四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

8月8日は「ひょうたんの日」、皆さんご存知でしたか?と胸を張って言いたいところではあるが、実は私、ひょうたんから多くのご縁をいただいているにも関わらず、このことは頭に入っておらず、全てのミーティングを終え、帰路にて同行いただいたパートナーから教えてもらったのである。お恥ずかしい限りである。ひょうたんさんお許しを。

さて、そのことは置いといて、あらためて今日8月8日は「ひょうたんの日」です。
では何故8月8日になったのかと言うと、皆さんも想像されたかと思いますが、ひょうたんの形が数字の8に似ているというのが由来とのことです。納得ですね。

今日がひょうたんの日であることを意識していたわけでもなく、いつものように新しいプロジェクトの相談と、植物の定期点検のために都内へと向かった。

午前中は赤坂。とても良い状況で生育をしており、管理されていらっしゃる方々の植物への愛情を十分に感じ取ることができ、大変うれしく思いました。

午後からは打ち合わせのために東京農大に隣接する進化生物学研究所へと向かった。
そして研究所所長・理事長である湯浅先生と面談させていただき、新しいプロジェクトの相談と、いくつかのことについてご指導をいただくことができた。

その中でも特に興味深かったのは「ひょうたん」の話題であった。ひょうたんは1万年前頃にアフリカより日本に伝わったとのこと。1万年前といえば縄文時代の早期ですね。驚きです。

ひょうたんは日本最古の栽培植物とも言われており、その用途は多岐にわたっていた。特に土器より軽いため、水の運搬などにも用いられ、各国の生活において多く利用されてきた。
特に航海において水は欠かせないが、積める重さにも制限があったため、重い土器ではなく、ひょうたんのような軽いものは重宝されたようである。

他にも書き出したら終わらないぐらいのひょうたんのお話をたっぷり聞かせていただくことができた。ひょうたんに興味を持たれた方は、この続きを湯浅先生が執筆された「ヒョウタン文化誌」を読まれたらと思います。

持ち時間も無くなってきたので、研究室での打ち合わせを一旦終えバイオリウムを再び見学し、植物やカメ、レムール達に挨拶をした。

バイオリウムでは、以前マダガスカル視察にご一緒させていただいた伊藤先生と再会することができた。
月末から手掛ける新しいプロジェクトについて触れてみると、その大きなヒントとなるような活動をされていたと聞き驚きであった。まさに“瓢箪から駒”のように感じた瞬間であった。さらにその場で無理を言って、来週に再訪し、ご指導をいただけるとのことで、本当にありがたく、またツイていると思えた。

そして最後は3人で写真を撮り来週か再来週の再訪を約束して、次の打ち合わせに向かうことにした。

次の打ち合わせでは、私たちの製品を海外展開したいとお考えの方との面談。製品の価値を高く評価いただけており、とても嬉しく感じるとともに、今後に期待をしたいと思った。

このような感じでバタバタのスケジュールを全て終えて、地下鉄で宿泊地へと向かうことにした。

その電車の中、初めて湯浅先生にお会いした時のことを考えた。
埼玉 寄居で全国愛瓢会の展示会が開催され、その会場にご挨拶に行かせていただいてからのご縁であったことを思い出し、本当に懐かしく感じた。

まさかその時には、マダガスカルに同行させていただいたり、客員研究員にしていただいたりするまでの関係になるとは思っておらず、ひょうたんから始まった湯浅先生や、そこからさらに広がったご縁、数字の「8」漢字にすれば「八」、まさに末広がりのご縁を感じた。

まさに「ひょうたんの日」に相応しい素敵な1日となった。

8月1日は、バラエングループの核となる有限会社薔薇園植物場が新年度を迎える日である。
昨年度は多くの皆様にお引き立ていただき、また学ばせていただきながら、無事に新年度を迎えることができたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして新しい期を迎え皆様にご報告があります。
先月のことではありますが、2022年7月1日に、バラエングループの関連企業としてバラエンクリエイティブ株式会社を新たに展開することになりました。
これでバラエングループは6社になりました。これもひとえにグループ各社を支えていただいてきたお取引先様、そして多くを学ばせていただいている国内外のパートナーの皆様、そして手前味噌と言われるかもしれませんがグループ各社において、厳しい環境の中、私を支え、日々一緒に歩んでくれているかけがえのない社内パートナーの努力のおかげです。本当にありがとうございます。

グループ6社と言っても大きなグループ企業のような盤石なものではなく、全部が集まっても中堅企業1社にも満たない、とても小さなグループでしかありません。しかしながら、各社とも、それぞれ独自の知識や技術、製品、サービスを有したとてもユニークな活動があり、それらが共創することで、今後展開していく活動はきっと魅力的なものになると自負しています。

引き続き本年度も「健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する。」ために社員一同実直に取り組んでまいりますのでご指導賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。

バラエングループ代表 四代目金岡又右衛門&素敵な仲間たち

 

以下 バラエンクリエイティブ株式会社の案内です。

【VISION】
『健康な植物(みどり)の力で地球をリ・デザインする』
バラエンクリエイティブ株式会社は、エシカルな観点による都市空間や暮らしのステージを創造します。地球環境に配慮した持続可能なボタニカルプロデュースを行います。

【MISSION】
私たちは、バラエングループ創業140年を超える歴史において、生産、流通など花卉園芸とともに生き、植物から多くのことを学んできました。また、農業や環境への関わりを深めることによって、生き物や水、土の役割、重要性に気づかされました。

さらに、世界を舞台に活動し、日本の伝統的な園芸技術や文化、感性を取り入れながら、斬新かつ大胆な発想によるデザインを発表することで、多くの繋がりを生むことができました。

プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)に達した現在、見た目の美しさなど人からの視点だけではなく、植物やその他の生き物の視点を取り入れたデザインでなければならないと痛切に感じています。

そして今こそ、バラエングループ各社のシナジーと国内外に拡がる様々なジャンルのパートナーと力を合わせ、国境や時代、生き物にシームレスなデザインを提案し、あらゆるものが共生する美しい地球であるために、社会の課題を解決するデザインを生み出していかなければならない。それがバラエンクリエイティブ株式会社の役割と考えます。

バラエンクリエイティブ株式会社
代表取締役社長 金岡信康(四代目 金岡又右衛門)

Facebook
https://www.facebook.com/baraen.creative

Instagram
https://www.instagram.com/baraen_creative/

今日はしばらく弊社にて育成していた「1000年オリーブ」くんの旅立ちの日。

このオリーブくんは、スペインのナーセリーでよく見かける既に掘り上げ仮植されたものではなく、実際のオリーブ畑で過ごしていたときに出逢いました。

そしてその地の権利移譲と共に、第二の人生(人じゃないけど)を歩むことになり、約4年前に4人家族で遥々日本に来てくれました。

弊社が入場する市場を通じてご紹介いただいた方が、私たちの活動を大いに評価してくださり、この日を迎えることになりました。

80tラフタークレーンで吊り上げられているところを眺めていると、ちょうど涙がこぼれずにいてくれました。

プロフェッショナルな方々によって特殊トレーラーに載せられ、威風堂々とした姿で旅立っていきました。

約1000年のうちのたったわずか数年ですが、弊社で過ごしてくれていた大切な命は私たちに大きな感動と学びを与えてくれました。感謝しかありません。

これからは、新しい素敵なところで多くの方々に愛され、過ごすことになりますが、嬉しさ半分に、寂しさと、少しホッとした気持ちが入ったちょっぴり複雑な心境です(*^^*)

さてと、また新しい子を迎えにいかなきゃ!!!みんな許してくれるかな(笑)

今月、スペインからのコンテナが到着し、検疫を終えて養生に入りました。

コンテナ内で極力植物を傷めないように余裕をもっての輸送である。

現在コンテナ不足や円安の影響によって、輸送費が高騰する中、少しでも費用を抑えるために無理をして詰め込んだりしなければ中々採算が取れないところだが、植物に過度な負担をかける訳にもいかない。
私たちができるだけ努力をすれば、取引先もご理解いただけるかと思っている。勝手な考えであればごめんなさい。

というわけで、今回のコンテナで来てくれた植物たちを紹介。
まずは “ユッカ ロストラータ ブルースワン”。相変わらずの発色。風になびく姿はまさにブルースワンという感じです。

そしてこの子は、その小さい版。まだまだ小さい株ですが、何と言っても本家本元であるViverosCanos社で選抜され、そのスペイン圃場で育った血統。今は小ぶりでも後に大きく違いが出てくるので、乞うご期待である。

そして、人気のアガベ各種。

それと “ダシリリオン ロンギッシマム” の小さなサイズなどが、今回ブルペン入りをしました。また養生を終えれば、販売できるかと思いますので楽しみにしておいてくださいね。

今年になって初めて福島県へ。
今回は、昨年から重要なプロジェクトなどでもお世話になっている矢祭園芸(グリーンルーツ)さまはじめ、福島県の南から北へと訪問をしてきましたのでご報告を。

いつものように朝一番の飛行機で伊丹空港を出発。
これまで福島県を訪問する時には、福島空港か仙台空港からレンタカーでの移動であったが、今回は急遽の予定変更の可能性もあるので、羽田空港からレンタカーで矢祭へと向かうことにした。

出発した時は青空が広がっていたので今日の天気は大丈夫かな?と思っていたが、目的地が近づくにつれて厚い雲で覆われはじめ、途中ゲリラ豪雨もあり、相変わらずのレインマンぶりを発揮してしまう。
そのようなこともあり少し予定時刻を過ぎてしまったが羽田空港を出発して約4時間、無事に矢祭園芸(グリーンルーツ)さまへ到着した。

そこには昨日まで京都で開催していた花き園芸の展示会に出展されていた金澤代表が帰ってきておられ、昨年の4月に訪問して以来リアルでお話をすることができた。
昨年ご指導をいただいたプロジェクトの進捗状況や今後についての話をしたり、花き生産や育種についてなど多くのご意見をお聞かせいただけ、大いに参考になった。

ミーティング中には新しく育種されたものや栽培出荷されるブラックベリーなどをいただいた。

特にこの大粒のブラックベリーは酸っぱくなく、甘みがあり、とても美味しい。
ま~花き栽培や育種では驚かされることも多かったが、果樹やトマトも手掛けられ、そして優れたものを世に出されることにはただただ頭が下がる思いがした。

そして奥様を交えて今後の新しい取り組みについてのお話をし、育種家に対してや花き園芸業界への私の想いをお伝えしているうちに、あっと言う間に時間が経ってしまった。これ以上お時間をいただくことはできないので、再訪を約束して後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にすることになった。

今回の訪問では多くを学びながら、色々共感もいただけ、さらに強い力で後押しや支援までもしていただけ、嬉しく思うと同時に癒された感じがするとても有意義なものとなった。
再訪や今後が楽しみである。

そして翌日以降には福島市での桃生産の現場を見学したり、米生産の現場を拝見するなど時間がある限り活動。

まだまわりたいところもあったが時間切れとなったので、羽田空港に向けて片道約350kmの道のりを走り続け、無事レンタカーを返却し、羽田経由で伊丹へと戻ることができた。

久しぶりの福島。まだまだできることがたくさんあって今後が楽しみである。

いつものことだが、あっという間の一か月間。
久しぶりの海外出張から戻り、2回の都内、2回の北海道、1回の秋田への出張があり、本当にバタバタの6月であった。

そしてその間には、新しい会社が起ち上がり、新しいプロジェクトが生まれたりした。
また長年一緒に歩んできたパートナーの予期もしていないような状況の変化など、正直、頭がついていけそうになくなりかけたり、あまりにも不規則な生活に身体ががたついたりしたが、おかげさまで多くに護られ何とかまだ踏ん張れていることをありがたく思っている。

そのようなこともあり心身のリセットのために、月末には氏神様での夏の大祓いへ行くことにした。

松尾神社の境内にあがると茅の輪が設置されており、毎年のようにその輪をくぐらせていただく。半年間でいろいろたまっていたであろう様々なものを、すっきりさせることができた。
お詣りし、お礼を伝えながら今までを振り返ると、今年ももう半年が経ったことに改めて気づき、時の流れがどんどん早くなっているような気がした。

そして7月1日。
お朔日であるのでいつものように自宅の神棚を祀り、再び松尾神社を参拝した。

さらに大阪営業所の氏神様である春日神社を参拝し、お礼を伝えた。

それにしても先月はいつもより出逢い、お別れが多い月であった。この7月はどうであろう。今月も海外を含め、いくつかの出張がすでに予定されているので、恐らく同じようにバタバタであろう。

ただそのような時だからこそ、心を穏やかにして、感性を砥ぎ澄ませていなければならない。そして、自ら描いたワクワクする未来を実現するために、しっかり地に足をつけ、繋いだ手をしっかり握りながら、歩んでいかなければならないとあらためて感じた。

さてこの7月どのようなことが起こるか楽しみである。

今回は、前回に続いて、恵庭で開催されている『第39回 全国都市緑化北海道フェア ~ガーデンフェスタ北海道2022~』を見学した報告を、写真を中心にお届けします。

メイン会場は、恵庭駅と恵み野駅から歩いて15分ぐらいの位置にある「道と川の駅 花ロードえにわ」と隣接するエリアで開催されており、大きく分けて入口近くの【はなふるエリア】とそこから繋がる【かわまちエリア】にわかれている。
短時間の見学であったので全てではないが、順番にアップします。

まずは正面から入ると【はなふるエリア】「アーカイブプロムナード」があり恵庭の花のまちづくりの歩みなどが紹介されている。

そこから【はなふるエリア】を時計回りに見学していくと、人気の「キッチンガーデン」がある。素敵な彩りで最近流行りのガーデンである。

続いてハンキングバスケット。コンテストも開催されている。北海道の皆さんの作品が並んでいて魅力的な作品もあり楽しませてもらえた。

そしてここからは中央芝生広場花壇になる。その中で「虹色の鳥」と名付けられたエリア。色とりどりの花をひたむきにメンテナンスされている方が印象的であった。暑い中本当にご苦労様である。

その一部にはラベンダーの花壇もあり、より北海道を感じることができた。

そして中央広場花壇のステージ側にも黄色が多く使われた花壇があり楽しませてもらえた。

広い花壇を過ぎると、コンテナガーデンコンテスト会場になる。先ほどまでの花壇とは対照的に凝縮されたような感じであり、その違いに面白さを感じることができた。

その先には市町村コンテナがあり北海道内の自治体のPRコンテナがおかれていた。

また自治体出展花壇もあり北海道内外のPR花壇があった。そしてそこには地元兵庫県の神戸市も出展していた。

隣接して「グラベルガーデン」がある。乾燥を好む植物で構成され、ローメンテナンス。ここはとてもご活躍中で、先日別のプロジェクトでお会いした上野砂由紀さんが手掛けられたガーデン。

植物もボリューム感いっぱいに育っている。特に地面のボーダレス感が素敵に感じた。さすがである。
これで【はなふるエリア】をほぼ一周。他にも素敵な提案をされているところもあったが、ここはこの辺で。

一周したので、中央ステージを遠くから拝見した。
ステージの内容も良かったのだが、私は楽しそうに過ごしている親子の背中の方に気をとられてしまっていた。長らく自由に外に出られていなかったであろう家族がこのように楽しめるようになってきたことへの喜びと同時に、もうCOVID-19の蔓延がないことを心から願った。

そして、次の【かわまちエリア】へと向かうことにした。
その途中には飲食・物販エリアがあったが、どこも長蛇の列。正直お腹は空いてはいたが、この列に並べる時間はなく、つばを飲み込んで見て見ぬふりをして急ぎ足で移動した。

そして【かわまちエリア】へと入った。
まずは企業や団体、自治体などによる庭園出展エリアが続いている。出展数は約35。それぞれが趣向を凝らしての提案である。まずは入口には2027年横浜国際園芸博覧会のPRブースがあった。あと5年で開幕。A1クラスと言う最大の園芸博覧会。大きく期待を寄せるイベントであるのと同時に、花き園芸業界の一員として責務も大きいと感じるイベントであり、楽しみがいっぱいである。

そしてこのエリアから個人的に印象に残っている庭園を3つご紹介させていただく。
まずは朝からお世話になっている「きゃろっと」の内倉さんの「みんなのお庭」である。見事、恵庭市長賞・金賞を獲得されていた。内倉さん、おめでとうございます。

それと「のどかな時間」というタイトルのお庭。カッパが竿をたれ、ラッコ?が寝そべるゆったりとした雰囲気で、ほのぼの感が伝わってきてとても癒されたのと、バタバタの毎日の又右衛門はとても憧れを感じてしまい印象に残った提案であった。

これは庭と言うわけではないがJRAがお花でつくった馬による提案で、ここでは競馬のPRなどを積極的に行っていた。最近JRAと関連するプロジェクトを始めたこともあり、興味深く拝見した。アンケートにも回答してボールペンをいただき、お土産をつくることができた。JRAさまありがとうございました。

その他にも多くの団体の庭園や、高校生による全国造園デザインコンクールの庭園もあったが、とりあえずはこの辺にしておきます。これ以上はせっかくなので是非現地で観ていただければと思います。

このエリアを通りぬけると「市民参加型花壇」がある。“飾らない大らかな恵庭の景色を楽しむお花畑”をめざして市民の皆さんでつくられたとのこと。柔らかな色合いに恵庭の風景がうまくデザインされとても素敵である。地元宝塚でも同様な取り組みがさらに広がっていけばと感じさせられた。

この他にもピクニックガーデンなどもあり、素敵なエリアであった。ここを観終わったころには、スマホの充電もなくなり、時間もなくなってきたので見学は終了し、会場をあとにした。

会場から駅にはシャトルバスや周遊バスがあるが、せっかくなので【まちなかエリア】を楽しむべく、恵み野駅まで歩いて向かうことにした。

途中素敵なお庭があり、手入れされている方もいらっしゃり、お声掛けすると皆さんが笑顔でお答えいただけ、とても良い気持ちになることができた。

今回この地を訪れ、素敵な人や植物、まちに触れることができ、多くの恵みをいただくことができた。まさにその名「恵み野」にふさわしいまちであった。本当に皆さまありがとうございました。次にこの地を訪れるのは、会期が終わってからになるだろうが、また素敵な生長・成長を遂げられる“植物、人びと、まち”に再び出会えるのが楽しみである。

今回少し長いアップになりましたが、それでも私が時間の関係もあり全て観きれなかったのでご紹介できてない素敵な部分が多くあります。出展者、ブログを読んでいただいている方申し訳ございません。是非この続きは皆さんでお出かけいただき実際に触れてもらえればと思います。

来年の全国都市緑化フェアの開催地は仙台である。仙台にも多くのパートナーがいるのでこれもまた楽しみである。

今回は、『第39回 全国都市緑化北海道フェア ~ガーデンフェスタ北海道2022~』が6月24日に開幕したのに合わせて、素敵な街づくりをされている恵み野と、主会場である恵庭の「はなふる」を訪問してきたのでご報告を。

いつものように朝一番の飛行機にて伊丹空港から新千歳空港へと向かった。伊丹空港から新千歳行の便数はあまり多くなく、使用機も737-800なので大きくない。さらにツアーの方もいらっしゃるのか日曜出発でありながらほぼ満席のようである。乗客の皆さんがマスクはしているものの、少しずつCOVID-19以前の様子に近づいているように感じる。

飛行機に乗る前にFacebookを見てみると、恵み野を拠点にとても素敵な活動をされている内倉さんのアップを見かけた。アップされたその内容がタイムリーであったので、コメントを入れると、すぐに嬉しいレスをいただいた。
新千歳空港到着後、快速に乗ったものの恵庭で乗り換えをして、恵み野駅に向かうことにした。

恵み野駅には、オレンジ色のユニフォームを着たボランティアの方々がいらっしゃり、ガイドブックやマップを丁寧に配られている。時間帯などがうまく合えば見どころなどをご案内いただけるとのこと。これであれば初めて恵み野に来られた方や、街角ガーデンに興味がある方には感激のホスピタリティであろう。普段なら私もお願いしたいぐらいである。

ただ今日は、急遽、内倉さんが運営される珈琲店「きゃろっと」にも立ち寄らせてもらうことになったので、駅でマップをいただき、歩きながら目的地を目指すことにした。

駅を降りてメインストリートである商店街を歩いていく。通常のアーケードのある商店街とは大きく異なり、屋根もなく広々とした開放感のある空間である。

道路沿いの各店舗の前にはガーデンが設置され、そのガーデンを各店舗が各自管理する形式。沿路にはガーデンの植物がいっぱいあって歩いていても心地よい。

後の内倉さんのお話で聞いたことだが、ガーデンの内容は各店舗自由であるとのこと。宿根草のガーデンがあったり、ローズガーデンがあったり各自特徴があって面白い。

場所によっては手作りの素敵なプランターも設置されていて、地元の方々の関わり方が伝わってきて心が和む。

そのような景色を眺めながら歩いていると、あっという間に目的地である「きゃろっと」に到着。店舗に入ると、内倉さんが待っていてくださり、久しぶりのリアル再会となった。

そして美味しいコーヒーをいただきながら、内倉さんが手掛けてきた街づくりについていろいろなお話を聞かせていただくことができた。

地元の皆さんがこのような素敵なガーデンをつくり、維持されるには、ご苦労もあり大変だろうと思って、どのような仕組みになっているのかをたずねたところ、皆さんの意識が高く積極的に関わられているとのこと。「サポート体制もあり、みんなで取り組んでますよ」と、笑顔で言ってらっしゃった。これはあくまでも長年積み上げてきたものからなるものであり、素敵な取り組みにされたな~~と感じた。その他に、行政との関わり合い方なども聞かせていただけ、多くを学ぶことができた。是非、私の地元でもこのような取り組みができればなと思った。

また私とお話をしている時にも、周辺を散策される方に声掛けされたり、問いかけに親切に対応され、見どころなどの説明をされたりしている姿に、街や人を愛し取り組まれているのが伝わってきて素敵だな~~と率直に感じた。

コーヒーを飲み終えたら、かなり忙しいのにも関わらず、素敵な街並みやガーデンをご紹介くださり、短い時間ながらも多くを拝見することができた。

そしてガーデンフェスタの本会場である「はなふる」までご一緒し、ご自身が出展され金賞受賞されたガーデンを案内していただいた。その後、内倉さんは新聞社のインタビューに、私は会場の見学に向かった。

少し長くなったので『第39回 全国都市緑化北海道フェア ~ガーデンフェスタ北海道2022~』の本会場については、次のアップでと思っています。よろしければご覧ください。

今週初めから、いくつかの重要な打ち合わせがあり都内へと向かった。

朝一番、提案用資料を取りに営業所に立ち寄り、鞄に詰め込んで空港へと向かった。天気予報では雨はなさそうであったので、かなり鞄が重たいこともあり、傘は持たずに行くことにした。

機内での資料づくりに夢中になっていて見逃しそうになったが、何とか今回も富士山を拝むことができた。

そして到着後、電車を乗継ぎ都内にある生花市場へと向かい、今後についての重要なミーティングを2件しっかり行った。

午後は、又右衛門が客員研究員を務めている公益財団法人進化生物学研究所での理事長である湯浅先生とのミーティングである。

キルギスより帰国されたばかりではあるが相変わらず元気な姿で出迎えていただけた。

そしてバイオフィリウムの観察と、新しく加わった植物のチェックを行った。新たなプロジェクトも持ち上がり、とてもワクワクさせてもらうことができた。

相変わらず愛くるしいおさるさんやリクガメさんにも挨拶し、ほんわかするような気分にさせてもらえた。

研究室で時間の許す限り、ミーティングを行ったのち、近い再訪を約束して、また次の目的地である田端にある日本植物園協会の事務局へと向かった。

▼日本植物園協会URL
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp/index.html

急な訪問にもかかわらず相変わらず親切に対応いただき、今秋に開催予定であるバラエングループが主体となって行う研修会などについて、多方面からアドバイスをいただくことができた。
今まで研修や日本一のバオバブ移植のような特別なプロジェクトにて各植物園を訪問することはあったが、自らが開催園として主体的に行うのは初めてなので、今までの事例なども参考にさせていただいて、少しでも皆さんにとって有益な機会にしたいと思う。
またその他のプロジェクトにおいての打ち合わせも行い、有意義な時間となった。

今秋のイベントは技術研修となるため、会員のみの参加になり一般の方は参加できないが、植物園を通じて、皆さんにその成果が伝わると思うので楽しみにしていただければと思う。

翌21日は、午前中は青山で簡単なデモ用の収録と打ち合わせを行い、ランチミーティング。ご依頼いただいた今秋の講演会についてなど少しだけ打ち合わせを行った。

当初の予定であれば、ここで帰阪であったが、前日に急遽お声がけいただいた屋内推進緑化協議会の講演会に出席した。

講演会は前田会長のご挨拶に始まり、緑化技研の藤田先生から「屋内緑化の基本(屋内環境と植物)」と題したご講演があり、光に関することを学ぶことができた。
そして経産省大臣官房参事の佐分利先生に「時代が我々に追いついてきた」と題し、屋内緑化や花き産業の現状や今後についてお話をいただけ、モチベーションが高まる思いがした。中身の濃い講演であり、リアルで参加できたことをありがたく思った。

講演終了後は、近くに事務所を持たれるプラネットさんをご案内いただき、現在の取り組みなどを拝見することもできた。その後は限られたメンバーで情報交換を行い、終了した頃には、最終便の飛行機は私を置いて、とっくの昔に飛び立ってしまったので、再び朝チェックアウトしたホテルに戻り、宿泊した。

翌日は4時過ぎに起床して朝一番の飛行機で大阪に向かう。そして伊丹空港に到着したら、当たり前のように雨が出向かえてくれた。
そしてそのまま事務所にこもり、夕方まで5つのミーティングを行いこの日を終えることになった。
移動中にも様々な連絡などが入るなど、今まで以上に色んな動きが活発化してきているように感じる。想定内のこと、思ってもいなかったことなど様々である。しかしそのどれもが、とても良い機会であるととらえて実直に進んでいきたいと強く想う今日この頃である。

朝一番からのスタッフミーティングと、素敵な来客とのミーティングを終えて、京都へと向かった。

今日は、京都の都ホテルで開催される一般社団法人全国花卸協会の理事会・幹事会と通常総会に出席するために車を走らせた。

朝からのミーティングがおしてしまい、慌てての出発になったが、予想していたよりも渋滞は少なく、焦ることなく会場入りすることができた。

まずは地下1階「桂の間」で開催された令和4年度理事・幹事会に出席。
あまりにもスムーズな議事進行のため、残った時間を情報交換にあてられるほどであった。

続いて、場所を「陽明殿」に移して開催された第13回通常総会に、弊社藤井次長と出席した。

総会では4つの議案が審議され全てが可決。その中には、役員改選の審議もあり、私金岡は前年度に引き続き副会長を務めさせていただくことになった。

総会終了後は講演会が開催され、ジャパンフラワードリームの藤目さまの講演では、生産をきちんとした事業として進めていくことなど、様々な活動への想いを聴かせていただき、若手の活力を実感するとともに、とても頼もしく感じることができた。

また今春設立された全国花みどり協会の事務局として、以前花卸協会の監事としてご一緒した和田さまがお越しになり、協会とは?設立の意義、2027年横浜国際園芸博覧会へのコミットの必要性についてなどをお話しされた。きっとご参加の皆様にも良い刺激になったのではないだろうか。

その後は、万全な感染防止対策が行われた中で交流会も開催され、久しぶりに大先輩の方々、元気いっぱいの若手の皆さんにリアルでお会いできたことはとても有意義であったと思う。

そして協会が若返りをめざす中、副会長として木本会長を支え、若手に引き継いでいきながら、花卸業界と花き園芸産業の正しい発展をめざして歩んでいきたいと思う。
そのためにも是非皆様には引き続きご指導をいただきたく思っています。何卒よろしくお願いいたします。