四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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早朝からパッキングを済ませ朝の空気をめ―いっぱい吸い込み、身体をリフレッシュさせた。
そして途中にパンとコーヒーで簡単な朝食をすませ、ひたすら車を走らせた。
約1時間で目的地に到着。続いてガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームも到着し合流した。
目的地のこの会社はエンドユーザー向けのガーデンセンターと生産・卸をしている会社である。
広大な敷地で展開するこの会社の取り組みは、オーストラリア国内では魅力的であろうと思う。
またエンドユーザーとの接点も自社で持っているため、すぐ商品化に活かせるのも強みであろうと思う。
そのような中、私たちの取り組みをはじめ日本のブリーダーやパートナー企業のことを案内すると興味を持っていただけたので、またあらためて提案をすることになった。また一つ面白そうなことが思いついた。もしこのブログを読まれて、興味を示された方はご連絡いただければと思う。良いマッチングができれば素敵だと思う。
ナーセリー訪問後、車で移動し、ネイティブのワイルドフラワーガーデンを見学させていただいた。
ここは行政が用意したガーデンを市民が管理している。コミュニティーガーデンのようなものである。とても熱心な市民によって、様々なワイルドフラワーによるガーデンがきれいに管理され、市民とのコミュニティーを手掛けている私たちは、興味深く感じた。
管理責任者や観光客の話も聞くことができ、有意義な時間を限られた時間であったが過ごさせていただくことができた。
その後、Danny氏の会社Station Creek Tree Farmへと二日ぶりに戻った。するとDanny氏のファミリーが集まり、豪勢なランチ バーベキューで私たちを出迎えてくれた。
さらにDanny氏のお孫さんであるXan ちゃんがホームメードのケーキまで持ってきてくれた。そんな楽しい出来事もあり、
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームも又右衛門チームも、連日の疲れが吹っ飛び、お腹がはち切れそうなぐらいいっぱい食べ、いっぱい笑うとても素敵な時間を過ごすことができた。
その後、集まった素敵なメンバーはそれぞれ帰り、二日半もの間アシスタント役を務めてくれたMegumiさんも帰宅した。本当にお世話になりました。笑いの絶えないアシスタント役本当にありがとうございました。
私は今晩Danny氏の自宅に泊めていただくので、みんなが帰ったあと
時間のある限り、ナーセリーで日本向けに養生中の植物チェックを行うことにした。
そして静かになったリビングで、今後のシッピングの予定を組んだり、日本から新着のとても興味深い案件に目を通したり、デスクワークを行った。
明日は4時30分ごろ起床のため、ダニー夫妻とXanちゃんと一緒に夕食をいただき、デスクワークはそこそこにして、少しだけ早めにベッドに入ることにします。
さ~いよいよ明日は最終日。張り切って頑張ります。
今日はオーストラリアの代表的なネイティブプランツと言えるボトルツリーと、グラスツリーの自生地へと向かった。今回の訪問は、自生地のオーナーからネイティブプランツについてアドバイスが欲しいと、その第一人者であるDanny氏に連絡が入ったことが始まりで、Danny氏から急遽私にも合流しないかと声を掛けていただいたことも一つの理由である。
7時にモーテルを出発。目的地は山の中でランチがとりにくいので、しっかり朝食をとり、お昼のランチ用にサンドイッチと水を買い、現地へと向かった。
約2時間でまずはボトルツリーがあるプランテーションに到着。早速ここのオーナーに挨拶をして、オーナーとパートナーであるDanny氏と一緒に、自生しているところを見させていただくことにした。
するといきなり大きなボトルツリーが眼に飛び込んできた。すごい!
もう少し車を走らせてみる。すると個性的な形状のボトルツリーが多くあった。
見ていただいたらわかるかと思うがボトルツリーの周りには何もない。これはオーナーがプランテーションの整備を進めているためなのだが、整備を完成するためにはこれらのボトルツリーを抜かねばならず、オーターとしてはボトルツリーのために有効な方法はないかとDanny氏に連絡を入れた、という流れである。その状況とオーナーの考えをヒヤリングした結果、私たちはローカル&国際ルールに則った方法できっとオーナーのお役に立てると確信することができ、早速いくつかの提案をさせていただいた。
続いて、50kmほど離れた山に移動。眼の前には無数のグラスツリーが自生している。信じられない。グラスツリーファンにとっては夢の楽園と言える。
ここで自生しているのはグラスツリー グラウカの中のグラウカであり、シルバーブルーの種よりも強健である。とはいうものの、この地でも異常気象による影響は大きく、極度の乾燥で木が弱ってきていたり、乾燥に起因する木の実の減少などで食べるものが無くなってしまった鹿の食害によって枯死につながったり、ネガティブな要素が多くあるのが現状である。ただその状況をそのままにしておくよりも、いくつかの良い選択肢があると思うので提案をしてきた。そして二つのネイティブプランツの現地調査を終えて、帰路に着いた。そして数時間走ったところで、見たことものないような素晴らしい植物を見ることができた。
今はここでお見せすることはできないが、近いうちに紹介させていただけるかと思うので楽しみにしておいてください。
そしてまた車を走らせ、ホテルへと向かった。ただ今日はこの地でイベントがあるので、どこのレストランもいっぱいであろうから、帰り道でシーフードを買ってモーテルの前でいただくことにした。
食事後、せっかくなので近くで行われているイベントを少しでも観ようと向かってみたがチケットが売り切れていて観ることはできなかった。また機会があれば観てみたいものである。チケットは結構高いが・・・
またその近くには移動遊園地もきており、イベントとあわせ多くの人が集まっていた。
今日はとてもエキサイティングな1日であり、また多くを考えさせられる1日となった。明日は早朝にホテルをチェックアウトしなければならず、日付も変わったので、デスクワークはこのブログで終わりにして、そろそろ寝る準備をしなければ・・・・・
ではでは、みなさま。おやすみなさいませ!
朝6時 無事ブリスベン空港に到着。そこから本日アシスタント役をかって出てくれた現役CAのKaoriさんと一緒に車でビジネスパートナーのDanny氏のオフィス STATION CREEK TREE FARMへと向かった。
そして約1時間強で到着。まず魅力的な植物と、Danny夫妻と愛犬ロカに温かく出向かえてもらえた。
そして朝食をいただき、少しミーティングを行い、出発のまでの間、保管していただいている植物や新植のものをチェック。ボトルツリーも順調に丸みを帯びてきていた。
そして、Danny夫妻と車で約1時間。主にワイルドプランツを扱うナーセリーを訪問した。
しばらくして、私たちもサプライヤーをつとめさせていただいている世界的に有名なシンガポールにある植物のテーマパーク ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのCEOはじめとする視察チームと合流し、ここからは一緒に行動した。
そして再び車を走らせ一緒にいくつかのナーセリーや自生しているボトルツリーを見学しながら、意見交換などをさせていただいた。
その後夕刻にホテルに到着。しばらく荷物整理などをしてから、Dannyの息子であるPeter Familyと合流し、ディナーへと向かった。
そしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームとDanny Family そして又右衛門チームでディナーをいただいた。
視察からディナーまで、終始和気あいあいの雰囲気ながらも、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのイベントやガーデンデザインについて、また日本でのプロモーション方法、又右衛門の役割などしっかりとしたビジネスの話しもでき、とてもメリハリのついた有意義な素敵な1日となった。
あまりにもの眠さの上、走り書きのようになっていますことお許しくださいませ。
ではではおやすみなさいませ。シャワーを浴びて眠ります。
今日から今年2回目?のオーストラリアへと向かう。今回の渡豪の目的は、私が植物輸入を始めるきっかけとなった、とても大切なパートナーであり師でもあるStation Creek Tree FarmのDanny氏の招集に応えたもので、単身での訪問となった。今回は他国のパートナーと共に、展示会やファーム見学なども予定されており、バタバタであるのが必至のためどこまでアップできるかわからないですが、ブログとFacebookでできるだけアップできればと思っていますので良ければ見てくださいませ。
さて今日は朝から雨の中、彼岸のお墓参りに行き、バタバタとパッキングをして、お昼に自宅を出発。伊丹空港に到着した。そして降車場から雨に濡れながら構内へと入る。
伊丹空港は最近リニューアルされて飲食店も増え、便利にもなっているのだが、未だに駐車場から傘無しではいけないのは少し残念と感じる。色んな事情があるのだろうが海外ではレインマンと言われるほど雨の多い又右衛門にとっては、是非とも今後の改修候補にしていただければ嬉しい。きっと雨の苦手なジャミラもそう思っているに違いないと思う。*ジャミラが飛行機に乗れるかはわかりませんが・・・・(^^;)
そして夕方に成田空港へ到着。チェックインカウンターで隣が空いている通路側をリクエストし、出発ゲートへと向かった。
少し出発まで時間があるので、ラウンジで大好物のJALオリジナルビーフカレーをお腹いっぱい食べ、Wi-Fiで通信ができる間に、できる限りのデスクワークを行い、搭乗口へと向かった。
機内ではリクエストのおかげかただ単に空いていたのか隣席は空いており、快適に過ごさせていただけた。なぜ隣の席が空いていると嬉しいのかというと、ただ単に広いからというわけではなく、飛行機で眠れない私は、ずっとパソコンで作業をしているため、夜の出発便ではパソコンの画面の明るさで迷惑をかけてしまうのではと思うからである。
そうして出発より約1時間後に夕食として苦手なポテト山盛りのチキン。到着前には、フルーツとマフィンという又右衛門エンジンには少し合わない燃料補給、さらに人肌ぐらいのイングリッシュティーという少し悲しい食事を経て、約8時間30分。眠気は十分に背負ったままであるが無事にブリスベン空港に到着することができた。
空港には何度か私をアテンドしてくれている、かおりさんが待ってくれていた。
さ~~。今日から4日間。め―いっぱい植物に触れ、人に触れ、勉強をしてきます。
留守を任せた親愛なるスタッフの皆さん。何卒よろしくお願いいたします。
ではでは~~。
9日に日付が変わった深夜1時前に出発予定の飛行機が、約1時間30分ぐらい遅れる。それも特に何が原因かもわからないが、出発ゲートに長い時間待たされ、何度も並び替えさせられての出発に、多くの乗客がため息をついていた。私の眼にも明らかに不手際感が満載に写っていた。
そして機内に乗り込むが、楽器が大きく一苦労。でも何とか収まり、TAPポルトガル航空でリスボンへと向かう。
そして飛行機は遅れたがリスボンで1時間以上はあるかなと思ってWi-Fiにつなぎ作業をしていると、スマホの時刻と実際の時間に隔たりがあり、遅刻寸前と判明し、慌てて搭乗口へと向かう。
搭乗口は既に開いており、慌てて私も乗り込んだ。そしてさっきと同じように、大きな楽器を何とか載せて、今度は定刻よりやや遅れて、リスボンを離陸した。
そして約2時間30分のフライトでフランクフルト空港に到着。乗り換え時間は約一時間。フランクフルト空港は広く到着がAゾーンの一番端で出発はZゾーンだったので余裕がないので速足で大きな楽器を抱えて出発ゲートをめざした。
そして何とか時間内に乗り込むことができ、最後のフライトとなるフランクフルト発のルフトハンザ航空で関空をめざした。
フライト時間は約10時間30分。関空到着は10日朝である。そしていつものように機内で最後のブログを書いている。
今回、はじめてのセネガルで、限られた時間であったが、かなりうまく活動できたと思う。
最初と最後には結構 きつい洗礼もあったが、それもこれも含めてとても素敵な訪問であったと言える。
バオバブをはじめ素敵な植物にも出逢えた。
素敵なナーセリーとも出逢えた。
現地で活動される素敵なJICA職員・隊員の方々にも出逢えた。
更に在セネガル日本国全権大使閣下までも、私の訪問を歓迎していただき、激励のお言葉をおかけいただけた。本当に本当に感謝です。
そして厳しい環境でありながら、一生懸命生活をしている現地の人に多くを学ばされた。
そして今回のセネガル訪問を非常に価値あるものにできたのは何よりも現地で私のアシスタントをしていただいたTOMOさんのおかげである。彼女は私の行動を把握し、ホテルや車など全て手配し、訪問中の数日間フランス語やウォロフ語を駆使し、案内をしていただけた。ご自身も仕事をされているので全日程のお助けとまではいかないが、来られない日は電話でドライバーを誘導していただいたり、私に適切なアドバイスをしてくれたり本当に助けていただいた。彼女でなければこのような結果は無かったと言えるであろう。
私はいつも独りで渡航しても必ず素敵な人が現れ手助けをしていただける。本当に恵まれた男だと我ながら思う。
そしてこの国でもそんな素敵な人たちと一緒に過ごしたり、活動させていただいたり本当に有難かった。
またいつの日かお世話になった皆さんに一回り大きくなった又右衛門をお見せできるように頑張ります。
そしてまたお逢いしたいと思う。
今回も相変わらずの乱文、誤字脱字ひどいと思いますがお許しくださいませ。そしていつもお読みいただきありがとうございます。これで又右衛門 セネガルへ。を書き終えます。
素敵な人や植物が溢れる国。セネガル。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
そしてネコちゃん。元気でね(涙)
今日の深夜に帰国の途につくので、本日が現地で活動できる最終日になる。まずはいつものように朝食を食べに行く。
まずはお気に入りのバオバブジュースを飲みほす。通常朝食は7時スタートのはずだが、ゆっくり準備のスタッフは、結局全部出そろうのに8時までかかっていた。そのおかげではないが、心地良い潮風にうたれながら、すっかりなついた友だちとじゃれあい、デスクワークをすすめながら、最後の朝食を楽しんだ。
そして、ホテルでTOMOさんと、最終オーダーシートの確認などを行ったのちに、市場調査のためMbourへと向かった。
ここMbourは大きな市場であり、多くの人が集まる。当然そのためにかなり用心が必要である。
比較的治安が良いセネガルであってもこのような大きな市場は細心の注意を払わなければならない。実際にリュックどころかポケットにも平気で手を入れてくるのである。ただこれはセネガルに限らず、人が多く集まるところでは常に起こっていることである。
海側では、魚が売られている。その匂いは結構凄い。苦手な人は数分ももたないだろう。新鮮な魚がいっぱい並んでいると言われても、地面かテーブルかわからないとこに、多くのハエがたかっている状況は、まるで岸に打ち上げられ、そのまま放置され死んでいる魚と変わりなく感じてしまう。どうしても日本の環境との違いに違和感が出てしまう。
また包丁で刺身のように切る習慣があまりないらしく、中にはすり身にして販売している人もいる。
陸側では、食品から日常品まであらゆるものが売られている。その店舗数は数えきれないほどである。
ビサップの花やバオバブの実も売られている。その他にも多くのものが売られていた。そしてこの地にはあまり長居しないほうが賢明と思い、目的のものを購入し次の区域へと移動した。
ここでは頼まれものをしていたので 見てきた。コラという楽器である。セネガルやマリで使われているものである。そこでうまく信用できる店を紹介していただけ気に入ったものを購入し、車に乗り込みこの地を離れた。
そしてTOMOさんのオフィスと工房を訪問。TOMOさんが創り出すインテリア雑貨は私の専門外ではあるがその精度やセンスの良さは私でもすぐわかる。海外で人気であるのもうなずける。きっと彼女とコラボすると面白いモノやコトができると感じた。乞うご期待といえるかもしれない。
そしてお腹もすいてきたので、近くのお店に連れていっていただきセネガルの代表的料理チェブジェンをいただいた。おすすめのお店ということもあり、かなり美味しかった。
ただそこから私のうっかりで地獄を味わうことになってしまったのである。それは付け合わせにある唐辛子から食べてしまったのである。見た目はピーマンの小さなものかと思ったので、一気に丸ごと食べてしまった。その辛さは相当であった。聞くと地元の人でも辛すぎて食べない人が多いとのことである。
普段辛いもの好きの私は今まで色んな辛いものやもっと辛いものを食べてきたので平気だと思っていたが、すきっ腹に一個丸ごと一気に食べたものだから、その辛さに反応したのは口の中より胃の中であった。
食べて数分後、胃に激痛が走る。まるで鋭利なナイフを飲み込んでしまったかのような痛みである。美味しいものを食べながら、これはやばいとすぐさまわかり大量の水を飲むが一向に収まる気配がない。たまりかねてトイレに駆け込む。あまりの痛さに、お腹を抱えトイレの中でしゃがみ込むどころか倒れてしまった。そして何リットルも水を飲み胃の中を空っぽにしようと試みるが中々そうはいかない。正直頭の中では、今日は帰れないだろうとも思いながら意識も遠のいていく感じがした。そしてまた水を飲み続けるといただいたご飯は出ることもなく唐辛子が出ていくのがわかった。何故かというと喉と口の中に激痛が再び走ったからである。
すると少しずつ胃の痛みが和らいできて、何とか起ちあがることができた。そして席に戻ると万能薬ともいえるバオバブジュースを何杯も飲み続けることで、再度動けるようになった。話を聞いていると少し大げさのように思われるかもだが本当に痛かった。結石や靭帯断裂、複雑骨折など様々な痛みを経験してきたがその中でもトップクラスのものであった。私にとってこの数十分はまるで地獄のような時間であった。
その後、TOMOさんから提案いただいていた空中からのバオバブの調査であったがこのような体では無理かなとも言われたが、この機を逃したらもうできるときはないかもしれないと思い、最後の力を振り絞って小型飛行機に乗り込んだ。
まずは滑走路を走り離陸 一気に高く上がり、眼下に街をみる。
今までバオバブは見上げることばかりであったので、上空からバオバブをみたり、同じ高さでバオバブの森を走り抜けたりするのは当然初めてで、本当に鳥になったような気分でとても爽快であった。そしてその瞬間一気に胃の傷みは消えていった。本当に不思議なぐらいに。さっきまでの地獄から天国に登れたような気さえした。
飛行中の映像は出来れば動画をお見せしたいぐらいである。可能であればFacebookであげてみます。そして短い空中調査ではあったが、バオバブが自生しているところの条件や、立ち並ぶ規則性、さらに木の成長点などを観ることができとても価値ある学びとなった。そしてさらに飛行かバオバブジュースのおかげかは断定できないが随分回復させることができたのが何よりだった。
そのように大げさだが天国と地獄を味わうことができ価値ある体験であった。そしてその後は最近はやってきたワックスの生地やセネガルテイストのものを探しに行きサリーというにぎやかな街へと向かい、見学をしてきた。
そして夕方、一旦ホテルに戻り、汗びっしょりの身体を洗い流して、帰りのパッキングを行った。
そしてTOMOさん一家と夕食兼最終ミーティングをホテルで行い、夜9時半本当にお世話になったTOMOさんと再会を約束して、お別れとなった。本当に手際よく献身的に助けていただいたおかげで、予定の数倍のことができたのではと思う。本当にありがたく思った。
そしてガソリンスタンドで頼んでいたものを受け取り、ブレーズ・ジャーニュ空港へと向かう。そして無事到着した。ここで長い期間ハンドルを預けていたドライバーチームと固い握手を交わしてお別れとなった。
後はチェックインを行い、このいっぱいの荷物を無事に日本に持ち帰れば今回の任務は終了となるのだが・・・。
まずは荷物を預けようとチェックインカウンターに行くと重いから預け入れ荷物は1個のみと言われる。そんなわけないでしょ?と強くいい、メンバーズカードを差し出すと、もう一個追加を受け入れてくれた。ただそのためには段ボールのままでは不可能なのでラッピングをするようにと指導され、結構高額なラッピングを行った。
そして再びチェックインカウンターに行き、荷物を預かっていただき、チケットをもらい出国手続きの長蛇の列に並んだ。しばらくしてやっと順番がまわってくると思ったときに、ふとチェックインカウンターで渡したカードがないことに気づく。財布にもポケットにもない。まさかカウンターで渡したまま返してもらってないのではと思い再びチェックインカウンターに戻る。
そうすると案の定、軽い感じで「あるよ!」と当たり前のように渡される。確かに返してとは言ってないが、明らかに返し忘れでしょ!と思ったが、まー何よりも戻ってきたことで十分なのでホッとし、笑顔であらためて出国手続きの長蛇の列にならんだ。そして数十分後無事手続きを済ませ、定刻からかなり遅れた飛行機に乗り込むことができた。その頃には日付も変わっていた。
本当に今日も色んなことを経験できた貴重な一日となった。さ~後は無事に帰りつくだけである。早くネコたちにも会いたいものである。
今朝はいつもより少し遅めのスタートのため、ゆっくりデスクワークの後に、出発した。
車で約1時間半。JICA隊員と待ち合わせのジョフィオールの市役所に到着。1時間ぐらい早着したので近くを独り歩きしてみた。
ここはセレール族が多く暮らしている。セレール族は比較的シャイな人が多いらしい。子どもも私をみて寄ってくるのではなく、恥ずかし気に距離を置く。
大人たちは挨拶することを重んじ、行き交う人が私に「サヴァー」「ボンジュール」と挨拶をしてくれる。たまに「オラー」などとも。もはや私はどこの国の人?と思ってしまう。
そしてぶらぶら歩いていると前方からJICA 佐藤隊員が歩いてきてくれた。実は前日に事務局で簡単な挨拶をさせていただいたので、任地での再会である。
まず佐藤隊員は近くの人への挨拶を丁寧に行っていく。そしてその時、先ほど私が独り歩きしている時に、周りの方々に挨拶をきちんとできていなかったことをご指摘いただいた 。そしてあらためて、きちんとご挨拶させていただき優しく迎え入れてもらうことができた 。
その後まずは「腹が減っては、戦はできぬ。」とばかりにランチをいただき、その帰り道でプチマルシェを訪れた。
そこには大きな袋に詰められた古着などが多くあり、販売をされていた。
決して良いできとは言えないが地元で採れた野菜や輸入の果物が売られていた。
そして移動し農業訓練校を訪問。ここで村人は農業を指導員から学んでいる。多くはフランスからの指導員とのこと。
落花生やオクラなどが植えられている。訓練校ということもあり、普通の畑よりきれいに管理されている。基本はオーガニックである。
続いて種屋さんではなく、苗屋さんを訪問。野菜や花の苗を種から栽培し販売をしていた。
ちょうどそこに女の子がビサップジュースを凍らせたものを販売に来ていたのでいただいた。
かなりのピンボケで申し訳ないです。一袋約5円とのこと。早速いただくがかなり甘い。というのもセネガルの人は半端ないぐらいに砂糖を使う。そのため糖尿病も多いとか。確かにそれもうなずけるほどの甘さであった。
そして糖分補給もできたので畑へと向かった。ここで佐藤隊員は村人と一緒に活動をしている。
村人は8時過ぎから10時ごろまで働くと帰ってしまい、また17時ぐらいに集まり仕事をするとのこと。比較的自分ペースであるので中々前に進まないことも多いとのこと。口にこそされなかったが、きっと多くのご苦労があるであろうと察することができた。
今回私が訪れたのが、お昼過ぎからであったので村人には会うことができなかったが、佐藤隊員と一緒に草ひきなどをさせていただけた。
私の行った部分は本当にほんの少し。なんちゃってのフィクションと言われてもおかしくないぐらいしかお手伝いはできていない。性格上美化するようないい加減なことやフェイク報道は嫌いなためあらかじめお伝えしておくことにします。
ただ限られた時間の活動ではあるが、隊員と一緒に草をむしりながら、ネットや報告などでは知ることができない話などしていただき、とても勉強になった。
そうして私の帰る時間となり、ここで佐藤隊員とさよならである。佐藤隊員には、任期残りの10か月くらいをこれまでと同じようにしっかり活動され、多くのことを伝え伝えられながら任務を全うしていただきたいと思う。そして元気な姿で、日本で再会できることを楽しみにしています。本当にお世話になりました。
任地からの帰り道の約1時間半。JICA隊員から学ばせていただけたことを思い浮かべていた。このセネガルにおいてまだまだ伝えてあげられることがあるのではないだろうか。又右衛門として何ができるかなどを考えていた。そんな機会を与えていただけたJICA職員、隊員に感謝し、敬意を表したいと思う。
そして植物を通じて一緒にできることを今後も模索し、いつか形にしたいと強く思うことができた。皆さん本当にお世話になりました。
ホテルに戻り、持ってきた非常食をいただきながらこのブログを書いています。
さて明日はとうとう最終日。夜に帰国の途につきます。明日は何が待っていてくれるか楽しみです。では明日も大事に活動します。おやすみなさい。
今日は大事な訪問とミーティングが3つあるので、遅れないように準備を整えホテルを出発した。
ドライバーは前回と同じである。ダカールの手前ではとても渋滞をするので余裕を持って出たが、2時間半以上かかり、結果としてはちょうど良い時間の到着となった。
まずはJICA セネガル事務所を訪れた。ここでは事務所長の森谷様と土井様にご対応いただけた。そして私たちの自己紹介と、今後セネガルに期待することや可能性などのお話をさせていただき、またJICAとしての考え方やセネガルの現状などについて親切に多くのアドバイスをいただくことができ、とても貴重な時間となった。
そして昼食後、車で移動し日本大使館を訪問。ここでは在セネガル日本国大使館特命全権大使でいらっしゃる大森様にご面談いただくことができた。
大使閣下にも、私たちの活動や、今回セネガルに来た意味や、今後についての私の考えをお伝えすることができた。そしてアドバイスもだが、是非との激励のお言葉を頂戴し、今後の私たちの活動に対し大いに励みになった。本当に有難い時間であった。
そして時間となったので、次回訪問時は形にして報告にまいりますと言葉を残し、次の目的地をめざした。
大使館から約45分 セネガルの農業省に到着。ここで活動される児玉様とミーティングの機会をいただくことができた。児玉様とは今後について具体的にできそうなことをお話しすることができ共感もいただけた。そしていくつか面白く価値あるプロジェクトを具現化していくことができると確信することができた。
今回の訪問はどちらも約1時間という限られた時間ではあったが、皆さんに私の訪問を歓迎いただき、挨拶だけではなく、とても中身の濃いディスカッションをさせていただくことができ、実際に大きく前に動き出せそうな感じがした。
そして帰りの車の中で、又右衛門としての役割も明確になってきたと同時にその重要性をしっかり肝に銘じ今後も兜の緒を締めて頑張っていかなければならないと感じた。
今日は本当に意義深い1日となった。私のために時間を割いていただいた方々、この場をセッティングしていただいた方、きちんと私を指定の場所に時間通りに連れていってくれたドライバー、そのサポートしてくれた皆さんのおかげです。本当に感謝です。
そして約1時間半でホテルに到着。そして今日の自分へのご褒美として一人ディナーでお肉を食べようと注文した。が、肉には間違いは無かったのだが、イメージしていたものとは全く違う料理がでてきてしまった。フランス語は全くわからない(^^;)
こういうときだけは、私は何よりも植物と話せればいいという持論に疑問をもってしまいます(笑)
さ~セネガルでの活動時間も残り少なくなってきた。最後の最後まで気を引き締め頑張ります。
明日も良い1日になりますように~~。おやすみなさい。
昨日は日付が変わる前に寝ることができたので薄暗いうちから起きて、かすかな灯りでデスクワークを始めた。コンセントもWi-Fiもない。おまけに机もないので、ベッドのサイドテーブルを蚊帳の中に引きずり込み仮設デスクにてはじめてみた。
あたりは波の音に時折風の音が混じりとてもいい気分。そのような中で仕事?と思うかもだが、このような場所だから進む仕事もあることを実感することができた。きっと今のコンクリートや新建材の壁で囲まれたオフィスのリノベーションに、うまく活用できる応用できるのではと思っている。
そしてパンとコーヒーのみの質素な(笑)朝食をいただき、その後、お目当ての植物を求めて島を歩いてみることにした。
決して自然以外はめぐまれているとは言えない状況であることは一目でわかる。
しばらくして黒ヤギさんに出逢う。何故か急に頭を「黒ヤギさんがお手紙食べた♪」のフレーズが流れ、少し悪い子のような気がした。
でも20日からの儀礼祭では多くのヤギがお供えとなってしまう。黒ヤギさんもお供えの対象かはわからないが、少し可哀想にも感じてしまった。もしそうであるならあと2週間、手紙でも、お札でも何でも好きなものを食べてしまえばいいよと思ってしまう。
そうこうしていると2種類の植物が絡み合っている珍しい植物に出逢うことができた。相当な年月を経てこのようになったのだとその不思議さに驚きを感じた。
引き続き島内を周り、時間となったので再びボートに乗り込み、マングローブを横目に丘へと戻った。
そして沿岸部でも生息しているバオバブを確認してきた。この辺りは海水なので実際は海水でも育つということがわかる。本当に強い植物だとわかる。
バオバブの小島もあり、その雰囲気はとても素敵であった。
その他に豊富なバオバブをうまく利用したツリーハウスを見かけた。そのユニークさは文字で表現はできないので写真をふんだんに・・・
機会があれば是非泊まってみたいものだと思った。
そしてそこからほど近い所に「聖なるバオバブ」と呼ばれるセネガルで一番大きいと言われるバオバブがあるという情報が入り向かうことにした。
確かに大きい。樹齢は850年とのこと。何となくもう少しあるのではと感じる。
そしてここのバオバブは少し違った使われ方をしていると教えてもらう。
何とお墓である。オーストラリアでは牢獄にしていたりしたがここはお墓である。ただどんな人でも入れるお墓というわけではない。グリオと呼ばれる昔からの言い伝えなどを繋ぐ語り部を埋葬するところであるとのこと。
文字を持たない民族のため語り部の役割は大切であり、崇められていたのでこのバオバブに埋葬しているとのことである。
家になったり、お墓になったり、食料になったり、セネガルにおいてバオバブは本当に密接にかかわっているのだということを知り、色んなことを学んだりすることができた。
そして夕方となったのでホテルをめざす。その帰路でまた珍しいものに出逢う。
白いバオバブが目に入ってくる。写真ではわかりづらいだろうが他のバオバブに比べて明らかに白い。何故白いのか?枯れているのかどうなのかを確かめてみたかったが、立ち入りの許可がいるかもしれない場所なので、今からの時間では許可をもらうことは厳しいため、至近での調査はできなかった。
今後の課題と思っている。
そして街中を走り抜け、ホテルの近くまで戻り、今日お世話になった同行者とディナーをいただき、日付が変わる前に何とかホテルに到着することができた。
明日は大事なミーティングや面談が分刻みで待っている。その準備をしてから眠りたいと思う。そしてまた皆さんに良い報告ができるように頑張ります。
おやすみなさい。
今朝は4時に起床し活動を始めた。当然あたりは真っ暗である。急ぎの用事があるというわけではないがホテルにいる間だけが何とかネット環境が保たれているのでデスクワークと、今日の宿泊地が変わるため一旦荷物をフロントに預けていくためにパッキングしなければならないからである。
そしてある程度目途が立ち、7時30分ごろ朝ごはんを食べに行こうと部屋を出ると、友達が迎えに来てくれた。それも今回は子ども?を連れてきてくれた。きっと紹介してくれたのだと思う。
そして昨日と同じ海が見える屋外に腰かけ朝食をいただいた。普段と違う景色での朝食は色んなことを感じさせてくれる。おまけにグラス越しに写真を撮るなど、なんちゃってではあるがカメラマン気取りもさせてもらえるのが面白い。
そして朝食も昨日よりグレードアップされている。実は昨日は少し手抜きであったみたい。それをフロントの人がスタッフに注意をしたため、今回はクロワッサンにチーズやフルーツもついていた。さらにハムまでも出してもらえ、お腹いっぱいいただいた。
そして出発のため、荷物を翌日までフロントに預けようと持ち込んだら、フロント曰く、週末で混んできているので、一旦部屋をリリースすると帰ってきても部屋がないかもしれないとのこと。こちらにすれば明日からの2泊も予約済みだからそれは無いでしょ?と強くいったが、必ず部屋を確保したいなら、一泊分の代金を支払って、荷物を置いていった方がいいよと言われ、ありえない会話?交渉?の末、結局部屋に荷物を戻し、部屋の鍵を持ったまま視察に出掛けることとなった。
平日であればかなり渋滞するが今日は土曜日ということもあり約1時間半でナーセリーへ到着。
ナーセリーと言っても日本でいう植木団地のようなところである。海外ではよく見かける光景である。
当然日本で流通している植物とは大きく品質が違う。特に気になる植物はない。
たまにビスマルキアなどは見かけるが、この地から輸入することはほぼ無理であろう。
そして車で移動しながら何軒かを見学させていただいたが、特に興味があるものは見かけられない。
小腹がすいたのでバナナをいただいた。そしてまた他の店も見させていただいた。特に何も見つけることはできなかったが、この国の状況はある程度把握できたかなと思うので、この辺で終わりにして、高速にのって移動した。
途中でランチをいただく。フランス系のドライブインのようなところで、チキンと野菜のワンディッシュにコーラがついて約1,000円。決して安くはない。日本の方が安くて美味しい。地元の人がいく食堂であれば一食300円ぐらいであるだろうが・・・
そしてバオバブを横目に観ながら車で約1時間30分移動し、アシスタントをかってでていただいているTOMOさんに教えられ、あるナーセリーに入った時に一目惚れするようなものに出会うことができた。
何とも惚れ惚れするヤシである。名前を教えてもらったが、ググってみても何となく違う。数人に聞いても同じ名前を言っていた。ただナーセリーの人は品種や名前など特に気にせず販売しているので、正直あてにならないとも言えるので、帰国後もう少し調べてみたいと思う。
そして一旦ホテルの部屋にもどり、パッキングしたものから1泊の荷物を取り出して、ある植物のルーツやユニークな自然に触れるため次の目的地に向かった。
いくつかの街を通り抜ける。よく似た光景だが、売っている物や、品質が少しずつ変わっていくのがわかる。
面白いものである。
渋滞しながら2時間ぐらい走っただろうか、自生しているヤシやバオバブが多見えてきたので車を降りて探索。
そして奥に進むと倒れながらも、しっかり生きているバオバブに出逢う。
ここまで完全に倒れながらも、また芽をふかせ、しっかり根をはらせるであろう何とも凄い生命力に感動した。
そして目的地近くの港に到着。ここで車を置いて、ボートで宿泊地へ向かう。
緩やかな風を受け、静かな海をボートで進む。何とも爽快な気分である。まるでリゾートで訪れたかのような錯覚をさせてもらえる。
そして30分ぐらいでホテルに到着。ちょうど素敵な夕焼けを観ることができた。
しばらくして、夕食をいただいた。
肉厚の白身魚にクリームソースがとても美味しかった。
そして部屋に戻り、今日の視察整理のためデスクワークをしようと思ったが、この島には電線が通っておらず頼りは小さなソーラーパネルなので電気は大切に使わなければならない。そのため部屋にはコンセントもない。机もない。ここに来たら仕事から離れて自然を満喫しなさいということであろうと妙に納得し、夜のデスクワークは諦めて、早朝から陽が登ればやろうと切り替え、その後しばらく光り輝く空を見上げながら、日付が変わる前に真っ暗の部屋で一人就寝した。