四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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22日早朝に伊丹空港を出発。
先日少し足を傷めてしまい、今回は少しだけ不自由な旅が始まる。
これから約一週間は良く歩くだけに少し気になるが、気持ちで何とかなると言い聞かせ飛行機に乗り込んだ。
そして羽田に到着後、まずは都内での仕事のために、渋谷まで移動。
そこで一仕事を終えて、成田へと移動した。久しぶりに乗った成田エキスプレスは
時間帯のせいか、がらんとしていた。
予定より早く、成田空港に到着したので、お土産などを見たりして、ラウンジで積み残しの仕事を行い、数時間を過ごした。
これからシドニー経由でブリスベンに入り、そこで仕事をし、翌日ダーウィンへ移動、そこからカナナラ、キャサリンへと向かうのが今回の旅程である。
オーストラリアは今年2回目で今回4回目になる。
その1回目がちょうど1年前のStation Creek であり、今回も訪問する。
この一年でオーストラリアからの輸入などいろんなことが前に進んだ。ぜひ今回も何か面白いことができないかと思っている。
今回の行程もいつものように
山の中や、農場をまわる予定なので、移動が多く、中々ブログのUPはできないかもしれないが、最悪でも帰国後アップします。
またFacebookで近況をUPしていきたいと思いますので、ブログも併せてみていただければと思っています。
それではがんばってきます。
今日はスタッフ大勢で、今週入荷したクイーンズランドボトルツリーの植え込みを行った。
植物のトリミング担当、植物ケア担当、ユニック担当、フォークリフト担当、植え込み担当、写真担当、掃除担当、モデル担当(笑)などに分かれて13本のボトルツリーを植え込んだ。
一本一本根や枝の状態を確認して、適切な処置を行う。
担当のローズガーデン プランツ 西田氏の長年の知識と技術が生きてくる。わがスタッフながら横で見ていてさすがと感心する。そんな姿を見ていると、いたずらしたくなってしまう(なんて・・・)
そして用土は水はけのよいものを選び、そこにココピートとパーライトを用い、そこに弊社関連会社 アースフィールの有機微生物農法の基本である「土づくりG 」
http://www.earthfeel.co.jp/products/ff_tutidukuri_g.pdf を添加し植え込んでいく。
これはオリーブの植え込みなどにも用いており、多くのよい効果が確認できている。
さらにフラワーフィールマリンを加えることで発根促進をさせる。
ここでもアースフィールの資材や、野菜などの植物の有機栽培の分野において日本各地で数々の実績を残してきた永座康全先生の技術が生きてくる。
さらに手慣れたユニック・植え込み部隊が特注のWoodboxに植え込んでいく。
半人前のフォークリフト部隊
お掃除部隊と必要性の感じないモデル部隊
写真には写れない写真部隊
こんな感じで作業を繰り返し、最後に潅水し夕方には13本のボトルツリーの植え込みを終えた。
植え込みに際して、広い場所を提供していただいたJF兵庫県生花さんには本当に感謝です。
それとスタッフの皆さんお疲れ様でした。
このように植物の専門と土づくりの専門またそれぞれの専門が力を合わせ、ダメージが大きい輸入植物を少しでも早く元気にするためみんながそれぞれの力を合わせている。
そんな姿を横から見ていると、本当にみんな植物が大好きで、そのためならいろんなことを惜しまない姿、そんな姿がとても頼もしく見え、誇らしく思えた。
さ~~葉が出てくるのが楽しみだ~~。
また経過報告します。
これらボトルツリーはJF兵庫県生花市場 大阪にある仲卸 ローズガーデン植物部においています。またよければ見に来てくださいませ。
さ~まだまだ頑張るぞ~~。
昨日コンテナヤードでの検査を終えて、今日は朝から安治川にある保税倉庫での本検査。
少し早目についたので、船着き場のロープの上を歩いてみた(笑)
昨年も何回かこの倉庫のお世話になった。
向かいはユニバーサルスタジオジャパン。
向こうもいろんな面白いものがあるだろうがこちらはもっと素敵な宝箱が目の前にあるだぞ~とばかりにちょっと胸を張りながらみんなの到着を待つ。
そして定刻通り、コンテナが開封された。
ドキドキしながら中の様子を覗う。
確かに少しダメージはあるが、想像の範囲内ととりあえず胸をなでおろした。
そしてこれからデバンが始まる。
まずはクレーンでボトルツリーが運び出される。
このようにクレーンで引き揚げられ、パレットの上に置かれる。
その姿はまるで多きなマグロのよう・・・
スタッフみんなが慣れた手つきで、次々運び出され、倉庫の中に運びこまれる。
そしてボトルツリーの次には、グラスツリー (ブラックボーイ)が運び出される。
2mクラスのマルチヘッドから、ZanBlueと名づけられたブルーが美しいグラスツリー グラウカの子供まで、大小が順次運び出される。
長い時間暗室に入っていたので、葉は白くなっているがこれは仕方ない。おそらく2~4週間もあれば、元のようになるだろうと思う。
その根拠はこれ。
今回は前回の輸入と違って、ベアルートではなく発根済みでの輸入を試みた。
これは依然ロストラータなどを扱う中、スペインでの発根済み輸入植物とメキシコ産のベアルート(抜き根)の輸入植物との品質の大きな違いからの経験を生かして、時間と研究を重ね、ナーセリーとその他のパートナーと試行錯誤しながらこのような形になった。
そして、着々と作業は進み、全ての植物やその他のものをコンテナよりおろし、倉庫内に収めた。
あとは、昼からの植物検疫を受けるために一時待機。その少しの時間の合間に昼食をとったが、検査のことが気になり少し気が気でなかった。
そしていよいよ検査が始まった。本当にドキドキの時である。
どれぐらい時間がたったのかもよくわからない感じで時が過ぎた。
そして検疫官の皆さんから一言。息をのむ瞬間。
「合格です」
この言葉を聞くことができた、ある意味歴史的瞬間に、心の中で大きく、「よっしゃー」と叫んだ。
今まで取り組んできたことが結果を出した。その瞬間にいろんなお世話になった人の顔が頭の中をかけめぐり、オーストラリアで結果報告を待っていてくれたDannyとオーストラリア大使館の西川様に電話を入れた。
二人の声を聞いた瞬間に、こみ上げてくるものがあり、きっときちんとした言葉にはなっていなかったように思う。特にDannyには何を言ったのかもわからない。ただ単にサクセス、グレートと何度も連呼しただけかもしれない。
それでも私の興奮した声で察知できたのか、Dannyも電話口でとても喜び、声を震わせていた。
なぜ私たちがこのように興奮し、一喜一憂しているかをいずれ皆さんに伝えるときが来ると思う。その時までは伏せておきたいと思っている。
そして、順次進めていき、その日の夕方にグラスツリーだけを連れて帰り、無事迎え入れた。
今回の取り組みが完全に成功だったかは、まだこれから植物の生育経過を見なければならないかもだが、とりあえずは輸入成功であったといえると思う。
そしてこの輸入では、多くの人が関わり支えあって形にしたこともあり、オーストラリアと日本との植物輸入においての新たな1ページを残したのではと思っている。
これからも、もっと研究し、努力し、そして愛し合って新たなことへチャレンジしていければと思う。
支えてくれた皆さん本当にありがとう。まだまだ情熱をもって進んで行きますのでよろしくお願いします。
最後に今一度、オーストラリアに訪れたときにDannyと交わした握手を届けます。
昨日朝一番東京から戻り、そのまま大阪の舞洲へと向かった。
それはスペインからビジネスパートナーからの素敵な植物が届いたため
植物検疫の検査の立ち合いと、着荷状態の確認である。
到着した時にはいつも見慣れないX線検査の途中であった。
X線検査にはコンテナ全体を行う方法と、このように機材を持ち込むものがあるらしい。
まるで飛行機に乗る時の検査のよう。
この検査によって木の中に怪しいものが入っていないかなどを見るとのこと。
私は当然、見た目同様?怪しいことなど何一つないので、興味本位にだけ眺めていた。
そして、スペインからの植物とのご対面~~。
第一印象は、昨年の入荷よりも状態が良く、一安心。
そして無事税関検査は合格で、スペインからのユッカ類も無事合格をした。
その状況に一安心して、この日は会社に戻り、スペインからの大事なお客様(植物)の向かい入れ体制を行った。
そして今日15日は、朝から南港へと向かった。これは次回アップするが、オーストラリアからの宝物の到着がありコンテナヤード検査の立ち合いである。これは難なくクリアすることができ、スペインの植物の迎え入れのため会社に戻った。
そして夕刻トラックが到着
ドライバーは前回の時と同じ方で、親しげにご無沙汰―と挨拶をかわし、早速トラックから植物を卸した。
きちんとしたものは、また準備をしてUPしますが、今回輸入した植物のラインナップはこんな感じ。
まずは不動の人気のユッカ ロストラータ ブルースワン
相変わらず美しい!! この頭の大きさ、輝くシルバーブルー。メキシコからの輸入では中々このボリュームが出ない。発根済みならではものである。私が初めてこのナーセリーを訪れた際に、一目惚れし日本総代理を申し出たのもこの品種のためである。
それと昨年から引っ張りダコのユッカ ロストラータ ヒドラ。
マルチヘッドのまるでキングギドラのような姿。これが多くの人を魅了している。
通常のロストラータより、日本の気候に適しているのと、個性豊かな形で同じ形のものがないのも魅力の一つ。
かなりのボリュームで圧倒するダシリリオン ウォーレリー マルチヘッド。
いや~~。まるで小錦関のようなフォルムで存在感ありあり。
この他にダシリリオン ロンギッシマムやユッカ リギタなどの大きなものに
かわいい姿が人気の
カリナバスフーケリーが入荷した。
きっとこれも皆さんにかわいがってもらえると思う。
今回のコンテナもさすが発根済みの商品なので状態が良いのと、安心して買っていただける。
最近未発根のものが流通することがあるとのことで、価格につられ購入後1年ほどで枯れてしまい悲しい思いをしたと駆け込んできたり、お問い合わせをいただいたりが多くなってきた。
是非スペインで品質を重視し、実直に生産していただいているパートナーの植物を見ていただければと思います。
まだ入荷したばかりなので、最終チェックを行ってから順次販売を開始したいと思います。
皆さんこのスペインからの素晴らしい贈り物に触れてみてくださ
私は閑散としたブリスベン空港を出発し、シドニー経由で成田へ向かう飛行機の中で、この文章を書いている。
今回の訪問でも本当にいろんな方々のお世話になった。
出発前から大使館の和子さんや、ダーウィンのAsakoさんにいろいろ助けていただいた。
そして素敵な植物との出逢いもさることながら、皆さんの温かい心に触れさせていただくことができた。
普段はCAで忙しいにもかかわらず、合間をぬって、空港まで迎に来ていただき、とても素敵な英語と会話力で色々助けていただいたKaoriさんと出逢えた。
毎日の忙しい仕事にも関わらず、連休を費やして、また深夜早朝まで何から何まで元気な笑顔で助けていただけるMegumiさんに出逢えた。
本当に皆さんありがとうございました。おかげさまでいろんなことを学ばせていただきました。
帰国したらきっと形にして、皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。
オーストラリアの植物がくれた素敵な出逢いに心より感謝しています。
あらためてありがとう。
そして最後に・・・
私がダニーの家を経つとき、Dannyがカメラを持って来て、二人きりで写真を撮ろうといってきた。そしてその写真を家に飾ろうと言っていた。
今回ここに滞在している時に、いろんな感じられることがあった。
その意味は言葉ではなく、相手の表情や心で私なりに少しは読み取れたのではないかと思っている。
それは決して今はこのブログでは綴れない。いつかこのことを書くことが許される日が来るまでは・・・
最後の最後に・・・
このとき、お互いが今まで以上に強い力で手を握り合ったと思う。
その意味を感じることができた私は思わず涙がこみ上げてきてしまった。
私はこの握手の感覚を一生涯、決して忘れることはないであろう。
今朝も早くに少し雨が降ったようで、涼しくしのぎやすい一日から始まった。
朝早めに起きて、家近くのナーセリーでの、ボトルツリーのチェックと所々に植えられているサイカスやグラスツリーの苗などを見て回った。
サイカス ケインジアナ(カイルンシアナ)
Zan Blue
特にこの苗はグラウカの中でも、ブルーの良い物を選抜したもので、種からここで育てられているため、根もかなり張っている。うまくいけば素敵な名前がつけられて日本デビューを果たすかもです。乞うご期待。
そして、朝からバタバタ動き回っていると、少し体調がイマイチに・・・・・
ハッと思うと、昨日の心地よい天気のため夜から水を飲むのを忘れていた。
ちょっと危なかった。
その後朝食を頂き、前回訪れた時に、良い感じのボトルツリーが多くあった
別のナーセリーに約一時間かけてチェックをしてきた。
本当はここのナーセリーから、いくつかのユニークなボトルツリーをピックアップする予定であったが、前回来たときに比べて、状況が思わしくない。
ボトルツリーのフォルムとして、また大きさもかなりお気に入りだったが、品質を重視するために、今回はこのナーセリーからのチョイスは断念することにした。
そうなれば、全て第一の圃場から品質重視で選ばなければならないので、早々に引き返し、途中果物と野菜だけを仕込み帰ることにした。
早々に戻りDanny夫妻と私たちとでの最終のチョイスを完了し、Dannyと一緒に食べる最後の食事を終え、今回の訪問での最後のダブルチェックをおこなった。
その後名残惜しい気持ちを抑えながら、ナーセリーを後にした。
そしてブリスベンへと移動した。
ブリスベンでは、その後もMegumiさんにお仕事を手伝っていただき、さらに深夜?早朝に空港への送り、またチェックインのお手伝いまでしていただいた。
何から何までお世話になり、本当にお世話になりました。ありがとうございました
今朝は、雨が降っていたので、少し予定を変更してDannyの家で、グラスツリーの輸送方法についてミーティングをした。
いかに植物にストレスをかけないか。いかに安全に輸送することができるかなどを
時折意見が食い違うこともあったが、何度も繰り返し議論を重ね、気がつけばお昼前になってしまった。
そのようにしているうちに、お昼からお手伝いいただける、めぐみさんがナーセリーにヘルプにやってきてくれた。
ここでブリスベン空港の出迎えから、今までとても流暢な英語と議事録作成などで私を助けてくれたCAのかおりさんと引き継ぎをしていただき、バトンタッチとなった。
かおりさん。ありがとうございました。
さてお昼からは、ブリスベン在住の法律関係のお仕事をされている、めぐみさんにお手伝いいただき仕事をスタートさせた。
まずは本来午前中行う予定のであったボトルツリーの選定であった。
第一圃場を何度も歩き続け、日本向けのボトルツリーを選んできた。
細くては価値を感じない。太いと背が大きすぎて日本には向かない。
おまけに流通に適しているサイズとなれば、もっと絞られてくる。
価格も結構高いなど、この他にもいろんな条件と照らし合わせながら、
輸入するのにちょうど良いサイズを探し当てるのに歩き続けた。
ぴったりイメージに合うのはそう簡単にはない。
そしてそんなにも広くない圃場だが、結構時間がかかりながら夕方までにおおまかの選別を行い、続きは明日の少し離れたナーセリーで行うこととして、あとは素敵なディナーを作っていただき、Danny夫妻との歓談の時間とした。
特にどんな話をしたというわけでもない。時より仕事、時よりプライベート、時より将来のことなどを話しながら、一緒に過ごす空間を心地よく感じ時がながれた。
そして夜も更けてきたので、部屋にもどり、今日の整理と明日のイメージをわかせながら眠った。
おやすみなさい。
友であり、師であるDannyの自宅に到着後、ランチをいただいた。
そこには、Dannyの奥さんと、次男のPeterが待っていてくれた。
そして見慣れない小さな子供が出迎えてくれた。Zanという子である。
本当にかわいらしい子供である。時より私の顔をのぞきこんでは、ニコッと笑う。
そのかわいらしさと、将来の期待度がうかがえる商品が登場します。
乞うご期待!!
ランチしながら、周りのグラスツリー(ブラックボーイ)に目をやると、
とてもスペシャルなのが一本植わっているではないか。
それがこれ!
シルバーの葉が赤みを帯びている。ため息が出るほど美しい。
今まで25年間採取し続けていて、1箇所でたった3本だけ見つかった超レアもの。
日本においてグラスツリーが超レアなのに、その中でもこれはとなると、超レアどころの話ではなく、天然記念物以上である。ほぼ世界遺産とも言えるのではと感じた。
そのような素敵な植物を拝ませていただき、ナーセリーに移動した。
ナーセリーではいつものように、国宝級のグラスツリー(ブラックボーイ)が並んでいた。
また施設内には日本向けに準備されていたグラスツリー グラウカが並んでいた。
いかがですが?前回輸入したときはベアルートであったが今回はスペシャル オーダーのメディアに植え込まれている。そして葉が展開してきている。なんと良い感じさらに注目は
ここ。よく見ていただきたい。
いかがですか?明らかに発根しています。
Webなどで確認すると発根活着までに1~2年かかるものが、ここにあるものはしっかり発根確認ができるほどになっている。
日本向けに根をハードに洗浄した時点で生き残るグラスツリーは約1~3割程度。
と考えると本当に貴重なプランツであるのが一目瞭然である。
この状況であれば、きっと船での輸送が可能であろうと思うので、今春チャレンジすることになった。
但し、立てたままでコンテナに入れるので、輸送費も半端でないので、かなり高額になってしまうが、品質を重視するとどうしてもそうせざるを得ない。
まだまだいくつかのハードルがあるので無事日本に入荷できるかはわからず、大きなリスクは抱えるが、チャレンジしてみたいと思うので、グラスツリー ファンの方 期待しておいてください。
さらに今オーストラリアでは、グラスツリーの輸出に関して、かなりネガティブな状況になりつつある。
それは、今まで以上に規制がかなり厳しくなってきているとのこと。
数年後には、もっと厳しくなり輸出もできなくなる可能性もあるらしい。
となれば、数年後にはお金をだしても購入することができないものになってしまう。
せっかくオーストラリアと日本とで、苦心の末ここまできて、開きかけた扉が、ひょっとしたらまた閉じてしまうかもしれない。
それは本当に悲しいことである。
でもそうまでしなければ、このグラスツリーが保護できないのであればいたしかたないだろう。
私はビジネスが優先された目的で今まですすめてきたのではないのだから・・・・
でも正直かなり寂しい気持ちになった。
これからは種から作るしかないのかな・・・。
ともあれこんな大事なブラックボーイだから、何とか無事輸入させたいと心から思った。
また皆さんには追って状況報告します。
今年最初の海外出張はオーストラリアである。
今春に輸入予定のグラスツリーとボトルツリーの確認にナーセリーへとむかう。
23日のお昼過ぎに伊丹空港を出発して夕方成田へ。
そこから夜にシドニーへむけて出発。到着前に素晴らしい朝焼けを見ながら、10時間弱でシドニーに到着した。
今回は無事スーツケースが手元にある。当たり前のことだが、かなりホッとした。
前回のスペインの時にはスーツケースだけはオランダでステイしてしまって本当に困ったからである。当たり前のことがとてもうれしく感じた。
それから国内線に乗り換えて、ブリスベンに到着した。
ブリスベンからは車で約1時間半。毎度おなじみのグラスツリー(ブラックボーイ)グラウカでは、第一人者と言えるナーセリーのStation Creekに到着した。
ここからは、また追ってUPします。
ちょうど会社を出発してから24時間後。とりあえず無事到着しました~~。
スペイン時間の朝にエルチェを出発し、オランダ経由で10日の朝無事?関空へと到着した。
帰国の途中では、いつもおせわになっている市場の社長や、バラの団体の方にスキポール空港で出会った。特に市場の社長は飛行機の席まで隣でお互いびっくりした。
帰りの飛行機の中で、いろんなことが思い出されてきた。
約2年前に、あることがきっかけで植物の卸を始めることになった。
それにはじまり約1年半前に植物の輸入経験がない私が、単身 ドイツの展示会に赴き、地元の学生のお手伝いで会場見学をした。
その時に比較的小さなブースで出展していたVIVEROS DURAさんに出逢った。
それが今の植物輸入事業の始まりで、それから本当にいろんな人に助けられて、今では4社の日本総代理店と植物卸の会社や事業所を展開することになった。
今でも思う。
もしあのときに、勇気を出して、ブースに飛び込まなかったらどうなっていただろう。
もしあのときに、彼らがど素人の私と学生の話に耳を傾けてくれていなかったらどうなっていただろう・・・・・
何でも受け入れること、飛び込んでいくこと、挑戦することの重要性を改めて実感した。
そしてこんなにも多くの人に支えられて自分があることも、会社があることも実感した。
本当に皆さんは感謝です。
このことに応えるためにもこれからも情熱をもってがんばっていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
最後にこの写真を送ります。
これはエルチェにある樹齢約2000年のオリーブです。
このオリーブを眺めていても何故か不思議に圧倒されるものを感じなかった。
むしろ2つのことが頭をよぎった。
まず1つは、このオリーブは2000年もの間多くの人を見てきたのであろう。そんなオリーブに恥じないような生き方をしなければならないと・・・
そしてもう1つは、我が家にもオリーブが植わっている。
そのオリーブが何十年後、何百年後、何千年後まで、私たちの子孫とともに互いを思いやりながら強く時代を生き抜いて欲しいと・・・
長々のブログ読んでいただきありがとうございました。
また時間があるときにスペイン訪問の際の植物図鑑、グルメ図鑑をアップしますので読んでくださいね。
ではまた、次はどこに行こうかな~~~。