四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は舞浜にて開催される一般社団法人 全国花卸協会の理事会・総会に出席させていただくために羽田空港へと向かった。
機内から富士山を眺めようと思っていたが、パソコンに向かって資料づくりをしていると、気が付けばすでに通り過ぎ、その十数分後には、羽田空港に着陸した。
そして空港からは東京ディズニーランド行きのリムジンバスがでており、目的のホテルの玄関まで乗り換えなしで、早くかつ安く到着することができるのでとても便利である。
当然ながら満席の車内はほとんどがディズニーランドに行かれる方で、少し浮いているような感じがしながら1時間弱でホテルオークラ東京ベイに到着した。
到着後、しばらくして理事会が開催され、全国から集まった理事によって議事が進み、無事に定刻終了となった。
その後の総会も理事会同様に滞りなく終了。続いて勉強会が開催され、今回は「2024年問題」について物流に関わられている講師の方からお話を聴き、学ばせていただくことができた。現状のままの方法ではコストがかなり上がるため、物流会社の皆さんも様々な手法で植物のため、業界のために取り組んでいることが理解できる貴重な時間となった。今後は無責任に運賃が高くなって困るということが言えないように感じた。
その後、関係各団体の代表の方々にご臨席賜り、懇親会を開催させていただいた。懇親会では当協会 木本会長の挨拶にはじまり、全国花みどり協会 澤田会長、日本花き卸売市場協会 福永会長をはじめ、ご来賓の方々にもご挨拶いただき、盛大に開催され、あっという間に閉会の時間となった。
そして私は明日からの出張もあるので、懇親会終了後、足早にホテル前のモノレールに乗り、帰路に向かった。モノレールにはヘッド飾りをつけた親子連れやカップルが多く乗っていて、みんな楽しそうにしている光景は、私までも幸せな感じにしてくれるものであった。そしてその雰囲気にのって自撮りをしてみたが、絵面はブランドイメージを崩してしまいそうな感じになってしまった。
ありきたりの言葉ではあるが、やはりリアルで皆さんに会えることは大切である。会話がなくても想いを感じ取れることができる。それは植物と向かい合う時も同じである。私は本年でしばらく続いた当協会の副会長の任期満了である。しっかり若手に引き継ぎを行い、会の若返りを行っていければと思っている。
今後の全国花卸協会の発展を大いに期待をしたいと思っている。
今日は淀屋橋にて一般社団法人青年海外協力隊プラザ・大阪の令和5年度通常総会が開催されるため、久し振り?に大阪市内での活動になった。
開催前に以前より大変お世話になっている先輩と待ち合わせをさせていただき情報交換などを行い、総会会場へと向かった。
花き園芸業界に主軸を置く私が何故今回この会に所属しているのかと思われるかもしれないが、それはもともと国際協力に関する活動もしていたのもあるが、今までマダガスカルやセネガルなどに訪問した際に、外務省やJICAの皆様にお世話になったり、赴任されている隊員の活動に現地で触れ、多くを学ばせていただいたりしてきたので、私の引き出しで何かお役に立てればと思ってのことが主な理由である。
そして、この会を構成される青年海外協力隊員OBや隊員を支援する大先輩たちが、役員の若返りということで、又右衛門にお声掛けいただき、今回理事として就任させていただくことになり、初めての総会・理事会出席となった。
各報告がなされ、その中で新人理事として挨拶をさせていただきながら、議事は滞りなく進み、大先輩たちに温かく見守られながら新人理事として初めての総会・理事会を無事終えることができました。
まだまだ力不足であるが今後も引き続きJICAなどと連携をとりながら隊員の支援活動はじめ国際協力の理解を深める活動をさせていただきたいと思っています。
本来であれば私のような年齢では若返りというのは少し無理があり、どちらかというと若手に席を譲っていく年齢であるべきですが、さらにご活躍されてきた大先輩の皆様の想いを引き継ぎ、少しでもお手伝いができればと思っています。
また新たな取り組みも検討し、より広く国際協力の理解を深めていただくため会員の募集もしていければと思っておりますのでその際はぜひ検討もよろしくお願いいたします。
そして総会終了後は各自解散となり、私は地下鉄と阪急を乗り継ぎ本社に戻る途中に連絡が入ったため、途中下車して再び梅田へと戻り、初めての会社に伺うことになるという少しバタバタした一日となったが、新しく訪問させていただいた企業が植物の価値をより理解いただき、是非健康な植物を様々シーンで取り入れていただけるようになっていただければと思う。
大阪に拠点を置きながら大阪市内よりも都内やその他の地域にいる時間が長い状況が続いており、大げさだが、大阪での活動は何となく懐かしさを感じるというホッとした感じの1日になった。さて、明日はまた飛行機で移動だな~~。体調管理しながら頑張ろう。
今日は午前に神奈川、午後は都内での大切な取り組みと講演のために、怪しい雲行きの中、いつものように伊丹空港から羽田空港へと向かった。
6月に入ってからもバタバタの毎日が続き、未完成の講演のスライドを作りながらの移動であっという間に、羽田に到着。そしてそのまま大船へと向かった。
今回の大船フラワーセンター訪問は、先週高知で開催された日本植物園協会の総会にて、榎本園長と久し振りに再会させていただいたが、話す時間が取れなかったため、あらためての訪問であった。ミーティングに結構長い時間をとっていただけ、とても前向きないい話となった。さらに素敵なヒントやアドバイスもいただくことができた。今後が楽しみである。
その後、久し振りに園内を拝見させていただいた。
水辺には菖蒲やスイレンが咲き、とても良い雰囲気を感じさせていただきながら、次の目的地へと向かった。
電車を乗り継ぎ、予定時間より少し早めに神保町へ到着し、時間調整後、目的地である公益財団法人 都市緑化機構様へと到着した。
今回は、研究会の長である藤田先生に、環境緑化技術共同研究会総会の記念講演としてお声掛けいただき「健康な植物(みどり)の力で地球をリ・デザインする〜輸入植物と自然生態系調和型資材による社会課題の解決〜」と題し、リアルとリモートで講演させて頂きました。
以前からお世話になっている都市緑化機構の方々や、藤田先生にお声掛けいただいたのもあり少し多めにと思い、このような講演のプログラムの内容を用意させていただいたのだが、用意したスライドが300枚を超えてしまったので、さすがにこれはまずいと思いバラエングループの取組事業は新しく作った又右衛門パンフレットをリアル参加者の皆さんにはお配りさせていただくことにして、いっぱい話したいことはあったのでが割愛させていただき、「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」として、魅力的な海外の植物、植物輸入についてと輸出のお話をさせていただいた。
後半は、「バラエングループ」による社会の課題解決への取り組み~私たちの考えるこれからの植栽デザイン~として、ローメンテナンスガーデンの必要性やデザットプランツの選び方、あとは土のデザインや見えないデザインの必要性をお話させていただいた。
The Air-Pot System 19 Japanese – YouTube
「マイナスの少ない植栽環境への取り組み」として、画期的な植物育成ポットAIR-POTや、本年春からアースフィール社で販売開始した自然生態系調和型資材などを活用した取り組み、「カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブへの貢献」として、【国内植生と栽培植物の機能回復による温室効果ガス固定量の増加と持続的農業推進による農産物の安定生産】を提言させていただいた。
NEWS – EARTH FEEL/アースフィール【地球に触れて、地球を感じて】
そして最後に私がみどりのサンタアンバサダーとしてお世話になっているテラプロジェクトの提言であるGREEN GOLDの時代、共創による“with the world” で講演を締めくくらせていただいた。
正直、今まで植物から預かったメッセージが多く、少しでも多く伝えたかったため資料が溢れてしまったのと、話術の未熟さ、慣れないいつもと違うパソコンでの講演でもありいただいた2時間あっても伝えきれずで、かなり駆け足になってしまいお聴き苦しかったと思いますが、皆様には最後まで熱心にお聴きいただけました。
講演終了後場所かえての情報交換会では熱心に質問や、共感の声もいただき、感動したとまで言っていただき、お世辞とはわかっていても励みになり、私にとって学べる貴重な時間となりました。
これからも地球を救うことができる緑化、花き園芸業界の一員として、さらに学び、皆さんとともに活動をさせていただきたいと思います。
さて今日は遅く飛行機も新幹線もないので、一泊して早朝に帰ります。それでは皆さん素敵な機会をありがとうございました~~~。おやすみなさい。
素敵な機会をありがとうございましたm(__)m
日本植物園協会 58回大会 3日目(最終日)は、参加希望者によるエクスカーションである。今回は3つの魅力的なコースをご用意いただき、その中から私は牧野植物園コースに参加させていただいた。
私がここで言うまでもなく朝ドラの「らんまん」にて現在もっとも注目が集まっている植物園である。
ただ単なるTVの影響で注目が集まっているのではなく、牧野富太郎先生の偉業、功績に触れることができ、素敵な植物や建築、工夫のなされた各ゾーンが魅力的で日本を代表する素晴らしい植物園であるからと言える。
到着時には、又右衛門の行動にはありがちな雨ではあったが、その分新緑が映え、樹々が喜んでいるようにも思える絶好の天気であったように思えた。
まずは、入口に隣接する映像シアターに集合し、3班に分かれて見学をさせていただくことになった。そして私たちはC班として、まずは展示館シアターへと向かった。
展示館シアターでは、牧野植物園の四季など4つ?の映像があり時間帯によって放映されているようである。残念ながら撮影不可のためアップはできないが、とても美しく素敵な映像による紹介となっているので訪問者の方は、まずは展示館シアターにて映像をご覧になってから巡回されるのも良いのではと思う。
続いて牧野文庫や標本庫をご案内いただき、協会会員特別観覧の収蔵品を拝見し、一言では語れない素晴らしい体験をさせていただけた。当然ここも撮影が禁止であるため写真のアップができないのもあるが、私のようなものが写真で伝えきれる素晴らしさではないため、この辺にさせていただきたく思う。
屋内での感動的な展示に続いて、次は土佐の植物生態園を案内していただけた。ここはその名の通り高知県の山地から海岸に至るまでの多様な植物の生育状況がエリアごとに再現されている。
例えば山間部でも高地や中低地ごとに植栽がなされている。
例えばここは海岸線に近いところである。土壌も海岸仕様にされしっかりとした展示がなされていた。
さらに現在ドラマで紹介されている植物や今花が咲いているものを示す札などもつけられ、普段開花が気づきにくい植物の花を観察できるような工夫がなされていて、来園者目線の取り組みが素敵に感じた。
その他には通常期間限定で観覧できるガンセキランの群生地も観させていただけた。前回訪問時はもう少し早めの時期であったので、花は少なめであったが、今回は多く咲いていてとても美しかった。確か今年の観覧は終わったように思うので次回は来年になるかもしれないが、詳細は直接植物園にお問合せいただければと思います。
その他にも高知ならではの野菜や、見るだけでなく、触って、ちぎって、匂いをかいだりして五感で楽しめる「ふむふむ広場」はお子様連れでぜひ行かれればと思う。
その他にもたくさん見どころ楽しみどころはいっぱいあり、もっと滞在したかったが、飛行機の時間もあり、最後に確か昨年新設された植物研究交流センターを見学させていただき、牧野植物園を後にした。
今回、日本植物園協会 第58回大会・総会、そしてエクスカーションを通じて、主催園であった牧野植物園の施設や保存されている資料も素晴らしかったが、それに匹敵するぐらい植物園の皆さんのホスピタリティーは感動的であった。まさに牧野先生の笑顔が浮かんでくるような感じがした。
司会進行や、受付での対応、エクスカーションの案内など、本当に素晴らしかったと思う。その素晴らしさは、植物園中で素晴らしいではなく、数ある色々な施設やテーマパークを合わせた中からでも、秀でたとても素晴らしい施設であると言える。
本当に3日間お世話になりなりました。皆さまのおもてなしに心より感謝です。また訪問させていただきます。
北川村を慌てて出発し、昼から市内にて開催の「公益社団法人 日本植物園協会 第58回大会・総会」会場へと向かった。
又右衛門は、広島市植物公園の日本最大のバオバブ移植プロジェクトを行い、その際に秋篠宮皇嗣殿下へのご説明役を仰せつかった際に、本協会の入会を勧めていただいてから会員とならせていただいている。
今回の総会は昨年同様に日本植物園協会 総裁でいらっしゃる秋篠宮皇嗣殿下にご臨席いただいたため、大変厳しいセキュリティーの中での開催となった。
初日はまず定時総会が開催された。続いて開会式がはじまり主催者である西川綾子会長の挨拶にはじまり、総裁である秋篠宮皇嗣殿下からの「おことば」をいただいた。
そして来賓紹介と高知県知事や高知市長市長の祝辞、今回の高知大会の開催園である牧野植物園 川原園長のあいさつが、とても厳粛な雰囲気に包まれた中行われた。
続いて表彰式、ナショナルコレクション認定証授与式があり、休憩をはさみ会場が変わり、意見交換会が開催された。意見交換会はCOVID-19などの問題もあり飲食はなしで行われた。
ただ今年は意見交換会に皇嗣殿下もご臨席され、多くの会員参加者と順次お話されていた。そして又右衛門は、以前お話をさせていただいてから少し時間が経っているので、私の活動や海外の植物について報告をさせていただき、直接ご意見を賜ることができ貴重な学びとなりました。
また多くの先生方、研究者はじめ会員の皆さまと、新たなご縁をいただくこともでき、初日を終えることになりました。
2日目の午前中は口頭での研究発表会が7つあり、どれもが興味深い内容であった。中でも、私が深く関わらせていただいたのもあるが、広島市植物公園の堀川氏による「国内最大のオーストラリアバオバブの開花」の発表から、皆さんに大切に育てられたバオバブが元気にしていることが伝わってきてとてもうれしく思えた。
そして休憩をはさんで、ポスター発表での研究発表会があり、11つのグループが提案をされていた。皇嗣殿下は全ての発表を丁寧に見てまわられて、発表者と意見交換をされていたのがとても印象的であった。
そして皇嗣殿下が全ての発表をご確認された後、少しの時間ではあるが西川会長や岩科会長などとともに、広島のバオバブや希少な植物についてなどの情報交換、意見交換が、昨日の厳かな開会式とは異なった、とても和やかな雰囲気で行われ、昨日に続いて皇嗣殿下より大きな学び、さらに宿題を授けていただくことができ、今後の活動への意欲が大いに高まるかけがえのない時間となりました。
その時の皇嗣殿下の温かく見守っていただくような笑顔や眼差しがとても印象的で、本当にありがたく感じました。そしてそのような時間は経つのが早いもので、皇嗣殿下は退席されることになり、又右衛門は、今日からまた1年間学びつづけ、また次の機会にしっかりご報告させていただくことを心で誓いながら見送らせていただいた。
その後昼食をはさんで、遊川先生等による生物多様性活動の報告会があり、これもまたとても学びが多く、又右衛門の脳はすでにキャパオーバーになっていた。
再び休憩をはさんで、分野別会議が個別の部屋にわかれて開催され、私は所属である第3分野に出席させていただき、新しくなった又右衛門リーフレットを配布し、1年間の活動報告などを行わせていただいた。
分野別会議終了後、再び会員が一堂に会して分野別会議報告会がなされた。その中で今回より会員になられた半田植物園 半田氏からも報告があり、堂々と報告をなされたのが印象的であった。
そして最後に来年度開催予定の水戸植物園からの挨拶があり、明日のエクスカーションを残して全てのプログラムが終え閉会となった。
そして一旦ホテルに戻り、着替えてから近くにある「ひろめ市場」という昔のフードコートのような素敵な場所にて大好物の鰹のたたきをいただいて、心もお腹も満たされて1日を終えることになった。
今回の大会は、写真撮影が禁止のため写真がなく文字ばかりで、読み辛いアップであったとは思いますがご了承いただければです。さて明日は最終日。これもまた、とても楽しみである。
今日から2泊3日で高知。恐らく?5年?6年ぶりで楽しみである。
いつものように今日も伊丹空港から高知行きの初便に乗り込み高知へと向かった。
ただいつもと違うのは、今回は青い色の飛行機である。久しぶりのANAへの搭乗に少し緊張しながら向かうことになった。
さすが伊丹―高知間は距離も短く、あっという間の到着になった。そして空港でいつもお世話になっているパートナーの半田氏に拾っていただき早速目的地へ向かうことにした。
ただ本来、訪問予定であったところが急遽今回訪問できなくなり、かなり無理なタイムスケジュールではあったが、少し離れた北川村モネの庭マルモッタンに向かうことになった。
空港から約90分。モネの庭に到着。滞在時間は30分もとれないため、まずいつもお世話になっている方々への挨拶とお届けさせていただいた植物たちの健康状態だけでも確認ができればと思ってのアポなし訪問である。
到着後、事務所近くで簡単に挨拶をさせていただいき、その後、早速私たちがお届けさせていただいた植物たちが多く植栽されている「ボルディゲラの庭」へと向かうことにした。
朝一番にも関わらず多くの観光客の方々の間を縫うようにボルディゲラの庭に到着した。
そしてそこには、オリーブの古木やロストラータ・ブルースワンなどのユッカ類、アガベなどが生き生きとした状態で育っていた。
そして、時折吹く風に葉を揺らしている姿を見ると、まるで「おとうちゃん。ここの皆さんに、とても可愛がってもらって、しあわせに過ごしていますよ」と言ってくれているような気がして、涙が溢れそうになった。
そしてしばらく眺めていると、遠くからとても印象的な声が聞こえてきて、その方向に目をやると多くの訪問者を案内している全国?世界的に有名なモネの庭のヘッドガーデナーである川上氏の姿があった。
川上氏は、多くのメディアにも取り上げられ、植物に対する情熱とその技量は半端でない凄い方である。
又右衛門と川上氏が出会ったのは恐らく6年前ぐらいであろうか、この地を訪れた際に、川上氏とお話した時に植物に対する考え方などが一緒で、お互いが意気投合し、新しく「ボルディゲラの庭」を作ることが決まったときに、数ある輸入植物のサプライヤーの中から是非又右衛門にと、大変ありがたいお話をいただいてからのご縁である。
本来であれば、川上氏にゆっくり挨拶をしたかったのだが、多くの方のご案内をされていたので、すれ違いざまに会釈だけさせていただこうとしたところ、私のアポなし訪問に驚かれ大きな声でご挨拶いただき、さらに多くの訪問者の方々に「世界的に活動している方で、ボルディゲラの庭のほとんどが又右衛門さんからの植物です」と、私の紹介までしていただいた。
そして30秒ない時間で、早い再会の約束をして、後ろ髪を引かれる思いで、川上氏とお別れをし、出口へと向かった。
その途中というのは失礼な表現ではあるがモネの庭の代名詞ともいわれる睡蓮(スイレン)などを拝見し、しばし絵画の中に身を置いたような体験をさせていただけた。さすが本国のモネ財団が認める庭である。
ここのことでは、まだまだ書かせていただきたいことはあるが、近いうちに再訪の約束をしたのであらためてご案内できればと思っています。
また今回、バタバタで撮ったのと、元来写真を撮るのは下手なため、この園の素晴らしさが伝わらないと思うので、是非HPなどをご覧いただき、そして現地を訪れていただければと思います。
本当に素敵な場所ですよ~~。
今年2回目の秋田へと向かった。今回も早めに飛行機&ホテルは予約をしていたので安くいくことができたが、言い訳だがバタバタしていてレンタカーの手配を忘れたのを出発の飛行機を乗る前に気づき、少し不安ではあったが、ま~~このシーズンいくらでもあるだろうと気楽に考え飛行に乗り込んだ。
着陸前にはのどかな風景が目に入ってくる。そして到着。5つあるレンタカーの窓口に空車はありますか?と聞いたところ全て予約でいっぱいであるとのこと。驚きである。
ただ驚いていてもどうしようもないのでとりあえずリムジンバスで秋田駅に向かった。電話で何件かあたったところ何とか1件 ガソリンスタンドがサービス提供しているレンタカーで軽トラックと小さな乗用車だけありますとのことで、すぐさまお願いをして、駅まで迎えに来ていただき、事なきを得た。
そして出発から1時間強で目的地付近の村に到着することができた。そしてまずは氏神様にご挨拶をして目的地に予定時間より少し遅れて到着することができた。
到着がちょうどお昼であったため、特製のきりたんぽ鍋や地元のミズなどの山菜をいただきながら、新しい取り組みについてなどをお話させていただいた。
そしてしばらくして松の圃場(ほじょう)を視察。生育状況などを確認させていただいた。畑によって若干の差はあるが、比較的に苗はしっかり根付いているようである。
また本年末に出荷できる畑も今のところ順調で、今年の年末が楽しみである。
さらにメロンやネギ、玉ねぎなどの生産現場も拝見し、今年新しく開発し特許申請できた自然生態系調和型資材について検討を進めることができた。これもまた楽しみである。
そして再び生産者の自宅兼事務所にて、今後について話し合い、大まかの方向性について確認をすることができた。ただ田舎特有の時間の流れと、植物の仕事であるために、全てがビシッと決められるものではなく、少し緩くなってしまうところもあるが、しっかり順序を経て、焦らず、慌てず、植物にとって生産される方々にとって、より良い方向を導き出していければと思っているので皆さんにもご協力いただければと思っている。
そして緩い流れではありながら、しっかり前に向く意義ある話を終え、再訪を約束して、宿泊地へと向かった。
ホテルに到着し、しばらくして近くの川反通りで夕食をとることにした。お店は何度か訪れた店で、私たちのことを覚えていただいており、再会を喜んでいただいた。そしてお気に入りのものを注文。
喉を潤しながらしばらくして運ばれてきたお気に入りの食べ物がこれである。
納豆と海鮮などが入っており、自家製のお味噌を混ぜ込んでいただくものである。
その名を「エロ納豆」。はじめてメニューを見た時に、どんな納豆と思い、メニューに書いているのに気づかず、いろんな想像をして尋ねてみたところ「ま~食べてみんしゃい」とのことで食べたらとても美味しくて、それから行くたびにリピートしている一品である。そしてしばらくエロエロな(色々な)ことを話し合い、夜食の焼きおにぎりを手にして部屋に戻ることにした。
部屋に戻るとたまっている宿題をするために、せっせとパソコンに向かう。眠くなりかけたところで持って帰った焼きおにぎりでチャージを行いながら、何とか朝までにはとりあえずのところを終えることができた。
そして深く眠ると寝坊をしてはいけないので仮眠をして朝一番でさっと食事を済ませレンタカーを返却し、その足で近くを散策することにした。
まずは日本の公園100選に名を連ねる「千秋公園」を訪ねた。ツツジや藤は見ごろを終えてしまっていたが、蓮などの水生植物と新緑がとても美しく、清々しさと、今後のプロジェクトにいろんなヒントを得ることができた。
そして芸術ホールであるミルハスなどを見学。素敵な建物であった。そうこうしているうちに出発時間が近づいてきたのでホテルに一旦戻ることにした。
その後、昨日食事をした繁華街である川反通りに沿って流れている(正確には川に沿ってある繁華街ですが・・・)川を観に向かった。
ただこの川の流れる景色を観るためには橋の向こう側に行かなければならないが横断歩道がないため地下道を通るしかないので、初めてこの地下道を通ってみた。当たり前かもだが薄暗い。少しだけではあるが不安を感じた。
ほんの少し進むと陽が差し込んでくる。何となく日々の自分と重ね合わせながら歩いていた。
さらに出口に向かうとその光はさらに強くなり、輝く緑が目に入ってきた。その光景を見た時に、あらためて自分の進むべき道を確信できたように感じた。
そして地下道をくぐったところには、新緑の下で透き通った緩やかな流れの川。そして優雅に鯉が泳いでいた。そしてしばしその光景を眺めていると色々な悩みが流されていったように思えた。
そしてそこにあるメッセージの「川は心のふるさと」という言葉が全てを包み込んでくれた。
短い間の秋田であったが、目に見えているものよりも、はっきり見えてはいなくても、とても素敵なものを得ることができた。
さ~週明けも出張からのスタート。張り切っていこう!!!
少し早めのランチをいただいた後、どうしても観たいガーデン、会いたい人がいたので向かうことにした。
その方とは、全国都市緑化仙台フェアにおいて総合的なガーデンプロデュースやデザインを行なった泉緑化、泉ボタニカルガーデンの鎌田代表である。鎌田さんとは矢野さんを通じて知り合い、東北らん展やチェルシーフラワーショウに一緒に参加したり、プロジェクトに取り組んできた素敵なパートナーで、多くを学ばせていただいた。
今回も多くのガーデンのデザインや作庭を行ってきた中心人物である。家族とともにつくるワーキングガーデンと題したガーデンは素敵であった。
ワーキングガーデンの中には『家族で庭キャンプ』などとても魅力的な要素がいっぱい詰まっている。
温かみのあるメッセージボードなども全て社内で手作りで、随所に行き届いた感性がとても素晴らしい。さらに鎌田氏が凄いのは、作品を作ったり、全体をプロデュースしたりするだけではなく、ボランティアなどの信頼も厚く、人を巻き込んで大きなことをやり遂げる達人である。まさに人柄が成せるものであろう。
写真のような元気いっぱいの植物で壁面緑化なども行い、素晴らしいものを提案されていた。
再び総合案内のある建物に戻り、同じく鎌田さんが関わるブースを拝見させていただくことにした。そのブースには『東日本大震災 花の緑の支援 ありがとう物語』と書かれていた。
ブースには一般社団法人 雄勝花物語が運営する雄勝ローズファクトリーガーデンなどの案内がされており、被災地支援のために全国各地から老若男女、企業や団体が集まり、とても素晴らしい施設になってきたことが発表されていた。その経緯を改めてパネルで確認していくと、本当に大変な中、多くの人の愛と徳水さんの努力によって成し得た素晴らしい施設であると改めて感じることができた。
その一角では、私たちの関わったオリーブについても触れていただいており、私たちの想いを載せて旅立っていったオリーブくんが皆さんに愛され元気にしていることをとてもうれしく思うと同時に、引き続き私たちにしかできないことを提供できればと思った。
ここで鎌田さんともお別れをして、会場を後にすることにした。仙台駅前のホテルにチェックインをしてデスクワークをしていると、先ほどまで一緒であった矢野TEA氏から電話があり、久し振りに二人っきりでグラスを傾けた。
先ほどの立ち話より深く入り込んだお互いの現状と、今後について話をすることができた。そして又右衛門の尻を叩いていただき、「地球を守れ!!!」の言葉と共にグラスを飲み干し、再会を約束して互いの帰路に就いた。
久し振りの仙台訪問で、今まで一緒に歩んできたパートナーの衰えない想いに触れることができ、また自らの進んでいる道に間違えはないと確信することができ。
さ~~、新たな形での『チーム with the world』再結成かもである。楽しみで胸が躍る!!!
今日は宮城仙台へと向かった。今週3回目の出張である。先日JALが販売した期間限定全国どこでも6,800円のチケットの恩恵を最大限に受けての出張である。
今回久し振りの仙台は、『第40回全国都市緑化仙台フェア 未来の杜せんだい2023~feel green!~』が開催されており、長年一緒に活動をしているメンバーが大きく関わっているので、その作品を拝見するのと、陣中見舞いが主な目的である。
仙台空港からJRと地下鉄を乗り継いでメイン会場である国際センター駅に到着。
順路に従い会場へ向かう。途中アレンジされた植栽などをチェックしながら、木陰をゆっくり歩く。とても気持ちがいい。
開場まで周辺をぶらつき、9時30分の開場とともに入場した。
総合受付の中は、仙台らしい装飾が施されていて多くの人を招き入れていた。そこでガイドマップなどをいただき、メイン会場をめざした。
広々とした会場の芝生を進んでいくと、英国王立園芸協会のチェルシーフラワーショウやベルギー王立園芸協会フロラリエン、日韓ワールドカップ記念公園での招聘デザインなどを行ってきたガーデンデザイナーの矢野TEAデザインのブースが目に入ってきた。
奥に歩を進める、長年のパートナーである矢野TEA氏と久しぶりに再会することができた。
彼のエリアでは、コンテナなどを活かしたサステナブルかつクールなデザインが異彩を放っていて素晴らしい。
さらに、独自の自然環境学習プログラムによる作品が展示され、とても素敵な仕上がりになっていた。
テーブルを使って矢野氏のワークショップを始まると、多くの子どもたちが楽しそうに参加をしていた。また小さな子ども連れの方も、子ども達が熱心に取り組み姿をとても温かい目で見守っていたのが印象的であった。
その他にも多く見どころがあり、さすが日本を代表するガーデンデザイナーであることを改めて実感した。その後、お互いの近況などを伝えて、再会を約束してブースを後にした。
その後会場内をぐるっと一周しながら、企業や自治体のガーデンも拝見。その一角には2027年開催予定の横浜園芸博覧会 GREEN EXPOの案内ガーデンなどもあった。
荷物が重たいのもあり、少し足が疲れお腹もすいたのでフードトラックでダブルチーズバーガーをいただくことにした。ダイジェストとしてもまだ続きがあり、少し長くなったので続きは次回に。
今日は日帰りで宮崎に行ってきたのでご報告。
朝一番の飛行機で宮崎ブーゲンビリア空港へと向かった。宮崎空港に向かうのはきっと十数年ぶりである。出発した伊丹空港は昨晩から雨が降っていたが、宮崎は予報通り雨も上がりとても良い状況で現地に入ることができた。
さて今回の訪問先は『こどものくに ローズガーデン』である。以前から『よみうりランド HANA―BIYORI』などでご一緒させていただいたことのある源香(Minamoto Kaori)さんがヘッドガーデナーを務めるガーデンがあり、今日やっと訪問の機会を得ることができた。
宮崎空港からレンタカーを借りて約15分で到着。
到着するとバラの香りが立ち込めていて、とても良い感じである。
中央には、クライミングローズが植栽されていて、もうすぐ満開を迎える感じである。
ガーデン内では一番花が大きく咲き誇っている。
他にもオレンジや赤のクライミングローズが見頃を迎えている。
バラ以外にも宿根草のガーデンもあり、バラと調和してとても良い感じである。
一番奥から見ても、素敵な建物と調和し、良い感じである。
しばらくガーデン内を見学し、源さんと再会し、建物内でしばらくお話をさせていただいた。
実はこのガーデンは、COVID-19影響などから大幅な予算削減により運営が難しい状況であったが、それまで育んできたバラや植物を守りたい一心から源さんが手を差し伸べ、わずか数名のボランティアに近い状態で何とか現在運営することができている。
源さんの心意気は感動ものである。さらに凄いのは、そのような状況にも関わらず、手を抜かずこのような素晴らしいガーデンに仕上げているということである。頭が下がる思いである。
話をしているうちにも多くの方が訪れ始めてきた。いつまでも源さんを独り占めにはできないため、その場を離れた。
その後も亜熱帯植物園などを時間のある限り見学して、自分へのお土産に『青島ういろう』の小さなパックを買って帰阪することにした。
今日一日、源さんの強い思いを全身で感じ、少しでも役に立てればと思った。
香さん、そしてスタッフの皆さん。フレー。フレー。フレーーーーーー。