四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

昨日今日は、ミーティングなどがあり都内での活動となった。1日前は10年に一度の最強寒波到来の報道が繰り返し行われていたので、飛行機は飛ぶのか?都内は混乱していないのか?など気を揉んだが、出発の朝こそ自宅周りで一部路面凍結はあったものの、幹線道路もスムーズに空港へ到着することができた。

飛行機も混乱なく、定刻に出発。

富士山を横目に資料作成しながら、あっという間に羽田空港へと到着。

着後、すぐに三田へ移動。そして東京のスタッフとリアル・ミーティングを行った。

そして午後からは、委員を担わせていただいている「2022年アルメーレ国際園芸博覧会政府出展屋内展示 第3回運営委員会」に出席した。

委員会では、主催者からの今回の博覧会の報告がなされ、日本の花き園芸が高く評価され大変意義のある博覧会となったとのことであった。関わられた方々には様々なご苦労があったかと思う。本当にお疲れ様でしたである。

終了後は、私が関わらせていただいているプロジェクトの担当者とミーティング、今後について色々と話し合うことができた。

翌日は、都内でお世話になっている大きな企業とのミーティング。久しぶりのリアル・ミーティンであったので、屈託のない意見交換をすることができたと言える。

午後から、以前より大変お世話になっている先生を訪ね、筑波実験植物園へと向かった。
ここでは主に植物について多くのことを学ばせていただくことができ、貴重な時間となった。
そうこうしているうちに時間は経ち、帰阪の最終便に乗るために植物園を後にした。
駅までの道中、教えていただいたことやいろいろ考えごとをしながら約40分で到着。往路と同じくつくばエクスプレスに乗車し、羽田へ向かい、定刻出発の飛行機に乗りこんだ。

今回の出張が今年最初の都内での活動である。出発までは天候など問題が多くありそうな出張であったが、実際には何ら不便もなく、時間通りに全てが進んだ効率の良い出張になった。

さて今年は都内には何回行くことになるだろう。どのような年になるか楽しみである。

公益社団法人日本青年会議所 京都会議にあわせて、国立京都国際会館にて開催されるNPO法人 BRA-国境なき奉仕団の理事会と総会に出席をしてきました。

京都は朝から小雪が舞う中での開催であったが、全国からメンバーが集まり理事会が開催された。

地下鉄の駅から国際会館までの地下通路には日本青年会議所メンバーが集まっており、一緒に歩くセネター会員の私も、約20年前の現役時代に戻ったような気分になりながら会場へと向かった。

京都会議は日本青年会議所メンバーであれば誰もが知っているイベントであるが、メンバーではない方のために少し触れさせていただくと、新年に入り新しい会頭が1年の方針などを発表し、その年の活動開始を宣言するようなものである。
そして各LOM(国家青年会議所の中に属する各地青年会議所。例えば、又右衛門が所属していたのは大阪青年会議所)から出向している日本青年会議所メンバーが一堂に会するのである。

その同時期に、日本青年会議所のセネターで構成される国境なき奉仕団の年初めの理事会・総会が開催され、理事の役割を担っている私も出席させていただくのである。

時間より少し早めに到着した私は、理事会メンバーが元気な顔で到着するのを拝見し、とてもうれしく思った。3年ぶりの再会のため尚更であった。

まず松山政司理事長の挨拶に始まり、議長が選出され、審議が進められていった。会議は参加者全員がパソコンを持ち込んでのペーパーレス会議である。
そして審議を終え、協議・討議では活発な意見交換がなされ、予定時刻に理事会を終えた。
休憩をはさんで総会が開催され、理事会での審議事項が可決された。

総会では、参加メンバーから一言ずつ挨拶があった。中には、いつ何時招集がかかってもすぐに赴くことができるよう、常時パスポートを携帯している人がおり、私はその意気込みに感心させられた。私も同様の気持ちであるが、よく落とし物をするため、パスポートの常時携帯はあまりにもリスクが大きい。しかし、心の中で沸き立つものがあり、自らの気持ちを再確認することができた。

記念撮影終了後、メンバーは日本のそれぞれの場所へと戻っていき、私も同様に駅へと向かうことにした。

次にこのようなメンバーが集まるのは理事会会場であるのか?それとも厳しい環境におかれている国・まちなのか?それとも紛争地域か?などを思いながらの帰路であった。
3年ぶりに再会ができ、皆さんの熱い思いを共有できたことは、今後の大きな励みになったと言える。本来であれば私たちのような活動がなくなるぐらい、世界中が幸せで溢れることが一番である。そのために、引き続き自らのできることを実直に行っていこう、という気持ちが高まった1日となった。

今日は1月10日。10日と言えば私にとっては、まずえべっさん(十日戎)が頭に浮かぶ。それは小さな頃から両親に連れられてほぼ毎年参拝していたからである。

ただ参拝と言っても子どもの頃は、イカ焼き、トウモロコシ、りんご飴などの露店が楽しみで付いて行っていたのが本音ではあるが・・・。

えべっさんは、皆さんご存知の通り1月9日~11日まで執り行われ、主に商売繁盛祈願のお参りである。その三日間のうち9日が宵えびす、10日が本えびす、11日が残り福、と言われている。私はその三日間のうちで仕事の都合に合わせ、今年は10日の本えびすにお参りさせていただいた。

2年前のえべっさんは、COVID-19の影響で露店はほぼ出店していない状況だったが、昨年から少しずつ増えており、今年はほぼ例年のようにお店が並んでいた。そしてマスクはしているものの人手が戻り、活気が戻りつつあった。そのような中、正面である通称赤門をくぐり本殿に向かう。

ひと昔前のような混雑はないため、ゆったりした気持ちで順路を進み、途中で神札を授かり、本殿にてお賽銭をおさめた。そこでしっかりと1年間のお礼を伝えさせていただくことができた。

そして西宮名物の本マグロを拝ませていただいたが、ここもそれほど混雑なく、スムーズに進むことができた。

そして、しばらくすると福笹を授かる場所があり、それを過ぎると多くの吉兆(さらえや熊手などの縁起物)を販売しているお店が所狭しと並んでおり、多くの方がそれぞれの思いでお店を選び、その中から吉兆を選んでいる。

私は以前からお世話になっている福富さんを訪問。福富さんも私たちが来ることを待ってくださっており、特別なお土産まで用意していただいていた。

そして数ある中からインスピレーションで、熊手と宝船などを選んだ。昨年は厳しい環境の中、スタッフが頑張ってくれた。そのお礼と今年の祈願を併せて、ひと回り?ふた回り?大きなものを選んだ。

そして福富の皆さんと私たちで大きな手拍子を打って、お互いの健康と商売繁盛を祈願した。続いて、お神楽にて祈願をさせていただいた。熊手を持って、多くの人に声を掛けられながら順路をすすむ。

毎年恒例のお化け屋敷を横目で見ながら、最後に「荒えびす」さまを参拝し、帰路についた。

例年であれば、ここから先の露店で食べるのが楽しみであるが、まだCOVID-19の影響があるのと、大きくて重い熊手を息子に持たせた心配もあったので、そのまま西宮えびす神社を後にした。

そして大阪営業所、本社と順番にお札をお社に納め、吉兆を飾り、恒例の行事を無事滞りなく終えさせていただくことができた。

おそらく今年も昨年と同じである。読み返してはいないが昨年のブログでも同じことを書いていると思う。でもこのように同じことを同じように繰り返しできることは何よりであると最近つくづく思う。ご支援いただいている皆様や、実直に取り組むスタッフのおかげである。

新年の参拝に続いて、えびす様参拝でしっかり準備が整えることができた。
さ~~、今年一年、来年も同じことがブログで書けるように取り組んでいきたいと思う。頑張ります!!!

1月1日 まだ辺りは暗い中、元旦の朝を迎えた。

まずは自宅の神棚をお祀りさせていただき、祝詞を唱えて1日のスタートとなった。

そして自宅を出発し、宝塚山本の東の宮である松尾神社を参拝させていただいた。朝早いせいもあり、参拝者はまばらで、ゆっくりお参りさせていただくことができた。

続いて昨晩のお礼参りと同じように西の宮である天満神社を参拝し、本社の神棚をお祀りに向かったが、新しい年でも相変わらずのおっちょこちょいの私はお供え物の1つを忘れてしまったが、時間の関係でそのまま大阪営業所のある豊中へと向かうことにした。

大阪営業所では、事務所の神棚と仲卸店舗であるローズガーデンの神棚、そして個人的に崇拝している神様をお祀りさせていただき、昨年の御礼と新年に対する想いを伝えさせていただいた。

その後、大阪営業所の氏神様である春日神社を参拝させていただいた。そこでは、普段から大変お世話になっている宮司様にもタイミング良くご挨拶をさせていただくことができた。その後、摂社末社を参拝させていただき、再び営業所へと戻った。

そしてこれも毎年同じにはなるが、私たちの商いの拠点といえる生花市場の兵庫県生花 大阪本部へと向かうことにした。

そして市場の真ん中にて、土地の神様に昨年1年間、私やスタッフや会社を守っていただいた御礼の意味で、あくまでも我流で作法も何もできてはいないが、感謝の意を込めてお神酒を供えさせていただいた。

思い起こせば、先々代社長である父に市場に連れられて、この地に通っていた学生時代から40年以上になる。そしてこの市場にて現社長である東社長はじめ、歴代社長に大変可愛がっていただき、多くご指導をいただき今このように仲卸をさせていただいている。

私が駆け出しのころには、掛け売りなどは許されず、花を仕入れる現金がなく、お年玉などで貯めた貯金を崩して現金で花を仕入れたり、恥ずかしながら、従業員にお金を借りたりしながら、花を仕入れたこともある。セリで花を買えなかったときには、お金を握りしめ問屋にいって買わせていただいたりもした。その時、私の悲壮感いっぱいの姿を見て「カモが来た!」とひそひそ笑っている人たちもいた。悔しい、恥ずかしいと思いながらも、見栄っ張りの私は、彼らに「カモが来ました。助けてください。お金足らないけど今から何とかします。」と笑いながらお願いして花を譲ってもらい、帰りの車で涙が止まらなかったこともある。

確かに当時は汗と涙の繰り返しではあったが、今思い返すとかけがえのない経験であり、大きな学びであったと思う。

そして、現スタッフとの素敵なご縁をいただき、彼らも日々経験と学びを繰り返し、頼りない私を支えながら、今では私など全く必要がない状況にまでなっている。本当に感謝である。

市場の真ん中に腰を下ろしていると、このようなことが走馬灯のようにめぐってくる。何もかもがありがたいものである。これからも引き続きお世話になった市場の仲卸として、花卉園芸業界の一員として、植物活動家 四代目 金岡又右衛門として、やらねばならぬことをしっかり見据えて、植物のために実直に歩んでいきたいと改めて想う。

それにしても、腰を下ろして何とも言えない温かさを身体で感じていると、沸々と勇気が湧いてくる。まだまだチャレンジはこれからだ。楽しみな1年である。

植物活動家 四代目 金岡又右衛門

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりましたこと心より深く感謝申し上げます。

多くの課題を抱えながらも、何とか晴れやかな気持ちで新しい年を迎えることができましたのも、ひとえに皆様のご指導ご協力のおかげでございます。本当にありがとうございました。

2025年には大阪・関西万博、2027年には横浜園芸博覧会、それぞれがカウントダウンに入り、花卉園芸業界にとっては、またとない挑戦と変革の時代の到来かと思っています。

さらに2030年はSDGsの目標年であり、バラエングループの150周年となる大きな節目を迎えることになります。その年をスタッフ一同、胸を張って迎えるために、実直に日々の努力を惜しまずに取り組んでまいります。そして国内外に拡がるネットワークの素敵なパートナーたちと共に、私たちが長年培ってきた力を最大限に活かし、業界の枠を越え、「健康な植物(みどり)の力で社会の課題を解決する。」ために活動していく所存です。

ただいくらその想いは強くとも、皆様のご指導ご支援など、お力添えがなくては達成できないものです。

今回の写真はスペインのオリーブです。
ウクライナなど様々な争いがあった昨年ですが、今年こそは安寧な年になることを願い、平和の象徴であるオリーブを使いました。
この樹齢1500年以上といわれるオリーブは、ひょっとしたら海を渡り日本に来てもらうことになるかもです。その際には改めて紹介したいと思っております。

2023年、皆様にとって幸多き年になりますことを心より願っております。

それでは本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

HAPPY GREEN YEAR 2023!!!!!

バラエングループ代表
四代目 金岡又右衛門

毎年ながら同じ言葉で始まり同じ言葉で締めくくることになるように思いますが、何より今年も無事に大晦日を迎えることができ、同じように感謝の意を伝えることができることを本当に嬉しく思っています。皆さん。本当にありがとうございました。

この1年間、花き園芸業界の中でも、大幅に事業を拡大させた企業や事業を転換した企業、残念ながら縮小を余儀なくされた企業などそれぞれである。そのような中、私たちは全て何ら問題がなかったという訳ではないが、スタッフの並々ならぬ努力があり、多くの人たちに支えられてしっかり実績を残してくれた。本当にありがたいことであり、賛辞に値するといえる。感謝しかない。

個人的にはCOVID-19の影響で行けていなかった海外出張も再開することができ、年の後半は海外に身を置きながら日本とのリモート会議に出席したり、セキュリティー対策を十分に行ったうえで機内からリモート会議に参加したりなどバタバタの1年となった。

また私たちも本業の卸や植物輸入だけではなく、グループ会社とともに新しいプロジェクトや新しい商品開発を手掛けてきており、相当の成果を残すことができたのではないかと思っている。

中でもプラネタリーバウンダリーに表現される世界的な大きな問題の解決につなげられる資材の開発を終えることができた。そして試用で顕著な効果を確認することができ、特許申請を済ませ、来年からリリースである。この資材は今までの肥料に関する考え方を覆すようなものであり、大きな期待が寄せられるであろう。このような素晴らしいものを授かったことの喜びや期待もあるが、しっかり多くの人や植物に喜んでいただけるような取り組みにしていかなければならない責任をそれ以上に感じている。引き続き皆さんにはまだまだ助けていただきたいと思っているのでよろしくお願いします。

薔薇園植物場の「花と人をちからいっぱい愛せる人を育みたい」、アースフィールの「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる」をしっかり胸に刻み込み、四代目 金岡又右衛門として「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」国内外問わず、前へ前へと進んでいきたいと思っている。
そのためには変革も必要であろうと思っているし、変革こそが自らの成長にもつながると思っている。
これからの私たちの取り組みを温かく見守っていただき、引き続きのご指導を何卒よろしくお願いいたします。本当に1年間お世話になりました。

最後になりますが、今年も私の拙いブログを読み続けていただいた皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
「又右衛門の頭の中を書いたブログ」ではありますが、すべてを書ききれなかったことを深くお詫び申し上げます。

そして来年以降も形は変わるかもしれませんが、何らかの形で皆様に又右衛門の想いや活動を伝えていきたく思っていますので何卒よろしくお願いいたします。そして健康な植物の力をかりて明るい風景を見るために一緒に歩んでいければと思っています。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!
皆様にとって植物にとって素晴らしい年になりますことを願っています。

四代目 金岡又右衛門

週の初め月曜日は、青年会議所時代から最近もいろいろなことでお世話になっている知人の力ぞえにより、アフリカの大使館での勤務や動物保護でとても活躍されている方、そしてTICAD7で出逢い、ルワンダなど将来を見据え世界的に活躍されている方とのミーティングに参加し、多くを学ぶことができた。

さすが各分野や分野を超えて活躍されている方々なので、視点や実行力、ネットワークには驚かされた。そのような中、私たちの「健康な植物(みどり)のちからで社会の課題を解決する。」というテーマでの取り組みにも賛同いただけ、一緒に新しいプロジェクトを立ち上げることができそうである。今後(コンゴ)が楽しみである。

翌日の火曜日は、私たちの活動に関心を持っていただいていた方とミーティングの機会があり、私たちバラエングループの取り組みの紹介をし、現在取り組まれていることなどをお聞きしながら情報交換をすることができた。素敵なご縁に感謝である。

週中は以前より関わらせてもらっている重要なプロジェクトの全体会議、個別会議などへのリモート出席や、来年度の展示会の打ち合わせであっという間に過ぎた。

週後半では今まで進めてきた生態系調和型農業を推進し、プラネタリーバウンダリー(地球の限界)の重要な項目である世界的な窒素、リン酸問題の解決に大きな効果を出すことができる新しい資材の開発を終え、その後の試用試験の素晴らしい結果の報告を受けた。

私は知識や技術は乏しいが、本当に素晴らしい研究者や開発者、現場実施者に助けられて、長年の取り組みがやっと形になろうとしている。このことでグループ会社であるアースフィール社のモットーでもある「植物をまもる。生産をまもる。地球をまもる。」に向けて、大きく踏み出していけるのではないかと思っている。楽しみにしていただければと思う。本当に今週は新しいご縁やモノとの出逢いという素晴らしいクリスマスプレゼントをいただくことができた。本当に皆さんには感謝である。

そして週末のクリスマスは、受け取ったプレゼントをぜひ来年以降により広く、より多くの人に共有していただけるように取り組んでいきたいと考えながら過ごしている。

そう「みどりのサンタ」は植物や環境のことを考え、1年中活動をしている。そしてクリスマスは本来の赤いサンタさんにお任せしているのである。

さ~~明日から、またやることがいっぱいである。ぜひ皆さんのところに「みどりのサンタ」が現れた時には、お気軽にお声掛けいただければです。

残すところ今年もあと1週間。本業の卸業務は商いもスタッフの疲労もピークに達する時。ここまで何とか無事に取り組んでくれていることには本当に頭が下がり感謝でいっぱいである。ラストスパート頑張ります。

今年も残すところあと半月。15日の神棚のお祀りをし、営業所で打ち合わせを行い、終了後、栗東へと向かった。

以前、栗東は北陸や中部方面に行くときに素通りするだけではあったが、守山のバラ生産の國枝さんとのプロジェクトや、JRAの栗東トレーニングセンターへ向かうことが増え、今回の訪問が今年の何回目になるかも思い出せないぐらいである。

大阪を出発し、1時間強で到着。今回の目的である栗東トレセンへの通行証受け取りのため事務所を訪問して、昨年に続いて交付いただくことができた。

何故花卉園芸企業の私たちが栗東トレセンに、と思われる方が多いかとは思う。
グループ会社が製造するマリネックスが、農業、水産、畜産の現場において良い実績を残しており、北海道の牧場を訪問した際に、競走馬生産牧場においての課題を聞かせていただき、その際にマリネックスを案内したところ非常に興味を持っていただけた。

飼料など競走馬へ与えるものの規制は非常に厳格であり、いくつかの検査をクリアし適合承認を受けることができ、本年度から納品許可をいただくことができた。そして納品や使用法説明のために厩舎を訪れることが出てくるので、その際の通行証が必要となり、今回のように申請し、許可をいただくことが必要になったということである。

いずれにしろ今までコツコツと研究をし続けた製品が、生き物の健康に寄与できることは意義あることであり、COVID-19などの影響で、かなり厳しいながらこの事業を継続してきた価値があったことが確認でき大変うれしく思っている。

いつの日かマリネックスを飲んでいる競走馬がG1レースで勝利をおさめることを夢見ながら引き続き取り組んでいきたいと思っている。

ぜひ競走馬だけではなく引退馬の支援にもつなげていきたいと思っているので、一人でも多くの方にアドバイスをいただければと思っています。よろしくお願いします。

2022.12.08

そして神戸。

こうべ~~~♪
神戸という言葉が出ると、何故かこのフレーズが頭をよぎる。やはり年代のせいかもしれない(;^_^A

今日は、先日、日本植物園協会の技術講習会を開催した時に、貴重な講演をしていただいた神戸植物防疫所へのお礼と来年度の植物輸入の相談にて庁舎を訪問した。

防疫所の方々には前回同様に親切丁寧にご指導をいただき、こちらからも新しいプロジェクトや今後についての報告をすることができ、とても有意義な時間となった。そしてこの学びを活かして、日本の生産、植物をまもりながら植物貿易を2025年に向けてさらに推進していければと考えている。楽しみがいっぱいである。

その後、神戸煉瓦倉庫のオリーブ広場を植栽チェックのために訪れた。到着した時には幾組かのカップルなどが記念写真を撮ったり、オリーブの古木を観ながら楽し気に会話したりしていたのが印象的であった。

オリーブ君たちも一部を除いてはとても元気な状況であった。そして少し前に体調を崩させてしまった子も順調に回復傾向にありホッと一安心である。

この広場は一旦、来年3月までの取り組みとなっているため、それ以降はまだ未確定であるが、任期の間はここを訪れる人を優しく包み込んでくれると思うので、ぜひ皆さんも彼らに会いに行っていただき、声をかけていただければ幸いである。
待ってま~~す!!!

今日は、本社のある宝塚にてバラエングループとして取り組む新しいプロジェクトのミーティングと現地視察を行った。

まず午前のミーティングでは、近日中に発売開始予定の農業・花き栽培向け新資材の打ち合わせを。

新資材について本年度より特別顧問に就任いただいている前川先生から進捗状況の説明があった。残念ながら特許の絡みもあり現時点ではお話できないが、この資材は今までのあり方を覆すようなものであり、同じチームにいながら改めて驚きを感じるものである。

既に実地試験も終え、効果も確認済みである。そのメカニズムと実際の効果について資料とともに丁寧に説明をいただけた。

また今回の新資材は主に国内資源や再生資材を有効に使い、環境にも優しい設計になっている。それらを用いた画期的な事業展開の提案もあり、その可能性と将来性に胸が高鳴る思いがした。

そしてこの資材を世に出すにあたり、「この資材は生産者と植物を護るために開発した。決して価値相応の価格設定とは言わず、生産者に寄り添った価格で提供してあげて欲しい」とのことで、私もその意見に共感できたので、できるだけ喜んでいただけるようにつとめていきたいと思う。

またこの他にも2種ほど新資材があるため来年度は新製品のオンパレードになるので大いに期待していただきたい。さらにこれらの資材と今まで培ってきた有機栽培技術などを用い、希望される市町村などとの連携協定や生産者との共同事業を推進していければと考えている。ただいかんせんまだまだメンバーが少ない企業のため限定した取り組みになると思うので、もしこのブログをお読みいただいた行政や事業体の方々がいらっしゃったら早めにお声掛けいただければ幸いである。

このような話をしているとすぐにお昼になり、食事を済ませた後は地元山本のバラ生産をされている確実園本園さんへと向かった。

そこではわざわざ阪上代表に対応いただき、バラ生産についてレクチャーをいただいた。
さらに前野先生も加わられて、私たちのバラ向け新資材についてご意見などをお聞かせいただくことができた。

そしてデスクワークを終えたのち、圃場にて様々なバラについての性質の違いなどをとても細かく教えていただけた。

現場でもとても長く教えていただけ、多くの意見交換や情報交換ができ、参加者それぞれの見地で多くの学びを得て、帰社することができた。

バラエングループは現在、直接的なバラ生産からは遠ざかっているが、新しい資材をバラ業界に提供することで、業界やバラのお役に立てればと思っている。あと少しで展開が可能である。これもまた乞うご期待である。ただやりたいこと、やらなければならないことが盛りだくさん過ぎで追いつかない。

そうだ猫の手をかりよう!!!!!