四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今回のシンガポール・ベトナムの代表される植物ではとても有名な3つの場所にて、みどりのサンタとしての活動を行わせていただいた。
まずは、シンガポール ボタニックガーデン。とても広大な敷地内で、少しの時間であったが、みどりのサンタに扮して活動をさせていただいた。
すれ違う人の多くは、不思議そうに私の方に目をやる。そして私が落ち葉や枝を拾い、遊んでいると、のぞき込んだり、声をかけたりしてくれました。
またガーデンズバイザベイでもみどりのサンタに扮して活動をさせていただいた。多く人が集まる施設内での活動なので正式にお願いしたところ、私の活動を既に知っていていただいており、すぐに快諾をいただきくことができました。
そして施設内の有名なスポットであるスーパーツリーの上にて、ガーデンズバイザベイの要職の方々と記念写真を撮らせていただきました。
すると中国?からの訪問チームと交流することができ、伝わったか伝わってないか少し微妙ではあったがワイワイガヤガヤお話を少しさせていただき、最後に記念撮影をとっていただけました。
またスーパードーム内でも、スタッフも子どもたちやカップルも周りに集まり、写真を撮ったり、握手を求めてくれたりして、心が温まりました。
そしてそれらの光景を目にしたガーデンズバイザベイのCEOであり、世界的に著名なドクタータン氏も「みどりのサンタ」の活動を大変高く評価していただき、私たち一行は、とてもうれしく感じました。
またベトナムに移動し、アジア最古の動植物園と言われるサイゴン動植物園でもしばしの時間で同様の活動し、多くの人が私に声をかけてくれました。
今回、シンガポールやベトナムの海外より多くの人が集まる名所での活動なので、多くの国の人が集まり、色々な国の言葉が飛び交うため、私は殆んどその言葉を聞き取ることが出来ませんでした。
また片言英語とボディーランゲージで、「みどりのサンタは、クリスマスだけではなく、365日植物や大地からのメッセージとプレゼントを届けるために活動しています。」と伝えましたが正直、きちんとした言葉にはなっていなかったではなないかと思う。
でもしかし、そのような中でも、多くの人がうなずいたり、手を握り、にこやかに微笑み返してくれたりしました。それはきっとほとんどの方が、言葉以外でその意味を理解し、活動に共感をしてくれているのであろうと、私は思っています。
今回、金岡信康ではできなかったこと。又右衛門だけではできなかったこと。みどりのサンタだけでも出来なかったことが、多くの素敵な皆さんに助けられて、活動することによって、その想いは国境を越え、人種を越え、業種を越え、子どもから大人まで多くの人に共感していただけたように感じています。
この活動は、まだまだ始まったばかりのさざ波のようなものかもですが、いつの日かきっと大きな大きなうねりの様な大きな波になっていくと予感することが出来ました。
みどりの力は偉大です。
私はこれからも引き続き、又右衛門として、みどりのサンタとして、私を産み出してくれた植物や大地、育てていただいた生産者やパートナーへの恩返しができるように、体力がある限り走り続けます。是非これからも応援よろしくお願いいたします。
昨日からの徹夜のまま、機内でこのブログを書いている。そのためただでもむちゃくちゃな文章に磨きがかかっていると思う。それでも、そのままアップすることをお許しくださいませ。
今回のシンガポール・ベトナムを振り返り、改めてとても有意義であったと思う。
まずはシンガポール。何と言ってもガーデンバイザベイでの取り組みである。今までこの場所で活躍している人は多くいるが私にとってはまだまだ遠い存在であった。
はじめ海外の植物と交流を始めた頃は、
思い浮かべて憧れるガーデンバイザベイであった。それが実際に訪問して触れて感動するガーデンバイザベイとなっていった。
そしてこの素晴らしい施設のサプライヤーと繋がりを持て、一緒に関われるガーデンバイザベイになった。
そして今では又右衛門ワールドチームプロデュースで生産者などとともに供給するガーデンバイザベイになった。
この写真は、日本花き輸出協議会から送られたもので、品質の高さにとても高い評価を得ることができた例である。皆さんの研究とご苦労の成果であり、本当に素晴らしいことであると思う。
さらに又右衛門ワールドチームとして、一緒に参加し創り上げるガーデンバイザベイになった。本当に光栄であり、うれしいことである。以前の私では考えられなかったことである。
ここまで来るのには時間がかかりすぎているかもしれないが、その分しっかりしたチームワークができたと思うので、これからは、より多くの仲間と日本の素晴らしい植物、文化をガーデンバイザベイに送り出し、またこの地から世界へ向けて発信していければと思っている。
そしてここでこのような機会を提供してくれたオーストラリアのパートナー Dannyに心から感謝したいと思う。永遠の師であり、パートナーであり、友であるDanny。本当にありがとう。
そしてベトナム。私はここでの私と花きとのつながりは、正直まだ見えてはいない。どちらかといえば関連会社の農業、水産での取り組みのほうが需要があり先行しそうである。
でも今回この国を訪れることで多くの学びを、知らずの間にもらえているような気がする。
それは先日までの世界から注目される最新の植物園ガーデンバイザベイとアジア最古のサイゴン動植物園という両極端を時間差で実際に観て、触れることが出来て、双方がさらに素晴らしいものであるということを気づかされた。そしてこれからもこの両極端が存在しなければならないということを強く感じることができた。
その理由と言われれば、私のようなものが言葉で表すと、とてもちんけなものになってしまいそうなので、そこは皆さんの創造にお任せしたいと思う。それか許されるならば、是非一度この両方に触れて見られればと思う。そうすれば理解をしてもらえるのではないかと思う。
毎回言っているような気もするが今回も素晴らしいものを素敵な仲間のおかげで得ることができた。本当に皆さんに感謝である。
そして又右衛門に大きな担いを与えてくれた方々に感謝をするとともに、さらに大きな輪としていくことをめざしていきます。植物と大地と人びとと共に・・・
相変わらずの誤字脱字乱文にも関わらずお読みいただきありがとうございました。
さて次はどこに行くことになるかな~~。
いつものように、朝食を食べながらパソコンに向かう。さらに部屋に戻りパソコンに向かい合う。たまったデスクワークや日本からの連絡や新しいプロジェクトなど色んなことの連絡が入り、中々前にすすめずお昼になってしまう。そしてホテル向かいの麺類のお店で簡単に昼食を済ませて昼から活動をはじめた。
まずは、フラワーマーケットを見て歩いた。陳列こそ大雑把であるが、品質はそんなに悪くない。また鮮度も結構いいものが多い。これは恐らくダラットからの新鮮なものが届いているからだと思う。
また通りを変えれば、アレンジや花輪をつくっているお店が立ち並ぶ。センスとしてはそれぞれであろうが、昔からのスタイルではあるが、しっかり花は挿されていたと感じた。
そしてここでしばらく時間を費やし、その後動植物園へと向かった。
タクシーに乗り約30分。アジア最古の動植物園と言われるサイゴン動植物園を訪れた。
確かに、少し古ぼけた感じがする。
案内板もそんな感じ。中にはこの絵は何???と思えるものもあり、薄笑いしながら観て歩いていると、結構惹きつけられるものがある。
中には盆栽ゾーンもある。
オーキッドハウスもあったりする。どれもがそんなに珍しいものとかではないが、何となくゆったりした気持ちになれる。
中にはこんな置物もあった。一匹多いサルはいったい何なのかかなり気になった(笑)
奥に行けばサイやトラもいる。ミニカバや象もいる。ホワイトタイガーもいて、結構見どころが多く、十分楽しむことができる。放し飼いの鳥もいたりして間近に観ることができる。
バタフライガーデンもあり、色んなことを学ぶことができ、満足して動植物園を後にした。
その後は最後の晩餐として焼肉をみんなで食べに行き、今回の打ち上げを行い、各自部屋にもどることにした。
私はそこからまた溜まったデスクワークを順次進めていこうとしたが、それよりも新たに積み上がったものが多く、結局早朝出発のため、徹夜の作業になってしまった。
さてとりあえずパソコンを閉じて、パッキングを始めます。ではでは~~。
あまりにも多いバイクを横目に渋滞の中を進んでいく。
ご存知の方も多いかと思うが、バイクは3人乗りをよく見かける。中には子供との4人乗りをしている人もいる。また平気で歩道を走り、逆行も当たり前のような状態。初めて訪れる人は、この流れに慣れるまでに少し時間を要する。実際に白人女性と逆行バイクとの接触事故を目の当たりにした。何ともこの辺は大変な国である。私も国際免許を有しているがこの国は乗れたものじゃないとおもった。(実際にベトナムは国際免許で乗れない国かもしれないが)
そのようなことを思いながら約30分で到着した。ガーデンセンターと表示はあっても、当然ヨーロッパのようなものではなくバンコクの郊外の問屋のような感じである。
正直数点面白いかなと言う物はあっても、それほどユニークなものはなく、植物輸入という観点からすれば、それほど興味深いものとは言えないが、それなりにユニークなものも隠されていて今後の課題になるであろう。ただ近い将来この国でのランドスケープを行う際の材料確認にはとても参考になった。
あとお店の方はとても親切に対応していただき、少しやせたネコちゃんも、出迎えをしてくれて、ほのぼのとすることができ、この場を後にした。
その後移動し、いくつかの花屋さんをまわってみたが多くがアーテフィシャルフラワーをメインにしているお店が多かった。
この暑さなら納得はできる。
何処のお店も結構綺麗に作られていて、日本と遜色がないように思える。
それは飲食店でも同じであった。これは丸亀製麺所である。日本のスタイルとは大きく違う。この他に可愛いCaféも多く見かけることができる。それとは逆に昔からの雰囲気をもつ食堂や市場も共存していて何ともユニークな街だと感じるのと同時に、年々来るたびに大きな変化をしていくことを感じさせられた。
街歩きをしながらこの国に触れることができ、とても勉強になることが多くなった。そしてそうこうしているうちに、陽も暮れ夕食の時間となり、ディナー兼ミーティングを行い、各自ホテルに戻り、私は、いつものようにデスクワークを行い、深夜になったので横たわらせてもらった。
昨晩の興奮もさめやらないまま早朝シンガポールを出発し、空路にてホーチミンへと向かった。
到着してタクシーに乗り込んだのだが走行中急にそのタクシーが故障をしてしまい、急遽乗り換えることになってしまうというハプニングに遭遇してしまった。
それでも昼頃にホテルに到着。アーリーチェックインのあと、市場見学をしてきた。
タイやカンボジア、モンゴルなどと同じような雰囲気の市場である。ちょうどお昼時であったが、さすがにここでの食事は念のために避けておいた。
そして近くの食堂で食事を済ませて、本日の訪問先である皮革製品やコンサルティングなど手広くされている会社の代表を訪ねた。ここは同行者の友人の会社でありフランス人経営である。ベトナム以外にも拠点を持たれていて、とても雰囲気の良い会社であった。
皮革製品は弊社の事業で扱うのはシザーケースになるが、弊社はカオティック オリジン ダブという素敵な会社の代理販売をしているので、扱うことはできないので、このビジネスでは、繋がることは見えなかった。
ただこの会社の工場を拝見させていただいて、多くの工員が働かれ、それぞれがきちんと仕事をしているのが印象的であったので、その秘訣などを教えていただいた。
そしてディスカッションも終わり、最後に私たちの事業の中で、ここベトナムで必要性が高いと思われるものをピックアップして手渡した。
すると、セラミック式栽培法の植物工場に関心を持っていただけた。ちょうど探していたとのことである。ドンピシャのタイミングであった。
以前にも書かせていただいたことがあるが、弊社関わらせていただいている植物工場は、簡単な小さなスペースで栽培が可能のため最近海外からの問い合わせも増えてきている。当たり前だが農薬などをつかわないため安全である。ただそれだけではなく、何といっても美味しい。さらに場合によっては機能性野菜も作れるというすぐれものである。
そのあたりに非常に関心をもっていただけ、後日日本への訪問をしてくれるとのことなので楽しみにしていようと思う。
そして帰る途中に、皮のなめし工場見学をさせていただき、今まで知らなかったことなどを勉強させていいただく機会となった。その後そのままホテルへ向かい、パートナーと夕食を一緒にいただき、そして疲れもたまっていたので早目に部屋に戻った。
そして早く寝たいとおもったがメールチェックを行い、深夜やっと眠れることになった。
今日も思ってもいないつながりが出来た。本当に縁というのは不思議なものであるとまたもや感じることができたそんな一日であった。
今日は今回の訪問でのメインである世界でもっとも注目されている植物園といえる
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ Gardens by the Bay(GBB)で終日ミーティングである。
http://www.gardensbythebay.com.sg/en.html
まずは朝一番にホテルまでお迎えに来ていただき、そのままGBBに向かった。
そしてGBBのCEOであるDr, Kiat Tan氏と再会することができた。同氏は世界的にも著名で、普通は中々会えない人であるが、今回もお会いすることが出来て、互いに再会を喜び合うことができ、本当に光栄な思いがした。
そして主要メンバーとミーティングに入り、まずは今回 又右衛門ワールドチームがプロデュースさせていただき、日本花き輸出協議会に尽力いただいたデルフィニュームが大変品質が良く、高評価を得ることができたとの報告を受けた。その後は今夏、今秋から数年先への取り組みについてディスカッションをさせていただくことができ、また先日のハイドランジャーなど、私たちの提案に興味をもっていただけ、今後の共創に大きく進展することができたのではないかと感じることができた。そしてテーブルディスカッション終了後、現場を周りながらのミーティングを行った。
まずはデザットプランツガーデンを視察した。言葉で表すより写真を見ていただければと思う。ここには弊社のパートナーであるStasion Creek Tree Farmからのマクロザミア ムーレイやViveros Canosからのユッカ ブルー・スワンなどが多く飾られていた。そしてこのセクションの管理担当者と話をさせていただき、色んな情報を提供いただくことができ、今後の管理などに、とても参考になった。
そしてドーム内に移動。まずはやはり個人的にも興味深いスペシャルゾーンの視察をした。ここでも弊社パートナーのCycad Internationalのバオバブなど大きくユニークなものについてディスカッションを行った。主に同施設での管理方法などを伝授いただき、また日本式の方法を伝え双方に貴重な情報交換ができた。
そして役員はじめ大勢の皆さんで楽しく食事をしながらの意見交換をして、またドーム内に戻り、様々なゾーンを説明していただきながらまわらせていただいた。
そして再びオフィスにもどり、ただ単なる供給ではなく、今後を見据えた各種取り組みなどをガーデンデザイナーの矢野TEA氏を踏まえて協議をさせていただいた。そこで興味を持っていただけたのは私たちの自然環境学習プログラムである。
実際に体験していただき、その価値の高さを実感していただくことができたのではと思う。
そしてそれならばとチャイルドガーデンの視察も行い、ここで可能なイベントなど実際のイメージをふくらますことができた。
そして夕方になり、少し疲れも出てきたので、スーパーツリー屋上のBarに案内していただき、休息しながらGBB全体をみて、今後の展開の夢を膨らませていただくことができた。
そうこうしているうちに陽も落ちてきたので、スーパーツリーのショータイムを見学させていただいた。スーパーツリーに映し出されるプロジェクションマッピングは綺麗であった。ただもし私たちに担当させてもらえれば、また違った面白い映像が提案できるなと感じた。
ショータイムが終わるころには20時を過ぎていただろうか、その後はみんなで食事をご馳走になり、今後の双方の協力によって、さらに素敵なものを創り上げていくことを約束して、夜遅くミーティングは終了となった。
今回、朝から夜までGBBの要職の方々が貴重な時間を割き、付き切りにて対応していただけたことは自分でいうのも何だがとても価値あることではないかと思う。そしてそのことに本当に感謝したいと思う。
また私たち又右衛門チームの必要性を双方が強く感じることができたことは、とてもうれしく私たちの今後の励みになると感じた。さらに又右衛門にも役割を授けていただくなど、本当に有意義な訪問となった。
さ~。明日は移動日。ベトナムに向かいます。
朝早くに食事を済ませ「シンガポール・ボタニック・ガーデン(Singapore Botanic Gardens)」を訪れた。
高層ビルが立ち並ぶ都会の中にあって古くから市民に愛される公園「シンガポール・ボタニック・ガーデン」は、52ヘクタールもの敷地面積を持つ巨大な庭園植物園で、2015年7月に世界遺産に登録された、シンガポールの名所でもある。
広大な敷地は、世界最大規模のラン園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」やいくつかのテーマに区切られ、とても美しく整備されていた。
個人的に特に気になったのは、ワシントン条約でも保護されている稀少な植物が多く植栽された「Evolution Garden」。
昨年 オーストラリア政府の許可がおり正規輸入させていただいたマクロザミア ムーレイや、先月も輸入したヘゴ類など進化を感じる植物を、うまくアレンジして作られていた。
ここのムーレイはとても葉が伸び、美しいシェープをしていた。
その他にも公園のいたるところに、ユニークなヤシを見つけることができた。
それと子どもたちのみ。もしくは子どもと同伴のみ入場可能なガーデンも特別許可をいただき、見学させていただいた。自然環境学習プログラムの提供をしている私たちにとって、繋がるものを多く感じ、今後私たちも提案ができるような気がした。
この公園は入場無料ということもあって、散歩やジョギングをする人々が多い。特に訪問したのが日曜日のため、芝生にシートを広げてピクニックをする人々、YOGAを楽しむ人々を多く見かけることができた。
今回この公園を訪れ、狭い国土であってもこれだけの公園を保有していることにとても感銘をうけた。日本もこのように教育要素を多く取り入れた広大な公園をつくっていかなければならないと強く感じた。またこの他にも現在の宝塚ガーデンフィールズ跡地利用に際して参考になることが多くあった。宝塚ガーデンフィールズ跡地も、ここと同様の広い場所があるならばテーマ性を持たせたゾーニングも有効だが、限られた狭い場所であれば、1つか2つのテーマに絞り込んだものを考えなければ、全てが中途半端になってしまう気がした。
そしてこの場所の視察を終え、地元の人気店のチキンライスを食べにいった。チキンライスと言えば、日本ではケチャップの赤いご飯を連想するが、こちらはこんな感じ。
このお店はいつ来ても食事時には大変込み合い列ができている。
でもそれも当然であろう。本当に美味しい。
オーナーもとても愛想が良く、気さくな方で、食事のアドバイスも直接してくれた。現在日本にも店舗を出されているとのこと。帰国したら行ってみたいと思う。
その後、市内ウォッチングをし、夕刻一旦ホテルに戻り、デスクワークを少し行い、再び外出。ガーデンズバイザベイに隣接するサテイバイザベイへと向かった。
そして以前もお世話になった夫妻と再会しディナーミーティングを行った。この方は実際に多くの植栽を手掛けられていて、貴重な意見交換をさせていただくことができた。
そして話はつきることなく、このままではきりがないので、後ろ髪をひかれる想いをしながら、お店を後にした。
明日はシンガポール訪問のメインであるガーデンズバイザベイとの打ち合わせ。気合を入れるためにも、深夜になったのでベッドに入ります。ではおやすみなさい。
成田で前泊し、ホテルの格安プランのため6時にチェックアウト。その後空港へと向かった。
定刻に成田を出発、ホーチミンで乗り継ぎだが、空港で雨が激しく、機内で少し待機となった。
約一時間の待ち時間で、ベトナムを出発し、少し遅れてシンガポールに到着した。
到着後、タクシーでホテルに移動。そこで荷物を置いて、徒歩にてチャイナタウンにある両替所に行き、必要分の両替をおこなった。
その後、パートナーのエネルギーチャージを行い、今回の旅程の成功を祈念して乾杯。
チャージが十分できた後はホテル近くを散策した。
しばらくして雨が降ってきたので、雨宿りしながら、リバーサイドで時間を過ごし、小雨になったのを確認して、ホテルへと戻ることにした。
さて、日付も変わりかなり遅くなってしまったので、明日は早朝からの視察に控えて眠ることにします。
今回のシンガポールでの行程は実際丸2日なので少しタイトであるが、視察・ミーティングが続くので、しっかり気合を入れて、有意義なことにしたいと思っている。またご報告できることがあればアップします。
空路で経由地のパリ シャルルドゴール空港に到着。
トランジットの時間が30分強のため急いで空港内を移動した。そして定刻の関西空港行きに無事乗り込むことができ、その機内でこのメールを書いている。
今回の渡欧では、5つのナーセリーを訪問させていただいた。ミーティングでは、新しいプロジェクトについてのワクワクするものから、今までの問題点等の改善要求など厳しい内容のものもあったが、お互いがパートナーを尊重する姿勢のため、前へ進めることができた。
またスペインで著名な希少植物の専門家やデザットプランツによるガーデンのオーナーなどスペシャリティーな方々と有意義なディスカッションをさせていただくことができ、とても充実した渡欧であったのは確かである。
私も今回は、健康な高品質の植物を届ける植物輸入卸 金岡信康としてのミッションがあった。おかげさまで、また新しい日本向け出荷スペース、又右衛門ゾーンの新設・拡張及び新しい日本向けの商品化を進めることができた。
そして「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」をモットーに国際交流をめざす又右衛門として、樹齢1,500年近いオリーブを日本へ、コンテナ町屋など日本人の美意識や文化を紹介することができた。
また地元である宝塚(TAKARAZUKA)の紹介もさせていただきことができた。
さらに専門委員をつとめさせていただいているテラプロジェクトがすすめる「One Green」の活動の使者でもある「みどりのサンタ」としての役割をおこなわせていただくことができた。
これもひとえに現地パートナー、同行パートナーのおかげで、その任務を無事に遂行できたと思う。価値ある旅になった。
そしてもう一つ忘れてはいけないのは、母の日直前の繁忙期にも関わらず、笑顔で私を送り出してくれた、とても素敵なスタッフたちである。いつもながらに本当に感謝である。
の感謝を忘れることなく、また無駄にしないように、これからも引き続き前へ前へと進んでいきたいと思う。みんな本当にありがとう。
今回、今まで訪れていなかった地を訪れ、過酷という一言では片づけることができない厳しい環境の中でも、まるで天命を授かったのか?自らの使命感をもっているのか?生き続けている植物たちから様々なことを多く預かることが出来ました。その命がけの想いを又右衛門自らが見習うともに、機会があれば預かったそのメッセージを一人でも多く伝えていければと思っています。
それでは皆様には、引き続き、ご指導いただくことをお願いして、今回のブログ「又右衛門 いざスペインへ。」を終えさせていただきます。
渡航中 ほぼ深夜作業のため、いつも以上の乱文・乱筆、誤字・脱字、意味不明の文章に磨きがかかっているとは思いますがご了承くださいませ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
緑匠・四代目 又右衛門
早朝バレンシア出発し、Renfeにてバルセロナをめざす。
自らの座席を確認し、いつも愛用させていただく食堂車に移動してデスクワークを行った。
海岸線を走るため、景色は結構いい感じを楽しむことができる。ただ毎度のことながら、たまった仕事で景色を楽しむことはできず、身体にコーヒーを流し込みながらの時間を過ごす。
そして約3時間で到着。そこからホテルに荷物を預け、ナーセリーを訪問した。
ここでも「みどりのサンタ」として、年内のプロジェクトに向けての活動をさせていただいた。
このナーセリーには樹齢1000年を超えるオリーブが多くあり、とても魅力的なゾーンがある。但し直接地面に植わっている物が多く、輸入をするには、互いのかなりの労力と、オリーブ自身の体力が必要なため課題は多く残るが前に向いて取り組めたらと思う。
というのもオーナーの無骨ながらも、私たちにこう言った。
「私たちは、お金のために植物は売らない。相手の会社の大きさや買ってもらえる数も関係ない。扱ってくれるパートナーの取り組み姿勢や植物に対する愛情が優先される。」と。
実際に、先日、アジアのバイヤーが訪れ、コンテナ数十台の注文をしたいと言ってきたらしい。その際も実際の販売する先を確認し、植物にとって良い状況でないと感じ、取引をしなかったとのこと。ここスペインでも同じような志の方々に出逢え、様々な情報交換ができて本当によかった。
そして時間となり再会を約束して、宿泊地の市内へと戻った。ホテルに向かう車窓からサクラダファミリアが観えてきたので、お願いしてその近くで降ろしていただき立ち寄ってきた。実はスペインには10回ほどは来ているのだが、サクラダファミリアを観ることができたのは初めてである。せっかくなので中へ入りたいと思ったのだが、予約が必要なため中には入れず、約10分間だけ見学して、そこから歩いてホテルをめざした。
そして最後の晩餐いうのは少し寂しい食事であったが今回の渡欧の簡単な打ち上げをしてホテルに戻り、明日の帰国の準備を行い、深夜眠りについた。
さて明日は帰国の途につく。落とし物失くしものをせずに無事に帰れることを祈っておこう。