四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今週は先月の百年オリーブ(100年オリーブ)に続いて、とても素敵な植物が届いた。

緊張するヤードでの対面。今回も状況は良さそう。

そして各手続きを終えて、大阪のローズガーデンに到着した。

今回、届いた植物は
 

●ユッカ ロストラータ ヒドラ

●ユッカ ロストラータ マルチヘッド

●ユッカ エラータ

●ユッカ リギダ

●ユッカ リギダ マルチヘッド

●ダシリリオン ロンギッシマム

●ノリナ ネルソニー スペシャル(トルネード)

●アガペ モンタナ

である。

どれも特徴的で、見ているだけでワクワクしてくる。

ヒドラは、スペインのパートナー オリジナルのもので、そのフォルムに根強い人気があり、今回も来日前から予約もいただいている状況である。さらに他社とは品質が大きく違うと高評価で人気のダシリリオンなどもある。

今回その中でも、弊社としては初来日であり、別名 ブルーユッカと呼ばれるぐらいに、シルバーブルーの葉が美しいユッカ リギダ。その中でも2年前にスペインでめぐりあったマルチヘッドタイプの風格は、ため息が出るぐらいと言える。

そしてユッカ エラータ。
葉にフィラメントがでる美しいユッカ。日本での流通は殆んどなく、とても希少である。実際にスペインでプロによる管理であって活着が難しく、今回も限定での入荷になってしまった。

さらに、ノリナ ネルソニー スペシャル(トルネード)。突然変異から生まれたとても希少な種でこれも限定入荷である。

これらの素晴らしい植物たちは、いつものように発根済みであるが、MATAEMON PLANTSとして、品質にはこだわりぬきたいので一定の養生期間と経過観察を行ってから、皆さんにリリースしますので乞うご期待を。

またこの今回入荷した植物に関することをこのブログやfacebookにて

https://www.facebook.com/nobuyasu.kanaoka

追ってアップしていきますので、是非ご覧下さいませ。

そして最近国内外の多くの方からの問い合わせや、見学の依頼をいただいており、本当にうれしい限りです。感謝いたしております。ありがとうございます。

ただし弊社は海外ナーセリー6社の日本総代理店として活動しておりますため、お客様の業務形態によっては、直接販売ができない場合がございますので、購入希望の方は事前に、0668673900 貿易部までお問い合わせをいただければと思っております。また輸入植物について少し聞いてみたいなと思われる方も遠慮なくお問い合わせくださいませ。

あと来月初旬から渡欧致します。このような植物を輸入してほしいなどのリクエストがございましたら金岡まで連絡ください。安心してお届けできることが可能であればチェレンジしてきますので。

ではでは、随時アップしていきますね。

今日はほぼ帰国のための移動日。9時30分ごろホテルを出発して、
海外に行けば必ず立ち寄るショッピングセンターであるHOME PLUSに行って
どのようなネイティブなものがあるのかを見てきた。

 

競技場の一部にあるので面白い作りになっていた。商品としては特に目新しいものはないように感じたが、
キムチのバリエーションはさすがに豊富であった。




視察意終了後は、空港近くのお店で、最後の韓国での食事にケジャンを食べた。かなり美味しい。
おまけに釜炊きの五穀米がアツアツで美味しかった。そしてついてくる小鉢のバリエーションの豊富さには驚いた。


そして昼食後13時過ぎに仁川空港に到着し、それぞれが名古屋、大阪、東京へと帰国の途につきました。


今回も、たくさんの人と出逢え、大変お世話になりました。

訪韓中に行方不明にしてしまった眼鏡も昨日に、高麗大学の大学院生であり、韓先生のアシスタントである金(キム)さんが、置き忘れたレストランまで取りに行っていただき、わざわざ1時間かけて、持ってきてくれた。


お世話になりながら、ご迷惑までかけたのに、笑顔で届けてくれたことに本当にありがたかったです。おまけに可愛い眼鏡ケースまでつけてくれて感激でした。

今回のお礼は必ず日本でさせていただくという再会を約束し、せめてものお詫びにミニブーケを手渡せていただきました。本当にありがとうございました。

 
そして今回は、同行させていただいた松島様、海下様、福永様 という大先輩に囲まれ、とても多くを学ばせていただけました。

そして、そして今回通訳や案内役を行っていただいた林さんのホスピタリティーの高さに、本当に感謝です。見た目通りとまでは言わないですが、その繊細なお心遣いのおかげで、とても有意義な時間をすごさせていただくことができました。本当にありがとうございました。大感謝です。これをきっかけに、両国間で、もっと素敵な関係を構築していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 


さて、帰国すれば、日本でスタッフが、必死で頑張っているのだろうな~。

邪魔しないようにひっそり帰国し、現場復帰します(笑)

 

 

今朝で3日目。天気はとてもいい。こちらで活動ができるのはほぼ今日まで。

9時にホテルを出発して南部にある鉢物市場に向かう。韓国でも日本のGWと同様なものがあり、車は渋滞。目的地に着くまでに1時間30分ほどかかってしまい、少しスタートが遅れた気分での到着。

ただ市場と言っても日本の市場とは違い、久留米の植木団地のような感じで、生産者自ら展示をして売っている。

その中の1社でミーティングをさせていただき、有意義な意見交換会をさせていただけたと思う。

そこに、弊社の商品や取り組みに興味を持っていただき、ミーティングをする予定の人が、渋滞のためさらに遅れて到着した。本当はこの方とも、ゆっくり時間をとって、お話をさせていただきたかったのだが、どうしても後の予定を考えると、時間のやりくりがつかず、挨拶程度の立ち話になってしまった。

ただかなり興味を持っていただいているのと、日本向けのおもしろい提案もお持ちで、近いうちにソウルか東京もしくは大阪での再会を約束して、名残惜しいながら、次の目的地に向かった。

 

午後の目的地に着いた時には、お昼をまわっていたので、まずは昼食をとらせていただいた。

こちらで、人気のドデカうなぎである。太く大きな鰻を骨付きカルビのように焼いて食べる。基本の食べ方は白焼きで、好みによって焼肉風にサンチュに巻き、ダレをつけたり、ゴマの葉、ニンニクなどを入れたりして一緒に食べるのが美味しかった。

食事を終えて午後は、球根の代理店などをされている会社でミーティングをさせていただき、終了後15時過ぎにする市内にもどった。





そして、フェラーリやポルシェが行きかう高級住宅街にあるフラワー・ブティックにお邪魔させていただき、見学をさせていただいた。

主にブライダルや、イベントの仕事をされていている美人姉妹の経営とのこと。確かに素敵な店構えで、カフェをとフラワーショップの併設で居心地の良い空間を創り出していた。私たちが都内の新橋で取り組みを始めたものと、似通っていることもあり、今後何かでコラボできるのではないかと、勝手な想像を膨らましながら、しばし心地よい時間を過ごさせていただいた。




その後、早目の夕食を済ませ、現代デパートの花屋さんを見学し、この日の予定を終えることになった。

午前中は、博覧会会場視察、昼食後はサボテン研究所でミーティング。

その夕方からは今回の訪韓の大きな目的の一つである高麗大学での講演である。

高麗大学と言えば、韓国において4大学と言われる一つであり、日本でいえば早稲田大学のようなものであるらしい。大学教授だけでも約7000人が在籍していると言われていて、キャンパスもきれいでとても大きな大学である。

そして今回その理工学部 園芸学科の生徒さんに向けて今回訪韓の4人がそれぞれ講義をさせていただいた。司会と通訳をエーワールドの林さんにしていただき、クリザールの海下さん、MPSジャパンの松島さん、豊明花きの福永さん、そして最後に私が話させていただいた。参加者は約50名で始まり、限りある持ち時間でそれぞれのテーマで話をさせていただいた。



今回私は、MATAEMONブランドの展開、環境、環境学習についての要望があったので、題目を「世界の感動を日本へ。日本の素晴らしさを世界へ。」として弊社の取り組みを短い時間の中で、大駆け足で話させていただいた。

見た目不思議な日本人からの珍しい植物や取り組み、そして通訳の林さんとの絶妙のコンビネーションのおかげもあったのか終始楽しそうに聞いていただけたように感じた。また韓流ドラマや少女時代にいるような素敵な美女に、きちんとした姿勢で話を聞いていただけで、とても気分よく話させていただくことができた。

*写真は通訳のとてもお世話になった林さん(中央)と、韓教授


講義終了後は、とても親切で素敵なお二人である韓教授(博士)と大学院生のアシスタントの金さんと一緒に、素朴さがとても美味しい家庭料理をご馳走していただいた。



多くの美味しい料理をいただいたが、その中でも特にキュウリの水キムチが絶品であったのが記憶に残る。そしてこの食事の間も、韓教授や金さんと、講義では話しきれなかった事柄について、時間の許される限り話をさせていただいた。そんな有意義な時間が過ぎるのは早く、気が付けば随分遅くなったので、後ろ髪をひかれる思いで、お開きにして、この日は各自帰路に着いた。



そしてホテルに着いた時、眼鏡がないことに気づき、記憶をたどったが、恐らく食事をしたところか、大学かとは思ったが、どこで置いてきたかとは確定できなかったので、この日はあきらめて、スぺアの眼鏡で深夜までパソコンと格闘した後、眠ることにした。

今回の講演のお礼にと韓教授からいただいた高麗大学 オリジナル パスケース。とてもいい記念になります。ありがとうございました。大切にします~~。


今日は、昨日と違って晴れていて、朝から日差しもきつい。そのような中、博覧会会場へ。

ホテルからタクシーで約30分、会場に到着した。

 

正面玄関付近には、多くの花を用いてモニュメントなどとともに植栽が施されていて、多くの市民が花と一緒に写真を撮るなどして楽しんでいた。

会場に入ると、まずはオンシジュームを用いた飾りが、私たちを迎えてくれ、中へと導いてくれた。

まずは正面に今回のメイン展示が目に入ってくる。
今回のメイン展示は5つで、詳細はパンフレットを

 

日本からのスケルトンフラワー。濡れたときに透き通って見えるユニークな物で多くの人が見ていた。

それと気になったのがこれ。ドラキュラ(モンキーフラワー)花は現物が展示されていて、花殻?は写真であるが、スカルそのものでとてもユニークに感じた。

会場内には、25カ国、320社が出展しているとのこと。来場者は一般が多く、小さな子供や高齢者も多く、商業展示会というよりは、一般向けのイベントのような万博の雰囲気である。

世界各国から出展されていて、日本からも出展していた。印象的なのはエクアドルからの出展で、恐らく先週の私も参加した中国(上海)の展示会から、続けての出展のようであろう、多くのスタッフがブースにいて、積極的に取り組んでいた。

 またこのエキシビションパビリオン以外にも、物販パビリオンや、アウトドアガーデン区域などもあり、多くの人で賑わっていた。

中には玉虫を集めて絵にしたもの(写真上)や蝶(写真下)を使った装飾などもあり面白かった。

この展示会で感じたことは、先生が園児連れで来ていて、園児たちが花に見て触れて楽しんでいたり、家族連れがガーデンで楽しんでいたりしていたのが印象的で、とても良い花育の機会になっていると思った。

昼をまわるとかなり暑く、会場付近は恐らく気温30度ぐらいにはなっていたと思う。そしてしばらくし、ミーティング兼昼食のため会場を後にした。

次にソウル市内のサボテン研究所を訪れた。ここではサボテンや多肉植物の研究を行っており、育種や、関連資材の研究も行っている。

さらに世界から珍しい品種や、その他のデザットプランツを集めて展示、研究もしている。この他にもいて、ジーンバンク機能も持っているのが印象的であった。

 

そしてここでも研究所の方々と、ミーティングや意見交換などを行い、時間まで滞在した。

 

その後、今回の訪韓の2つ目の目的でもある高麗大学での講演?講義?に向かうのだが、この日のブログを書くスピードと体力が続かないので、日をまたいでしまうが次回にさせていただきます。

 

先週の中国に続いて、今週は、韓国 高陽、ソウルへの出張である。今回の韓国は、International Horticulture Goyang Korea2015(高陽国際花博覧会)からの招待での訪問。私は2013年にもお声かけいただき2回目の視察のための訪韓である。それと高麗大学において、弊社の取り組み(環境 学習 MATAEMONブランド)についての講演?講義?をさせていただくのが主な予定で、その合間に活動させていただいたことの中からいくつかを紹介させていただきたく思う。

 

早朝宝塚を出発し、出発2時間30分前に、関空に到着した。到着後少し時間があったので、朝食をとるため、出国審査前に空港内を探索すると私好みの和食バイキングを発見。そこは街角でよく見かける●●食堂で、そこがここでは朝のみバイキングをしているみたい。価格もとてもリーズナブルで、和朝食が食べられるので、とても気に入ってしまった。もし市内にも同じようなシステムがあれば、すごく賑わうであろうが、そうなれば採算が取れないだろうな~など、色んなことを考えながら、しばし和食を楽しんで、出発ゲートへと向かった。

 

すると今までになかったぐらいの長蛇の列。朝一番ではそんなことは無かったのに、さすがGWためなのだろう。そして時間的に結構厳しくなってしまい、慌ただしきチェックを受け、自動化ゲートをくぐり、何とか時間には間に合い、ほっと息をなでおろし搭乗をした。

 

いつものように機内では資料整理を行い、定刻に仁川空港に到着をした。

しばし仁川空港内を探索。

到着エリアでは、韓国らしさを感じる植栽が施されていて楽しませていただけた。

今回は、MPSジャパンの松島社長、クリザールジャパンの海下副会長、豊明花きの福永社長と、アテンド役のエーワールドの林さんと同行させていただき、それぞれ成田、中部、関空からここ仁川空港への集合となった。

そして、この3つの日本の空港から到着時間が1時間以内で、他国の空港に到着できることに、仁川空港のすごさを感じているうちに、全員集合となったので、早速、市内へと移動し、少し遅めの昼食をとったのちに、現代百貨店の「kukka」というフラワーショップを見学させていただいた。

*kukka 写真

ここのコンセプトは月極めで花を届ける宅配である。そのためかお店の作り込みはあまりしてはいないが、Facebookなどを活用し、比較的若年層をターゲットに販売を伸ばしているとのこと。価格は1000円強~。比較的リーズナブルである。私たちの対応している間にも、多くの人が訪れ関心をしめしていた。

心地よいスタッフの対応が印象的であった。

その後は車で移動。市内で両替を行い、近くにある古い街並みを少し探索した。


このあたりは、小高い丘のようになっており、趣のある家が立ち並ぶ。(写真は国を代表される人が昔に住んでいた家らしい。)

一帯は普通の生活地域であるが、最近は多くの観光客が訪れるようになったみたいである。その住居をおしゃれなカフェや店舗に改築したりしていて、良い雰囲気があるものの、基本は住宅街であるので、居住だけする人にとっては、頭が痛い部分もあるのであろう、至る所にマナー厳守の注意事項が張り出されていた。

ここは数回の訪韓ながら初めてで、また違った印象を与えてくれた。

 

そして、時間も遅くなってきたので、夕食をとるために移動した。

今回の夕食は、韓国の家庭料理。林さんや皆さんがよく知るお店である。

 

写真は私が大好きなチヂミ。日本でも普通のチヂミはどこでも食べられるが、緑豆のチヂミは手間がかかるため、提供している店がかなり少ないため日本では中々食べられない。私はこのチヂミが好きで、韓国に来れば毎食でも少しは食べたいと思っているぐらいである。

他に80歳のオモニのお手製の海苔巻やコムタンスープをいただいた。ここのお店は、韓国でもかなり少なくなってきた昔ながらの家庭料理を提供するお店で、とても美味しいため、若い人から年配の方まで多くの人で賑わっていた。



他にもヒットメニューに、オモニ特製の小豆がのったフワフワのカキ氷?のようなものもあり、味も食感もとてもよく絶品なので、近くに行かれる時は、立ち寄られたらいかがかと思います。

そうこうしているうちに、ミーティングを兼ねた夕食もかなり夜が更けてきたので終わりとし、各自ホテルの部屋に戻り、私は明日の準備を行ってから、深夜に就寝した。

22日は早朝に蕭山のホテルでモーニングブッフェバトルを繰り広げ、コーヒーも飲めないままに、後続して来られる先輩方を迎えに浦東空港へと向かった。

出発から約2時間半で空港に到着。待つこと約2時間で大阪、東京からのメンバーと合流でき、今回2つ目のミッションである上海新国際展示会場で開催される第17届中国国际花卉园艺展览会へと向かった。

空港から約40分で到着。

新しいこの展示会場はとても広く、近くで降車できなかったため、メンバーと約10分徒歩で移動し正面玄関に何とか到着。私のカバンを持ってくれるルウーさん。ありがとうです~。


会場に入ると、与えられた時間があまりないので足早に、展示会場内をまわった。

IFEXをはじめ日本の展示会が、肝心の植物自体の出展が少なくなり、園芸資材展のようになってきている中、ここはむしろ各国からの生花などの出展が増えてきているように感じられた。

恐らく今まで日本に出展していた企業や国が、中国にシフトしたように思えた。やはりIPMの効果であるのかもしれない。何とか日本の展示会も巻き返して欲しいものだと思う。

そのような中、日本からも元気よく出展しているカテゴリーがある。それはプリザーブド関連である。日本で活躍している企業はほぼ出展しているといっても過言でないと思う。
そしてブースや陳列もしっかり作り込みをされていて、多くの人が興味深く見ていたのが印象的であった。またその他にも日本からの出展もあり、私自身も興味をそそられた。

また、当然中国側のパートナー企業や紹介いただいた企業の方も、広いスペースでしっかりしたブース展開し、多くの人を招き入れ賑わっていた。

その他にも、とても興味のある商品の出展もあり、見学だけのつもりが、商談に至るまでの、個人的には結構満足できるものであった。

そして少し名残惜しいも、時間となったので会場を後にした。

その夜には、香港のトップクラスの貿易会社の社長との食事会を素敵な場所で持っていただくことができ、とても多くのことを学ばせていただいた。

続いて次の日も、上海で活躍されている方々をご紹介いただき、私たちの取り組みや、今回の訪中のミッションを伝えさせていただきとても有意義な時間を過ごさせていただきことができた。

このようなシチュレーションを作っていただけた師に本当に感謝である。

そしてその夜も業界メンバーとご縁のある方々が集い、遅くまで意見交換会&食事会で貴重な時間を過ごさせていただいた。

そして次の日、24日の朝。私は皆さんより一足先に上海を後にし、夕刻無事帰国した。

またまたありきたりの表現だが今回の訪中も素敵な縁に恵まれた。多くの皆様に心より感謝である。

ここでつながった縁がどのような拡がりをもたらしてくれるか本当に楽しみである。

夜、家に着けば出国前に7分咲きであった藤が見事に満開になり、私の帰還を出迎えてくれた。

今回は中国 蕭山で新設されるテクノパークと、上海で開催される花き展示会視察および輸出事業展開のための訪中である。

まずは昼過ぎ関空を飛び立ち杭州 蕭山空港へと向かった。

本年5月末プレOPENそして年末にグランドOPEN予定の巨大テクノパークおよび農業公園の進捗状況を確認の為に再訪させていただいた。

既に出来上がっていたオフィスビルは、前回訪れた社屋とは異なる近代的な建物であり、その新しさを感じながら正面玄関を入ると目に飛び込んできたのがこれ。

さらにオフィスルームに入ると、スタッフから拍手での出迎えていただけるなど、私のようなものに、少しやりすぎ感はあるが、照れくさいながらもモチベーションを上げていただき、旅の疲れを癒していただけるありがたいものであった。

そして一室でパートナーと再会の挨拶し、取り急ぎOPENを間近に控えた農業公園への視察へと向かった。
このテクノパークの敷地は全体で450haあり、農業公園だけでも15ヘクタールもある巨大な施設である。

この農業公園では、植物やそれらに関わる生産技術、デザインなど中国国内以外にも海外からの要素を多く取り入れた中国屈指の農業集約基地としての展開をめざしており、そこで私たちが日本国内外で提案をするMATAEMON ブランドや植物工場など、いくつかの分野で共感を頂いており、そのため今回の再訪に至っている。

現地の進捗状況は前回訪問時から比べると随分進んできているものの、植物などがまだまだ配置されていないため、広大な敷地にしか見えないが、1年後に多くの花や木々が植栽される姿を思い浮かべるととても楽しみに感じる。そしてその一画で私たち日本から何をどう提案できるかを考えると、さらにワクワクするものである。

現地での視察およびミーティングを終えると、中国側のパートナーが食事会を開いていただき、互いの時間が許す限り、多くの事柄についてディスカッションを行った。

そしてそのような楽しい時間が過ぎるのは早いもので、気がつけば結構いい時間になり、お腹もいっぱいになったのと、翌日はみんなで早朝に上海に移動するため、各自帰路につくことにした。

私はホテル到着後、中国でとてもお世話になっている西村氏と、さらに意見交換をさせていただいた後、ホテルの部屋に戻り、明日の準備を行ない深夜、眠ることにした。

初日は半分以上が移動時間であったが、素敵なパートナーとの再会が、元気づけてくれる
とても心地よい一日になった。

日本時間深夜にシンガポールを出発し、朝、羽田に到着。

 

 

午後には伊丹空港に到着した。

 



今回、オーストラリアとシンガポールを訪れて、南オーストラリアでの新しい出逢いに始まり、各ナーセリーでの再会。

さらにシンガポールでの様々な出逢いがあった。

 

初めて訪れた南オーストラリアのビクトリア州では、大自然に包まれながら、素晴らしい植物や人と出逢うことができ、

また新しいことが始まろうとしている。

 

 

クイーンズランドの、Station Creek Tree Farmでは、2年前に互いが力をあわせ、私たちの最後のミッションとして、日本向け輸出方法を確立させると、手を握り合ったときのままの、変わらずの温かく、そして熱い心に触れることができ、まさに今年その答えが出るかもしれない。

 

 

最後に訪れたガーデンバイザベイでは、私が日本でSole Agentをつとめさせていただいているビジネスパートナーからの生き生きした植物が多く立ち並んでいて、多くの人を魅了していた。その植物たちの雄姿を眺めていると、自分たちパートナーの偉大さと、その人たちのビジネスパートナーであることに誇りを感じるとともに、まだまだ小さすぎる自分と、色んなものへの足らなさを痛感させられたが、それと同時に多くの人が支えてくれていることを感じることができた。

 

 

そしてこの行程の全てにおいて、数年前Asakoさんを通じて知り合ったKaoriさんやMegumiさんに本当に助けられた。

 

縁というのは本当に不思議であり素晴らしいものであると思った。

 

巷では出逢いは赤い糸で結ばれているとよく言われる。私もそのように思う。

 

きっとDannyともそうであろう。それが互いを信じ、尊重した結果、細かった赤い糸が太いオレンジ色の紐にまで育ったように思う。

その証として願いを込めて、小さなボトルツリーにくくりつけてきた。

 

読んでいる人は全く意味が分からないと思う。ブログでは失礼な話であろう。でもあえて書かせてもらった。素晴らしきパートナーへの尊敬の意を含めて・・・・・

 

ロシア、オーストラリア、シンガポールと2週間で周り、まるで四季を渡り歩いてきたかのような感じすらしています。2週間で一つ歳をとったかもです()

確かに疲れてないと言えば嘘になるかもしれない。でも多くの人に助けられて、それにも勝る大きなものを今回も得ることができました。

 

 

また新しく多くの扉が開いたように思う。縁という鍵によって・・・・・

 

相変わらずの稚拙な文章、誤字脱字ご容赦願います。本来なら人にお見せできるような文章ではないのですが、恥をしのんでアップしていることの本意を受け取っていただければと思っています。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

早朝、連日お世話になったクッキーさんの家を出発。渋滞に巻き込まれながらも無事予定通り、ブリスベン空港に到着した。

 

そしてここで今回もお世話になったMegumiさんとはお別れである。通訳もさることながら、常に笑顔を振りまいて、私たちをなごませてくれた。本当にありがたいことである。

 

また近いうちの再会と、互いの成功を約束し、笑顔で互いの目的地をめざした。

 

 

長かったような、短かったようなオーストラリア訪問もここで終わり、トランジット先のシンガポール空港へと向かった。

 

移動中はちょうど昼まであったので、そのまま置き続け、ひたすらデスクワークをつとめた。
たまった仕事や、稚拙なブログ原稿を書いているうちに、気が付けば6時間ぐらいが経っていた。

 

 

ただここから羽田行の飛行機まで時間があるため、シンガポールで一時入国をして、

Garden by the Bayへと向かうことにした。

 

入国審査を済ませTAXIに乗ろうと思ったが、あまりにもすごい行列に驚き、近くにあったシャトルバスに乗り込もうと考えた。

 

カウンターで聞くと、あと5分ぐらいで出発とのこと。シンガポールドルを持っていないが、ともあれ飛び乗ろうと思い、バス乗り場に直行した。

 

そこでスタッフに間に合いましたか?の問いかけに、OK ここで待て!と言われ、ホッと胸を撫でおろした。

 

それにも関わらず定刻にバスは来ない。結局ここで30分待たされることに。こんなことなら両替の時間が十分にあったと嘆いてしまった。

 

そして、シャトルバスにてガーデンバイザベイへと向かった。でも待たされるのはここだけではなかった。

 

ドライバーはコースを離れ、ガソリンスタンドに入った。それだけならまだ我慢ができるが、給油で並んでいたのだが、バスの前のタクシーが車を放置し、後続を待たせ、中のショップでゆったり過ごしているではないか。あり得ない。

 

さらにバスのドライバーもクラクションを鳴らしながらも、ただひたすら待つだけで、他の給油レーンへと動こうとしない。どうなっているのだろう。車を放置していくドライバーに、それを待つドライバー。どっちもあり得ない。そうこうしているうちに約20分を費やし、空港からガーデンバイザベイまでタクシーで約15分の距離をバスで1時間30分の時間がかかってしまった。

 

 

そのためにここで私の過ごせる時間は、約1時間になってしまい、どこのエリアを最優先して視察しようかと思いながら、足早にバスを降りると、そこには大柄の男の人が立っていた。

 

そしてその人にまさかと思いながら、声をかけると「Hi Kanaoka!」と返してくれた。ブリスベンのビジネスパートナーであり、師であり、友人であるStation CreekのMr Dannyが、ガーデンの要人に連絡を入れてくれていたのである。

 

 

そして私は彼に導かれ、スタッフカートに乗り込み順番に視察をさせていただいた。

まずは最重要のフラワードームへ突入。

 

 

 

ここには、今回訪問したパートナーのDannyから送られてきたグラスツリーやボトルツリー、キャサリンのパートナーである Joeから送られてきたバオバブなどをはじめ、とてもユニークなものが、これでもかというほどに植栽されていた。

 

正直私はこの光景に圧倒されてしまいそうになった。中には管理がかなり難しい植物も多くありながら、こんなにも素敵に並んでいる。確かに自生とは違うが、かなり力強い。

 

ただ茫然と立ち尽くす時間もなく、カートの乗り降りを繰り返し、スカイウォークなど全ての施設を足早に約1時間で駆け抜けた。

 

通常なら1日かけてもみたらない。要所だけでみても3~4時間かかる行程を、とても素敵な配慮で、強引ながらも1時時間少々で視察を終えることができた。

 

お世話になりました。本当にありがとうございましたと挨拶させていただき、お互いがお互いの背中を優しく見送ることになった。

 

 

このガーデンバイザベイでのあまりにもの素晴らしさに驚かされた。でもこの施設の植物に驚いたのは、恐らく一般の人よりも私の方ではないかと思う。

 

何故ならば、自分が追い求めてきただけにわかる希少性の高い植物を、物の見事に管理をしているからである。本当にすごい。さすが世界が認めるドクター タン氏のみができることであると思った。残念ながら今回は急すぎたため、面談をいただく機会は、いただけなかったが、いつの日かまた近いうちにお会いできればと思った。

 

そしてまた、降りた同じところでシャトルに乗り込むことができた。

 

 

今回は待ち時間は5分程度で済んだ。これで何とかシンガポールドルを持たず文無しで、入国したのだが、無事空港に戻ることができた。

 

そして空港の一角で時間と意識がある限りでこのブログを書いている。

 

さて後は、日本へ帰るだけである。羽田に午前中に到着し、午後には大阪に戻れるであろう。

 

少しホッと気分で、コーヒーをゆったり飲むことにしよう。

 

では、今夜もまた日付が変わってしまったのでパソコンを閉じることにします。

 

次回で最後です~~。無事帰国したら、最終稿をアップします。