四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、カイロにての活動においてメインである在エジプト日本国大使館訪問である。今回の訪問は日本花き卸売市場協会の視察に特別配慮いただき同行させていただくことになる。
今日も朝4時には目が覚めたので無理に寝るのも疲れるので少しでもたまったデスクワークを行った。連日の苦手なパソコン作業で肩がかなりこっていたので、ホテルにあるジムで、軽い筋トレを行って、身体をほぐしてから朝食をいただき、出発時間にバスに乗り日本国大使館をめざした。
約40分。予定より早くナイル川沿いにある在エジプト日本国大使館に到着した。早めに出発したので30分近く早着したがそのまま訪問をさせていただけた。
大使館の方に「最近のエジプト内外政、日・エジプト関係」についてとても詳しくレクチャーを受けることができた。
昨年度はJETROの輸出大国コンソーシアムの支援企業として選ばれ、ドバイにむけてセラミック栽培式野菜工場の輸出を試みていた際に、近隣国としてエジプトでの展開の可能性はないかとは考えてはいたが、国の状況が分かりづらく、結局検討することすらしなかった。
ただ今回訪問をさせていただき、エジプトの農業事情などを聞かせていただき、野菜工場の進出は簡単ではないと感じたが、エジプト人の方々の国民性、親日度などを聞くことができ、教育においても日本式を取り入れているなど、個人的には好感度はとても高くなり、これから高まってくる農業における生産問題や環境問題などが高まる前に、課題を解決していけるお手伝いができるのではと感じた。日本からは青年会議所の大先輩で懇意にしていただけているSARAYAさんがすでに進出をされているとのことで、追いつくことはできないが、学ばせていただきながら、私達しかない資材や技術を提供していきたいと思う。まだまだ検討段階ではあるが、必ず需要はあるので検討していきたいと感じた。
訪問を終えて、街並みを観た後、ナイル川沿いで食事をいただいた。何故か昼食は中華のようなタイ料理であった。ドーハ、カイロとアラビア料理、タイ料理が続き、胃の負担はMAXになってきたので、比較的少な目で終えることにした。
ランチ後は、自由時間ということだったので、一旦ホテルに戻った後、少人数でホテル近くを探索した。
ホテルの路地を入ると、写真のようになっていて正直綺麗な街並みとは言えない状況であった。そのような中を、トゥクトゥクのような車が土煙を巻き上げながら走る。中々厳しい環境である。そのような場所も実際に通ってみて色々感じることができた。
しばらく歩き続け、少し小腹もすいてきたので、以前から食べてみたいと思っていたエジプトの国民的料理「コシャリ」を食べにいくことにした。このお店はホテルの方に教えていただいた有名店である
少し迷いながらも、無事に到着。テーブル席に腰かけ、ガイドさんに事前に教えてもらっていたメニューを指さし、しばらくするとコシャリが運ばれてきた。
コシャリとは、お米、マカロニ、スパゲッティなどのパスタにヒヨコ豆などがミックスが、そばめしのようにミックスされたものがベースで、そこにフライドオニオンがのせられており、それをしっかりかき混ぜながら、好みによってトマトスースやトマトと唐辛子のピクルスのようなものをかけながらいただいたが、思っていた以上に美味しく、今日までのエジプト料理で一番美味しくいただけた。
さらに驚くのは写真のファミリーサイズ(約4人前)で45エジプトポンド。日本円で約200円。すなわち1人50円である。思わずツアーについている少し高そうな料理や、1本600円もするレストランのコーラが一体何なんだ?と感じてしまうぐらいである。
それにしてもこのお店は良かったなと言い合いながら記念写真を撮ることにした。
食事を終え、コーヒーが飲みたいなと言うことになり、せっかくなので地元の人しか行かないようなコーヒー店へと入ることにした。
そしてコーヒーを頼むにも英語も通じないために、隣のテーブルで飲んでられるものを指さし注文をした。
エジプトスタイルというのかどうかわからないが、持ってくてくれた直ぐは、サイフォンで液体と豆が混ざっている状態で出され、しばらくそのまま置いていくと挽いた豆(カス)が沈殿し、上澄み液を飲むような感じである。
そのようないつもと違うコーヒーを楽しんでいると向かいの席の方がにこやかに挨拶をしてきてくれたので、お互いわからない言葉同士で、コミュニケーションをとりながら、心地よい時間を過ごさせてもらった。
再び路地を通ってホテルに向かう。その途中では、エジプトパンやその他のパンを売っていて美味しそうであったが、土埃を結構かぶっているのではと思える状況で食べたいとは思えなかった。
そのような状況を横目で見ながらホテルに戻る途中、エジプト産のバナナが美味しいと聞いていたので、バナナを売っているスタンドに立ち寄った。バナナは量り売りで1ドル出すと大きな房が枝ごとついてくるので、一番小さな房を買った。値段はバナナ1本で5円。とても安い。ただそれでもばら売りでこの価格なので房ごと買うと、もっと単価は低いであろうと思う。そして肝心の味は、少し若く硬めのものでも程よい甘さで、日本を出発後、食事があわず少し苦戦していたので、バナナの味がとても美味しく、ありがたく思えた。
ホテル到着前にポテトチップス専門店のようなものがあり、揚げたてのポテトチップス購入し、みんなでつまみながらホテルに到着。そしてそれぞれが別行動になり、私は部屋で遅れている宿題を、日付が変わるまで行った。
今日一日も多くを学ばせていただいたのと、外から見るエジプトではなく、通常の生活に近いところに触れることができ、とても良かったと言える。とても充実した1日であった。
今日は移動日。駆け足だったドーハでの活動を終え、エジプト カイロに向かう。
今日もいつものようにあまり眠れず、朝4時からデスクワーク。おかげでいつものように帰国の途中で書いているブログを少し書き進めることができた。そしてまだ暗い中、肩こりがきついため、ホテルにあるジムエリアで軽く運動を行った。そして朝食をいただき、再び出発までデスクワークを行い、ホテルを出発した。
出発から約20分。入国時と同じドーハ ハマド空港に到着。早速チェックインを終えて出国手続きへと向かった。ここで滞在中お世話になった現地ガイドさんのお別れとなった。素敵なガイドさんであった。ありがとうございました。
出国手続きを終えて、出発ゲートに向かうと、大きな黄色いクマが目に入ってくる。中々の存在感である。そしてガイド&通訳をしていただいている高橋さんの情報で、Dゾーンに室内ガーデンか新設されたとのことで、まずは見学に行くことにした。
Aゾーンから電車?モノレール?での移動になる。モノレールに乗ると、まるでハーマンミュラーのようなデザインでとても格好が良い。モノレールに格好の良さが必要かはわからないが、個人的にはとても素敵に感じた。
Cゾーンに到着。今度はゴールドのチェーンが目に飛び込んでくる。また振り返れば巨大なピノキオ?が出迎えてくれた。
さらに奥に進んでいくと、まるでシンガポールのチャンギ空港のように植物がいっぱいのエリアが目に入ってくる。植物がもりもりで本当に素敵である。ある意味博覧会会場よりも見どころがあるスポットにも感じた。いくつかの写真を見ていただければと思う。
いかがですか?素敵ですよね。うらやましいですね。色々な課題はあるかもしれないですが直線的で必要最小限の設備を整えている窮屈さを感じさせる日本の空港もこのように植物(みどり)が溢れる空間になってくれないか?ハブ空港でないから意味がないのかな?と思ってしまいます。
いずれにしても世界からの玄関口である空港が、第一印象になることは確かなので、今まで以上に日本の魅力を表現できる施設になっていただきたいと思いますね。
見学を終えて、搭乗ゲートに向かう途中のラウンジで食事を済ませ、定刻出発の飛行機に乗り、カイロに向かった。
機内はアジアカップ観戦のためのカタール行きとは違い、半分ぐらいの搭乗者数で、私のお気に入りの非常口座席のとなりは空席で、ゆったりしながら3時間強デスクワークに没頭することができ、とても助かった。
カイロ国際空港に到着後、入国書類を記入し、手続きを終えて全員揃って無事にエジプトに入国ができた。そこには現地ガイドの方が迎えに来ていただけていて、バスに乗り込みホテルに到着。
みんなで夕食を終え、部屋に入り移動日となった今日一日を終えることができた。さて明日明後日とカイロでの活動。どのような出会いが待っているか楽しみである。
今日は今回の渡航目的であるドーハ国際園芸博覧会の視察とジャパンデーに出席のため会場を訪れた。
会場には少し余裕をもって到着。そこでは一昨年のアルメーレ国際園芸博覧会を一緒に視察させていただいたメンバーもおられ、久し振りに意味のあるお話をさせていただくことができた。
定刻に入場し、それぞれの役割によって行動が違うため、今日は最初に記念撮影を行うことにした。
私は市場協会の方々と一緒にまずはジャパンデーの公式式典会場へと向かった。
定刻に公式式典が開始、両国の国旗掲揚と日本から高橋光男農林水産大臣政務官はじめ来賓のご挨拶など厳粛に開催されました。
来賓はじめ式典参加者全員でカートにのり、両国のブース視察へと向かった。
まずはカタールパビリオン。カタールさを感じる特徴的な設計デザインである。
内部は植物工場などもあるパビリオンになっていた。
続いて日本国パビリオン。まずは屋外出展ゾーンを観させていただいた。
日本の文化を取り入れた展示になっていた。この暑いカタールの屋外展示では多くのご苦労があったのであろうと推察される。
また装飾物による光と影や暖簾による風の動きなど自然を表現した日本らしいブースになっていたのがとても好印象であった。私が言うのはおこがましいが・・・
またGREEN×EXPO2027 国際園芸博覧会のPRを兼ねた展示もなされていた。
続いて隣のドーム型会場での屋内出展を拝見させていただいた。私はこの出展に関わる委員をさせていただき、図面などは見ていたが、やはりリアルで見ることとの違いを感じることができた。
内部には生け花やシクラメンの展示、外側はシンビジュームを使った展示などがされていた。
AIPHパビリオンを見学。園芸博にて長くお世話になっている方とディスカッションを行い、カートに乗りレセプションパーティー会場へと戻ることになった。
レセプションパーティーでは、GREEN×EXPO国際園芸博覧会のチェアパーソンである涌井先生と少しお話をする機会があり、いくつかの課題があったので直接聞き、伝える機会が持てたので視界がクリアになった。
来賓として列席させていた駐カタール特命全権大使である前田様とお話ができ、いくつかの提案もあるので再訪をさせていただきたいとお伝えさせていただけた。
農林水産大臣政務官 高橋様ともご挨拶の機会をいただけた。高橋政務官は同郷ということもあり、とても親しくお話をさせていただくことができた。またGREEN×EXPOの河村事務総長はじめ多くの要職の方々や出席者の皆様とのご縁を多くいただけ、とても有意義な時間となった。
パーティーの最後には花いけバトルのパフォーマンスを間近で拝見し迫力と花いけの素晴らしさを感じることができた。そして締めの挨拶がありパーティーは終了。私は帰りのバス出発までの1時間弱の間で、各パビリオンをさらっと見学をさせていただいた。
大きなスペースにて展開するサウジアラビアパビリオンは、とても印象に残った。
他にはイタリア、トルコ、アゼルバイジャンなどのパビリオンを見学。その頃には時間も無くなり急ぎ足で、集合場所に戻ることになった。本当であれば丸1日にゆっくり見学をしたかったが、今回がジャパンデーに参加したのでほんの限られた時間しか見学はできなかったが、ジャパンデーでしか得られない経験をいただけたので、とても多くを学ぶことができた。
会場にいたネコちゃんに別れを告げて、バスに乗り込みホテルへと戻ることにした。そしてホテルで準備をして、再度集合し夕食会場へと向かうことになった。
夕食会場はとても眺望がよく夜景が素敵であった。そして昨晩に続いて楽しくディスカッションを行い、帰る途中に閉店間際のスーパーマーケットに駆け込み、花の売り場などをチェックし、部屋へと戻ることにした。
朝の4時から長い一日となったが、とても良い時間を過ごさせていただけたおかげで疲れは殆どなく、程よい眠気があるだけである。明日は1日移動日。次なる国エジプトも楽しみである。
ドーハ ハマド国際空港に無事到着し、荷物をピックアップし、まずは宿泊ホテルまでの送迎バスに乗り込み、20分ほどでIBISホテルに到着した。
ただ朝なのでチェックインはまだできないため、とりあえず大きな荷物だけを預けて、お迎えのバスが来るまでの30分ほどロビーで待機となった。
その間もじっとしてはいられないのと、相変わらず機内ではほぼ眠れず、ここにきて眠気が出てきたのでコーヒーを買うことにした。
お値段はサンドウィッチが40リアル。コーヒーが20リアル。1リアルは両替手数料などを考慮すると約50円のため、サンドウィッチが2,000円、コーヒーが1,000円ということになる。中々の高額である。さすがに手が出ないのでコーヒーだけをいただいた。そして飲み終えた頃にバスが到着し、1日の活動がスタートになった。
今回の行程は日本花き卸売市場協会の視察に、参加させていただいたため、全ての行程が決まっており、食事なども全て手配いただいているので、視察と落とし物、迷子にさえ注意していれば、皆さんに連れていってもらえるため、とても安心しての参加である。
まずはドーハのスカイラインという高層ビル街が一望できるフィッシングハーバーあたりを見学した。入り口あたりに各国の国旗が掲揚されている。これはカタールに大使館を置いている国になると説明を受けた。当然その中に日本の日の丸もある。アメリカと中国の間に位置しており、今の世界情勢を反映しているかのようにも思えた。
この高層ビル街をスカイラインと呼んでいる。中にはユニークな形をしているものもある。夜はライトアップされまた違った雰囲気になるとのことで楽しみである。
向かって反対側には海上コンテナを再利用したスタジアムがある。環境に配慮した取り組みである。
一行で記念撮影を行い、周囲を散策。私は植栽が気になるのでその辺を見てまわった。
ここではPOTには、ペッパーベリーと思われるものが植えられている。カバーのバークを少し動かして土を見てみると、大半が砂であり、そこにオスモコートのような肥料が置いてあった。
街路樹の根元には、自動潅水設備が施されていた。水は海水を真水にしてあげているとのことであった。そしてバスに乗り込み次の場所へと移動。
次は真珠記念碑周辺。ここでは特に興味があるものはなかったが、ガイドさんの説明によると、以前真珠生産事業がとても栄えた時に、日本の真珠養殖が入ってきて大きな打撃を与えたとのこと。
いろんな歴史があるものだと感心をさせられた。
そしてカタール国立博物館へと移動した。
カタール国立博物館は、プリツカー賞を受賞したことがあるジャン・ヌーベル氏が設計されたとても素敵な建物である。その姿はバラのような形状をしている石?である「砂漠の薔薇」に着想したようなデザインが特徴的で、とても素晴らしい建築物であった。
入場料は日本で約5,000円。地球やこの地域の歴史を知り学べる意義深い施設である。
今私が関わらせていただいているプロジェクトの参考になるものも多く興味深く拝見させていただくことができた。
普通であれば順番に時間をかけてみると最低3時間ぐらいを要するであろうが、今回は次の予定もしっかり組み込まれているので1時間ほどの視察になったが、機会があればもっとゆっくり博物館の内、外と時間をかけて観てみたいと思えた施設であった。
ランチタイム。素敵なところでのランチである。私が個人で海外出張に行くときには、移動中の車内や屋台のようなところでの食事がほとんどなので、少し優雅な気分を味わえた。
入口ではカクテルサービスのように、アラビカコーヒーをいただき、アラビア料理を楽しませていただいた。
食事を終えて外に出ると、玄関近くにオリーブの古木が植栽されていた。ここドーハでは、オリーブやユッカ、ナツメヤシなど、スペインと同じ植物もあり、スペインをもう少し砂漠化させたような感じさえする街並みにも見えた。
再びバスにのり、次の訪問先であるグランドモスクに到着。担当いただける方に、ご案内いただけた。
まずインフォメーションのようなところで説明をいただき、この地の衣装であるトウブに着替えさせていただき、モスク内へと向かった。
ここのモスクはカタール最大であるとのこと。建物内はとても広く、数万人がお祈りできるとのことであった。
礼拝の作法なども教えていただき、少し身の引き締まるような感じを味わった。
皆さんと記念撮影を行った後、モスクの方からお土産品までいただいて、グランドモスクを後にすることになった。とても良い体験をさせていただけた。
再びバスに乗り移動。市場であるスークワーキフを訪問した。私は今回のツアーに限らず海外に行ったときには、地元の市場(マーケット)を訪問することで、現在の生活などを自分なりに読み取らせていただいたりする。
ここのスークワーキフでは生鮮品はないが、生活雑貨や衣類などが軒の並べていて、カタールにおいての生活の一部を垣間見ることができる。この日も地元の方や観光客が多く来られていて、大勢の人でにぎわっていた。
私たちは、先ほどのモスクでの衣装に影響されたか、頭にかぶるゴトラやイカールを購入。中には白い長い服であるドウブまで購入する方も・・・さすがに私は持ち帰ると場所がないと叱られそうなので自制をした。確か一着持っていたかもだし(笑)
市場には鷹専門の病院もあるなど、日本との大きな違いに目を丸くさせていただいた。そうしているうちに時間となってきたので、後ろ髪を引かれる思いでこの場を離れ、夕食会場へと向かった。
今日のディナーは洋食であったが、最初に枝豆が出てきたのには驚かされた。こちらの方々も枝豆を食べるとのこと。そのためかとても塩がきいていて疲れた体にフィットし大変美味しくいただけた。
この他にも、ソバのサラダやお肉もあり、お腹一杯になったが、一番美味しかったのは枝豆であった。ディナー中では、各市場の大先輩たちから芯のあるとても大切なお話を聞かせていただくことができ、終始笑いが絶えない中、多くの学びをいただけた。そしてその後はホテルに戻り、デスクワークは翌朝にすることにして、早めにベッドに横たわるようにした。
明日は今回の渡航のミッションであるドーハ国際園芸博覧会である。いっぱい歩くことになるかもしれないので、ゆっくり眠れればと思う。おやすみなさい。
一昨日に都内での重要な打ち合わせを日帰りで行い、今日も朝一番の飛行機で都内に向かうことにした。今回都内に向かうのは、現在開催されているドーハ国際園芸博覧会の視察とそこで開催されるジャパンデーに出席のためである。
またドーハ国際園芸博覧会では屋内出展委員会の委員も務めさせていただいたので、その確認も踏まえての渡航になる。ただ今回は又右衛門の単独行動ではなく、日本花き卸売市場協会にコーディネートをいただいての団体行動になるため、少し安心した気持ちでの参加である。
今回の訪問で園芸博覧会の視察が楽しみではあるが、私は多くの国々を周ってはいるがドーハは初めてのため、会場以外に実際にはどのような植物がどのように植栽されているかが楽しみである。そのようなことを考えながら羽田空港へと向かった。
ただドーハにむけて羽田空港を出発するのは深夜便なので、夕方ゆっくりの伊丹空港発で良かったのだが、朝一番の飛行機にしたのは、どちらでも同じ料金なので出張費用と時間を有効につかうためである。思惑通りに都内でしっかり2つの大事なミーティングを行うことができた。
その一つが新しいことにチャレンジするための資格申請。もう一つが新しい取引先との初めての打合せになる。おかげさまでどちらも無事に終えることができた。
その後、慣れ親しんでいる新橋地下街で、しばらく食べられないであろう和食をいただき、早めに羽田空港にチェックインし、いつもお世話になっているJALのラウンジで出発前に提案書などを作成しながら過ごした。
そこでは、機内での長時間デスクワークには無くてはならない必需品である老眼鏡が壊れてしまった。かなりつらい。ただこのようなこともあるのはいつものことなので、予備を持ってきていたため難を逃れ、問題なくデスクワークをしていると、後にチェックインされた御一行と合流ができ、定刻ドーハ行きのカタール航空機に乗り込んだ。
私は体が小さいので、皆さんとは違ってエコノミークラス。ただ動きやすい非常口座席をいつも手配していただいている。ここに座ると必ず非常時のお手伝い要請などの説明を受ける。今までであれば、慣れてしまったのもあり、「は~~い。」と半分聞き流してしまっていたが、お正月早々の航空機事故もあったので、今回はいつもよりはしっかり聞くことにした。ただそのようなことがないことを願うが・・・
そして12時間30分の長いフライトがはじまった。カタール航空の方々は色んな国籍の方がいらっしゃった。また長時間ご一緒させていただいていると、いつものJALの立ち回りやサービスなど大きく違いを感じる方々も多くいた。ここでこれ以上書くと批判みたいになっても嫌だし、1度のフライトで批評するのも違うと思うので控えるべきと思うし、海外の航空会社では結構当たり前でもある。ただ言えるのはやはりJALはすばらしいな~と実感できた。そのような中でも素敵な方もいらっしゃりCAの「HARUKA」さん?の動きは倍速で早く際立っていた。
着陸前の食事を済ませ、みんなが二度寝やくつろぎ始めるころ、わたしは相変わらずパソコンで資料を作っていたが、そうするとパソコンの画面越しに遠くで何か転がったような感じがした。ゴミか何かかな?と思い、あまり気にしないでいたがしばらくして、女性の方が何かを失くしたように探されていたが見つからず、続いてお連れの男性もCAさんに問い合わせ探してみたが見つからなかったようであった。
ひょっとして私が何か転がったように見えた小さなものかな?と思ってCAさん聞いてみたらヘアピンのようものですとのことだったので、私が探させてもらっていいですか?と尋ねると、もちろんですと許可をいただき、大体の見当がつく座席の下あたりを探すと、うまく見つけることができた。それは丸いすみっこくらしというキャラクターの可愛いヘアピンであった。それを持ち主に手渡すと、大切にしているものであったのかとても喜んでいただくことができ、CAさんにもご協力のお礼までいっていただけ、緊急脱出での協力は機会がなくできなかったが、ちょっとしたお手伝いをさせていただいたような気分にさせていただけ、ちょっぴりうれしくなった。
そうこうしているうちに、そろそろ眠気がでてきたころ早朝ドーハ ハマド空港に到着。一緒に搭乗させていただいていた日本花みどり協会 澤田会長とともに上陸させていただいた。そして少し迷いながらも無事にドーハへと入国することができ、いつもの何らかのトラブルがあるスーツケースも今回は無事にピックアップすることができた。
さ~~少し眠いが今日から早速活動開始。どんな出逢いがあるかとても楽しみである。
今日はいよいよ最終日である。朝一番から最後の力を振り絞れるように、ホテルの外でスープをいただき、部屋に戻ってパッキングを行った。
そしてホテルのスタッフの皆さんに「KANAOKAさ~~ん。コップン カー!!」と見送られ、再来月にまた来るね!と告げてホテルを出発した。決して素晴らしい施設とは言えないが、フロントもレストランも、名前を憶えてくれて笑顔で接してくれると嬉しく感じる。日本ではそのような待遇のホテルは、行きつけである新橋の小さなホテルぐらいである。
午前中は、モカラ生産者への再訪である。ここの生産者は少し課題を抱えていて、その改善のためにマリネックスを試用いただいている。
数か月試用いただき、正直完全に課題解決ができたとはいかなかったが、改善の兆候が見られるとのことで引き続き使用をしたいという申し出をいただいたので、私もお役に立てるのであればと喜んで継続をさせていただくことにした。
今回の課題は、この農園だけではなく、タイ全土にある課題のため、良い結果を残せれば、大いに役に立てるし、私たちにとっても大きなビジネスチャンスになると思っているので楽しみである。
継続供給と来年2月の再訪を約束して移動することにした。
本日最後の訪問先に行く前に、いつものようにランチ。最終日のランチも、スープにすることにした。
車で約1時間。今回タイでの最終訪問地であるナーセリーに到着した。ここは私たちとパートナー契約をするヤシが専門のナーセリーである。
ここではビスマルキアやオールドマンパーム、コペルニクスなどの比較的スタンダードな種類のヤシ苗や小鉢を日本向けにつくっていただいている。
さらに新しく葉の裏側がシルバーのヤシなど数種。
それに葉の裏がブルーであるヤシ「Sabal Yapa」これも珍しい。そして中には写真のようにカールしたものがあり、とてもユニークである。
さらにはとても珍しいヤシなどもあり、今後に向けて新しい種を仕込むことができた。来春には日本にて紹介できるものが多いと思うので楽しみにしていただければと思う。
今後の双方の役割と約束事について話をさせていただいた。少し厳しめのことを言うことにはなったが、将来このナーセリーとしっかりビジネスをしていくのと、次世代もその関係を継承していくための進言であった。はじめは理解できていなかったような表情であったが、ゆっくり想いを伝えていくと、少しずつ理解をしめしていただけるようになり、最後には互いが笑顔で、前を向いて話をすることができ、2月もしくは3月の訪問を約束させていただくことができた。
この方たちがパートナーである。又右衛門の頭の上には、いつもと違うハットがのっているのがわかると思う。これはこのナーセリーの若い彼女たちが私へのプレゼントとして用意していただけたものである。本当に嬉しく思う。
そしてこのナーセリーも近い将来、Tuckさんという若い彼女が継承していくとのことである。そのような次世代の継承者に、大いに期待したいと思うのと同時に、共に学び合いながら、必要であるならば支援を惜しまないつもりである。是非ともタイ、日本両国の若い力が手を繋ぎ、今後も一緒に歩んで行っていただければと思う。
これで全ての行程を終えることができ、素敵な彼女らに見送られて、空港へと向かうことにした。少し渋滞にあいながらもスワンナプーム空港に到着。出国審査を終えて、深夜便の関空行き機内でこのブログを書いている。
私は眠れぬ機内で周りに迷惑にならないように電気を消して、バックライトのあかりを頼りに、キーボードを静かにたたきながら、今回のタイ訪問を振り返っていた。数えてみれば今年は7回タイを訪れた。それは植物の仕入れだけではなく、資材の営業や、大学との連携など様々なプロジェクトのためである。そのどれもが価値あるものである。
ただその全てが良い結果にたどりついたとは言えない。中には約束が履行されず関係が切れてしまったものもある。しかしながらその多くは良い方向性で進んでいっていると言える。そして来年も2月3月、5月とお取引先様の同行や共同研究のための訪問が続くであろう。正直体力的にきつい時もあるが、それより期待の方が大きいため楽しみである。
さ~日本は寒くなっているようである。宝塚の最低気温は1℃ぐらいのようである。自宅は少し高い山手のためおおよそ0℃近くになるかもである。今日のバンコクの最高気温は34℃ぐらいだったので気温差33℃である。体調管理に気を付けて、残された今年の時間をしっかりと頑張っていきたいと思います。
これにて「又右衛門 タイ紀行12月」を終えさせていただきます。いつもながらブログでは書ききれないことが多くあるため、何か気になることがあれば、又右衛門を見かけたら、気軽にお声かけいただければ嬉しく思います。
それでは~~~。コップンカップ!!!
今朝は少し贅沢して不足していた生野菜を食べるためにホテルで朝食をとった。
お値段は350バーツ。約1,400円である。とんでもなく高い訳ではないが、露店でのカオトムが60バーツと考えれば、やはり高く感じてしまう。しかしスタバのアップルパイが190バーツと比べると安くも感じる。
そのようなことを言っていると、うちのスタッフに、行き先が決まっているかどうか知らされていない高額の巨木を集めている費用のことを考えれば??と指摘を受けそうだが・・・
いつものようにパートナーの車で、市内から西へと向かった。週末ということもあり比較的道もすいていたので、遅れることなく目的地に到着した。
今日は、九州本社で全国的に食品輸送されている園田陸運という大手企業のタイでの農業展開をされているSonorikuさんへの訪問である。
到着すればすぐに今回ご面談いただく吉田様がお迎えに来ていただけ、早速ミーティングをさせていただいた。
今回の私どもの目的は、弊グループ開発のバイオスティミュラント「マリネックス」の案内である。早速同資材の簡単な説明をさせていただくと、現在のSonorikuさんの農業展開において、有効であるのではとの返事をいただけた。
さらに、別途 自然生態系調和型資材「アースフィールシリーズ」にも関心を持っていただき、早速年明けから試用を初めていただけることになった。
ある程度、机上での話を終え、せっかくなので圃場に向かうことにした。Sonorikuさんは、オクラの生産に関わられていて、マリネックスの効果に期待を強く持っていただけた。
他にはベビーコーンなどもあった。ここでは水田転作など私たちが日本で推奨している農法に近いものなどを行っており、方向性が似ているので、色んな所で共感することができた。
最後には良い関係性を保ちながら、お互いにとって良い取り組みとなるように進めていくことを約束して、同社を後にした。今回 ご対応いただいた吉田様、その他スタッフの皆様、農場の方々皆さんが素敵な笑顔で対応していただけたのが、とても印象に残っている。きっとこのような企業は農業、工業など業種に関わらず、伸びていくのであろうと感じるとともに、学ばせていただくことができた。本当にありがたく思う。
今後、私たちの開発する資材や技術が、Sonorikuさんやタイにて良い結果をもたらすことができるのを実践していければと思っている。とても楽しみである。
その後は、毎度のように途中のお店で簡単に食事。まだ本調子ではないので、今回もスープをいただいた。
バンコクへの帰路の途中にいくつかのマーケットを視察しながら帰ることにした。以前と違う目新しい商品を見つけることはできなかった。今まで開けていた店舗が撤退して空店舗になっている光景を多く見ることになった。タイもCOVID-19が明けてから、衰退気味のようである。その厳しさは日本と同じである。
そのようなことを考えながら、いくつかのマーケットを視察。最後のマーケットを周る頃には陽も落ちかけ、店舗も店じまい。
そして今日1日の活動を終えて約2時間かけてバンコクに戻ることにした。さ~~明日は最終日。何とか体力は持ちそうである。明日も頑張っていこう!!!
今日は、以前から何度か訪れ、交流を続けているパタヤのノンヌット トロピカルガーデンへ向かった。
https://www.nongnoochtropicalgarden.com/
パタヤから南へ車で約20分のところにある広大なテーマパーク。何とその広さは約1700ライ(約270ヘクタール)。私の計算があっているとするならば、東京ディズニーランド5個、横浜園芸博覧会会場が数個ある規模感である。
ただそこには一般が入れないバックヤードやシークレットな場所もあり、通常ではそこまでの大きさは感じられないかもしれないが、それでもかなり巨大である。ちなみに私は何度か訪れ、通常では入れない場所にも行っているのでその巨大さは体感済みである。
そこに世界から集まられた希少かつ巨大でユニークな植物、1000頭以上はあるであろう恐竜や動物のモニュメント。それらの迫力は圧倒的である。
シアター正面で迎えてくれている巨大な可愛い恐竜と足もとで写っている私と比べていただければ、一目瞭然である。
パーク内では、オーキッドガーデン、デザットプランツガーデンや世界各国の庭園など計30以上のテーマ別ガーデンが点在している。国際園芸博覧会顔負けの規模である。
また象やトラに触れられるイベントや、環境学習を学べるエリアもあり、特に子どもたちを迎えるための全ての要素が詰まったテーマパークといえる。
今回はあるプロジェクトのミーティングとお届け物があったため再訪させていただいた。
私たちは渋滞もあり少し遅れての到着であったが、担当いただいているキーマンといつも同行いただく素敵なスタッフに出迎えていただき、お話をさせていただくことができた。
ミーティングの最後には2027年横浜で開催予定のGREEN×EXPO 国際園芸博覧会があることの案内をさせていただき興味をもっていただくことができた。そして今回は日帰りということもあり、パーク内をゆっくり探索させていただくことはできなかったが、今後に繋がる様々なお話が出来たことは有意義であった。
引き続き交流を深めながら両国、私たちにとって発展のあるものにしていければと思っているので、楽しみでいっぱいである。
※写真は前回に一緒に撮影させていただいたカンポン代表とボードメンバーとの写真です。
前回訪問時にはカンポン代表自らパーク内及び普通では見ることができない場所などもご案内していただき、驚きの連続であった。
今回のアップでは、私の下手なスマホ写真ではその素晴らしさが伝えられないので、ノンヌットガーデンさまより、HPやFacebookでの写真を又右衛門が使用することを正式に許可いただいてのアップになります。
ま~それよりも圧倒的な迫力を感じるためには是非一度、皆さんも行ってみてください。必要であれば案内もさせていただきますよ~~。
昨晩、日本にいる時から少し胃の調子が良くなく、食事には気を付けてはいたが、いつもと違う海外の環境と毎日移動しながら食事では、負担も積み重なってきたのか、中々回復まではいかず、自然治癒はあきらめて薬局にて購入した薬を飲むことになった。
その効果で、完治とはいかないが、おかげさまで楽にはなった。
なので、朝食を採って体力回復をと思ったが、ホテルの朝食は高いのと、胃に優しく軽く食べられるものが少ないので、駅前の新しいコンコースの植栽チェックを兼ねて外に出ることにした。
BTSのプロンポン駅からEMSPHEREまでのコンコースを歩いてみたが、特に際立ったものではなく、普通に植栽が施されているという感じであった。普通にといっても日本では駅前のコンコースで植栽されているのは少ないため、植栽があることでも素敵であると思った。
駅前のEMPORIUM正面にはフェイクではあるが、クリスマスツリーも飾られており、年末ムードが高まってくるのを感じることができた。
朝ごはんに消化の良いカオトムかジョーク(どちらもおかゆみたなもの)を探しに、駅前をウロウロ。
ただ中々、美味しそうなのを見つけられなかったので、もう少し歩いて有名なお店に向かうことにした。
ここはミシュランも取得しているお店である。ここで麺抜きのスープを注文をすることにした。
注文してほどなく持ってきていただけた。味は濃くなく辛くなく、栄養もありながら、胃の負担も少なく、とても美味しくいただけた。そして60バーツを支払って、急ぎ足でホテルに戻り、車に乗り込み出発をした。
午後からのアポまで少し時間があったのでチャトチャック(JJマーケット)へと立ち寄ってからいくことにした。
あまり時間はなかったので、さっとだけ見てきたが、これといって興味深いものは見つけることはできなかった。
以前に比べればずいぶん減ったが、今でも日本から植物を買い付けに来る方々もいるようだが、個人の趣味家の収集レベルであれば良いが、今ではチャトチャックマーケットで、珍しいものを見つけることは中々できないし、個人取引のため価格も高いので、あくまでも参考にしかならない状況である。ただここの出展者とつながっていることで、情報収集をすることはできるので、たまに訪れることは意義があることである。さっとマーケットを一周して、車に乗り込み次の目的地へと向かうことにした。
今日は日帰りにてタイにおいて著名なナーセリーとメージョー大学との打ち合わせのためにチェンマイへと向かう。
朝4時起床。少しのデスクワークと準備をおこなって、パートナーと共に空港に向かい、早朝ということもあり渋滞もなく、空港へと到着した。
飛行機は定刻に出発。そして定刻に到着することができた。そしてレンタカーをかりて、ナーセリーへと向かう。
約1時間で到着。ここはタイにおいて希少な植物に関して、とても著名な活動家が展開している施設である。
厳重に管理された圃場には、珍しい植物が所狭しと並べられている。いつ来ても感心する品揃えである。
今回、ここに来た理由は、お互いの利点を活かして、今後プロジェクトを起こしていくためである。どのようなことを行うかは、現時点では控えさせていただくが、きっと誰かに悪影響を与えるものではなく、お互いにとって、植物にとって価値あるものにできると思っているので楽しみである。
お互いの方向性を確認し、準備をはじめ、再会することを約束して、次へと移動をした。
移動の途中でランチをいただいた後、さらに車を走らせメージョー大学へと向かった。タイにおいてメージョー大学は、農業分野に関して、とても功績を残している大学である。
私たちの開発するバイオスティミュラントであるマリネックスの効果検証や研究を進めていただくための打ち合わせである。すでに前回訪問時にサンプルをお渡しし、実験を進めていただいているが、その効果がすでに顕著に表れているとのことで、来年本格的に共同研究を進めていくためのミーティングを行った。
来年から始める研究と検証のスケジュールを確認し合い、来春スタートに向けて価値あるミーティングをすることができた。
今後はこのマリネックスを皮切りに、弊グループが開発する自然生態系調和型資材である「アースフィールシリーズ」へと検証の幅を広げていき、いずれはタイにおける環境に配慮した農業や環境事業に貢献できると確信している。また先生からは学生の弊社受け入れなどの提案もいただき、今後とも深く関わりを持ち合いながら進めていければと思っている。
今回日帰りのチェンマイであったが、このような二つの将来にむけたミーティングをできたことはとても有意義である。早速日本に戻って、次の準備を進めていくことを楽しみにしながら来年の再訪を約束してメージョー大学を後にした。
さ~~今晩はバンコクに戻り、明日はまた別の地に向かうことになる。しっかり体調管理を行いながら頑張っていこう。