四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今回もタイでのスケジュールは、相変わらずバタバタであったが、その合間で体験したことや、出逢った看板ネコちゃんを紹介。

まずはパタヤのタワー。景色が良いということで移動の合間に少し立ち寄ってみた。
高さ170mということもあり眺望はかなり良い。そしてそこから凄いアトラクションが・・・。好奇心旺盛な又右衛門は迷わずチャレンジ。

安全と言えば安全なのだろうが、簡単なチェックを済ませると、押されるかのようにゲート前に立つ。

パコーンと簡単にゲートが開き、係員に足を投げ出せと言われて、かなり不安なまま足を宙ぶらりんにすると、怖がっている間もなく、そのまま滑降。
滑り始めると後は地面に近づくだけのため、楽しみながらの無事着地となり、帰国してまた家族やスタッフやネコたちに会える喜びを実感した。

 

又右衛門がねこ好きなのはご存知の方も多いと思う。現在我が家は3匹の保護ネコと、1匹の半野良くんである。そして国内外とも出かけると、ねこちゃんたちに出逢う機会が多い。

そして今回も、机やテーブルの上で店番をしたりしている子たちと出逢えた。

またテーブルの下で寝転がりながらお客を待つ猫たち。他にも珍しい模様のネコちゃんに出逢えて、和ませていただいた。

あとは苦笑いされるかもだが、実はこのようなお土産ものも大好きである。同じように思った方は是非見に来てください(笑)
後は自分用のお土産にこんなのを作ってきました。製作時間約10分。中々のお気に入りである(笑)


ギュウギュウ詰めのスケジュールの中でも、ほんのちょっとでも遊びを求める又右衛門の旅であった。

 

今回も失ったかと思った財布はしっかりあったし、街で行き交う人や、電車に乗っている方がリュックのファスナーが開いているよ!とか教えてくれたり、わざわざ閉めてくれたり、親切な皆さんのおかげで無事帰国しました。おかげさまで失くしものは買ったばかりのシャツだけでした(^^;)

後編ではバンコクでの活動を。
まずはバンコクと言えばデンファレが有名である。花き関係以外の方にはデンファレと言われてもわからないという方もいらっしゃるので簡単に。

正式にはデンドロビューム ファレノプシスタイプ 略してデンファレである。ある意味ギャル語の先駆けであったのかもしれない(笑)ランの一種である。
いくつかの生産者を訪問させていただいてきた。
どのような花にも共通して言えることであるが現地で咲いている花は、日本のお店で見かけるものに比べて格段に美しい。花びらの数が足りようが足りなかろうが、曲がっていようが曲がっていまいが関係なしに、本当に美しい。是非花き関係者か否かを問わず

機会があれば一度は見ていただければといつも思う。
他にもビカクシダなど販売しているところも見学。かなりのボリュームがあり、観ているだけでも面白い。

 

この他にも多くの素敵な植物や農場を見学させていただいたが、掲載許可をいただいていないところや、紹介できる範囲に限りがあるのでこの辺で。
また他にも花市場や市内植栽を見学。

 

更に又右衛門が日本で植栽のプロデュースを担当させていただいているCafé Amazonも訪問し、充実した時間を過ごして、無事帰国をしてきました。

 

今回も本当に価値ある素敵なタイ訪問になった。何が素敵かというと観ての驚きより、今後に繋がることをいくつか見つけることができたからである。そして何より心許せる同行者、ナイスガイたちのおかげである。動けば笑う。笑いながら動くというパートナーに本当に感謝である。
さてと、気がつけば本年もう少しになってきた。今年の海外遠征は今回のタイで終了。後は年末に向けて日本でラストスパートである。


さ~~がんばるぞ!!!

また別アップでタイ訪問おまけ画像をお土産代わりに届けますので、よろしければご覧くださいませ(^^)/


東京での講演を終えて帰阪し、今年最後の海外遠征となるタイへと向かった。


12日(水曜日)発なので、週明け時間がゆっくりあるかと思っていたが、出発時間が0:40分であったので実質は11日出発。

夕方慌ててパッキングして、蛍池駅からリムジンバスで関西空港へと向かった。
関空は深夜ということもあり、比較的空いており、搭乗前にいつものビーフカレーをいただき、タイへと向かった。

搭乗時間約6時間強。相変わらず機内では眠れることなく、眠い目をこすりながら早朝に空港へ到着した。そこでトイレに向かうと、同行の羽田組とバッタリ。そのまま合流し、入国審査を済ませ、今日の目的地パタヤへと向かった。

貸し切りのバンで約2時間後パタヤに到着。眼の前には海が広がっていた。多くの人にとってパタヤはリゾート地になる。特にマリンスポーツを楽しむ人でにぎわっていた。

 

まずはホテルにチェックインし、その後ホテルや施設の植栽などをチェックし、夕食にシーフードをいいただいた。

 

あとはホテル近くを数時間散策し、昨日が徹夜であったのと歩き疲れたため早目に眠ることにした。
翌朝、ホテルを出発。乗り合いタクシーに乗車して、今回の第一目的地であるNognnooch Gardenへと向かった。ここは私のビジネスパートナーであるオーストラリアのナーセリーからも植物が供給されている広大でユニークなガーデンである。テーマパークと言っても良いのかもしれない。

OPENな荷台に腰かけながら時速80㎞での走行。受ける風は心地よいが結構スリリングである。そしてパタヤ中心部から約30分、幾何学的な植栽の出迎えを受けて到着した。
思っていた以上に豪華なエントランスで少し驚いたが、実はまだまだこの先に驚きが待っていた。その中でも印象的であったのを、いくつかを紹介させていただこうと思う。

 

まずはやはりFrench Gardenであろう。小高くなった丘から眺めるとその素敵さが眼に飛び込んでくる。

ここはPottery GardenOrchidGardenに隣接している。表情豊かなテラコッタがとても印象的。これらは全て自社で手作りとのこと。驚きである。

続いてDinosaur Valley。とても大きな恐竜が何頭も。ダイナミックである。
また小型の恐竜と植栽のコーナーが四日前にOPENしたとのこと。大人の私でもウキウキなので恐竜好きの子どもたちには、たまらない施設であろう。
その他にも動物たちが多く出迎えてくれていてその数には圧倒されるものがあった。


他にはパートナーが供給し、弊社でも多く持っているマクロザミア ムーレイやヤシ類も見事である。
また象やトラに触れあえるアトラクションもあり、個人的には丸一日滞在しても飽きないと思う。またリゾート施設もあるので、一泊で来るのも良いと思う。

そして何が驚きかというと、このNognnooch GardenResortは個人の富豪が趣味で運営しているとのこと。さらにまだまだ増床中である。本当に驚きである。いつの日かこのガーデンは世界的なリゾート&ガーデンになっているであろうとも思えた。

このような施設を訪問し、簡単であったがミーティングをさせていただけたことは、とても良い機会となった。是非また訪れたいと思う。
そして訪問後Nongnoochから一旦パタヤ市内に戻り、車を乗り換えバンコクへと向った。ただその車代を抑えようとしたためにかなり窮屈なまま3時間かけての移動となった。

到着後は身体が曲がったようなしびれと、鈍い痛みに襲われたためタイ名物の古式マッサージでゆがみを矯正してから食事を済ませ、かなり遅くなったので就寝することにした。

この続きは次回に。

まだ薄暗い早朝にホテルを出発し。バレンシア空港へと到着。
そしてチェックインを済ませ、飛行機に乗り込んだ。

短かったスペイン滞在の余韻に浸りながら、いつものように帰国途中の飛行機の中で、このブログ(又右衛門 スペインへ秋。2018)の最終回を書いている。

 今回のスペイン訪問でも、新しい人や植物との出逢いや再会があり、とても有意義であった。

訪問させていただいたナーセリーでは、いずれも温かく私たちを迎え入れていただき、順調に仕上がっている日本向けの植物を確認することができた。

そして2年ぶりに訪れた展示会IBERFRORA2018でも、出逢いと再会を頻繁に繰り返した。

会場内を歩いていると、はじめてお会いさせていただいた方やFacebookを見ていただいている方など多くの方に「MATAEMON!逢いたかった。」「KANAOKA!よく来てくれた!」などと、とてもうれしいお声を掛けて頂くことができた。

また、私たちの活動を大いに評価してくれたうえで、「日本にはMATAEMONという信頼できるナイスガイがいるよと聞いていた。もっと早く会いたかった。」とまで熱い応援メッセージをいただき、正直涙が出そうなぐらいに嬉しかった。

このような言葉をいただけたことを心の支えにして、これからも素敵な植物を紹介し、日本からも素敵な植物や文化を伝えていければとあらためて強く想った。
そして昨夕、同行メンバーと離れ、独りで路地の一人掛けのベンチに腰を下ろして、今回の訪問などを回想していた。
すると、先ほどまでは、真ん前にありながらも全く気にならなかったベンチの存在が、妙に気になり始めた。

なのでその席に、今回の訪問で出会えた人を思い浮かべ、一人ずつ腰かけていただき、思い返してみた。

あの人から頂いた素敵な言葉、うれしそうに話す声が順番に聞こえて来るような気がして、何と表現したらいいかわからない素敵な感覚に包まれた。

そして最後の一人として、自分自身をその席に座らせて向かい合ってみた。自らを見つめ直すことで、少しは色んな面も見えてきたかもしれないと思う。まだまだできていない事ばかりである。

でも振り返るばかりではなく、しっかり前を向いて進んでいきたいと思う。一生懸命。

そして最後に、目の前にいる自分に「頑張れ!」と声をかけ、双方がその席をたち、それぞれ前へと歩き始めた。

今回も「又右衛門 スペインへ秋」を最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

このブログがアップできるころには、既に日本でまたどこかに向かっているかもしれません。ひょっとしたら皆さんの前にいきなり現れるかもしれませんが、その時は笑顔でご挨拶ができればと思っています。

ではでは~~~~。

明日は早朝帰国のため、活動日としては実質最終日となる。

朝一番、パートナーであるVIVEROS CANOSのマリアさんに迎えに来ていただき、今日から始まる花き展示会 IBERFRORA2018へと向かった。
1時間弱で到着し、受付を済ませて会場内へと向かった。まずは昨日からとてもお世話になっているVIVEROS CANOS社のブースに向かい、荷物などを置かせていただき、開場前からゆっくり見学をさせていただいた。
IBERFRORA はNO.1ゾーン、NO.3ゾーンに分かれていて、NO.1にはスペインのナーセリーが主に出展している。

そこにはオリーブをはじめとする大型の樹木から、デザットプランツなどスペイン産の特徴ある植物が数多く並んでいた。
中には新しくリリースされるもので興味深いものもあり、じっくり話をさせていただけた。
そしていくつかの新規取引先とお話をさせていただき、お昼にはふるまわれた名物の巨大パエジャをいただいた。
昼からはNO.3ゾーンの小型の鉢花や資材関連を出展するブースを視察させていただいた。
そのようにして、色んな展開をするブースを見学し、再びCANOSのブースに行き、しばしミーティングをしたのち、2日間のお礼と、年明けの出荷と半年後の再会を約束して、開場を後にした。

夕刻、ホテルに到着。いつものお気に入りのお店で最後の晩餐と短かった渡欧の打ち上げを同行チームで行い、各自ホテルの部屋に戻った。

そして私は、しばし一人で夕暮れのまちを歩きながら、この数日間の記憶をなぞり、その名残りを惜しんでいた。

 

さてと、明日は帰国。落とし物、忘れ物をしないで帰らなければ(^^)v

前回のブログにも書かせていただいたが、昨晩はパソコンを開いたまま、椅子にもたれかかって寝てしまい、深夜 目が覚めそのまま朝までデスクワーク。気がつけば出発の20分前だったので大慌てで、パッキングを済ませ、部屋を飛び出し、駅へと向かった。
駅のCaféでサンドイッチとコーヒーを買って、飲み込むようにお腹に入れた。そしてRenfeに乗り込みカステロンに向かった。予定より少し遅れて2時間少々でカステロン駅に到着した。
そこには私たちのとても重要なパートナーであるナーセリーの方が向かえに来てくれていた。そして再会を喜び合い、早速車でナーセリーの拠点であるヌレスへと向かった。
このナーセリーはデザットプランツと呼ばれるユッカ各種、ノリナ、ダシリリオンやアガベ類をスペインにおいて圧倒的な品質と量で出荷するナーセリーであり、世界中から引っ張りだこである。そして又右衛門を信頼していただき、日本での販売を全て託してくれているかけがえのないパートナーである。

そして30分ほどで到着。
さっそくオフィスにカバンをおいて、植物の仕上がりをチェックするために圃場へと向かった。
このナーセリーはいち早く、又右衛門専用スペース(日本向け植物 管理スペース)を取り入れ、高品質の植物を送り出してくれている。
既にこの中には来年早々に日本にやってくる逸品が入っていた。ブログ読者にはせっかくなので一部事前公開を
まずはこれユッカ ロストラータ ヒドラ このサイズまで大きくなったものはない。最初で最後の逸品であるかもである。
これぞ逸品と言えるノリナ ネルソニー トルネード。息を飲むほど美しいウェーブ。地元ではこのウェーブを私の髪型に似ているということからかMATAEMONタイプとかKANAOKAモデルなどと呼び、人気を集めている。うれしいばかりである。今回限定で注文品として入荷予定。
又右衛門スペースに入る前のものなどを少し紹介。これはユッカ ロストラータ メデューサ 初登場である。ユッカロストラータ ブルー・スワンのマルチタイプ。通常ブルー・スワンは枝分かれしないが、ごく一部枝分かれしたものが現れ、メデューサと名付けての販売となった。後にも先にもこの数鉢になるため入国したら是非見に来ていただければである

ユッカ フィリフェラ 大型のサイズである。これを並べれば城壁ができるほどである。
大きな商業施設やテーマパークでは活躍をしてくれそう。
これはダシリリオン ロンギッシマム いい感じで立ち上がっている。
これはユッカロストラータ ブルー・スワンの少し細いものでスタンダードと呼ばれるもの。通常のブルー・スワンは少し大きすぎるとの声もあり、少し工夫し細目にしあげたもの。価格も抑え、使っていただきやすくなっているかと思うのでご期待ください。
この他にアガベやカクタスなども多くあり、さらに高質な管理場所をかなり拡大しているので今後に期待をしていただきたいと思う。
ただアガベ類は、品質の良さからかなり引き合いが多く、この先2~3年先まで、注文待ちの状況である。また入荷次第報告をさせていただきます。
まだまだいっぱいアップしたい写真はありますがとりあえずはこの辺で。詳しい事はお問い合わせくださいませ~~~。
そして少し遅めのとっても美味しいランチをいただき、資材の購入などを行い、ホテルへと送っていただいた。
そして夜に再集合し、タパスを食べながらディナー会議を行い、時間が許される限り忌憚ない意見交換を行った。

さてと明日はイベルフローラ(展示会)視察。楽しみである。また報告をさせていただきます(^^)v

ではでは、今日はこの辺で。おやすみなさい。

今日から活動開始。今回のスペイン訪問は、限られた時間のため、毎日がバタバタになるかもですが、いくつかをピックしてアップさせていただきます。

 

まず今日は、毎回訪問時と同様に午前、午後に分けて、日本で代理店をつとめさせていただいているナーセリーを見学した。

まずは午前中。朝、ホテルに迎えに来ていただき、早速契約しているナーセリーに向かう。
このナーセリーは樹齢約1,000年のオリーブからポット苗までを扱うかなり大きなナーセリーである。
到着するとまずスペインのキジが迎えに来てくれた。そしてオフィスにて新体制になったチームの皆さんと挨拶させていただき、来年日本に来る予定のオリーブの生育状況確認と今後の取り組みについてミーティングをした。
テーブルディスカッションを終えて早速、又右衛門スペース(日本向け隔離栽培スペース)にある来年出荷のものの確認をした。このスペースは、地面と接点をなくすことで線虫の侵入を防ぎ、ネットによって害虫の飛来を抑制することで、より良い状況で植物に日本へ来ていただくために増設していただいたものである。通常の工程に、このことを付加することで、日本に病害虫が来る確率を激減させることへつながっている。ただ何事もパーフェクトはないので今後ともさらに技術力を高め良き施設にしていければと思っている。まずはテーブルオリーブ。順調に生育している。このボリューム感でこの低さのものは稀少である。良い仕上がりである。
昨年直ぐに売り切れたSafari。来年度は少し大きめであり、値ごろ感も良い提案ができると思うので、人気が出るのではと思う。
そしてわずかの限定数のみ入荷している高地にて育ったピレネー。比較的低温にも強く、枝の動きもあって面白い。この他にも樹齢300年のものなどをチェックしてきた。
この他にもスタンドタイプのものや、ちいさなものもあり、色々視察。ただ日本の国内産であるものは、価格だけの競争になるので控えたいと思っている。そして色んな圃場を視察。気がつけばタイムリミットとなり、視察を終えることとなった。この視察では深刻な病気など一切発見できず、安心して次の目的地に向かうことができた。
スタッフの皆さん。ありがとうございました。荷物の到着を楽しみにしています(^^)v
午後からは付き合いの一番古いナーセリーを訪問。私がスペインからオリーブを輸入するきっかけとなったナーセリーである。このナーセリーは、親子兄弟で経営をしているためとても安定をしているのが特徴である。
比較的大きなオリーブを特徴としている。最近では中国からの依頼も多いようで、盆栽のように仕立てたものが多く並んでいる。
その他にフィカスなどもあり、興味深いものもいくつかあったのでチェックをいれて、午後の視察を終えた。
明日は早朝に出発のため、アリカンテ駅近くのホテルに移動。
その後夜にセッティングされたミーティングまでの空いた時間に街歩きをしながら植栽などをチェック。

そしてミーティング終了後、深夜このブログを書いていると机を前に、椅子にもたれて眠ってしまい、早朝、書き足しています。さて今日は電車で移動。今からパッキングしていってきます(^^;)

大慌ての又右衛門です(^^;)

昨晩、天気予報をにらみながらパッキングを行っていたところ、台風24号により関西空港閉鎖のニュースが入ってきた。

万事休すかと思いきや、閉鎖時間は1100分とのこと。私たちの搭乗予定の飛行機は1030分のため、このままの台風の進むスピードであればギリギリ旅立てると、全てパッキングを済ませた。

そして、明日の朝が大雨ならスーツケースを積み込むのが大変だと思い、小雨の中、濡れながら、夜のうちに車に積み込んだ。
そして早朝、ご飯を欲するネコたちの頭をなでながら出発のため家を出たところ、雨は降っていなくて、少し微妙な気持ちになった。
そして本社に向かう途中、再度 氏神様に、出発後の日本にいるスタッフと植物の安全、良き出張になることのお願いをし、本社に車をおいて最寄り駅にスーツケースをゴロゴロしながら向かった。
その途中では、はじめて会う三毛猫ちゃんに遭遇。「いってきます」と手を振ったが無表情であった。

そして電車とリムジンバスを乗り継ぎ関西空港へと向かった。
向かう途中ニュースで何度も良く見た関空大橋を渡った。すると事故のため有料道路の料金所には、通常のようにそのままは入れず、一旦関空島に上陸して、Uターンして料金所を通過するという特別措置が取られていた。

そして定刻、空港に到着。訪問先のお土産を購入し、自動チェックイン。
カバンを預けると、今日の便は台風接近のため30分繰り上げて出発するとのことで、お気に入りのお店で、朝食を詰め込むように食べ、慌てて搭乗ゲートへと向かった。
そうしてアナウンス通り、30分前に搭乗し、一旦 オランダスキポールへと向かった。今回のフライトも、最高峰ではなく最後方の座席であったので比較的空いており、気兼ねなく到着までの11時間半 山積みである原稿の作成やデスクワークを無心でおこなうことができた。

そして無事スキポール空港へと到着。そして乗り継ぎ。

出発予定時刻を1時間以上過ぎて、やっと出発。
予定より1時間遅れでアリカンテ空港に到着。その後、タクシーでホテルへ向かい、自宅を出発して24時間ぐらいで本日の目的地であるホテルに到着した。


今回のスペイン訪問は、いつもより日程がタイトなため、バタバタになるので

しっかりと頑張ります。

さてと、日付も変わったので、そろそろ眠ります。明日からの訪問で公開可能なものはFacebookとブログでアップします。非公開のものをご希望の方は、ハッキングされないようにテレパシーもしくは寝言で送りますので、希望者は受けとる準備をお願いします。(笑)

 

日本は大丈夫かな~~。かなり気になる。
ではでは、おやすみなさい。また明日!

昨晩からのデスクワークとパッキングを済ませ考え事をしていると、チェックアウトまであまり時間がない状況になり、とりあえず予約したシャトルバスに乗り遅れないようにロビーへと向かった。
外に出てみると、少しであるが雨が降っていた。ここでは久しぶりの雨であろう。続いた晴天でブリスベン周辺は干ばつと言えるほど乾燥していた。土は乾き続け畑の野菜はかなり厳しい状況。家畜のえさになる牧草も大変であろう。山中の、乾燥に強いと言われる種類の植物ですら、かなり苦しんでいるように見える状況である。さらに内陸部にいくともっと深刻な問題になっているとのこと。花卉園芸生産などの農業や牧畜業を営む人、また自然の植物にとってはたとえ少量であっても恵みの雨である。ただこれぐらいの雨であれば湿ったくらいにしかならないかもだが晴れるよりは余程良いのでなないかと思う。

パートナーのDanny氏は、私のことをハッピーレインマンと呼ぶぐらい、今までかなりの確率で雨が降ったのを知っているので、実は結構期待をしていたらしいが、昨日までの4日間は、その期待を大きく裏切り、毎日眩しいばかりの青空であった。

そのような中、ようやく帰国日の朝に雨が降ってくれた。観光で来られた方や、雨が困る方々もいるので失礼な話かもしれないが、とてもうれしく感じることができた。空港に植栽されたボトルツリーも喜んでいるようにも感じた。
そして空港内に進み、苦手な自動チェックインを済ませ、出発ゲートへと向かった。
出発までに少しだけ時間があったので、航空会社のラウンジで簡単に食事でもしようと思って中に入ったが、口にしたとたん何となく急に意欲が薄れ、喉を通りにくくなってしまい、シリアルを少々いただき、ラウンジをでて定刻出発の飛行機に乗り込んで、空の上で、このブログを書いている。今回も素敵なパートナーのおかげで素晴らしい訪問となった。
まずは第一に全ての行程を企画し、万全でない体調でありながらも、全てに同行し、パーフェクトにやり遂げてくれたDanny氏、そしてファミリー。言葉では表せないぐらいの感謝の気持ちでいっぱいである。
おっと・・・忘れてはいけない愛犬?忠犬?ロカも家族の一員。本当にありがとう。ほとんど遊ぶ時間が無くてごめんね。次はきっと・・・・・
またDanny氏のおかげで大事なパートナーとも言える植物に会うことができた。本当にエキサイティングであった。
そして初めて訪問したナーセリーでも多くの縁で結ばれた。ナーセリーの皆さん。本当にありがとうございました。このご縁を大切にさせていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
そして、今回の訪問の多くの行程をご一緒させていただいたガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームの方々との活動はとても貴重な時間であった。

訪問中は、互いにジョークを沢山言い合うような身近な距離感で接していただけ、みんなの笑いが絶えない状況であった。しかしながらひとたびスイッチが入ると互いの目が変わり、真剣に植物を見定める。そしてその中から見えてくるオーストラリア、シンガポール、日本の考え方や用途の違いや、逆に全く同じであることが見えてきて、互いを知り合うには絶好な勉強の機会となった。CEOはじめ皆様には本当に感謝です。

そして、最後になってしまったが、今回の訪問を価値あるものにしてくれたのは、英語が苦手である私の通訳役をかってでてくれた素敵なサポーターの皆さんである。
フライトの合間を縫って忙しい中、大事な初日をつとめていただいたKaoriさん。昨年のバオバブプロジェクトの時もですが、現役CAならではの判断力と気遣いで本当に助けられました。ありがとうございました。

2日目3日目の山中や長い移動時間を担当してくれた弁護士のMegumiさん。山中移動の揺れる車中、私の似顔絵を描いたりしながらも、きちんとした法務の話をしてくれたり、相変わらずの明るさで疲れを感じさせなくしてくれ本当に感謝です。

現役で通訳を本業とされるMayumiさん。さすがとしか言いようがない語学力。私の微妙な日本語やとても大事でナイーブな内容を、見事にクリアしていただけた。本当にさすがです。公式通訳の機会があれば是非頼みたいです。


このように素敵なキャリアを持つ方々が、急に渡豪が決まった又右衛門のサポートをする

ために、時間を作り集まってくれた。本当にかけがえのないものです。心より感謝申し上げます。本当にありがとう
そろそろ成田空港が近づいてきた。ちょうど今回のブログ執筆も終わりです。

最後に皆さま。本当に、本当にありがとうございました。この皆さまからいただいたご恩をしっかり形にし、さらに大きく育て上げ、多くの方々や植物に繋げていければと思います。

ありがとうございました。

 

追記 相変わらずの乱文にも関わらず「又右衛門。オーストラリアへ。秋」をお読みいただいた皆様本当にありがとうございます。どこかでお会いできましたら素敵ですね。ではまた!!!


最後の最後にもう一度!

ありがと~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!



四代目 又右衛門

早朝に起床。今日も快晴。バタバタとパッキングを済ませる。


静かに部屋をでて、とてもお世話になったDanny氏の家を振り返り、いつも以上に何度もお辞儀をした。

バタバタのため遊び相手もしてあげられず、拗ねたようにも見えるロカ(わんちゃん)が見送ってくれた。

さて明日は帰国のみのため、今日は実質の最終日である。残った体力を振り絞り(笑)Danny氏と2人で出発をした。

ナショナルパークの素敵な植物に囲まれながら、ワインディングロードを走り、約一時間で隣町に到着。ここで本日のアシスタント役をかってでてくれたMayumiさんをピックアップ。Mayumiさんは今年の2月にも助けていただいた方です(^^)v

途中ドライブインのフードコートで朝食をとった。マクドナルドはいつもながらちょっとしたセットでも約1000円。Caféでしっかりしたモーニングを食べると2,000円ぐらいはする。オーストラリアの物価の高さを身に染みて感じる。(ちなみにコンビニのようなところで冷えたコーラは3~400円ぐらいです。)
私は健康のためサラダのみをオーダー。たたみかけるようなスピードのネイティブな言葉で、ただただニコニコ笑う又右衛門に差し出されたのは、ラップされたサンドウィッチ。
何故だろう?おまけにドレッシングと試飲で出されたジュースとの区別もつかずに悲しい状況であった。ただ一番肝であるコーヒーは希望のブラックコーヒーだった(^^;)

そのコーヒーを左手に、スマホを右手に握りながらナビゲーターをつとめ出発から約4時間で第一目的地のカメリアガーデンに到着。

ここでシンガポール ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームと合流し、ガーデン内を見学させていただいた。

椿の品種も多くあり、興味深く話を聞かせていただいた。また椿ということもあり日本人の私に多くの質問をしていただけた。また来年はカメリアの大会が日本であるらしく、来日予定とのこと。再会できれば素敵ですねと言葉を交わして次の目的地に向かった。

引き続き2台の車で移動。次は小型の鉢植えから、中型の樹木を扱うナーセリー。卸も行っている。
到着し、挨拶するや否や私の手を引っ張り作業場へ連れていった。そして作業しているゾーンへ。そこには寡黙に働く日本人の青年がいた。名前は「Hidetake」くん。ワーホリで来ていたイケメンの青年である。

ナーセリーのオーナーからは「日本人の青年大好き!真面目に本当に良く働いてくれる。」と言っていただけ、何だか私も褒められたような感じすらした。先日のセネガルでもJICAで活動する女性と出逢うことができ、日本人としてとても嬉しく、誇らしく感じることができた。そして記念写真を撮り次へと移動した。

そしてまた次のナーセリーに移動。ここは中型から大型の樹木を扱っている。少し珍しいものも点在していた。

ただ、日本においては在来種で代替できるものもあるので、植物には強い興味はなかったものの、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームの選択の仕方などを拝見していると、参考になることも多く、意義深い訪問であった。

そして3つのチームで一緒にランチをいただいた。ここでのランチが出てくるのがとてもゆっくりでスローな時間になってしまったが、今後のイベント企画や取り組みについて、しっかり話をすることができ、また私の役割についてもしっかり話すことができた有意義な時間となった。

昼食後は最後の訪問地である希少な植物を扱うところを訪れた。ここのナーセリーの公開の許可をいただくのを忘れたので、また連絡が取れ次第公開させていただきます。
後日のアップを楽しみにしておいてください。

その前に少しだけ紹介させていただくと、分厚い図鑑にも紹介される著名な活動家がオーナーのナーセリーで、希少な植物を多く持っており、世界的に名の知れた植物園であっても、数回は足を運ばなければ受け入れてすらもらえないこともある。

ところが、今回は初めての訪問にも関わらず、私の活動を理解し、つなげてくれた素晴らしきパートナーのDanny氏のおかげで親切に中を紹介し、色んなアドバイスをしていただけた。本当にDanny様様である。
このようにして今回の私の訪問先はすべて終了。ここで一日以外ほぼ一緒に行動していたガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームとお別れ。互いに褒めちぎり合い(笑)固い握手を交わし、近い再会を約束して、次へと向かった。

私は助手席に座り、疲れたDanny氏を横目に見ながらホテルへ。

途中何度か、国際免許を持っているので運転を代わろうか?と言ったが、Danny氏は頑なにハンドルを握り、最後の最後まで私を気遣い、1時間ほどかけて空港近くのホテルへと到着した。

とうとうここでDanny氏ともお別れ。言葉ではうまく表せない私はただただ彼を抱きしめながら、感謝の意を身体で伝え、ここで見送った。
そして本日お世話になったMayumiさんにお迎えが来るまでの間、

ロビーでお話をさせていただき、再会を約束し、お迎えが来たので見送らせていただき、とうとう一人になってしまった。

 

その後にぎやかだった数日間が嘘のように静まり返った部屋で寂しさを感じながら、朝までデスクワークをして気を紛らわすことにした。

さ~明日?数時間後?に帰国である。気持ちを切り替え、気合を入れ直して頑張ろう!!!