四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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幕張でのIFEX GARDEXへの急遽の展示会の翌日、私はタイへと向かう。
出発先日に宝塚に戻り、小さなスーツケースから、大きないつも勇気を与えてくれる友でもある海外用のスーツケースに心と荷物を詰め替えて出発をした。
その姿を見送る半野良キジくんが、私に「あんたの方がよほど野良やね!」と言われているような気がした。
今回のタイ訪問はいくつかの目的がある。全てをお話しすることはできないが(変ないやらしいことはありません笑)もちろん進行形のビジネスと、新たに関わることになるかもしれない案件、それとNGOに関わることである。
タイへの訪問は10回以上にはなると思うが、バンコクから離れた地での、井戸掘り作業や、学校づくりのお手伝い、施設の子供たちとの交流などで、プライベートな時間は殆んどなかった。今でも気温40度を超える炎天下の下での、運動会でヘロヘロになったことは記憶に新しく、そのなつかしさを胸に抱えての出国となった。
17日の夜に伊丹空港を出発。羽田空港を経由し、早朝、バさんンコクに到着。
ホテルに到着すると、現在でもビジネスパートナーである田中氏が待っていてくれた。
彼とは十数年前に、私が大阪青年会議所より出向で、日本青年会議所の国境なき奉仕団委員会に所属させていただいた時からの付き合いで、当時副委員長をつとめられた金森さんにも現在大変可愛がっていただいている。
そして今回は、金森さんはネパールでのNGO活動を終え、バンコク経由で帰国するのに、私もうまく時間を調整することができたので、久しぶりの異国の地での合流の運びとなったのである。
到着した日は、日曜日。今までになく時間があったので、気をつかわないメンバーとともにバンコク周辺を散策した。
朝ごはんをホテルで済ませ、水上マーケットに行ってみようということになり、タクシーに乗って1時間半で到着。
一人1500+オプション500バーツの2,000バーツで約2時間の水上マーケットを楽しんだ。
結構スピード感があるボートに乗り込み、お土産物屋さんや、寺院や観光スポットに上陸し楽しむことができる。おまけにヤシ類や色んな植物を見ることもでき、結構面白く初めての人には価値あるものだとおもった。
その後またタクシーに乗り込んで、昼食を済ませて帰るのだが、結構渋滞をしていて、ホテルに戻ったのが夕方。半日観光のつもりが、1日観光になってしまった。
そしてしばらくして、新たに先輩も加わり、みんなでディナーに行くことにした。ディナー中は当時の思い出話や今後についてのことなどの話をさせていただくことができた。そんな楽しい時間は過ぎるのは早く、とても名残惜しい気持ちでいっぱいながら、夜も更けてきたので、ホテルの部屋にもどることにした。
そして、翌早朝、先輩たち先着隊は私一人をバンコクに残し、帰国の途についた。
素晴らしき皆さん。本当にありがとうございました。また海外のどこかの地へともに向かうことができる日を楽しみにしています。
早朝4時30分チェックアウトをし、タクシーにてバレンシア空港へ。
約20分で空港へ到着。チェックインを済ませ、出発までカフェにて待機。
そして、約1時間30分。パリ シャルルドゴール空港へ到着。悪天候での運航だったので、無事着陸した時には、機内から拍手がおきていた。
そして次の出発まで空港内でウロウロ歩き回り過ごした。
過ごすこと約4時間。定刻 関空行の飛行機に乗り込んだ。
そして今、機内で今回の渡欧を記したブログの最後を書いている。
今回の渡欧もそれぞれの地で、様々な人と出逢い、多くのご縁や学びをいただけた。中には今後の弊社の活動を大きく左右するのであろう出逢いもあった。本当に縁というものは不思議であり、大切なものであることを実感した。そして素敵なご縁に恵まれている私自身を実感できました。本当に皆さん。ありがとうございました。
多くの皆さんや、天地、自然に感謝をしながら、このブログを書き終えます。
毎度のことながら、毎晩電池切れ状態で書いたブログのため、見直すこともせず、だらだら乱文乱筆であることを許していただきたく思っています。
さ~帰国した日は、大阪植物取引所のトレードフェア。合流して現場の役に立たなければ・・・
今日午前中は、また別のナーセリーと商談を行うことになった。そのことに関しては、社外秘のため、また別の機会で形にして提案できればと思う。
数時間にのぼりミーティング終了後、駅まで送っていただき、再び空港のあるバレンシアへと列車で戻ることにした。
夕方、バレンシア駅に到着。そこから徒歩でホテルへ。到着したホテルはとってもアットホームな感じである。
フロントは普通のテーブルとノートパソコンのみ。
そして部屋に案内されるのだが、乗ったエレベーターは、L字型で扉が開くようになっており、とてもユニークであった。
4階の私が泊まる部屋に到着。そのこじんまりさがとてもいい感じであった。
ただ洗面とトイレは共用だったので少し不便さはあったのだが、小奇麗だったので十分に思えた。
そして荷物をおいて、バレンシアの街へ最後の晩餐を食しに行くことにした。
今回の渡欧で最後の晩餐だからといって、豪華なディナーをいただくというわけでなく、いつものように、以前訪れたことのあるカフェにて、簡単に済ませることにした。
そして最後の夜も、狭い部屋でスーツケースをデスク代わりに、パソコンと格闘。ただ明日朝の起床は3時30分。あまり寝る時間がないので、早目に寝ることにした。
朝一番、ホテルのビュッフェ会場が開くのを待ち、一番乗りで食事を済ませ、前回も訪れたナーセリーへと向かった。
このナーセリーは、オリーブの扱い本数では、かなり大手に入るであろう。さらに売り場面積の拡張や、施設の充実にも、かなり力を入れているのが一目でわかる。その中には、興味深いタイプのものが、数多く置かれていたが、そのままでは日本での流通は難しく思えるが、私たちによって、デザインすることで、大きく生まれ変わり、ヒット商品を創り出せることができるのではと感じた。
そして一旦圃場を後にして、午後からは、ラ・マンチャ方面のオリーブ畑に向かうことにした。車で約1時間30分。目的地に到着。
ここには樹齢千年を超えるオリーブが多くあり、その迫力を肌で感じることができた。
恐らくこのオリーブで樹齢1500年ぐらいであろう。折角のなので、パワーをいただき、旅の疲れを少し取っていただき、しばしここで視察を行い、再び帰路へとついた。
その途中で食事をとったのだが、初めていくこのお店がまた、かなり美味しい。
特に魚介が美味しく、贅沢なタコや赤貝?特産の海老の美味しさは格別で、このブログを読んでいただいている方に申し訳ないぐらいである。
それだけで、十分なのだが、さらにメインの肉料理。これまた美味しい。
もうひとつおまけに、デザートまで。さすがに食べられなかったので、写真だけを撮って、ごちそうさまをさせていただいた。
このような素敵なミーティング兼スペシャルランチをいただき、夕方遅くにホテルへと戻ってきた。
そしてこの日も、シャワーを浴びて、街へと出かけた。
単純にこの重機が欲しいなと思ったが、かなり高価のようなのであきらめることにした。商品や植物に関しては決して諦めないし、妥協もしないわたしだが、この重機は簡単にあきらめる私を弊社スタッフは許してくれるのであろうかと、ふとみんなの顔を思い浮かべてしまった。スタッフの皆様、ごめんなさい。
その他に露店も出ており、このような綿菓子やリンゴ飴もあり、大人たちに紛れて、子供たちも多く訪れていた。その他会場を簡単に視察し終え、ディナーを食べ、ホテルへと戻った。
そして引き続きデスクワーク。気が付けば深夜になったので、横になることにします。
今日は植物に食物。どちらも大変エキサイティングな一日になりました。
お疲れ様~~。おやすみなさい。
朝一番の列車で、バレンシアからエルチェに向かった。
早朝出発のためホテルで食事はできず、駅で簡単にコーヒーを飲み、列車に乗り込んだ。
出発してから約2時間、アリカンテ駅に到着した。駅にはいつものようにパートナーの会社から迎えに来ていただいており、車に乗り込み約20分で、エルチェに到着した。
エルチェには以前からのビジネスパートナーである2社があり、初日は2社とのミーティングである。
まずは1件目。ここは、私が初めてスペインよりオリーブを輸入した会社で、Officeではいつものメンバーが笑顔で出迎えていただけた。
そして簡単にミーティングを行い、早速、圃場を視察した。
昨年とは少し違ったものもあり、元気に活動しているのが確認できてほっとした気分になった。その後来年度の仕込みで、デザインなどの話し合いを行い、お昼すぎにホテルにチェックインをした。
朝食は殆んどとれなかったので、チェックイン後、早速行きつけのお店で、ランチをとることにした。
このお店は、スープがとても美味しい。この他に、サラダ、メイン、デザートがついて、9ユーロ。ちなみにフランス シャルルドゴール空港でのコーラは4ユーロ弱なので、それから比べるととても安く、さらに美味しいため、いつも多くの人でにぎわっている。
そして食事を堪能して、次のナーセリーへと向かった。
このナーセリーは、ヤシ類を主に扱っている。
今年は40℃を越える夏の暑さで、思ったように生育してないものもあり、万全の品質までには、もう少し時間がかかるように感じたので、年内はスぺインにて養生になるであろう。
これはDypsis decaryi ディプシス。植物園からも依頼が来る希少な品種。うまく育っていてくれればと思っていたが、もう少し養生が必要である。このままの輸送もできなくはないが、輸送中のストレスや、日本に着いてからの生育によっては、かなり厳しい状態になってしまう可能性が高いので涙をのんで今回は見送ることにしようと思う。
後は、今後についてのミーティングをデスクで行い、夕方遅くになったので、ホテルにもどり、シャワーを浴びて、食事がてら街中へ出かけた。
この日、詳細はわからないが、おまつりのようで、マリア様の像を、神輿のように女性が担ぎ、街中を歩いていた。
しばし、初めて出くわすお祭りを見学し、いつも通うお店へと食事に向かった。
ただ到着が少し早く、お目当ての店がまだ準備中のため、近くのタパス屋さんへ。
ここで本日の反省会と明日の予定についてしばしミーティング。そうこうしているうちに、時間も経ったのでお目当ての店へと移動。
魚介も新鮮で、大好物のムール貝をひたすら食べ続け、お腹も心も満たされた気分になったので、ホテルに戻りました。
そして再びデスクワーク。気がつけば深夜になったので、そろそろ眠ります。
おやすみなさい。
昨日の宿泊は、ヌレスという街の近くであった。朝7時、足早に食事を終えて、お迎えの車に乗って、まずはViveros Canos社のOfficeに向かった。
移動中では、朝早くでもあるが、昨晩の喧騒とは全く違った静けさである。何故昨晩が騒がしかったというとFOOTBALL(サッカー)のゲームが開催されていたからである。
ヌレスの人口は約45,000人そしてサッカー場の収容人数が23,000人で満席状態のこと。まさに人口の半分が、FOOTBALLに熱狂しているということになる。それを聞かされると街中が騒がしくても当たり前だとすぐにわかった。結果は地元チームが1-0で勝利したとのこと。まー何にせよ、良かったと感じた。
しばらく雑談した後、車はオフィスに到着した。そしてデスクで今日の予定を確認し、早速現地を見回った。
いつも目的地に行く途中には、このようなアガベ アメリーカナをときどき見かける。このアガベは開花すると枯死するため植栽には向いてないかもしれないが、そのフォルムはユニークである。
しばらくして、オリーブの圃場へ到着。ここでオリーブについての今後の取り組みや、日本以外の海外出荷の相談などを行ってきた。
ここで少しTEA TIMEをして、事務所近くの出荷場へ戻り、出荷間際の植物のチェックを行った。
これはダシリリオン ロンギッシマムこの中から状態のいいものを送ってもらう。
相変わらずの美しさのユッカ ロストラータ ブルー・スワン。このナーセリーの一押し商品である。
これはユッカ リネアシス、ユッカ ケレタロエンシス。美しい形。
これはトリーミング前の ユッカ ロストラータ ヒドラ。幹の分岐具合は、まだ見えないが、トリーミング後はいい感じに仕上がると思う。
そして、なんとダシリリオン ウォーレリーのカール。突然変異で出たのだろう。彼らは、ノリナ ネルソニー トルネード同様に別名 KANAOKA MODELと嬉しそうに言っていた。何にせよ。このようにネタとして言ってもらえるのもありがたいと感じながら愉快に視察をした。
これは人気の100年オリーブ(百年オリーブ)数は潤沢にないが、いい感じで仕上がってきている。来年の到着が楽しみである。
そうこうしているうちに、ランチタイム。いつも行きつけのレストランで食事をごちそういただけた。
そこでレストランの素敵な店員さんに、私がつけているネックホルダーがどこで買えるのかをきかれたので、買ったばかりで汚れてもいなかったので、そのまま差し上げた。
食後のデザートは焼きリンゴ。大好物でもあり、お昼から食事を堪能できた。
午後は主にデスクワーク。今後のことや、日本総代理店の契約更新などについての意見交換を行い、夕方まで熱く語り合った。
最終的にさらにこちらとしては常に向上心を持ち、オリジナルや高品質のデザットプランツを供給してくれるViveros Canosへの不満はなく、先方も弊社への信頼は揺らぎないものであるとのことから複数年の日本総代理店契約を更新することになった。
でもしかし、私は思う。
日本総代理店として他社には無い素敵な植物を販売できるということより、こんな素敵な人たちの代弁者であり、彼らとともに歩むことができることを何より誇りに思う。と言うことを・・・。
そしてミーティング終了後、バレンシアまで送っていただき、食事を済ませ、ホテルに戻り、デスクワークを終えて、深夜ベッドに横たわった。
9月30日 今年2回目のスペイン訪問である。
今回の訪問は、FERIA VALENCIAで開催される展示会「IBERFLORA2015」への参加と、新しいナーセリーおよびビジネスパートナー訪問のための渡欧である。
9月30日の早朝に宝塚を出発。西宮経由で関空に到着。そして午前便で出国、パリ シャルル・ド・ゴール空港経由で、深夜 バレンシア空港に到着した。その後すぐにシャワーを浴びて、デスクワークを行い就寝。
翌日 タクシーでIBERFLORA2015 会場へ。
会場入り口には出展者であり、弊社が日本総代理店をつとめさせていただいているViveros Canosのマリアさんが迎えに来ていただき、再会のハグとともに早速会場のViveros Canosブースへと向かった。
Viveros Canosブースには、このナーセリーオリジナルの、日本でも大人気のデザットプランツ「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」や「ユッカ ロストラータ ヒドラ」などが展示されていて、多くの人を惹きつけていた。
ここで少しミーティングをさせていただいたのだが、日本同様、ドイツ、フランスなどでも人気が高まってきているようで注文も増えてきたとのこと。私たちとしては人気の高まりは喜ばしいことである反面、成長にとても時間がかかるデザットプランツの品薄はつらいと伝えたが、以前から予約し確保しているのと、強固なパートナーシップから、極力日本向けは確保すると、とてもうれしいことを言っていただけた。本当にありがたい話である。
そしてミーティングを終え、展示会開場を数時間まわったので下記にアップします。
以前からのビジネスパートナーや、友好関係であるナーセリーを含む、バレンシアを中心に活動するエリアの視察
次にその他の地区でのナーセリーなど
資材関係のブース
途中で予約していただいていたランチをいただいた。
この巨大な食べ物は一見 パエジャ(パエリア)のようだが、お米ではないので
FIDEVA フィデヴァと言うらしい。とてつもない鍋に、エビが数百匹も敷き詰められていて、これで何人分?と言うぐらいの大きさであった。
味は少し塩味がきいていて、エビの風味が強く、とても美味しい初体験の料理であった。
このようなランチをはさみ、数件のビジネスパートナーと初めて会うナーセリーと興味深い話をさせていただき、さらにこれはいける!というネタもいくつかつかんで、気がつけば夕方になったので、ホテルを予約しているヌレスの街へと向かった。
そして部屋でしばらくデスクワークをして、Viveros Canosの方々とディナーに向かった。
今回のディナーは自宅にご招待いただけき、いつもと少し違った感じで、美味しい料理もいただき、とても楽しく過ごさせていただいた。
何から何までお世話になった、Team Viveros Canosには本当に感謝である。
そして名残惜しいが、夜も更けてきたので、ホテルに戻り、実質の初日は終わりを迎えることになった。
今日は最終日。帰国の日である。昨日のブログにも書いたが、既に両手いっぱいの課題と、
希望持つことができた。
そして今日も再びGardens By The Bay(ガーデンズバイザベイ)のOfficeへ。
さらにまた、とても素晴らしい人に出逢う機会をいただけた。
Gardens By The Bay ガーデンズ バイザベイのCEOであるDr, Kiat W .Tan氏である。
今回はオーストラリアのパートナーの紹介で、Dr,Tan氏と会うことになった。
Dr,Tan氏は帰国したばかりでかなり忙しいにもかかわらず、私たちのために時間をあけていただき、彼の思いを聞かせていただき、そしてビジネスなどの目先のものではなく、私たちの将来に向けて考えていること、それらに向けての取り組みなどをお話させていただいた。
その中でDr,Tan氏と私が一番大切にしていること、その考えが同じであり、そしてこれからどのようにして活動していくかのなどの点で、多くの共通点を見出すことができる本当に有意義であった。
私が一生懸命思いを伝えているとき、とても温かい面持ちで、包み込むような優しい眼で、相槌をうっていただき、正直、涙がこみあげ言葉がつまりそうになるぐらい、とてもしあわせな時間であった。
そしてここでのDr,Tan氏とのミーティングを最後に、今回のミッションは無事の帰国だけを残して終わりとなった。そして一番大切なものが同じであり、多くの共通点を見つけることができる、とても有意義な時間となりました。
将来に向けての大きな夢が見えて来たのを感じながら帰国します。
そして今回の訪問を機内で振り返り、改めて思う。
このような素晴らしい施設 Gardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に
植物を供給している、世界を代表する素敵なナーセリー数社の日本総代理店をつとめさせ
ていただけていることの責任の重さ、そしてそれが大変誇らしいことであるということ。
何より大切なのはここGardens By The Bayで元気よく育っている植物を見て、
いかにこの業界の人間として、植物に対し尊厳の念を持ち、植物の「生」にこだわりを持つ
ということが大事かということ。そして心の底から人を感動させることができるのは、見た
目の驚きではなく「生きている植物」であるということ。
そして私は、本当に素晴らしい植物をはじめ、多くの関係者、パートナーに支えられて、
素晴らしい縁に恵まれ、支えられているということを・・・
これらのことをこのGardens By The Bayに関わる関係者、そして植物自身が私に
に伝えてくれた。
今すぐに、ここと同じような施設を日本に作るのは不可能であろう。でもしかし、いつの日
にか、世界の人びとが訪れ、感動するような素敵な場所を、日本に作ってみたいと。
そして、さらに同じ思いの同士で、もっと大きな夢をと・・・
早朝 ホテルで食事を済ませ、簡単なミーティングをしてGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)に入った。
今回は今年2回目の訪問である。前回はオーストラリアから帰国の際にトランジットの時間を利用して訪問したため時間がなく、スタッフカートに乗せていただき急いで周る慌ただしい視察であったが、今回は完全にビジネスミーティングで来ているので時間もしっかりとってあったので、サプライヤーであるナーセリー、施工会社、現場スタッフやマネージャーとともに、施設内の植物状態をチェックしながら、ゆっくり周ることができた。
せっかくなので少し案内を
まずはメインであるフラワードームへ。
入り口を抜けると目の前に広大なドームが広がる。
何度来てもこのスケールの大きさには圧倒される。
そしてまず多くの人を驚かせるのがユニークなフォルムのチョリシアである(別名 パラボラッチョ トックリキワダ)
これは弊社が日本総代理店をつとめるビジネスパートナーが手配したもので、アルゼンチンから送られてきたものである。
そしてその近くにユッカ類 ユッカ ロストラータ ブルー・スワンをはじめ多くの種類が植栽されている。これらも私たちのビジネスパートナーがスペインより供給したものである。中々良い状態である。
次は人気のバオバブ(写真右)。これも同様、オーストラリアのビジネスパートナーが送ったものである。ここにも多くの人が集まってきている。
少し進むと見晴らしの良い所から巨大なヤシが見える。これも同様にオーストラリアから。
そしてUターンして次に進むと
これはグラスツリー(ブラックボーイ)グラウカ。いかがですか?この素晴らしい状態。
何度見てもため息が出てしまう。この素晴らしい状態は、現地や自生地までいっても中々見られるものではない。本当に素晴らしい。
続いて同じくオーストラリアからのボトルツリー。近年かなり数が減ってしまい、手配するのが難しくなってきている。特にこのようなユニークな形状のものは滅多にお目にかかれない。
その他に樹齢1000年のオリーブや珍しい植物に眼を奪われながら、次のパビリオン
Cloud Forestへと向かった。
ここもこの施設のシンボルで、この壮大な滝のようなものに、必ずと言っていいほど多くの
人が驚き、歓声を上げる。実に快適な空間である。
その中には、ディクソニアやヤシ類も数多く、そして見たことも無いような素敵な植物が元
気よく育っていた。
この他にも多くの素敵な植物に巡り合うことができ、とても幸せな時間であった。
これ以上の報告はブログでは長すぎるので、観光ガイドブックを参照ください(笑)
ただプロの方にはそこで載っていない情報が必要かと思うので、またお会いさせていただ
いた時にでもお伝えできればと思う。
そして今日の訪問で特に有意義であったのが、
ここ机上ではなくGardens By The Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)の現場で、
施設のマネージャーやスタッフ、ナーセリーと施工、そして何より素晴らしい植物を交えて、
ミーティングができたということであろう。
今回お世話になっているオーストラリアのサプライヤーのおかげで、ここGardens By The Bayに来ることになっが
色々なアイデアが浮かんできたのでいずれ、形にして皆さんに報告できればと思っています。
そして、私たちは時間の許す限り施設を周り、ガーデンズ バイ ザ ベイを後にした。
その後、昨日のガーデンセンターの皆さんや、サプライヤーの皆さんと共に晩餐会
を開いていただいた。
その錚々たる顔ぶれは、シンガポールの花き産業サミットと言っても過言でない面々であ
り、その中に私を加えていただいていることに、興奮をおぼえた。
そして、きっとこのメンバーであれば、ここシンガポールで新しいことにチャレンジしていけるはずと感じた。
さらにここから世界に向けて発信することも十分に可能であるという手ごたえも得ることができた。
さ~明日は最終日で帰国の日。もうすでに持ちきれないほどの希望と課題を背負って帰る
ことになるが、もう一歩先へ進むために、もうひと頑張りしたいと思う。
おやすみなさい。
30日の夕方、成田空港を出発し、深夜チャンギ空港に到着した時には日付も変わり31日になっていた。
この日は、早々に部屋に入り、簡単なデスクワークを行い、遅い深夜眠りについた。
翌朝は遅めの7時起床。それから朝食を終え、シンガポール最大のガーデンセンターと、生花の卸、ネット販売を行っている会社をご紹介いただいたので訪問した。
かなり広い敷地に、多くの植物が立ち並び、多くのお客さんが訪れていた。
また生花棟では低温での室内で国内外の花が販売されていた。価格表示は二重プライスになっていて、BtoBとBtoCで価格が違う表示がされていた。
この販売棟の広さに圧倒されたが、それよりもネット販売を企画、受注、製作、発送しているところも、活気づいていた。
いくつか質問をしてみた中での回答で特徴的に思ったのは、まず配達までの所要時間。
ちなみに午前中に受けた注文はその日の昼から夕方までに届けるらしい。また夕方までに受けた注文は当日に配達するというスピーディーさがすごかった。狭い国だからこそできることかもだが、それにしても素早い。
繁忙期には1日4000件の配達があるらしく、ほぼ一年中営業とのこと。そのパワフルさがお店のスタッフの活気に現れていた。
そのような中、社長と、役員の方と、オフィスでミーティングをさせていただき、私たちの活動もお話させていただいた。
そして、私たちのオリジナルブランドである「又右衛門 MATAEMON」のはさみや、シザーケースなどの園芸ツールや、セラミック栽培による野菜工場、Ag+(電解銀イオン水生成器)などに興味を持っていただき、今後面白い取り組みになっていくかもしれないと感じた。
ミーティングを終えると、少し移動しシンガポールでメジャーな「チキン+ライス」をご馳走になった。チキンライスといっても、日本のものとは全く違い、蒸し鶏とうっすら出汁による味のついたご飯との取り合わせである。これがシンプルでとっても美味しかった。
今回連れてきていただいたお店は、有名店でかなり行列ができていた。
食事後は自社で経営のカフェでcoffeeをいただき、お昼過ぎまでの活動を終え、一旦ホテルに戻り、重い荷物を部屋に戻した。
その後しばらくして、歩いてチャイナタウン方面へと向かった。そして近くのグリーンをふんだんに使用しているロイヤルパークホテルへと足を運んだ。
やはり話題になるだけあって、素敵なエントランスで惹きつけるものがあった。
今回は、上階まで上がることはできなかったが、エントランスだけでも十分に見応えがあった。
そうこうしているうちに待ち合わせ時間が近づき、ホテルへと戻った。
今日のディナーは、オーストラリア一番のビジネスパートナーで、グラスツリー(ブラックボーイ)の第一人者であるStation Creek Tree FarmのDanny夫妻と一緒である。
彼らとは約半年ぶりの再会である。
お互いロビーで出逢うと、再会を喜び合い、しばらく雑談し、Dannyのシンガポールでのパートナー2社の代表と合流し、ディナー会場へと向かった。ディナー会場はGardens By The Bayの近くのレストランである。
合流してくれた2社は、シンガポールでいくつもの植栽工事を行っている建設関係のような会社で、Gardens By The Bayの工事も行っていてこのボトルツリーも、Dannyが手配し、彼らが植栽したとのことで話が弾む。
そして今年、Dannyの60歳の還暦を迎えるということで、盛り上がる。
美味しい食事にお酒も入り、さらに盛り上がる
おまけに私たちの会社の活動の中で、ガーデンデザインや野菜工場にも興味を持っていただき、さらにさらに盛り上がり、この歓迎会の最後には、ある一つのプロジェクトを立ち上げようとまで、話が発展し、早速帰国後取りかかることになりそうである。
これもシンガポールへの何かのきっかけづくりになると感じ、とても興味深く思った。
このような面白い話は時間が経つのが早く、気が付けば夜中になってしまったので、再会とプロジェクトの立ち上げを約束し、名残惜しいがお開きとすることになった。
そして部屋に戻り、半分意識がない状態でこのブログを書いています。
見直す力が全くないので誤字脱字乱文 お許しくださいませ。
また今日の二つのプロジェクトの内容は、また後日報告できるようになればアップさせていただきたく思う。乞うご期待くださいませ。
今日の素敵な出逢いに感謝です。皆様おやすみなさい。