四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨日今日と秋田へと向かった。今回の訪問は先日より弊社のプロフェッショナルが、秋田にある八竜松生産農場にて活動をしているため、進捗状況の確認や寒い中就労いただいている地元との方々への挨拶を兼ねての訪問である。
いつものように伊丹空港から秋田空港行の初便に乗って向かう。天気予報では夕方から雪になるかもとのことであったが着陸後は、天気は崩れることもなくレンタカーに乗って順調に現地へと向かった。
しばらくすると雲行きが怪しくなり、現地近くではあられ混じりの雨が降ってきた。相変わらずのレインマンである。そして到着する頃には、畑はうっすら雪化粧となった。
到着してまずは皆さんに挨拶をさせていただいた。
そして氏神様に今年も収穫させていただけることの御礼を伝えに参拝をさせていただくことにした。
ほとんど出荷用に抜かれている状況の畑と、来年出荷用の畑をチェック。良い感じである。
そしてまだ本年度出荷用に残っている松を確認したが、まだまだ魅力的な松が残っていた。
4年物でとても良く締まっており、細い自然樹形の松は他の産地ではお目にかかれないのではないだろうか?まさにこの地の逸品であると言える。
そしてここで抜かれた松を選別し、仕分けをして各取引先へと出荷していく。今年も八竜松に魅力を感じ、市場はじめ多くの方々からお取引の依頼をいただいているが、正直人手不足で中々追っついていない状況である。
そのような中、関西関東からの市場や仲卸から引き抜きのヘルプにまで来ていただき、何とか目途がたちそうである。本当にありがたいことである。また逆に市場にとって良い研修にもなるとまで言っていただけ、生産と流通が一緒になって取り組みができることに喜びを感じることができた。そしてしばらく工程を確認させていただき、夕方に宿へと向かわせていただいた。
翌朝辺りはうっすら雪景色。朝ごはんをいただき、再び現場へと向かった。するとそこには朝暗いうちからひたすら一人で松を引き抜く作業を行っているスタッフの姿があった。今日のしぐれた天気で恐らく気温は0℃ぐらいであろう。さらに強い風が吹いているので体感としてはもっと寒いかと思われる中の作業のため、本当にありがたく、また逞しく感じることとなった。
そして松の選別場は一旦手をとめて今日は秋田名物大根のナタ漬けの仕込みがされていたので貴重な機会のため拝見をさせていただいた。
軽トラいっぱいに積み込まれた大根を、洗って削り、その後ナタでおろしていく。本当に手際よい。昨日の松のさばきも素晴らしいが、大根のさばきも天晴である。その大根をナタで削るときの音が何ともリズミカルで、良い意味で耳に残る。個人的には松と大根のさばきは、芸術や文化として登録できるのではないかと思うぐらいである。
そして自家製ナタ漬けのレシピによって、順次樽に漬けられていく。そして数日後に仕上がることになる。今まで毎年このナタ漬けをいただいてきたが、製造工程を拝見できたのは初めてであったので、さらにナタ漬けへの愛着が沸いて来た。
そして少し事務作業を行い、一通りのことにめどがたったので、最後にきりたんぽ鍋をいただいて、残りの仕事をしていただく感謝を伝えて帰路に着くことにした。
今回真夏のような沖縄から一転、初雪が降る秋田への移動で、寒さが身に染みたが、同じ日本でこのように気候の差があると言うことは、厳しい面も多くあるが、それ以上にその気候をうまく利用できれば、他にない取り組みが多くできるであろうと感じた。
私はどっぷり農業につかっている訳ではないが、様々な農業に関するプロジェクトを通じて多くを学ばせていただき、多くの方々から支援をいただいているので、引き続き適地適作の農業の支援をし、耕作放棄地などを有効利用することで自給率の向上と、水田による温暖化対策など環境に配慮した農業推進による伝統的な花き園芸の継承をしていければと思っていますので引き続きよろしくお願いいたします。
沖縄から帰りミーティングなどを終えて週末は理事をつとめさせていただいているBRA国境なき奉仕団が主催する能登復興支援~がんばろう能登ひとりじゃないプロジェクト~に参加させていただいた。
国境なき奉仕団は、私が大阪青年会議所時代に日本青年会議所の国境なき奉仕団支援委員会に所属させていただいたことから、青年会議所卒業後もメンバーとして活動させていただいているNPO法人である。
そして同団体は阪神淡路大震災や東北の震災などにおいても活動兼経験があり、先日の甚大な被害をもたらした能登豪雨においても地元メンバーが主となり、被災直後から活動を繰り返してきた。
そしてメンバーから声が上がり、被災地域の方々に少しでも元気になっていただきたいという強い想いで今回のプロジェクトが起ちあがった。
今回のプロジェクトは、能登で被災されたお子様中心に、1泊2日で大阪にご招待させていっただき、ひらかたパークで楽しんでいただくというものである。
そして開催の数日前、先輩から急遽連絡があり、エンタメとしておいでいただくことになっていた方が、都合がつかなくなってしまったため、当日のプログラムに穴が開いてしまうため又右衛門が仮装でもして何とか子どもたちを飽きさせず喜ばしてくれ!との連絡が入り、正直シャイな又右衛門としてももっとも苦手とする役割が舞い込んできたが、青年会議所時代に教え込まれた一つに何を頼まれても「はい!喜んで!!!」という返事のもと、安請け合いをして、取り組ませていただくことになった。
そして一日目は日曜日開催予定のひらかたパーク観覧前の前夜祭として枚方の「ひらっく」にてウエルカムパーティーが開催されるので、そこで又右衛門は仮装して子どもたちや参加者にお菓子やカチューシャなどのプレゼントをさせていただこうと考え、朝からドン・キホーテで買い出しなどを行って、能登からの皆さんの到着前に会場入りをさせていただいた。
まずは会場横の控室にて、プレゼント用の風船?を膨らます作業から始まった。はじめは私が一人で全て膨らまさなければならないかもと思っていたが、現役メンバーが快く手伝いをしてくれて、朝に購入してきた空気ポンプ3台を駆使して汗をかきながら膨らませしてくれた。
そして若い現役メンバーのちからで、あれよあれよといううちに200個強の風船が出来上がり、あと私は着替えをして出番を待つことになった。ただバスが渋滞などで約40分遅れでの到着となったためかなりおしてのスタートすることになった。
パーティーにはお招きした能登の皆さん、受け入れ側は枚方市長はじめ市の関係者の方々、地元の学生の有志達、ご協力・ご協賛いただけた企業や団体の方々、そして主催者のメンバーで約300人の参加となった。
そして市長からの挨拶などでパーティーは始まりしばらくしたころに、司会から声がかかり音楽に合わせて私は入場をさせていただいた。
今回の仮装はパイレーツオブカリビアンのジャックスパロウである。本当は大阪であるのでくいだおれ太郎くんの衣装などでいきたかったのだが、衣装の手配が間に合わないため、手近にあったこの衣装で臨ませていただいた
年代的にジャックスパロウはわかるかな?と心配であったが、お子さんも父兄の方も喜んでいただけ、温かく私を迎えていただくことができた。
そしてお宝としてお菓子や風船を皆さんに配らせていただいた時に、とてもうれしそうな顔をして手にする子どもたちを目にすることができ、私たちも嬉しい気持ちになった。
そして皆さんと一緒にビュッフェスタイルの夕食をいただきながら、大人から子供までいろんなお話をさせていただくこともできた。また多くの参加者から一緒に写真を撮ってくださいとまで言われたり、小さなお子さんが遊びに来てくれたりで今回の取り組みがすごく報われたような気がして、ひょっとしたら参加者以上に私の方が元気をいただいたような気もした。
そして終了時間を迎えることができ無事に皆さんを見送り、私たちは会場の片づけを行いながら、今回のプロジェクトや明日の本番のことを話したりして、何とか無事に1日を終えることができた。
さ~明日日曜日は本番である。ただ天気予報は微妙。ただひらかたパークは多くは屋外での遊びが多いため何とか晴れていただきたく思う。それを願ってレインマンの又右衛門は、てるてる坊主を作って陰から応援させていただいたく思っている。明日天気にな~~れである。
今回、立案から企画、現場での対応までを行われた中野委員長には本当に頭が下がる思いである。そして短期的な関わりになってしまった私にも温かく接していただけ本当に感謝である。とても多くを学ばせていただけました。ありがとうございました。
さ~能登の皆さん。疲れきるまでしっかり遊んで元気に帰ってください。そして皆さんに再びどこかでお会いできますことを楽しみにしています。ではでは~~。またね!!!
最終日の今日は、本年に電撃的な出逢いによって沖縄にて一緒にプロジェクトを起ち上げるパートナーとミーティングと契約書の確認などをおこなった。
そして新しく起ち上げるプロジェクトの方向性の確認。メンバーの選出。今後の進め方などに話し合いをしたが、全く同意見であり、とんとん拍子に前に進めることができた。
現在ではハウスが約4000坪、露地を含めると20,000坪を超える栽培面積になっているパートナーと今後一緒に事業が進めながら、今後の花き園芸業界の担い手も育てていくことができることは本当にありがたいことである。また今回バラエングループが関わることで足りなかったピースを埋めることなり大きな歯車を動かすことができたことになったようで、お互いにとって本当にありがたい縁であったと言える。並行して万博や海外でのプロジェクトもあるが来年は沖縄での3月のプレオープンや夏のグランドオープンなどが控えているので、しっかり頑張っていくことを約束し、来月の再訪を約束して、時間となったので私は帰路につくことにした。
そして帰る途中には、東南植物楽園の方にお勧めいただいた隣接する当南食堂にてソーキソバをいただき、最後に植物楽園の方にご挨拶をして帰ることした。
今回東南植物楽園の皆様には本当にお世話になった。素晴らしい展示に加え、皆さんのホスピタリティは感動ものであった。玉城さん。仲井間さん本当にありがとうございました。このご恩はしっかりと胸に刻ませていただきました。また今後は一緒に取り組み、盛り上げていくことなどの話もできとても有意義な訪問となりました。年内に宿題である資材を持ち込み、案内もさせていただきたいと思っていますのでその時はよろしくお願いします。
というわけで今回の沖縄訪問も素敵なご縁をいただき、また学びもいただけることになりました。きっと面白いことができるようになりますので乞うご期待です。
さ~~そろそろ搭乗の時間なので出発ゲートに向かいます。無事に帰国できますように・・・・
ではでは~~~~~。
今日も昨日に続き、日本植物園協会 第3分野としての活動である。私は別手配のレンタカーで集合場所に向かうことになる。
昨日宿泊していたホテルで朝食をとり出発のために部屋へ荷物を取りに行くとき修学旅行生と一緒のエレベータで移動したときに彼女らはとても清々しい笑顔で話しかけてくれ、たった数十秒の間であったがとても良い気分にさせていただき、一昔前のPTA会長をさせていただいた時を思い出させてくれた。そして車に乗り込み優秀かそうでないかよくわからないNAVIと会話しながら目的地である年泰ドリームセンターへと向かった。
車を走らせ約1時間30分で現地付近に到着。時間に余裕をみての出発であったのもあり集合時間まで1時間少々あったので付近を散策させていただいた。ここ熱帯・亜熱帯都市緑化植物園には沿岸部の植栽において参考になる事例もあり少し見学をさせていただいた。
また近くの施設でお茶を飲みながら植栽を拝見させていただいたりした。
そしてそろそろバスでのご一行が到着の時間になったので熱帯ドリームセンターへと向かうことにした。そしてほどなく一行も到着されたので合流し、園内の見学をさせていただいた。
まずは売店をとおりメインの植栽を見学させていただいこの園の歩みなどをお聞かせいただくことができた。
沖縄ということもあり胡蝶蘭やバンダ、デンファレなどラン類が素敵に飾られていたのに加え、ビカクシダ各種やソーセージツリーなどユニークな植物も多く展示されていた。
また沖縄の寄生植物や菌類、ラン類などのパネル展示も行われており興味深いものが多くあった。
そしてもっとゆっくり見たかったが団体行動であるので、再度訪問してゆっくり学ばせていただきたいと思う。2月には日本でさきがけのラン展が開催されとても素敵な展示なので、機会があればその時に来ることができればと思いながら園を後にした。
そして熱帯ドリームセンターを出発し、皆さんと最後の食事をとるためにブセナへとむかった。そしてランチ会場に到着。なんとリッツカールトンである。これも主催園である東南植物楽園の方が、植栽の参考にもなるであろうと選んでくれた。本当にありがたい。まさかリッツでソーキソバをいただくとは思わなかったので、嬉しいサプライズであった。そして美味しいソバをいただき、植栽を拝見したのち、帰宅される皆さんをのせたバスを見送らせていただき、ここで第3分野の皆さんとはお別れとなった。素敵な2日間をありがとうございました。また半年後の総会で再会できますこと楽しみにしております。
そして私は今回の会議でお近づきにさせていただいたネオパークオキナワを単独で見学をさせていただくことになり、園の方に連れられて訪問をさせていただいた。
ネオパークに到着した時間はバードショウが開催されるタイミングであったので、せっかくなので見学をさせていただいた。
私たち観客の間スレスレに滑空する鷹たちに少々驚かされながら、とても楽しませていただくことができた。
バードショウが終わると隣接するSLに乗ってまず園内を1周させていただいた。
そしてSLを降りると一度見てみたかったスナネコを見学。他にもワオレムールなどを楽しみながら見学、また今度は徒歩にて園内を見学。
フラミンゴなどの鳥を見学しながら園内を楽しませていただいた。
またふれあい牧場ではリクガメやカピパラなどに触れられることもでき来場した子どもたちに混ざってとても楽しませていただくことができた。
そして全ての施設をガイド付きで案内していただけるというとても贅沢な時間を過ごさせていただくことができ今日も本当に素敵な1日となった。植物園そして進化生物学研究所において大先輩の宇栄原さま本当にお世話になりました。また私から提案させていただけることもありますので近く再訪いたします。
そして視察の行程は全て終わり、ホテルにチャックインした後、沖縄においての最良のパートナーとディナーミーティングに出かけ、夜遅くまで打ち合わせをさせていただき素敵な1日を終えることができた。
沖縄2日目。午前中は名護周辺で活動。そして午後からは今回の沖縄訪問の第一目的である日本植物園協会 第3分野 視察&会議に出席するために、第3分野メンバーとの合流である。
合流場所は「ビオスの丘」である。他のメンバーは空港からのチャーターバスにて現地入り。私は前乗りのためレンタカーにて現地で合流させていただいた。私の出席と言うこともあり、少し雨混じりの中であったが、施設内を案内していただいた。
まずは展望台から辺りを一望できるところから変化していく植生などについてお話をいただくことができた。
この日は休園日ということもあり、ゆっくり説明を聞きながら歩くことができた。この施設は沖縄の植生を大切にし、自然を楽しんでいただけるように、様々な取り組みをされていた。
途中木の葉を良く見ると「アオミオカタシニ」を発見。まるで宝石のようにも見えて美しく可愛くも感じる。
また沖縄らしくヘゴの木も多くみられる。
またフィカスで作られた家の造形物もとても素敵であった。
これは龍。辰年生まれの私は龍への憧れも強く、観ているだけでワクワクさせていただけた。
途中では船に乗せていただき池から自然を観察させていただき、普段では見られない角度から拝見できたのでとても面白かった。
船を降りると再び施設内を歩きながら、とても丁寧に案内もしていただけた。また写真は控えさせていただくがバックヤードも案内いただけ、参考になることが多くあった。
視察を終えると次の訪問先であり、今回の分野別会議の主催園である東南植物楽園へと向かった。
到着後、荷物を預けて、早速周回バスに乗り、園内を案内いただけた。
ここには、沖縄ならでは植物に加え、動物たちもいて多く人が楽しまれている姿が印象的であった。
そして入口にある売店兼動物に触れあえる場所では、小さな子供たちが、モルモットなどに触れながらとても楽しそうにしていた。私は落ちつきがないかのようにゲージ内をクルクル回るアルマジロがとても気に入っていた。
また施設内には特別展示として昆虫の展示があったので見学をさせていただいた。
とても格好いいカブトの生体が展示されていた。
これは虹色のクワガタ。写真はうまく撮れなかったがタマムシのクワガタバージョンのようなものである。初めて見たので感動的であった。
他にはちょっとグロテスクであるが海外の巨大なゴキブリやコオロギ、他にはサソリなどゲージに入っていなければ、悲鳴をあげてしまうような昆虫が多くみることができ、とても興奮させていただいた。これを見ると子どもたちはこの場からしばらく離れたくないだろうと思えた。
そして一通りを拝見し、次には駐車場を挟んで反対側にあるエリアを案内いただいた。
こちら側には、トックリキワタ並木やマダガスカルのザーバオバブなどか植えられていて、とても興味深く拝見することができた。
そして東南植物楽園と言えば、やはり日本一のユスラヤシ並木。ここに来るのは4回目であるがその度に、この風景には毎回釘付けになってしまう。何度見ても素敵な場所である。他にも多くの場所をとても丁寧にガイドしていただきながら視察をさせていただき、陽が落ちかけてきたので、一旦会議室に戻ることになった。
そして視察に続いてテーブルでの会議に入り、日本各地から集まった各園から順次、近況報告などを行うことになった。そして私も報告として海外での農地や管理地についてと、沖縄での新しいプロジェクトについて報告をさせていただいた。
そして各園の報告が終わり、順次議題を進めていき終了する頃にはすっかり日も落ちたので、参加者みんなで夕食会場へと向かった。
明るかった時とは全く別の感じである赤くライトアップされた門をくぐり園内の食事会場へと入り、美味しい食事をいただきながら色々と情報交換させていただき会員同士で懇親を深めることもできた。そして食事終了後再びバスに乗り、イルミネーションで昼間とは全く別の顔をした園を再びバスに乗り見学させていただいた。
約30分間バスにて案内いただき、続いて昼間の見学同様に駐車場を挟んだもう一つの園を拝見させていただいた。
ただこちら側は、良くある派手なイルミネーションでなく、とても柔らかな灯のイルミネーションである。
これらは世界初のエコイルミとして電力最小限をめざしたイルミネーションとのこと。確かにイルミネーションには電力を使うし樹々にも負担がかかるかもしれないので、この取り組みはとても素晴らしいと思った。そしてどんな煌びやかなイルミネーションより輝いていると言える。拍手喝采である。引き続きこのような取り組みを拡げて欲しいと感じた。
そしてこの日の視察を全て終え、各自ホテルへと向かい、私もレンタカーにて自己手配のホテルへと向かうことにした。今日一日とても価値ある日となった。ご案内いただけた皆様に本当に感謝である
さて明日は再び北部へ向かうことになる。これもまた楽しみである。
今日から4日間11日より沖縄である。前回は結構雨が降ったため、今回も雨を気にしながらの訪問である
いつものように伊丹空港へ向かい、検査場を通過。そしてエレベータでラウンジに向かう。そこで足元にボーディングパスが落ちているのを見つけて、カウンターに届けてあげなければと拾い上げ、名前を見てみるとそこにはNOBUYASU KANAOKAと書いてあり、一人照れ笑いをしながらチェックインを済ますことになった。
天気は私には珍しいとても良い天気。海を見ているとオキナワ!という感じがする。そして予約したレンタカーの手続きをするために、バスに乗り込み営業所へと向かう。到着後はアナウンスに従い名前を呼ばれるまで皆さんと一緒に待つことにした。
バスに乗る際の順番では割と早い方であったので、ほどなくして呼ばれるかと思っていたが中々呼ばれず、やっと呼ばれたと思ってカウンターに向かおうとした時に、違う方も立ち上がりそのまま手続きをされたので、気の弱い私は聞き間違いかと思い、引き続き待つことにした。
そして最後の人が呼ばれて、待合室にはポツンと私だけが・・・。しばらくして係りの方が、お手続きですか?と声をかけてきたので、それ以外に何の用事があるのかな~~と思いながら免許証を提示し少し遅くなりながらも無事出発することができた。
そして車で約1時間、沖縄でのプロジェクトを一緒にさせていただくパートナーのハウスに到着、合流できたので、まずはプロジェクトの中心地である用地を視察した。用地は客土も進み、今年中にはハウスの建築に入る予定。とても楽しみである。この場所は伊差川ICに面していて、2025年開業予定のジャングリアに向かう幹線道路に隣接し、今後開発が進む絶好の立地である。
ここで同じ想いをもち、方向性が一緒であるパートナーと大きなプロジェクトを進めていこことになる。予定では来春にプロジェクトの起ち上げの報告をし、来夏のグランドオープンをめざしていくことになる。きっと花き園外業界内外の方にご利用いただける施設にできると思うので、皆様にも楽しみにしていただければである。
そして途中で美味しいそばを、さっとかきこみハウスへと向かった。
ハウスでは先日大阪より送ったセネガルのバオバブやタイのエレファントイヤーなど元気にしてくれている。やはり沖縄の気候の方が彼らにとっては喜ばしいのであろうと感じた。
その後は各種契約事項と書類の確認を行った後、近くのスーパーで買い出しと食事を行ってからホテルへと向かい、パソコンに向かい合いながら深夜眠ることにした。
明日は中部にての活動。また違ったパートナーとの再会があるので楽しみである。
タイから帰国すると秋本番となってきた日本を身体で感じながらの1週間であった。週初めは祝日ではあったが新しいパンフレットの写真撮りや社内会議で始まった。
翌日は、都内でとても重要な会議があるためいつものように伊丹空港から羽田空港へと向かう。今のところ忘れ物はなしである。
そして午前中は、現在まで一緒に行ってきているプロジェクトの進捗や結果報告に加えて、今後の進め方に大きく影響してくることなどのとても重要なミーティングを行った。ここでは相手様が誰であるとか何をしようとしているかは言えないが、きっと両社にとってとても大事な話である。そして多くの学びを得ることができた。加えて又右衛門活動に賛辞を送っていただけ、私たちグループにとって進むべき道が明確になってきたような気がした。
今回の上京の大きな目的を終え、せっかくなので神奈川 川崎で開催されている全国都市緑化フェア 川崎 秋開催を見学させていただいた。
会場には壁面緑化などテーマごとに作品が展示をされていた。
またGREEN×EXPO2027 横浜国際園芸博覧会のPRブースもあり開催がもうすぐそこまで来ていることを感じながら、帰阪までの時間を過ごさせていただいた。
週中は、開催まで約半年になった大阪・関西万博の打ち合わせを現地調査も含め、舞洲にて行うことにした。どこの国のパビリオンなどを関わらせていただいているかは、NDAの関係でお話ができないが、約5か国からお話をいただいており、年明け早々バタバタが良そうされるので、メンバー強化を行いながらしっかり進めていきたいと思う。ただ依頼の多さに対応できていないので、このブログをお読みいただいた方で、一緒に活動をしていただける方がいらっしゃったら大歓迎なので気軽にお声掛けいただければ幸いである。
また他にも大阪市内の大きなマンションの植栽年間管理の依頼もあるなど、近年強化した環境や生態系に配慮した取り組みが少しずつ効果を表してきてくれたと感じている。まだまだ事業としての規模は小さいが、必要な取り組みであり独自性が高いため引き続き強化しながら進めていければと思っている。
週の終わりには月初めは海外渡航中にて、参拝ができずにいた氏神様を参らせていただいた。
私は参拝時に通る参道で時折見かけるポイ捨てゴミを手で拾って持ち帰っているが、今回はいつも以上にタバコや吸い殻、空き缶やマスクなどが捨てられており、毎月のように簡単に拾うことが困難なため、ビニール袋などが必要と思い、近くのコンビニへを買いに行くことにした。
そしてレジにて支払おうとした時に、レジから高い音の音楽がながれて何だろうと思っていると、何かが当たったらしく、景品に写真のユンケルをいただくことができた。このユンケル価格を見ると私がレジで支払うべきお金と同じぐらいのお品で、ありがたくお納めさせていただいた。
そして参道にて収集したゴミを袋に入れながら、ユンケルを見つめ、このご褒美はきっと「お疲れ様」「もっと頑張って拾って!」と言っていただいているのかな?と思いながら、私なりに目につくものは拾わせていただき帰社させていただき、何か清々しい気持ちの中で1週間の締めくくりとなった。
さて日曜日は久しぶりに自宅にてゆっくりできるかな~~。ネコちゃんとの時間が楽しみである。
だんじり曳行による心地よい筋肉痛が残る中で今週がスタートした。
週の始まりはJETRO輸出大国コンソーシアム支援企業に採択された私たちが送り出す「マリネックス(高濃度フルボ酸液)」のミーティングに始まり、午後からは今年から入会させていただいた一般社団法人のセミナーおよび懇親会に出席をさせていただいた。
この協会は今までの又右衛門キャリアとは結び付かない団体であるため、顔も名前も知らない方ばかりのため、私は借りてきたネコ状態である。
そしてセミナーでは今まで耳にしたことがないようなワードもあり、理解できないことが多くあったがとても新鮮で興味深く学ばせていただけた。
また懇親会でも借りてきたネコのようなものであったが、幸いお隣に座られた方々が優しく接していただけたため、遠慮なしにテーブルの皆さんにご挨拶をさせていただけました。
協会には年配の方、若い方、女性の方が多く出席されており、どの方も社会的に活躍をされている方々ばかりなので学ばせていただくことも多くありました。また週末のTVでも見かける方も多く、今までつながらなかった方々とご一緒できる時間はとても価値あるものでした。
翌日には、近年開催の重要な世界的イベントをつかさどる方々も、視察のために弊社にお越しいただけ、バラエングループの状況を把握していただけました。
午後からは車を走らせ、海を渡り淡路島へと向かう。目的地はパートナーとして懇意にしていただいているあわじグリーン館。現在あわじグリーン館は改装のため閉館中であるが、私たちから送り出された植物が管理されており、改装後の取り扱いについてミーティングをさせていただいた。そして改装後もとても良い場所に移設していただけるとのことで、春のリニューアルOPENが楽しみである。
週中は、飛行機を乗り継いで、また海を渡り、島へと向かった。この島は本州と違い、とても魅力的な植物が多くある。そこで新しいプロジェクトを起ち上げるため地元の方々との意志の確認のために訪れた。
そしてその方向性に互いが共感しあうことができたため、このプロジェクトは早々に前に向かって動き出すことになるであろう。早ければ来春にはその一部分でも公開できるかもしれない。
この取り組みはバラエングループのめざす「植物をまもる。」「生産をまもる。」「地球をまもる。」取り組みに繋がると言えるので、楽しみと期待と責任感が入り交じり何とも言えないワクワク感がある。
ただとても大切であり早く形にしたい優先事項の高い取り組みになるため急ぎで動かしていきたいと思うが慌てず取り組んでいきたいと思う。多くの方々がきっと驚きながら喜んでくれると思うのでとても楽しみである。
そして金曜日は、地方自治体からの依頼があり、インタビューを受けさせていただいた。カメラがまわると、どうも顔がこわばってしまうので、頑張って笑顔をと思ったが、思えば思うほど余計に顔がこわばってしまったので、画像は期待できないかな(;^_^A
また他にも豊中市からの依頼で中学校にて講演依頼があり、大企業とともにバラエングループとして参加させていただいた。ただ私は不在のため弊社の若手で行わせていただくことになったが、授業では生徒も積極的に参加し、無事に終えることができ関係者にも喜んでいただけたとのこと。とても頼もしいことである。
そんなこんなの将来につながる取り組みが盛り沢山の1週間であった。週末からはまた海を渡って異国の地に向かいます。さ~体調整えていってきます。
金曜日夕方に九州から戻り、すぐに法被に着替えて松尾神社の境内へと向かった。
今日は地元宝塚山本の秋祭りの宵宮である。私は、普段の活動では国内外を周り、地元行事にはあまり参加できていないのと、普段お護りいただいている氏神様への感謝もこめて、喜んで参加をさせていただいた。
宵宮の今日は東の宮(松尾神社)のだんじりにて町内を曳行する。
曳行を始める頃には、陽も落ち、提灯のあかりが美しい。そして太鼓のリズムに合わせて早速曳行をさせていただいた。
私はいつもの場所でる左後ろ側からだんじりを押させていただいた。威勢の良い掛け声と太鼓に掻き立てられお腹の底から力がわいてくる。
だんじりが通るギリギリの細い道も、慣れたメンバーは難なく通っていく。さすがである。このように町を練り歩くと、幾度となくご祝儀をいただける。とてもありがたく、いかに地元の方々に支えられているのが伝わってくる。
そしてさらに町を周ると徐々に小さな子どもたちも参加してくれて、一緒に歩きながら大きく元気な声で掛け声をかけてくれ、多少は疲れながらもそれ以上のパワーをいただけ、とても心地よく周回させていただけた。
この日の終わりには、園芸センターでお食事をいただき、無事に一日を終えることになった。顔は少し疲れているかもだが心は元気である。
翌早朝は西の宮(天満神社)に集合し、神事を行い、お神酒をいただいて出発。
そして西の宮のだんじりを東の宮まで曳行する。今朝は若い手が多くいたため、私は後方からの支援の担当となった。
出発から小一時間で心配された雨も降らず、問題なく東の宮に到着。ここで山本の2台のだんじりが揃い踏みとなった。一つの町で2台のだんじりを保有するまちは珍しく、地元の力強さを私は誇らしく思っている。
そしてさらに山本丸橋地区のだんじりも到着。お互いを称え、労い合いながら交流をおこなった。このように3台の地元のだんじりが氏神様の前で揃い、お互いのまちの人同士が談笑する姿は、とても素敵な光景であった。
そしてしばらく交流をした後、東の宮のだんじりを再び曳行し、まちを周らせていただいた。ただ本宮の今日は、地元幼稚園の子どもたちも多く参加してくれ、大きな掛け声とともにロープでだんじりをひっぱってくれ、大助かりであった。私も小さな頃にだんじりを引っ張ることでだんじりを引き継ぎ残したいという気持ちと、まちに対する愛着が沸いたのを覚えている。なのでこのように多くの子どもたちがだんじり曳行に参加してくれることは大いに歓迎であり喜ばしいことである。
そして午前中の曳行が終わる頃には、又右衛門は次へと移動しなければならないために、若い衆に任せて現地を後にした。
今回の秋祭りも準備や片付けには参加できずに、本番だけの参加になってしまったが、いつものように温かく迎え入れ、役割を与えてくれるまちの人びとには本当に感謝である。周りには私の活動に外部へ出ていった者と思う方もいらっしゃるが、私はこれからもスタンスを変えずに、世界に出て私のやり方で、宝塚山本の魅力を伝えていければと思っている。
そして今回もだんじりを引っ張ってくれた小さな子供たちが、素敵なふるさとと思ってもらえるように微力ながら取り組んでいきたいと思っている。引き続きのご支援をよろしくお願いします。早くも来年の秋祭りが楽しみである。
秋田から帰阪し、一晩自宅で過ごして朝一番の飛行機で福岡に向かった。
今回は来年開幕の大阪・関西万博にて植栽予定樹木の材検と本年度から販売をあらためて開始するオージープランツのチェックにて田主丸付近を案内していただいた。
私は田主丸付近を訪問するのは久しぶりになる。ぞして以前にお世話になった生産者の方などとも再会し、以前よりかなり拡大されていて良い植物が多く並んでいた。
そして圃場をまわらせていただき、パビリオンの建築デザインなどと照らし合わせながらいくつかの修正などを思い描きながら、各植物を確認させていただいた。
大きなものからグランドカバーのように使わせていただくものなどを順番にチェックさせていただけた
また植栽用以外に、卸店舗販売用の逸品なども紹介していただけたので、この秋からの展開が楽しみである。
別の生産者の圃場ではシルバーやカラフルな低木もあり植栽用にも販売用にも適したものを見つかることができた。
中には雲竜つげなどとても可愛らしく、室内でも管理できるので、うまい使い方ができればと思っている。楽しみである。
ランチには美味しいラーメンをごちそういただきとても満たされ、小郡に移動、そこでも魅力的な植物を沢山紹介していただけた。
そしてちょうどそこには以前より探していたナギの木がたくさんあり、よりどりみどりであったので、早速新しい案件にも提案できるためとてもありがたかった。
そしてしばらく今後の取り組みについてお話をさせていただきとても意義深い時間を過ごさせていただくことができた。
その後は最寄りの鳥栖駅まで送っていただく間も、今後について協力関係を進めていくことなどを話し合いながら、駅に着いたので、近い再会を約束して、一旦ここでお別れとなった。
そして私はここから列車移動し、博多駅までお迎えに来ていただき雁ノ巣駅へと向かった。ここには、私が初めてマダガスカルに行ったときのツアーに参加されていたマダガスカルにおいては大先輩となる方が住んでおられており、その再開のための訪問である。
お家にはマダガスカルなどの民芸品などが多くありとても良い雰囲気である。
お庭にはネコがくつろいでいて又右衛門にとっては楽園のようなところである。
さらに手作りの食事までご馳走いただきとても贅沢な時間を過ごさせていただいた。そしてしばらく次回のマダガスカル訪問について相談し、ある程度方向性なども出来てきたので、帰阪して話を進めていこうかと思っている。楽しみである。
その後、最寄り駅まで送っていただき電車で博多に到着し、駅前のホテルにチャックイン。とても内容の濃い1日となった。
翌朝イチの高速バスにのり熊本に向けて出発。途中の高速の駅にて降車し、待っているタクシーには目もくれず、歩いて電車の駅まで向かう。
途中可愛らしい花を見かけることができた。頑張って早起きして歩いて移動することでの恩恵を受けることができた。
そして武蔵塚駅から単線の電車にのって3つ。中々の風情を感じた。頭の中に、「遠くへ行きたい」 の音楽が流れてきた。
そして原水駅にて下車。そこには初めてお会いする生産者様が迎えに来ていただけていた。この方にも大阪・関西万博の海外パビリオンの植栽でメインに使用するものを栽培していただいている数少ない生産者である。
今までは電話やメールにて連絡であったが、今回何とか時間をとることができ、ご挨拶をさせていただいた。
そして圃場を見学し、環境に配慮し、しっかり土づくりから行われ健常な苗を生産されていることの確認もさせていただいた。
そしてしばらく情報交換などをさせていただいた後に、引き続き納品までの育成と管理をお願いし熊本空港まで送っていただいた。
大阪・関西万博開催まで半年をきり、残り少ない時間に焦りがあるが、今回、福岡各地や熊本を訪れ、植物を前にイメージが少しずつ明確になってきていることに少しホッとすることもできた。
あと半年、まだ半年ある。できることを植物と一緒にやり遂げていきたいと思っている。各地に拡がるパートナーに心より感謝である。