインド代表金メダリストのニーラジ・チョプラ選手、女子やり投げ日本代表の北口榛花選手による的当てなどが行われた。
その後、次回パリ五輪で正式種目入りするブレイキンのパフォーマンスが繰り広げられ、とても楽しませていただけた。

そしてサプライズ。先ほどオーロラビジョンで食い入るように観ていた金メダリストのシドニー・マクラフリン選手はじめ、女子マラソン銅メダリストのモリー・セイデル選手などが、同じ来賓席に・・・・・

この光景にさすがの又右衛門も緊張。
ただこのような機会はもう生涯ないだろうと思い、意を決してマクラフリン選手に「一緒に写真を撮らせていただきたい」とお願いしたところ快諾いただけた。それもこんな素敵な笑顔で・・・・・。

各選手それぞれが独特なオーラを放ち、さすが世界を代表する方々だと感じた。

最後は今大会を支えてくれたボランティアスタッフの方々が競技場に集まり、参加者の皆さんから、大きな拍手が送られフィナーレとなった。

今回、パンデミックによる課題や制約があった中でもアスリート、コーチ、ボランティアスタッフ、そして世界中で応援する多くの人びとの力によって、スポーツを通じ世界中が一つになったと言えるのではないかと思う。賛否両論ある中での開催ではあったが、この大会に関わらせていただくことで、多くを学ぶことができたのは事実。もう私が生きている中での日本開催は難しいであろう。本当に素敵な機会を嬉しく思う。

「Thank you Tokyo」と私も言いたい。きっと国立競技場に植栽された又右衛門オリーブもそう思っているに違いないと感じられた。とても感慨深い1日であった。

13日に都内より戻り、14日は大阪でバタバタといろんな業務。何とか終えることができたので、眠い目をこすりながら、友人が関わるイベントに参加するため、朝一番、車で熊野へと向かった。

行楽シーズンと、全国支援キャンぺーンが始まったせいか、西行きの車は大渋滞。そのような光景を横目に見ながら、和歌山方面を目指した。

休憩をはさみながら高速道路をひた走り、約3時間で田辺まで到着。ここから下道で熊野古道に沿って北上である。

その入口付近で、目に飛び込んできたのが須佐神社の看板。その名の通り御祭神は素戔嗚の尊。私が最も崇める神様である。思わず車を Uターンさせて階段を上がり参拝することにした。

神殿前で祝詞をあげていると宮司様にお声掛けいただき、お祓いをしていただけた。何ともありがたいことである。

この時期には出雲の神在祭の時期であり、出雲へ行くときには須佐神社には欠かさず参拝しているが、今年はまだ予定が決まらず行くことができるかどうかわからなかったので、この地で参拝できたことは非常に嬉しく思えた。

そして再び車に乗り込み先へと進む。道中渋滞もなくスムーズであったために目的地である熊野高原に1時間半ほど早く到着したので、ここまで来たならせっかくなのでと熊野本宮を参拝した。

熊野本宮は確か2年ぶりになるであろう。特別な空気に包まれながらリフレッシュし、とんぼ返りで高原を目指した。途中で買った好物のめはり寿司を頬張りながら、無事定刻に目的地付近には到着したが、少し無責任なナビのおかげで迷ってしまい、とんでもない山道を走り続け、やっとの思いで目的地であるSEN.RETREATさんに到着した。

今日はここで世界的に活躍され大きなイベントなどでもパーフォーマンスをされている書道家、堀真澪さんのワークショップがあるとお声掛けいただいての参加である。
そしてお声掛けいただいたのが、これまた凄くて空手で世界チャンピオンにもなった木幡さち子さんである。さち子さんとは以前から面識があり、ある共通の部分もあることがわかってから、親しくしている。そしてさち子さんが大阪から熊野に移住されることになり、それもあって今日の再会になった。

到着後しばらくして書道のワークショップがあり、皆さんに加わり、又右衛門も参加させてもらった。

私が書いた字を、赤で修正して、色々なコツなど手ほどきをいただけた。何とも贅沢な話である。

さらに参加者皆さんに絵馬に一字を書いてプレゼントしてくださった。

それぞれの書道教室終了後は、屋外での大きな文字を書く真澪さんのパフォーマンス。
真澪さんが筆をもち半紙に向かうと独特な緊張感が漂い、その中で筆を滑らせていく。まさにプロフェッショナルこそが創り出すことができる空気感である。そして一気に書き上げた字は「夢」である。書道5級の私が言うのも失礼な話だが、力強さと繊細さがある素敵な作品となった。

そしてその作品はこれで完成でなく、参加者それぞれがそこに一字を加えていく。又右衛門が選んだ字は「樹」である。何故この字を選んだかについては、深い意味はないが、何となく思い浮かんだのがこの字であった。

その後皆さんで記念撮影を行い、とても素敵なワークショップは終わりとなった。
さち子さんと真澪さんと、再会と今度一緒に世界の舞台で一緒にイベントをすることを約束して、後ろ髪を引かれる思いで、この地を後にした。

そしてここまで来たのだから、ほど近いところにある素敵な宿「霧の郷 たかはら」を再訪することにした。

オーナーである治安さんに挨拶をと思ったが残念ながら不在であったので、少し腰をおろして、素敵な景色の前でコーヒーをいただいた。

ここから眺める熊野は絶景である。とても素敵な風が吹き、お気に入りの場所である。しばしこの自然に身をゆだねながら素敵な時間を過ごした。

カウンターで治安さんへのメッセージを残して、スタッフの方に再訪を約束して、車に乗り込み、帰路に就くことにした。
約4時間で会社に到着。その後少し用事を済ませて、無事自宅に帰ることができた。

そして、真澪さんに書いていただいた絵馬がこれである。

まさに今日一日素敵な縁に恵まれた日になった。本当に神様や皆さんに感謝である。
そして再会、さらに一緒のイベントなど楽しみがいっぱいである。

今回いただけたご縁がどのように広がりをみせていくか楽しみで仕方がない。

月曜日の夜に帰国し、2日間仕事を行い、今日は関東へと向かった。

清々しい秋晴れの中、いつものように伊丹空港を出発。
乗る前に、富士山が見える窓側に座席を変更してもらった。見慣れた地上勤務の方が「少し翼がかかって見えにくいですが」と言ってはいたが、実際に座席に座ると少しと言うレベルでないな~~と笑いながら羽田へと向かった。

機内では眠気でフラフラしながらも、今日の会議資料を読み込みながら向かう。
途中急激な眠気に襲われ十数分眠ったのか、窓からの景色は真っ白であった。たまにはこんな景色も良いかなと思いながらウトウト。普段は飛行機内では眠れないタイプだが、数日前のスペインでの無理がたたったか?飲んだ薬が体に合っていなかったか、不調のままの出張となった。

羽田に着くとそのままリムジンバスに乗り、幕張メッセへと向かった。今日はGARDEXという展示会の視察と、主催者との打ち合わせのための訪問である。

会場に着き、全体を見回すと、昨年より随分多くの方が来られている印象である。

そしてまずは主催者の方と、私どもの又右衛門オリーブが飾られているVIPルームにて、今後についての打ち合わせなどを行った。

その後、会場見学をしたが、スペインの展示会より帰ったばかりなのもあり、やはりもっと植物の展示が多くなければと思ってしまう。来場者も少しターゲットが変わってしまうように感じるところもある。
ただこの辺、主催者も課題としてとらえているので、何らかの策を練ってくれるであろうと思うので期待したい。

じっくり見たいところもあったが、制限時間があり駆け足で全体を見渡した。植物、野菜工場、園芸資材、水産資材、畜産資材とバラエングループが手掛ける事業を網羅した展示会であるので、久しぶりに出展を検討するのもいいのかなとも思いながら、会場を後にした。

午後は、来年2023年に開催予定のドーハ・カタール国際園芸博覧会の屋内出展実行委員会に出席のために霞が関の農林水産省へと向かった。

委員会では、多くの会議体でご一緒している諸先輩方と再び一緒になり、様々な議論をさせていただけた。

先日アルメーレ国際園芸博覧会が閉会したばかりと思えば、もう来年はドーハ・カタールである。

ドーハ・カタールと言えば酷暑であるが、世界の気候は変わり日本やその他の国々も、そのような気候に近づきつつある。是非、ドーハ・カタールでは現地が直面している問題、世界各国が抱えている課題を植物(みどり)の力で解決できる提案ができればと思う。
私は、見た目に美しい花き園芸の提案も大切であり、他国にない日本の文化歴史の表現、美意識や感性による独自の提案はとても重要であるが、健康な植物(みどり)での課題解決の提案こそが園芸先進国の役割であり、日本が目指すべきところではないかと思っている。

是非2027年開催の横浜国際園芸博覧会では、開催国として世界をリードする提案をしていければと思っている。気がつけばあと5年もない。急がなければならない時期であるのは確か。そのような思いを抱きながら、日帰りの都内出張を終えて帰路に就いた。

帰りの飛行機では、荷物を上げた収納スペースからバッグを降ろすときに、立ち眩みして、フラフラの到着となったが、何とか無事に帰宅することができた。
さてブログも書けたので、少し横になることにします。おやすみなさい。

今日は、甲南学園中学校・高等学校の2022年 第2回ソフィア講演会にて、僭越ながら講演をさせていただいた。

ソフィア講演会とは、甲南学園中高にて年に2回開催される生徒向けのプログラムである。今までにはOBであるスポーツ用品で著名なMIZUNOの水野様や小林製薬の小林様、JAXAの野口様、読売ジャイアンツの桑田真澄様など錚々たる方々が講演されており、私のようなもので良いのか?とも感じながらも、山内校長先生から直接のご連絡をいただき、私としても植物の魅力を若い世代に伝える絶好の機会であると思い、二つ返事でお受けした。

私が少し前に甲南学園の評議員を務めており、その任期を終える時の最後の挨拶がきっかけとなり、今回の講演の依頼に至ったとのことであった。

少し前から連日深夜まで資料づくりに時間を費やし、一人でデモも行い、前々日には講堂で機材の動作チェックも念入りに行い、さすがA型と言えるほどの態勢で本番の朝を迎えた。

学校に到着し、校長先生と少しお話をして、早々に講堂に移動し講演のセッティングと、今回の講演に関わるアフリカバオバブの木とマダガスカルの木彫りを陳列した。
今日の講演は「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」と題し、バラエングループと4代目金岡又右衛門としての活動などを、午前と午後、中学校、高等学校に分かれて、100分と質疑応答の10分との2時間弱の持ち時間で行う予定である。

そしていよいよ午前高校生の部の本番スタートの時間になり、生徒代表が丁寧に私のプロフィールを読み上げてくれた。
かなり緊張はしていたが、先日のシャンプーハットのてつじさんからいただいた助言を胸に、元気よく?舞台へと駆け足で出ていった。

講演は結構長いので、生徒たちの集中力を保つために、動画をいくつか差し込み、質問形式も取り入れて進めた。植物の名前を答える質問では、多くの生徒が積極的に答えてくれたり、予期せぬスライドで盛り上がったり、多くの生徒がコミットしてくれて、演者としても大変助かり順調に進めていくことができた。

講演の途中では動画の際に、又右衛門はジャケット姿にお色直しさせてもらったり、普段着の口調で自由にお話をさせてもらったりし、ちょうど定刻に講演を終えることができた。

そしてお昼休憩には生徒や卒業生が来てくれて、短い時間ではあったが有意義なお話をさせてもらえた。中には中学校時代から京都大学と研究をしている生徒さんがいて、高校生とは思えない取り組みをしていることを聞かせてもらい、驚きと将来への期待が膨らんだ。また庭師をめざしているという卒業生も挨拶に来てくれて、素敵な時間を過ごさせてもらった。

午後からは中学生。基本は午前中と同じ話ではあるが、始める前に校長先生から「午後はおしてもいいですよ」と言っていただいていたので、少しスピードを遅くするなど、ちょっと工夫をした。

講演中は先ほどの高校生とは違った反応があったり、面白い盛り上がりをするところもあったりで、少し時間はおしてしまったが、2時間強で無事に終えることができた。最後に花束までいただけ、緊張はしたものの、とても楽しい時間となった。

講演をさせていただいたから言うのではないが、改めて甲南学園は素敵な学校であることを認識した。
今回の講演は午前午後合わせて4時間超。生徒約1,100名、そのご家族、学校関係者を含め、さらに1週間の限定者のみのYouTube公開を含めると2,000名近くの方にお聞きしていただけたようである。
このように多くの人に植物から預かったメッセージや、又右衛門の想いを伝えることができ本当にありがたく思う。
そして今回の講演を通じて若者たちが、一人でも多く植物への関心を高めてくれれば本望であるし、少しは植物への見方も変わってもらえたのではと勝手に思っている。と言うのも講演中はとても素敵な輝いた眼で見つめてくれていた生徒が多くいたからである。そのような眼の残像と、のどの痛みを心地よく感じながら、学園を後にした。

最後になりますがあらためてこのような素敵な機会をいただいた山内校長先生はじめ学園の皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。先生方や生徒の皆さんから多くを学ばせていただくことができました。またいつかさらに成長をした生徒の皆さんに会えるのを楽しみにしています。

さ~~次の舞台はどこの学校かな???(笑)楽しみである。

今日は一日とても大切な日となった。

午前中は、都内にて今後の私の活動において大切になるであろう方とのミーティングであった。その方への期待度は大きいのだが、その分責任も大きく、中々次のステップへと進めないでいたが、いくつかの事象が重なり、見えないものから後押しをされたようなタイミングもあり、今回は大きく前進することになった。きっとパートナーとして大いに活躍してくれるであろうと思っている。楽しみである。

昼からは霞が関へ。今後の花き園芸業界についての情報交換とアドバイスをいただくため
むかった。とても忙しくされている方であるので制約はあったものの時間オーバーしてまで貴重なお話ができた。今後についての進むべき道が少し見えてきたような気がするのと同時に、自らの役割も少しずつ明確になってきたので、今後はさらにギアを上げて進んでいこうという気持ちになれたのが嬉しかった。

その後、足早に移動して『金澤大樹と愉快な仲間たち(金澤大樹くんを偲ぶ会)』の会場へと向かった。
会場には既に多くの方がお集まりになられていて、初めてお会いする人、再会する人などご活躍の方々が多く、生前の大樹君の担っていた役割の大きさを感じることができた。

私は大樹君とは、トルコ アンタルヤ国際園芸博覧会 屋内出展委員会の委員として隣に座った時からのご縁であった。人柄もよくクレバーな方だという印象であった。そして私よりは随分若いがとてもしっかりしておられて、皆さんが思っているように将来を大いに期待される若手であったと言える。
その後は密接に一緒にプロジェクトを行ってきたというわけではなかったが、あるプロジェクトでお父様の金澤美浩さまにアドバイスをいただくことがあり、幾度か矢祭にもお伺いした。きっと大樹君がお父様に私を引き合わせてくれたのだな~~しみじみ感じることになった。

偲ぶ会では、多くの方から素敵なエピソードなども聞くことができ、私が知らなかったところなども多くあり、本当に皆さんに親しまれ必要とされてきたのだと感じられた。

さらに亡くなってもまだ集まっている花き業界の若手の人たちとの新しいご縁を紡いでいただけ本当に感謝である。

私はもう若手とは言えない歳になってしまったので、少しでも今回の会を設えた全国花き若手会の藤目会長はじめ多くの若い人の支援ができるような取り組みを産み出し、お父様の金澤さまのお力添えをいただきながら何とか進めていければと強く感じている。これからの若手の活躍が楽しみで仕方ない。

今回素敵な機会を与えてくださった藤目会長はじめ多くの皆様、天国の大樹君はじめご家族の皆様。そして参加者の皆様。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

今日は私にとって本当に大切な日となったと言える。皆さんに何とか形にしてお返ししなければです。がんばります。

今日はお彼岸。あぜ道には彼岸花が咲いている。台風が去ってぐっと涼しくなったような気がする。ただまた台風が関東にきているようで、できるだけ被害が少ないことを祈るばかりである。

そして今日は、先日来開催されている阪神百貨店梅田本店にての「世界植物紀行 -WORLD OF PLANTS-」特設会場でのトークショウに出演いたしました。

トークショウでは海外の魅力的な植物の紹介、主にオリーブやバオバブについてお話をしました。遠くからお越しいただいた方もいらっしゃったようでとても嬉しく思っています。

また今回は場所の都合で十分席数が確保できなかったこともあり、事前の予約がすぐに埋まってしまい、ご参加いただけなかった方もいらっしゃったかもで申し訳なく思っています。午前午後の間にはいろいろな方にお声掛けいただきとても嬉しい時間となりました。

そして何と、私たちのイベントと隣り合わせの展示で、以前東京で繋がらせていただいたAKIKOさんと偶然お会いすることができました。

AKIKOさんは、とても特徴的な提案をするアーティストで、以前から吸い込まれるような世界観をもって素敵な作品を世に出している魅力的な方です。AKIKOさんと私が写っている写真の背景にあるのが作品です。言葉では言い表しにくい魅力を感じます。

このような再会もあった今日のイベント。とても素敵な一日になりました。ご関係の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

またの機会を楽しみにしております。

今日は、月末に開催される講演の資料づくりに没頭する日と決めていたところ、TVでもおなじみのシャンプーハット てつじさんからLINEがあり、阪神百貨店梅田本店にてイベント中の「又右衛門の世界植物紀行~WORLD OF PLANTS」に顔出ししていただけるとのことで、急遽私もお店に向かうことにした。

てつじさんは、アヤベダファミリアなど綾部などで多くの人と繋がりを持ち、とても素敵な取り組みをされている。以前に私も参加させていただく機会があり、てつじさんの植物好きもあって、懇意にしていただいている。

この日もご来店され、アガベをお買い上げいただいた。
そして売り場でバオバブやいろんな植物の話でいつものように盛り上がった。その後も、場所を変えてCaféにて植物や競馬のことなどをゆっくり話すことができた。
以前から人前で話すことが緊張して苦手な私は、幾多の舞台で物怖じせず話すてつじさんに、緊張せずに人前で話すコツなどを教えてもらえればと思って、たずねてみたところ「緊張することはその舞台を本当に大切に思えているということ。自分もいつも緊張していたい。」とアドバイスいただくことができた。何か少し肩の荷が下りたような気がした。
これで来週に控えた大事な講演を思いっきり緊張しながらしっかり植物の魅力を伝えられると思う。

その後、用事を済ませて帰宅しようと電車に乗っているところへ、またてつじさんからLINEがあり、進行中のプロジェクトのメンバーが集まるということで、良ければ参加をとお誘いいただき、途中で電車を降りて、折り返してミナミへと向かった。

そこにはとてもユニークな方が集っていて、ご紹介いただくことができた。
それにしてもいつも思うのが、てつじさんの周りには素敵な方がたくさんいらっしゃって、そして皆さんが個性的である。さらに皆さんが能動的で色んなことに積極的に関わる姿勢でいるのがとても逞しくも感じる。このような方々を引き寄せるてつじさんは、本当に魅力的である。

今日一日、多くを学ばせてもらえるてつじさん三昧の日となった。
さ~~てつじさんとも新しい取り組みが出来そうで楽しみである。どのようなことができるか乞うご期待である。

15日は東京へ。朝一番の飛行機に乗るために、少し早めに伊丹空港に到着。余裕をもって手荷物検査を通ろうとしたところ、ストップがかかる。あれ~~何かの間違えかなと思いながら、カバンをごそごそしてみると何と相棒の又右衛門鋏が・・・

そういえば先週、長年使っている鋏がメンテナンスから帰ってきたのを受け取って、鞄に入れていたままにしていたことを思い出した。うっかりである。預け入れの荷物としてもよかったのだが移動に影響が出るため、帰阪の飛行機までカウンターで預かってもらい、定刻出発の飛行機に乗ることになった。搭乗カウンターの方、ご面倒をおかけしました。

羽田には定刻に到着。そのまま大崎へ移動し、月末に控えた大事な講演の打ち合わせとランチミーティングを行った。

そして昼からは日本フラワー館に移動して、全国花みどり協会の第2回理事会に出席した。久しぶりにリアルで会えた方もいて、何か嬉しく感じることができた。

会議終了後は、常宿のある新橋に移動。そこで今後のプロジェクトに欠かせないであろうパートナーとのミーティング。情報交換と今後について話し合うことができた。
その後、ホテルの部屋に戻ってリモートでのミーティング。
朝から深夜まで色んな意味でバタバタの中にも、充実感を味わいながら眠ることができた。

16日は朝一デスクワークの後、浜松町へ移動。
そして浜離宮を横目に観ながら、東京都立産業貿易センターへと向かった。

今日は第7回オーガニックスタイルEXPO2022の初日で、開場前から多くのひとが登録のため列をなしていた。

会場の一番上の階で登録を済ませた後、順番に上の階から見学。

初日ということもあるのと、近年重要視されるテーマでもあることから、会場では熱心に商品や活動を提案されており参考になるものも多くあった。

途中、久しぶりにお会いする方の元気そうな姿を拝見でき嬉しく感じた。

またお世話になっている方たちのブースを拝見することもできた。

さらには初めてこの会場でお会いしたにもかかわらず、意気投合することができ、今後一緒にプロジェクトが組めそうな方々との出逢いもあった。

さすがオーガニックがテーマの展示会。多くの方から学ばせてもらうことができ、また近々展開していく私たちの提案に大きく賛同と期待を寄せてもらうことができ、十分に可能性を実感することができた。

本来であれば丸一日かけて、ゆっくり観て、ゆっくり色んな人と話をしたかったのだが、午後早めの飛行機で会社に戻り、済ませなければならない用事があったので後ろ髪を引かれる思いで会場を後にした。

しかしこの2日間もバタバタであったがリアルの大切さを実感しながら、充実した有意義な活動ができたと言える。このような活動が連鎖して、大きなウェーブになるような気がしている。本当に楽しみである。

9月9日と言えば重陽の節句なので菊のお話をと思ったのですが、私の周りに花き業界の方々が多くこの話題をたくさん見かけたので、私は少し違う分野のことをアップします。

午前中の打ち合わせを終えて、私が専門委員として所属する一般社団法人テラプロジェクトの拠点であり、日本みどりの研究所の所在地でもある大阪富国生命ビル4Fにて3年ぶりに開催される「第3回アンチエイジング&スーパーフードシンポジウム」へ参加してきました。

このシンポジウムは、「COVID-19の時代に消費者から関心が高まっている食の機能性と免疫力、及びアフターコロナ時代に関心の高まっている肌の健康と美容について、学術的な知見と企業からの情報を共有し、健康を考える機会」とあり、バラエングループであるマリネックス社ととても親和性が高いため出席することに。

まずは一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構 機構長/大阪大学 名誉教授・招聘教授/一般社団法人テラプロジェクト 理事長である小林昭雄先生の開催挨拶ではじまりました。いつもながら多方面で博学の小林先生には頭が下がります。

続いて基調講演は 「スーパーフードで免疫力強化」という題で一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構 理事長/大阪大学 名誉教授・特任教授の山口明人先生から、COVID-19についてなどとても興味深いお話を聞くことができ、何か免疫力がついたよう気がしました。

その後も、文末に転載しています素晴らしい先生方からのご講演に、とても多くを学ばせていただくことができました。

そして最後に、お世話になっております近畿大学アンチエイジングセンター 名誉教授・客員教授/一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構 副理事長の村岡 修先生からの言葉で閉会となりました。

アンチエイジングは多くの方々にとって、とても関心の高いテーマであるのをあらためて感じることができたのと、バラエングループの製品や植物もお役に立てることを確信でき、とても有意義な一日になりました。

その後は情報交換会があり出席予定であったのですが、急遽どうしても出席しなければならない会議が入ってしまい、お土産をいただき、慌てて電車に乗りこみました。

最近かなりお疲れ気味の58歳又右衛門。
それでも、もし若く見えるのであれば、明らかにマリネックスのおかげかな???と思っています。
もう58歳、まだまだ58歳・・・・・いずれにしても全力で走ります。

======  記  ======

「第3回アンチエイジング&スーパーフードシンポジウム」
コロナ時代の健康と若さを科学する ~免疫力を高めカラダの中と外から美しく健康に~

【日時】 2022年9月9日(金)13:30-17:00

【会場】 テラプロジェクト・まちラボ Aルーム (大阪富国生命ビル4階)

【プログラム】(敬称略)
■開会挨拶
小林 昭雄 (一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構 機構長/大阪大学 名誉教授・招聘教授/一般社団法人テラプロジェクト 理事長)

■基調講演
「スーパーフードで免疫力強化」
山口 明人 (一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構 理事長/大阪大学 名誉教授・特任教授)

■講演
1.「機能性表示食品制度における 機能性関与成分の分析について」
水越 一史 (一般財団法人日本食品分析センター 彩都研究所 試験研究部 部長)
2.「スーパーフード:新あさひ豆腐の腸内作用と免疫賦活効果」
石黒 貴寛 (旭松食品株式会社 研究開発統括部 副主任研究員)
3.「代謝を高めて腸内環境を整える杜仲茶の効果」
平田 哲也 (小林製薬株式会社 中央研究所研究開発部・担当課長/日本杜仲研究会事務局)
4.「肌の健康と美容から考えるアンチエイジング」
吉井 隆 (近畿大学薬学部 外部講師/ 元P&G SKII技術顧問)
5.「エイジングケア化粧品原料ナールスゲンについて~皮膚の健康を通じて健康長寿社会をめざしたい~」
川崎 元士 (株式会社ナールスコーポレーション 代表取締役)
6.「健康かつ長寿を目指す ~近畿大学アンチエイジングセンターの取り組み紹介~」
森川 敏生 (近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長・薬学総合研究所 教授)

■閉会挨拶
村岡 修 (近畿大学アンチエイジングセンター 名誉教授・客員教授/一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構 副理事長)

【主催】一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構

【共催】一般社団法人テラプロジェクト、近畿大学アンチエイジングセンター、近畿大学ACT「植・食、健康」産業支援プロジェクト

【後援】みどりのイノベーション推進会議、一般社団法人まちラボ産学技術ユニオン

【協賛】旭松食品株式会社, 一般財団法人日本食品分析センター, 株式会社ファイン, 株式会社フローレンス(50音順)

【お問合せ】一般社団法人国際スーパーフード・アンチエイジング学術機構
TEL:06-6312-3407
FAX:06-6312-3410
E-Mail:info@superfood-science.org