四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

久し振りに北部にあるオリーブの管理地を訪問しました。

以前からのオリーブもあるが、今春日本に来てくれて、納品前の養生中であるオリーブくんとの再会。

今回のオリーブくんは、日本で完全に土での栽培もあり、若干芽吹きも遅いようだが、しっかり育ってくれていてホッとする。迎え入れていただける方の笑顔が頭に浮かんできて嬉しくなってくる。それにしても大きさ以上に迫力を感じがするとても魅力的な存在。恐らく樹齢は約700~1000年ぐらいかな。人によっては1200年以上と言う人もいますが・・・・

背は低めだがどっしりしていて安心感があるお気に入りの子である。

まるで龍のようにも思える又右衛門のとてもお気に入り。無理やり横倒ししたようなタイプでなくとても良い感じである。少し特別なところで植栽をしたいと考えているので楽しみである。

その他にも、以前に来ていただけたオリーブくんたちも元気にしてくれていて、お迎えが来ることを楽しみにしてくれているようにも感じた。

また流木たちも、入荷時より少なくなってしまったが、まだまだ素敵なものがいっぱいあるので、機会があれば、皆さんも観ていただきたいと思っているのでお楽しみに(^^♪

今日8月19日は俳句の日、バイクの日である。といっても俳人でもないし、昔から単車には乗らないため、正直あまりピンとは来ない。

今回のブログはこのようなくだりから入るということは、あまり活動ができていなかったのかな?と思われる方もいるのかなとは思うが、実はその逆で、ブログもだがFacebookなどのアップもできないほどバタバタの一週間であった。

まず週初めは、何といっても近畿を中心に台風の影響が多くあった。ここであらためて今回の台風により被災された方々お見舞い申し上げます。一日も早く日常を取り戻せますようお祈り申し上げます。私事ではあるが自宅の近くでは大きな枝がいくつか折れて、その撤去で強い風に振られながら雨の中を走り回ったりしていた。

そして私たちの事業所は、スタッフによる先んじての配置や手配によって、大きな被害は未然に防ぐことができた。ただそういっても施設の破損や植物への影響が多少はあったので、私たちも回復に向けての日業業務と並行して取り組んでいかなければならない。今回の台風が最後になってほしいと祈るばかりである。

今に始まったことではないが、今回の報道でも多く、土砂崩れなどの災害が多く報じられている。もちろん防げない災害の大きさかもしれないが、中には植樹されている植物がしっかりした根をはらしていなかったために、土砂の保水力は低下し災害につながっただろう思えるものもあり、実際には施工管理などによって防げた災害もあるのではと感じている。このことについてはまた別の機会でお話ができればと思っている。

週中には、淡路島、大阪、三木、堺において連日、素敵な出逢い、貴重な学び、新しい取り組みの始まり、輸入貨物の到着、海外プロジェクトのスタートアップなどバタバタであった。

週末にはグループ会社の新しい取り組みの打ち合わせもあり、まだまだ進化しようとする私たちの取り組み、積極的なスタッフに勇気づけられながら全く不安がないかと言われると嘘になるが嬉しい意味での大忙しの一週間であった。

来週は別の海外プロジェクトや講演、海外出張などこれまた大忙しである。暑さを吹き飛ばす熱い想いで頑張っていきます。

最後に一句「いそがしや。あ~いそがしや。いそがしや。」

どこかで聞いたことがあるように思いますが(笑) 皆様素敵な週末をお過ごしくださいませ。

先週末は地元のお祭りもあったため、宝塚に戻り、週明け再び関東へと向かった。

今回の目的は、今春、包括連携協定を結ばせていただいた千葉県いすみ市に、ミーティングと現地調査であった。いつものように朝一番の飛行機で羽田へ。

そこからモノレールとJR線を乗り継いでいくと、通常なら午後からの打ち合わせに十分間に合うのだが、今日は東京駅にて列車に乗った後、京葉線区での事故によって大きく遅れての到着となった。

まずは市役所にて、簡単にミーティング。環境に配慮した新しい技術の説明をさせていただき、その有効性に期待を持っていただけた。

そして何よりも現場一番なので、今回の協定にもある観光としての花き園芸で起きている課題解決と、いすみ市の取り組みについて触れさせていただいた。

最近では多くメディアにも取り上げられている「いすみ鉄道」 特に菜の花と桜の時期が美しく、多くの人が訪れる観光スポットでもある。今の時期、菜の花は咲いてはいないが、透きとおった青空と緑に、黄色の可愛らしい電車が映えて魅力的な光景であった。

また国吉駅周辺では、農園や花壇など様々な取り組みをされていたのが印象的であった。

ただ、いすみ鉄道沿線の美しい光景や、駅周辺の取り組みが保たれているのは、その裏方でいすみ市の方々や地域ボランティアの日々活動があるからである。頭が下がる思いである。

その他にも、リーガースベゴニアなどの生産者やその他の施設などを周らせていただくことができ、ほんの一部しか見ることができてはいないかもしれないが、実際に現地を訪れ、植物に触れ、土に触れることにより、現地の状況や課題などを少し理解できたと思う。さらに何よりも現場で活動される方々からの声は貴重で、その努力は尊く思えた。今後も引き続き、現地の人びとや植物に触れ、耳を傾けながら、私たちのもつ新しい資材や技術などによって、後押しをできればとあらためて思うことができた。

そして時間が許される限り現地を案内いただき、制限時間となったので、都内に向かうことにした。

その帰りの途中、急遽仲卸の社長からご連絡をただき、美味しいハンバーグをいただきながら、今後についてなどをざっくばらんに話し合うことができた。ぜひこのような若手がどんどん育っていただきたいと思いながら、私が残せることを考えながらこの地を後にした。

翌日も都内にて活動。うだるような暑さの中、屋外を歩き周ってへこたれそうになることもあったが、一か月おきのタイでの活動のおかげもあり、少し強くなったのか、何とか能動的に動くことができた。

週中には台湾のビジネスパートナーに訪問していただき、久し振りの情報交換もでき、貴重な時間を過ごさせていただくことができ、実り多い週となった。

今週このような時間を過ごすことができたのは、この暑い中でもへこたれずに本業の卸に徹して活躍してくれている素敵なスタッフのおかげである。彼らの植物に対する想いやお客様への想いは半端ではない。頼もしい限りである。私はそのような背中を見ることで、活力が生まれてくる。ぜひ何とか厳しい夏、お盆を駆け抜けて欲しいと心から願ってやまない。

8月4日5日と宝塚山本の園芸流通センターにおいて、「山本納涼夏まつり(盆踊り)」が4年ぶりに開催されました。

このイベントは、山本の自治会はじめ多くの団体が関わり開催されているイベントで、COVID-19の影響でここ数年開催ができずにいたが、本年4年ぶりの開催となり、その手伝いにほんの少しだけ又右衛門も参加させていただいたのでご報告を。

まずは、仕事を終え会場につくと、驚くほど、人、ひと、ヒトという具合に、大勢の方にお越しいただいていた。その混雑ぶりは、いろんな関係もあり写真は撮ってはいないが、明らかに今までの開催より多いものであると感じた。私の参加は2日目のみであったが、初日はさらに多い人出で、開場を早めるなどの大盛況であったとのことである。

そして私は今回も年齢を配慮していただいてか、比較的すいているお面売り場を担当させていただいた。

今までは、以前の投稿を見ていただければわかるが、ショッカー(仮面ライダーの敵)のお面をして参加してきたが、今回はイメージを変えて「ちいかわ」にさせていただいた。「ちいかわ」ファンの皆様には失礼いたしました。

その効果は全くなかったかも知れないが、おかげさまで多くの方々にお買い上げいただき、人気のお面など完売するものが多くあった。

また販売中には、祭りのだんじりなどで一緒に活動している青年たちにも、陣中見舞いに来ていただき、再会することができ、とてもうれしく思えた。そして、いつもながらの素敵な太鼓の拍子にあわせて、盆踊りが行われ、2日間の山本納涼夏まつりは大盛況のもとの閉幕となった。お越しいただけた皆様、ありがとうございました。

今回、又右衛門がお手伝いに参加したといっても、出張もあったが、準備、片付けなどにも参加できず、短い時間の冷やかしのような手伝いになってしまっていることは申し訳なく思っています。この場をお借りして、皆様にお詫びと、そのような参加でも笑顔で迎えていただいた地元の皆さまに本当に感謝です。猛暑の中、設営、開催、片付けをされていた皆様のホスピタリティーには頭が下がります。ありがとうございました。あらためての御礼は照れくさいのでお面をしたまま、御礼いたします。

4年ぶりに多くの方々と地元の皆さんが、笑顔で接して入れる景色を、お面越し観ながらジーンときた又右衛門でした。また早くも来年が楽しみである。

バラエングループの代表企業である薔薇園植物場は、8月から新年度となる。

昨季は労務改善などいくつかのことに着手し、厳しいながらも各スタッフの努力により、一定の成果を残せたことは大いに評価できると言える。スタッフの皆さんには大いに感謝である。そして今週、それぞれが新たな思いで新年度がスタートした。

お朔日はいつものように氏神さまを参拝し、先月と前年度のお礼を伝えさせていただいた。その後、三木に移動し、アースフィール資材の定例ミーティングと技術講習会、山本に戻って、新資材の提案など、アッという間の1日となった。

翌日は、大阪市内の中心地で2025年OPEN予定のとても素敵な施設の植栽についてご相談をいただき、また植物が活躍する場所が一つ増えることに喜びを感じることができた。

週の後半は都内にて活動。この日も都内に向かうためいつものように伊丹空港から始発便に乗る前に、休憩室にいたところ、以前にお仕事でとてもお世話になったことがあり、現在要職につかれている方にバッタリお会いし、いろいろ興味深い課題もいただけ、あらためてお伺いすることになった。

羽田到着後、青年会議所時代の先輩にもバッタリ、朝一番から思わぬ再会が続き、とてもテンションが上がる出張の始まりとなった。

そして到着後、そのまま市場での打ち合わせ。初めてお会いさせていただくことになった方であったが、考え方や方向性が似ており、今後すぐに繋がるものと中期的に繋がる取り組みについて、ざっくばらんに話をすることができ、とても意義深いミーティングをすることができた。今はお盆期間のため双方がバタバタしているので落ち着いてから、早速進めていきたいと思っているので、とても楽しみである。

そして新橋に移動。昼食をはさんで、お約束させていただいた方に久し振りにお会いすることができた。それは、ともさん。セネガル訪問時に大変お世話になった方である。彼女はセネガルにて、センスのあるとても素敵なインテリア雑貨をデザイン・制作し輸出をしている。そして又右衛門の訪問時の通訳と現地アドバイス、そして植物輸入に一役かっていただけた、とてもアグレッシブな方である。

※写真は当時のものになります。

以前アップしたブログを読み返すと、前回のセネガル訪問は2018年8月はじめなので、ちょうど5年前の同じ日に出逢ってからの再会である。そして今回、夏休みで日本に来るにあたって、ご連絡をいただき、お会いすることになった。

ただこの再会は単に懐かしいですね~~。元気にしていますか?の挨拶ではなく、当時現地で今後の取り組みについて話をしていたことを温めていただき、プランとして持ってきていただけた。さすが、ともさんらしい。

※写真は当時のものになります。

プランの内容は、今の段階ではお話できないが、簡単にやりましょう!という簡単な物でもなく、引退も視野に入れ始めた又右衛門が日本にいて片手間でできるものではない。ただ5年越しの想いでもあるので、調整がつけばチャレンジしてみたいとも思っている。いずれにしても、セネガル再訪が必要になってくるので、年内のスケジュールはほぼ埋まっているので来年になるであろうとは思うが・・・。

そのように思い出話などする時間がなく、今後についてのみお話をした後、お互いの背中を押し合うように見送りながら、再々会を約束してお別れとなった。

セネガルから来て熱中症にかかっている彼女たちには、驚きを感じたが、是非残りの日本での日程を健康に過ごしていただき、セネガルで再会することを願ってやまない。

次の日、4日もいつもご支援いただいている方の紹介で、面談の機会をいただきお会いすることになった。どのような立場の方であるとかは、いろんな関係のこともありアップはしないが、色々な経緯で今のお仕事をされていること、その方向性に共感するところが多くあり、多くを学ばせていただける素敵な方であった。また私たちの取り組みや、植物に対する想いもご理解いただき、きっと素敵な取り組みに発展していけるのではないかと思っている。

ここでは簡単な紹介にして、多くを伝えさせていただくのは、今後のお楽しみとさせていただければと思う。ただこのプロジェクトの目的はとても大切であり、植物も喜んでくれるであろう。健康な植物(みどり)の普及をめざす活動家として、とてもやりがいがあり、進めていかなければならないと感じることができた。近い日に約束させていただいた再会の日が今から楽しみである。

午後からは、農水省へ。ここでは、要職を務められ、明快な思考と実行力を兼ね備えた魅力いっぱいの方と、お話をさせていただく機会をいただけ多くを学ばせていただけた。そして私たちのネイチャーポジティブ実現に向けた自然生態系調和型資材やそれらを使った新技術を紹介させていただいたところ、高く評価いただき、今後についての進め方についてアドバイスいただくことができた。

このような都内での2日間の活動を終えて、帰路の途中に通った日比谷公園では、宝くじの販売カーが出ており、その告知には、今日が「天赦日」「一粒万倍日」「大安」が重なったトリプル開運デーとのことを知らされた。

新年度の滑り出しに、とても素敵な方々とのご縁をいただけ、まさに出発にはこの上ない日であることを大いに喜びと期待を感じることができた。本当にワクワクである。

このワクワクのおかげか、降り注ぐ強い陽射しを暑く感じることなく、心地よくさえ感じるものになった。さぁ、この1年間、しっかり頑張っていこう。視界良好である!!!

海外出張と国内での取り組みが重なり、ただでもデスクワークの能力値が低い又右衛門は、徹夜をしても追っつかない日もあり、そのために免疫力がだだ下がりして、能率が悪くなってしまったこと。おまけにそのような時に野球の応援で大声を張り上げたために声が出なくなってしまったことに大いに?少しだけ?反省している今日この頃です。

そのような体力と能力低下中に、支えてくれているのは、もちろん最近伸び盛りのスタッフのサポートである。それと縁の下の力持ちマリネックスプレミアムのおかげでもあるが、さらにこの間の素敵な新たな出逢いや再会があったからである。

帰国後、現在活動の拠点である豊中市の市役所を訪問。バラエングループの考える環境への取り組みや今後の提案などをする機会を頂戴することができた。

私たちの取り組みが豊中市が目指すカーボンニュートラルや環境対策にも役に立てるのではないかと考えていたが、私たちの訪問を歓迎していただき、興味をもっていただけた。今後はさらに積極的に取り組んでいければと思っている。

さらに、私がいつも国内外の移動で大変お世話になっている航空会社の方、それもカウンターでよくお会いしていた方が公民学連携で豊中市に赴任されていて、それも今回ご担当いただけるなど、このような形での再会もあるのだな~とびっくりとうれしさが重なった。Facebookで毎回のようにアップしている思いが通じたのかなとも感じることになった。また市役所の帰り道では色々な発想も沸いてきたのでとても楽しみである。ぜひ日を置かずして再訪したいと考えている。

そしてその数日後、豊中市の別の部署でのご紹介で新たにフラワービジネスに参入されようと考えられている素敵な方に、私たちを訪問いただけた。

その時には挨拶程度しかお話はさせていただけなかったが、少しばかりではあるがバラエングループの取り組み、又右衛門の活動に触れていただくことができた。またその方たちはタンザニアにても魅力的な活動をされていて、又右衛門のマダガスカルやセネガルなどの取り組みと繋がるところもあるのではと感じている。今秋の開業とのことではあるが、花き園芸業界に新たな風を吹き込んでくれるような取り組みをしていただければと思う。そして微力ながら活動のお役に立てることがあればと考えている。取引とは別に活躍がとても楽しみである。

週がかわり大原ビックフェスティバルへ。COVID-19の影響もあり、国内の展示会にはほぼ足を運んではいなかったが、久し振りに会場にて、しばし立っているだけで、多くの方と再会することができた。そして多くの方からとても興味深い取り組みのお話もいただけたり、活動の励ましの言葉をいただけたり、短い時間であったがとても素敵な時間を過ごすことができ10月のJF兵庫県生花「大植 秋の感謝祭」、関東での大きな展示会に向けて大いに参考することができたと言える。

20日にはJFグループ生産者協議会 通常総会が開催され、賛助会員として出席をさせていただいた。

講演会では当会の特別顧問である松浪健四郎先生からオリーブの話を盛り込んだとても勉強になる素敵なお話を聴かせていただくことができた。松浪先生には日本体育大学において、オリーブの植樹において、様々な役割を頂戴し、本当にお世話になってきた。中でもトーマス・バッハIOC会長の名誉博士号授与式の記念植樹に又右衛門が関わらせていただいたことは今でもしっかり記憶に残っている。

そして休憩をはさんで懇親会では、久し振りにNHKの趣味の園芸などで活躍されている園芸研究家 トミーこと富山昌克氏と同じテーブルになり、久し振りに和気あいあい長く話すことができ、多くのアドバイスをいただけた。

その他にも協議会会長はじめ多くの生産者の方々とお話することができ、とても有意義な時間となった。

このように魅力的な方との出逢いや再会のおかげで、パワーチャージができ、もうすぐ復調できそうである。あらためて全ての人に感謝である。

さ~~8月からは新年度。引き続き混とんとした世の中であるが、進むべき道ははっきりしている。ぜひ志が同じ皆さんと共に実直進んでいければと思っている。きっとその先には明るい灯りが待っているはずである。

タイでは雨に打たれ風邪をひきかけたり、道路を歩いていたら、後ろからの車に腕を当て逃げされたりではあったが、まあまあ?無事という状況で帰国することができた。

そして楽しみにしていた先週来日してくれたディクソニア アンタルクティカとの再会を果たすことができた。

サイズは6インチという赤ちゃんのようなサイズから1~2ftの人気のサイズ。

そして5ft以上の大きなサイズ。そして数量限定の10ft以上の特大サイズ。

さらに珍しいマルチタイプなど、錚々たるメンバーがそろってくれている。

中には、今にもはじけそうな芽を膨らませている子もいて、愛くるしくて仕方がない。

この子たちは、輸入前からご注文いただいているもの以外は7月15日より販売開始予定である。価格などについてはローズガーデン植物部にお問合せいただければと思います。(TEL:06-4866-1212)

COVID-19以前と比べて極端な円安、コンテナなど輸送費の高騰を考えると、以前と比べて200%近い費用が掛かっている。さらに今回はしっかり太めのサイズのため、現地での価格も高くなっている。正直かなり高く販売をしなければならないところを何とか工夫してできるだけ変わらぬ価格で提案できればと思っている。

さて今回、私がいない日本において現場の輸入植物担当スタッフは、周りのスタッフやヘルプのパートナーと力を合わせ、傷だらけになりながら植物のこと考え、無事にやり遂げてくれていることにうれしさを感じる。

まさに写真のディクソニアのように若い芽が出る中から、ひとつ抜けでてきてくれている状況であるのではないだろうか。また生花部門でも産地訪問のデビューをするなど、各部門で着実に力をつけてくれている若い世代が増えてきた。ぜひそのままの勢いで成長し大きな葉を広げてくれればと思う。そして中堅や新しく招き入れるスタッフと共に力を合わせ、1日もはやく私のような老体にあたる陽を遮るぐらいの存在になってくれることが楽しみである。

そのような日が早く来ることを期待してやまない。

2023.07.07

七夕の贈り物

前回のアップでお伝えしたようにタイ現地での報告は後日にさせていただくとして、昨年訪問させていただいたオーストラリアのナーセリーから素敵な植物が到着した。

それはディクソニア アンタルクティカ、別名ソフトツリーファーンと言われる人気の高い子である。

 

この植物は私たちでは珍しいベアルートでの輸入になる。何故ベアルートなのかというと、とても単純でアンタルクティカはベアルートでも発根活着あっても枯死率には関わらず、むしろPOT植えにての輸送の方が問題を多く抱えるためである。

そして今回、写真のように、40ftコンテナ満載で到着であるコンテナ内にはとても小さな赤ちゃんのような子から、かなり大きな子までが乗っている。

 

とても蜜の中であっただろうが、元気いっぱいに到着してくれいるとの連絡を受けてホッと一安心である。

さらに日が変わっての植物防疫所による入念な検査も無事に合格することができ、正式に来日となった。

 

私はタイにいて直接対面ができなかったが日本のスタッフが奮闘してくれ、素敵な来客を迎え入れてくれていることに感謝である。

私も帰国して少し遅れての七夕再会が楽しみである。

 

2023.07.03

後半の始まり

月末の夏越の祓いを終えて、お朔日には改めて清められた?身体で氏神様参りをさせていただけた。

そして3日は、長年お世話になっており幾度も研修旅行にもご一緒させてきていただいていた岩手 安代リンドウのチームが梅田生花市場にて今夏のリンドウ出荷に際し、販売促進のプロモーションと会議のため、朝一番セリ前の時間帯市場においでいただいた。

特に今回の来訪は八幡平市 市長の同行で、とても熱のこもったものであった。そして私もセリに先立ち、市長や部会長とお話をさせていただき、情報交換と私の年内安代再訪、引き続きの様々な約束をし、宝塚へと移動することになった。

地元の宝塚山本では、以前訪問させていただいた確実園本園にて私たちが取り組む自然生態系調和型資材やそれらを使用した栽培技術によるバラへの試用においての経過報告や効果検証などの報告と、確実園代表とミーティングを行わせていただくことができ、新たな学びなどの価値の高い収穫があった。

確実園本園訪問後、地元の飲食店でランチミーティング。全てのお客さんが帰るほどまで、長時間にわたってアースフィール新資材を中心に打ち合わせを行い、夕方に解散。

その後私は、数日前に患った軽めのぎっくり腰がコルセットや飲む痛み止めでは回復せず、整形外科にてブロック注射をうち、そのまま関西空港へと向かった。

さて今晩からのタイ出張。腰など不安も多いが、今回はスタッフも同行のため、次の担い手がバラエングループの海外における取り組みにおいてどのように感じてもらえるか楽しみもある。

訪問中は、私は現地以外にも日本での別の案件をいくつか抱えながらの渡航なのでブログのアップは帰国後時間がとれてからになるかと思うのでFacebookなどにてリアルタイムに近い情報をお届けするように心がけます。それではいってきます。

欧州から帰国後、数日して私とはぐれて別の旅に出ていたスーツケースも無事に帰ってきてくれて一安心。

6月最後の週も、週初めには都内にて、ご紹介していただいた新たな取引先とのミーティングや、既存チームと新たな取り組みについてのミーティングがあり、とても興味深いものとなった。

翌日は、リモートではあるがJETROとの輸出プロジェクト、今春に包括連携協定締結となった「いすみ市」のミーティングなどに加え、セミナーへの参加などの機会を得て、様々な課題の抽出ができ有意義な時間となった。

次の日は、以前より多く指導をいただいてきた香川大学にて教授をされていた深井先生にご指導の機会をえることができ、とても興味深い新たな取り組みに着手できそうなきっかけをいただけ、とても楽しみな1日となった。

さらにその次の日は、再び都内にて私たちの業界を代表する企業との打ち合わせ。午後からは昨年開催予定のドーハ国際園芸博覧会の委員会に出席させていただくなど、とても意義深い一日となり、半年の折り返し地点を迎え、まるでラストスパートのような最終週を迎えることとなった。

 

そして今日は6月最後の日である30日。6月30日と言えば、夏越の祓いである。

夏越の祓とは、茅の輪をくぐり災厄を祓い清める儀式で、毎年氏神様でおこなわせていただいている。

PCにて検索をしてみると「夏越の祓」は、“今年前半の半年間の穢れを清めて災厄を払う神事であり、このあとの後半も無事に過ごせるようにと祈る行事です。古来日本では、夏を迎えるこの時期、疫病が流行ることが多かったため、厄払いと無病息災のため、茅の輪くぐりが執り行われるようになったと考えられています。”と親切に解説がされていた。またその由来なども書かれているので興味がある方は、少し深堀をされても面白いかと思う。

私は、毎年とおなじように蘇民将来と唱えながら、3回の茅の輪をくぐり、氏神様への半年間のお礼を伝えさせていただいた。

つい先日、一年間のお礼の参拝をさせていただいたのが、もう今日で半年が終わりである。春には一旦終了の重要なプロジェクトを終えたが、全く時間に余裕ができることはなく、むしろ拘束が緩くなった分、他の取り組みに取り掛かる時間ができたため、さらに後半戦は忙しくなりそうである。

そんなこんなの1年間の折り返し地点を無事に迎えることができたことへの神々や植物への畏敬の念と感謝、そして多くの学びを与え、一緒に歩んでくれるパートナーへの深い感謝の気持ちを忘れずに、後半戦を迎えたく思っている。引き続き又右衛門の珍道中を見守っていただければ幸いである。

最後に、皆様のご健康ご多幸をお祈りして2023年の半分を終えたいと思います。では皆様にとって良い後半戦をお迎えくださいませ!!!