四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今朝は朝一番から、みんなでバオバブの洗浄作業を行った。
そうして数時間で一旦作業を終え、各参加者は、それぞれナーセリーの見学を行った。
そして私は、この間にTV局からインタビューをしていただいたのだが、打ち合わせなし、台本は全くなしで、いきなりハイ!スタートであったので、いつもに増して訳の分からないことを言ってしまったり、将棋のひふみんさんのように、噛んでしまったりして、少し残念なことになってしまいました。いつものことですが(^^;)
ただ救いなのは、収録していただいた方々が、「プロのしゃべりでなくてよかった。想いがいっぱい伝わって感動した。」と慰めの言葉をいただけたことです。その仕上がりについては放送を観ていただければと思います。約20分のインタビュー。1分に切れば何とかなっているかもです(笑)
そしてランチをはさみ、又右衛門チームはCycad Internationalの本来の主力商品である
ワシントン条約のAppendix Ⅰに値する希少品種や、日本で流通していないものもあり、見学者は驚きの表情であった。
出来れば写真アップや品種名をアップさせていただければいいのかもしれないが、趣味家の方でブログが炎上したり、直接の問い合わせが殺到したりして、生産者に迷惑が掛かっては申し訳ないので、ここでは控えさせていただきたいと思う。
興味のある方は、Cycad Internationalの日本総代理店をつとめさせていただいているのでお問い合わせください。また多くの皆様に両者による新しい取り組みを、改めて報告させていただきます。楽しみにしておいてください。
この他にも小型のバオバブなどの多くの植物を見させていただき、陽が落ちたので仕事を終えることにし、ディナーに出かけることにした。
そしてその時、Karenさんから私に今回の取り組みのご褒美にとバオバブの絵をプレゼントしてくれた。
私はそのプレゼントの絵が素敵であったのもあるが、その心が本当にうれしくて、またまた涙腺が緩みそうになってしまった。
その後ディナーに移動し、日本からのお土産に又右衛門Tシャツを送らせていただき、美味しく食事をいただくことができた。そして時間の許す限り互いが将来に向けての話や、今までの苦労話をすることで、今まで以上に分かり合え、さらに絆を深めることができ、今後の揺るぎないパートナーシップを約束し、ここでJoe達とお別れすることになった。
さ~明日は、ダーウィンに向けて出発。バオバブくん。元気で過ごしてね。本当に多くの学びをありがとう。
早朝、バオバブと一行は、次の目的地であるCycad Internationalの本拠地 ノーザンテリトリー州 キャサリンへと向かった。
出発からしばらくは、数十キロ走るたびに車を停めて、ラッシングに緩みがないかなどを行いながら慎重に車を進めていく。
そしてしばらくして西オーストラリアとノーザンテリトリーの州境を無事越え、順調に車を走らせていた。
すると、TVクルーや関係者を乗せた車両がトラブル。パンクである。
手際よくタイヤ交換され、再び順調に走るもまた同じ個所に異変が・・・
結果的に単なるタイヤ交換だけでは終えることが出来ず、急遽出発地から部品を届けてもらい修理をすることになった。
それが少し驚き、約一時間後、部品を届けてくれるのは小型飛行機であった。そして部品を渡されるとすぐまた飛び立っていった。その姿を見て、何とさすが大陸と感じた。
そしていつものティンバークリークでお気に入りのハンバーガーを食べ、そのうちに何とか応急措置を行ってもらい、あらためてキャサリンをめざした。
そして遅れること約2時間 600kmの車の旅を終えて、全ての車両がキャサリンへと到着した。
そこには、先着したトレーラーから降ろされたバオバブが、ダメージを受けることもなく悠然と横たわっていた。その姿を皆が安心して見つめ、さらに優しく手で撫でながら旅の疲れを癒してあげていたのが印象的であった。
さらにそこにはJoeの奥さんであるKarenさんが私たちの到着を待ってくれていた。
そして到着するや否や、私に「日本の息子よ。元気でよく来たね。」と声をかけ、しっかりハグをしてくれ、またまた、こみあげてくるものを感じることになった。
そしてその夜は、JoeさんKarenさんと一緒にディナーをし、今までの思い出話やバオバブの武勇伝についてなどを語り合い、夜が更けてきたので、それぞれが帰宅をすることになった。
昨日は、今回の渡豪のメインであるバオバブのディギングを無事終えることができ、少しだけだが時間が出来たため、カナナラの街が一望できる丘に行ってみた。
そこにはいくつかのグループのオーストラリア人も来られていて、周りと少し違う雰囲気を感じられるのか、数名が私たちに声をかけてくれたので今回のプロジェクトを伝えさせていただくととても興味を持たれたのか、いくつか質問を受け、下手な英語で答えさせていただいた。
そして人が引いた時に、岩に腰かけ街を見渡した時、また昨日、仕事を終えた時と同じようにこみあげてくるものがあるのと同時に、何とも言えない爽快感を感じることができた。
午後になり、JoeとJoyと私で、普段は見ることができない秘密のバオバブを観に行くことにした。
この場所は少し入り組んだ場所にあるため、中々目にすることはできないかと思う。せっかくの機会のため、本来であればTVクルーにも観ていただければとは思ったのだが、環境や植物のことを考えると、それが果たして良いことであるのか難しいと思い、今回も私たちで巨大なバオバブと少しの時間を過ごさせていただくことにした。
そして夕刻になったので、昨日掘り出したバオバブのところへ行き、明日のキャサリンまでの輸送の準備として、長い枝を切り落とし、西オーストラリアからノーザンテリトリーまで州を越えての移動のために必要な殺菌と殺虫処理を行い、私たちもそれらを実際に確認することができた。
そしてホテルに戻り、明日が早朝出発のために、支払いなどを前日に済ませ、ホテルの皆さんにお礼を言ったところ、私たちの今回の活動にとても関心を持っていただき、又右衛門の再度訪問を楽しみにしています~~。と、とても温かい言葉をかけていただけ、たった3日間の滞在であったが、とても気心知れた仲間のような感覚を抱くことができ、素敵なこの地の締めくくりとなった。
別れの度に、正直つらさは残るけど、本当に出逢いって素晴らしい。
今日は、いよいよバオバブ掘り起こし作業のため、いつもより緊張のある朝を迎えた。
お昼ご飯は無いまま一気に掘り上げる可能性が高いため、いつもより多く食事とり、コーヒーをしっかり身体に注ぎ込んで、バスとオフロード車2台にて、テレビ局2社とスタッフ、関係者で現地へと向かった。私はJoeの息子のJoyのクルマに乗り込み、士気を高め合いながら向かった。
そして約30分で現地に到着した。そしていつものように、植物への日々の感謝と出逢えることができた喜び、そしてこれからのプロジェクト温かく見守ってほしいと伝え、準備を進めていった。
まずは周囲に作業地域の表示を行い、装備を整えてクレーンに乗り込み、輸送可能な最大限を超える枝を切り落とす作業を行った。
続いて、いよいよ掘り起しである。木の幹から2mぐらいの位置から、横根の位置を確認し、順次丁寧に掘り起こしていく。
深さは約1.5m掘ったところで固い土の層にあり、おかげで直根は、そこでうまく止まっており、遠目にはいい感じであるように見えた。
そしてバオバブを斜めに倒し、実際に近くで根の状態を確認。思って以上に、とてもいい状態であることが確認できた。そして最終直径約4mのルートボールにしあげ吊り上げるようにした。
吊り上げは、木を傷めないように幅の広いソフトスリングを使用し、ゆっくり丁寧に吊り上げた。
そして、控えていたトレーラーに、根と胴体を傷めないように、パレットとタイヤとカーペットなどでしっかり底上げ、さらに養生して、自重による木への負荷の低減をおこなった。
このような水分を多く含む植物、特に大きなものの場合、一点に負荷が集中させてしまうと、その箇所の組織が壊れ、大きなダメージとなってしまうからである。さらに場合によっては、そのことが枯死につながることも有りあえるので、特に慎重にやらなければならない作業である。
そのようにして慎重に慎重を重ねて積み込み、しっかり固定をした。
そして、バオバブをメンテナンスができる施設まで移動させて、気がつけばランチどころか休憩ほとんどとることも無く、集中して取り組んだため、無事予定していた作業をしっかり行い、今日の作業を終えることができた。
今日一日の作業は、実際にバオバブを掘る人、運ぶ人、それをオペレーションする人、記録する人など、それぞれのスペシャリストが、互いの役割をきちんと理解し合い、気持ちを高め合うことで、時間内に最高のパフォーマンスを発揮することができ、充実感を得ることができた。
まだこのプロジェクトは始まったばかりであるが、今日一日は、私の今までの人生の中でも、何本の指に入るとても記憶に残る日になったと言える。
そして多くのプロフェッショナルと一緒に行った仕事から多くを学ぶことができる素晴らしい機会を授けてくれたバオバブにあらためて感謝でいっぱいである。そのことをかみしめながらホテルに帰る途中、今までの自分の活動が思い起され、こみあげてくるものを抑えきれなかった。
興奮も冷めやらないうちにホテルに到着。さっと着替えてみんなでディナーをいただき、互いの健闘をたたえ合った。
その後また部屋に戻り、デスクワークなどを行い、夜もかなり更けたので眠ることにした。
あ~~とてもエキサイティングで素晴らしい一日だった。おやすみなさい。
今日は、バオバブ自生地の近くのカナナラの街への移動である。
まずいつものような朝を迎え、今日は近くのガソリンスタンドに簡単な朝食を買い出しにいき、部屋で朝食を済ませた。
その後、それぞれTAXIにてパース空港へ向かった。パース空港は、とても広々していて近代的で快適である。
雨の中定刻に出発した飛行機からの景色は、まるでアートのようである。
うまく写真は撮れないのが残念だが、それぞれに色んな表情をしていてユニークである。
この写真の左下は見ようにとっては、木の根っこにも見える。
そして家電売り場のようにパソコン片手にミーティングをしながら、窓からの素敵な景色を観ているうちに、あっという間に無事カナナラ空港へ到着した。
到着後、すぐにホテルに移動。そしてオーストラリアのバオバブのスペシャリストであり、現地パートナーであるCycad InternationalのJoeと合流した。
早速、関係者が一堂に会し、合同ミーティングを行い、今回のバオバブ サバイブ プロジェクトのスケジュール確認、掘り出し方法、輸送方法、テクニカルな部分の意見交換を行った。
そしてこのプロジェクトの意義や重要性を再確認し合うことができ、明日に控えたバオバブの掘り起こし作業という大仕事の無事成功と皆の安全を祈りながら、みんなで時間の許す限りコミュニケーションをとりあい、そのおかげで全体の士気が高まっていくことが実感できた。
ミーティング終了後、明日の朝食と、昼食を近くのスーパーへ買い出しにいき、準備を整えた後、Joeたちと一緒にディナーを食べて、さらに深い打ち合わせを行った。
ミーティング後は、面白おかしく、世間話や思い出話、植物の話を長々行いながら、夜も遅くなったので各自部屋に戻り、デスクワークを行い明日に備えることにした。
さ~。明日は今回で一番、体力を使うのと、危険が伴う作業になる。植物の命、人の命が危険にさらされないように、十分体力を蓄えるために、日付が変わる前に、少し早めに寝ることにしよう。おやすみなさい。
今日は日曜日。私は別行動で、「みどりのサンタ」アンバサダーとして活動をさせていただいた。
先日来、アップさせていただいている「みどりのサンタ」とは、(一社)テラ・プロジェクトが運営母体となり”街にみどりを・・・”をコンセプトに365日活動をしています。
まずはWESTERN AUSTRALIAN BOTANIC GARDEN(キングスパーク)。
説明より写真の方がわかりやすいと思うので、ご覧いただければ・・・と。
すれ違う子どもたちに「グリーン サンタ!」や「サンタ。サンタ。」と声をかけていただいたり、手を振っていただけたり、すれ違う多くの人が不思議そうに見つめていた。
フェリーにてサウス パースに移動。
そこから、徒歩で約10分。パース動物園に到着。閉園まで1時間ぐらいしかないが、植物と動物との相性など、参考になることが多くなるので、見学させていただいた。
Perth Zooは●Australian Animals●African Savannah●Asian Rainforest
●Tropical Birds & Southーwest Birds ●Amazonia などに分かれていて、日本動物園より植栽も多く、自然に近いように表現されていた。個人的にコアラの哀愁漂う背中と、白いワラビーに魅かれた。
一時間が経つのはアッと言う間で、再びフェリー乗り込み、今晩の集合場所であるディナー会場がある対岸のCityへと向かった。
今日、各自別行動であったTV局の方々と無事合流でき、明日以降の予定や、本日の視察での意見交換などをさせていただいた。、TV局チームのロケであった愉快な話も聞かせていただくことができ、本当に面白かった。
ディナーもNative Foodsなど、日本では普段食べられないものなどをメインにいただきながら、わいわいガヤガヤととても素敵な時間を過ごすことができ、明日以降の本プロジェクトへ向かってさらに結束力が強くなったのを感じることができた。
さー明日はキングスパーク WESTERN AUSTRALIAN BOTANIC GARDENの公式訪問である。明日に備えて予習をしてから眠ります。
昨日は車の故障などで準備が遅れてしまい少ししか眠れず、また慌てて飛び出したため、あらかじめ用意していた必要な薬やその他の物を鞄に入れるのを最後の最後で忘れてしまい、取りに帰る時間がないのであきらめてそのまま関西空港へと向かった。
今回の行程は、経由地 クアラルンプールを経て、パースへと向かう。そしてパースの植物園を公式訪問し、意見交換や情報交換などの交流をする。その後、カナナーラに移動、バオバブの自生地視察、実際の掘り取り作業を行い、キャサリンまで輸送。
キャサリンでは輸出用の洗浄などのメンテナンスを行い、ダーウィンの植物園を訪問。そして出国し、クアラルンプールを経由し、帰国ということになる。
現地では、テレビ局2社、チーム又右衛門、現地パートナーなど総勢20名を超えるパーティーである。
いかにこのプロジェクトに対する皆さんの想いの強さが伝わってくるのではないだろうか。
まず関空出発班は無事出国手続きを終えた。大勢の移動のため、時間を要するため、ゆっくりする時間もなく搭乗時間を迎え、飛行機に乗り込んだ。
そして約6時間。ひたすらパソコンと格闘しながら、無事定刻にマレーシア(クアラルンプール)に到着した。
到着後、トランジットの約3時間を使い、立ったままミーティングを行い、残った時間は各自、空港内を探索。私たちは空港内にあるガーデンを探索後、軽い食事を食べ再び搭乗をした。
搭乗からまた約6時間、日付が変わった深夜1時30分ころ、パース空港に到着。
TVクルーの機材などの諸手続きを終えて、タクシーに乗り込み、ホテルに直行した。
そして、慣れない自動チェックインで少し手間取りながらも、無事部屋割りも終え、各自何とか部屋に入っていただくことができたのだが、ちょっとしたアクシデントが。
その一つ目は、私の部屋がキーを挿しても開かず、あきらめてスタッフの幾田氏とダブルベッドで過ごすことになったこと。うちのレン、ハク、キジ以外の男と同じベッドで寝ることが初めてで違和感を覚えた(笑)
このような感じで部屋にて一息ついた頃には朝の4時。おやすみなさい。
今回のシンガポール・ベトナムの代表される植物ではとても有名な3つの場所にて、みどりのサンタとしての活動を行わせていただいた。
まずは、シンガポール ボタニックガーデン。とても広大な敷地内で、少しの時間であったが、みどりのサンタに扮して活動をさせていただいた。
すれ違う人の多くは、不思議そうに私の方に目をやる。そして私が落ち葉や枝を拾い、遊んでいると、のぞき込んだり、声をかけたりしてくれました。
またガーデンズバイザベイでもみどりのサンタに扮して活動をさせていただいた。多く人が集まる施設内での活動なので正式にお願いしたところ、私の活動を既に知っていていただいており、すぐに快諾をいただきくことができました。
そして施設内の有名なスポットであるスーパーツリーの上にて、ガーデンズバイザベイの要職の方々と記念写真を撮らせていただきました。
すると中国?からの訪問チームと交流することができ、伝わったか伝わってないか少し微妙ではあったがワイワイガヤガヤお話を少しさせていただき、最後に記念撮影をとっていただけました。
またスーパードーム内でも、スタッフも子どもたちやカップルも周りに集まり、写真を撮ったり、握手を求めてくれたりして、心が温まりました。
そしてそれらの光景を目にしたガーデンズバイザベイのCEOであり、世界的に著名なドクタータン氏も「みどりのサンタ」の活動を大変高く評価していただき、私たち一行は、とてもうれしく感じました。
またベトナムに移動し、アジア最古の動植物園と言われるサイゴン動植物園でもしばしの時間で同様の活動し、多くの人が私に声をかけてくれました。
今回、シンガポールやベトナムの海外より多くの人が集まる名所での活動なので、多くの国の人が集まり、色々な国の言葉が飛び交うため、私は殆んどその言葉を聞き取ることが出来ませんでした。
また片言英語とボディーランゲージで、「みどりのサンタは、クリスマスだけではなく、365日植物や大地からのメッセージとプレゼントを届けるために活動しています。」と伝えましたが正直、きちんとした言葉にはなっていなかったではなないかと思う。
でもしかし、そのような中でも、多くの人がうなずいたり、手を握り、にこやかに微笑み返してくれたりしました。それはきっとほとんどの方が、言葉以外でその意味を理解し、活動に共感をしてくれているのであろうと、私は思っています。
今回、金岡信康ではできなかったこと。又右衛門だけではできなかったこと。みどりのサンタだけでも出来なかったことが、多くの素敵な皆さんに助けられて、活動することによって、その想いは国境を越え、人種を越え、業種を越え、子どもから大人まで多くの人に共感していただけたように感じています。
この活動は、まだまだ始まったばかりのさざ波のようなものかもですが、いつの日かきっと大きな大きなうねりの様な大きな波になっていくと予感することが出来ました。
みどりの力は偉大です。
私はこれからも引き続き、又右衛門として、みどりのサンタとして、私を産み出してくれた植物や大地、育てていただいた生産者やパートナーへの恩返しができるように、体力がある限り走り続けます。是非これからも応援よろしくお願いいたします。
昨日からの徹夜のまま、機内でこのブログを書いている。そのためただでもむちゃくちゃな文章に磨きがかかっていると思う。それでも、そのままアップすることをお許しくださいませ。
今回のシンガポール・ベトナムを振り返り、改めてとても有意義であったと思う。
まずはシンガポール。何と言ってもガーデンバイザベイでの取り組みである。今までこの場所で活躍している人は多くいるが私にとってはまだまだ遠い存在であった。
はじめ海外の植物と交流を始めた頃は、
思い浮かべて憧れるガーデンバイザベイであった。それが実際に訪問して触れて感動するガーデンバイザベイとなっていった。
そしてこの素晴らしい施設のサプライヤーと繋がりを持て、一緒に関われるガーデンバイザベイになった。
そして今では又右衛門ワールドチームプロデュースで生産者などとともに供給するガーデンバイザベイになった。
この写真は、日本花き輸出協議会から送られたもので、品質の高さにとても高い評価を得ることができた例である。皆さんの研究とご苦労の成果であり、本当に素晴らしいことであると思う。
さらに又右衛門ワールドチームとして、一緒に参加し創り上げるガーデンバイザベイになった。本当に光栄であり、うれしいことである。以前の私では考えられなかったことである。
ここまで来るのには時間がかかりすぎているかもしれないが、その分しっかりしたチームワークができたと思うので、これからは、より多くの仲間と日本の素晴らしい植物、文化をガーデンバイザベイに送り出し、またこの地から世界へ向けて発信していければと思っている。
そしてここでこのような機会を提供してくれたオーストラリアのパートナー Dannyに心から感謝したいと思う。永遠の師であり、パートナーであり、友であるDanny。本当にありがとう。
そしてベトナム。私はここでの私と花きとのつながりは、正直まだ見えてはいない。どちらかといえば関連会社の農業、水産での取り組みのほうが需要があり先行しそうである。
でも今回この国を訪れることで多くの学びを、知らずの間にもらえているような気がする。
それは先日までの世界から注目される最新の植物園ガーデンバイザベイとアジア最古のサイゴン動植物園という両極端を時間差で実際に観て、触れることが出来て、双方がさらに素晴らしいものであるということを気づかされた。そしてこれからもこの両極端が存在しなければならないということを強く感じることができた。
その理由と言われれば、私のようなものが言葉で表すと、とてもちんけなものになってしまいそうなので、そこは皆さんの創造にお任せしたいと思う。それか許されるならば、是非一度この両方に触れて見られればと思う。そうすれば理解をしてもらえるのではないかと思う。
毎回言っているような気もするが今回も素晴らしいものを素敵な仲間のおかげで得ることができた。本当に皆さんに感謝である。
そして又右衛門に大きな担いを与えてくれた方々に感謝をするとともに、さらに大きな輪としていくことをめざしていきます。植物と大地と人びとと共に・・・
相変わらずの誤字脱字乱文にも関わらずお読みいただきありがとうございました。
さて次はどこに行くことになるかな~~。
いつものように、朝食を食べながらパソコンに向かう。さらに部屋に戻りパソコンに向かい合う。たまったデスクワークや日本からの連絡や新しいプロジェクトなど色んなことの連絡が入り、中々前にすすめずお昼になってしまう。そしてホテル向かいの麺類のお店で簡単に昼食を済ませて昼から活動をはじめた。
まずは、フラワーマーケットを見て歩いた。陳列こそ大雑把であるが、品質はそんなに悪くない。また鮮度も結構いいものが多い。これは恐らくダラットからの新鮮なものが届いているからだと思う。
また通りを変えれば、アレンジや花輪をつくっているお店が立ち並ぶ。センスとしてはそれぞれであろうが、昔からのスタイルではあるが、しっかり花は挿されていたと感じた。
そしてここでしばらく時間を費やし、その後動植物園へと向かった。
タクシーに乗り約30分。アジア最古の動植物園と言われるサイゴン動植物園を訪れた。
確かに、少し古ぼけた感じがする。
案内板もそんな感じ。中にはこの絵は何???と思えるものもあり、薄笑いしながら観て歩いていると、結構惹きつけられるものがある。
中には盆栽ゾーンもある。
オーキッドハウスもあったりする。どれもがそんなに珍しいものとかではないが、何となくゆったりした気持ちになれる。
中にはこんな置物もあった。一匹多いサルはいったい何なのかかなり気になった(笑)
奥に行けばサイやトラもいる。ミニカバや象もいる。ホワイトタイガーもいて、結構見どころが多く、十分楽しむことができる。放し飼いの鳥もいたりして間近に観ることができる。
バタフライガーデンもあり、色んなことを学ぶことができ、満足して動植物園を後にした。
その後は最後の晩餐として焼肉をみんなで食べに行き、今回の打ち上げを行い、各自部屋にもどることにした。
私はそこからまた溜まったデスクワークを順次進めていこうとしたが、それよりも新たに積み上がったものが多く、結局早朝出発のため、徹夜の作業になってしまった。
さてとりあえずパソコンを閉じて、パッキングを始めます。ではでは~~。