四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

シンガポールから帰国し、最終日は再び北部へと向かった。

 

バンコクに比べて少ししのぎやすいようにも感じるが、PM2.5の影響か少しかすみがかっているようであった。

北部では現地通訳の方を紹介いただき、農園をいくつか訪問し、生育状況を拝見させていただいたり、今後の取り組みなどを聞かせていただいたり、とても勉強になることが多い1日となった。正直バンコクのマーケットでの仕入れは他社との競合するため、あまり興味はないが、業界が違う方々と将来を見据えての新しい取り組みを行うことはとても興味深く思っている。そのような楽しいことを頭に思い浮かべ、今回の訪問を振り返りながらいつものように帰国の機内でこのブログを書かせていただいている。

ご存知の方も多いが、現在タイは輸入植物のハブのような存在になっている。特にコーデックスなど希少な植物などは、アフリカなどの各国から集められて、また各国へと輸出されている。

そしてそこには日本人も多く買い付けに行っている。

その理由はとても簡単で、通常タイ以外の海外から植物を輸入する場合はコンテナ単位になるため、私たちのような企業はともかく、個人での輸入は到底行えるものではないのだが、タイでは1個の単位からでも買うことができ、EMSなどで送ることもできるという大きなメリットがあるからである。

つまり私のように多くの時間をかけ世界中を自分の足で周らなくても、タイに行くだけで色んな国の植物が買えるのである。何とも効率的である。それがゆえに個人輸入者でも十分にスモールビジネスとして完結させることができている。ある意味この方法が正解なのかもしれない。

でもしかし非効率的と言われても、私は基本自分の足で現地を訪れ、大地や植物に触れ、その土地の方々と接して植物輸入をするスタイルを続けたいと思う。なぜならば私にとって植物輸入は収益を求めるだけが目的ではないからである。

もちろん活動をする以上、まったくの赤字では継続ができなくなるし、企業を営む者として、利益を上げるための活動をする義務がある。ただ、それだけではない。純粋にその地の風を全身で感じながら、そこに住み暮らす人や植物に触れたい。

 

そしてその人や植物から預かったメッセージをより多くの人に伝えたい。植物を通じて国際交流をしたいと思っている。もっともっと現地の人や植物、大地から多くのことを学ばせていただきたいからである。

 

そのためにはやはり自らがその地に身を置かなければならないと思うからである。特に不器用な私には・・・・・

今回のタイ、シンガポールでもとても素敵な縁をいただくことができ、本当にうれしく思う。

多くを学ばせていただくことができた。

 

さ~~日付も変わって随分経ったのであと少しで日本に到着かな。早速また誰かに今回学ばせてもらえたことを伝えよう・・・。楽しみである。

最後まで東南アジア編をお読みいただきありがとうございます。毎日がやりたいことが多すぎて、数時間の仮眠状態で書かせていただき、かなりの乱文かと思いますがお許しくださいませ。では~~~~。

広いベッドで一人ゆったり仮眠をとり、頼んでいたモーニングコールはなく、出発時間が近づき慌ててシャワーを浴び、パッキングを終えてホテルをチェックアウト。そして空港へ。

今日はタイを離れてシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと向かった。今回の訪問は、数日前からはじまったSAKURA MATSURI向けに送った桜や菊人形の状況チェックとイベントを観るためである。

バンコク スワンナプーム空港を出発し、約2時間でシンガポール チャンギエアポートに到着。相変わらず植物をいっぱい使った素敵な空港である。特に荷物のターンテーブルでもこのように・・・。この辺は日本は大いに見習わなければならないと感じた。

そして各植栽をチェックしたのち、TAXIに乗り込みガーデンズ・バイ・ザ・ベイへと向かった。

到着後、まずOFFICEを訪問し挨拶をさせていただき、その後早速「SAKURA MATSURI(桜祭り)」が開催されているフラワードームへと向かった。

フラワードームに入ると、まずパートナーである福島県二本松の菊人形が目に入る。多くの方がフォトスポットにしており、とてもにぎわっていた。

最近はJヴィレッジやCafé Amazonなど福島での活動が多く、福島が元気に活躍する姿は、今まで以上にうれしく感じることができる。

そして進んでいくと赤い鳥居が目に飛び込んでくる。この付近にも日本から私たちが送り出した木蓮などが飾られている。

更に進むとチーム又右衛門はじめ各地からの素敵な桜が咲き誇り、多くの人をくぎ付けにしていた。またすれ違う人から漏れ聞こえる称賛の声から多くの人に感動を与えていることが直接伝わり、思わずこみ上げるものがあった。

また多くの人がそれぞれに個性を発揮している植物を背景に写真を撮ったり、一つずつの花の写真を撮ったりしている姿を近くで見ていると、日本の花きの素晴らしさが伝わっていると感じ、誇らしく思うこともできました。

さらに「SAKURA MATSURI」会場に隣接するところにはJAPANブースが作られ、日本の縁日を再現したような屋台風のお店や浴衣のレンタルコーナーが並び、多くの外国人でにぎわっていた。

SAKURA MATSURI(桜祭り)はガーデンズ・バイ・ザ・ベイに数ある年間イベントの中でもとても人気のあるものである。そのイベントの重要な役割をチーム又右衛門に与えてくださったガーデンズ・バイ・ザ・ベイの方々や関係者、このプロジェクトを助けてくれるパートナー、そしてなんといっても素晴らしい日本の植物に心より感謝したいと思う。

そして「SAKURA MATSURI」会場を後にし、その後GBBで過ごせる約4時間を停まることもあまりなく、ひたすら歩き続け、今まで日本から送り出した植物の状況を確認したり、パートナーの植物をチェックしたり、時間がある限りできるだけ多くのパビリオンを周って植物に触れてきた。

そしてタイムリミットがきたので、後ろ髪を引かれる思いでガーデンズ・バイ・ザ・ベイのCEOに見送られてTAXIに飛び乗り、チャンギ空港へと向かった。

そしてチャンギ空港で少しトラブルはあったものの無事出国し、再び約2時間のフライトでスワンナプーム空港に到着。その後無事ホテルへと戻ることができ、シンガポールの日帰り視察は終了となった。

半分以上は移動時間で実際の視察時間は4時間と短く、考え方によれば非効率な訪問と言われるかもだが、私たちが日本から送り出した植物が、どのような花を咲かせ、どのような評価を得て、どれだけの感動を与えることができているかを自らの目で実際に確認できたことは、とても意義深く価値があったと感じている。

そして私たちチーム又右衛門にとって、引き続きガーデンズ・バイ・ザ・ベイに日本の素晴らしい花きや文化を届けることに、使命感とやりがいを強く抱くことができる、とても感慨深い一日となった。

さて明日は最終日。再びタイでの活動。気合を入れて頑張ろう!!!

今朝は、連日数時間しか眠れない状況と、昨晩から調子が悪いレンタルWi-Fiのせいでストレス満載のまま朝食をとり、ホテルを移動するため大きなスーツケースをもってチェックアウト。

正直テンションが上がらないまま出発のためロビーにいると、数人のホテルスタッフが私のことを覚えていて、元気よく再会の挨拶をしてくれた。

そのような歓迎モードを感じていると少しずつ元気になることができ、出発時にはいつもの調子に戻ることができた。

そして車に乗り込みチャトチャック第2マーケットへと向かった。少し早めの到着のため、まだ閉まっている店も多く、全て見ることはできなかったがここでもいくつかの植物の情報を仕入れさせていただくことができた。

そして、他の店舗があくまで待つことになり近くにあるタイで約2000店舗展開するCafé Amazonに立ち寄った。
ご存じの方もいらっしゃるかもですが、私はCafé Amazonが日本展開する店舗のグリーンプロデューサーをさせていただいているので、バンコクに来たときは、時間があればいろんな店舗を訪問させていただくようにしている。そして今回も眠気覚ましのコーヒーを注入し、さらに元気になって、再びチャトチャック第2マーケットや、少し離れた店へと向かった。

その色々な店舗の品ぞろえと実際に現場に立つ弊社のスタッフの要望をすり合わせができ、双方にとって良い情報交換もできたのは価値があった。また何か基本はタイからの輸入はまだ未定だが、機会があれば比較的早い段階で公開ができると思う。

そしてお昼タイムになったのでロードサイドの露店で食事をいただいた。ここのお店は、麺類やおかずご飯はお替わり自由のいわゆるビュッフェスタイルである。

そしてその価格は49バーツ。日本円で約180円。かなりの激安である。しかもデザートもついている。

ただお替わり自由のご飯はランチジャーではなく、クーラーBOXに入っていたのには少しおどろいたが(笑)

そしておなかも満たされたので出発。引き続きその後も色んな販売店を訪問させていただき、うまく情報をいただくことができたので皆様には楽しみにしていただければと思う。

そのようにマーケットを周っていると出くわすのは素敵な植物だけではない。このように日本では考えられない積み方で植物を輸送するトラックを見かける。見事である。

一見乱暴な積み方にも見えるが、本当に器用にあまり痛めることなく積んでいる。見かけるたびに凄いなと感心してしまう。

そして中にはこのようなとんでもないはみ出した状態で植物を輸送する車も見かけた。確かに最後尾に赤い目印をつけてはいるものの・・・・・案の定ハンドルを切るとその辺の植木をなぎ倒すのではと思うほど左右に振れていた。

そんなこんなの今日の視察は陽が落ちるまで行い、暗くなり植物を見ることができなくなったのと同時に視察を終えることにして、空港近くのホテルへと送っていただいた。そして今回の視察で、お世話になったパートナーと別れ、私たちはチェックインのためホテルへと入った。

その後軽く汗をながして、スタッフと二人+ニャンズだけで近くのタイ料理の露店で打ち合わせしながら食事を行い、あまりの辛さにむせたものの食事を楽しみ、各自ホテルの部屋へと戻ることにした。

そして私はこのブログを部屋でかいている。本来であれば、もっと素敵な植物の写真をアップさせていただきたいところであるが、販売店の方々へのご迷惑につながってはいけないのでこの場では控えさせていただくので、興味がある方は、展示会とかで私に出くわしたときに、ぜひ呼び止めて情報収集をしていただければと思います。

さー明日は、いったんタイを離れるため早朝に起床。またもや仮眠ぐらいしかできないがこの辺でブログを終えて、明日の準備を行います。ではでは、またあした!

週末は大植で開催された植物の展示販売会である大感謝祭に出展させていただき、遠くは九州から車を乗り付けお越しいただいたり、近隣他府県の方も多くお越しいただけたり、いつもより盛況な展示会となった。

そして週明けは、様々な打ち合わせも多くあり、バタバタしたまま12日夕方に一旦帰宅し慌ててパッキングを行い、深夜関空へと向かった。

そして日付が変わった13日0時過ぎに飛行機に乗り込みバンコクへと向かった。

そして定刻にバンコク スワンナプーム空港に到着。早朝の到着のため空港でしばし時間をつぶし、現地パートナーと合流。早速、現地視察へと向かった。

今回は初めてバンコクを訪れるメンバーもいるので、とりあえず一般的ではあるがチャトチャック園芸市場の視察を行った。

相変わらず多くの植物が並べられていて、それぞれに特色を持っており、見る人を楽しませてくれる。

中には、おっ!と思うものもあるがトレサビリティーが明確ではないので購入するつもりは無い。現状を把握してみるために、CITESが必要な植物を販売しているところを、何軒か聞いてみたが、CITESを保有しているもののほうが少なかった。

ただ中にはしっかり種から育てている生産者もごく少ないがいるようなので、次回生産現地を調査してきたいと思う。

その後、移動し、バンヤイ地区マーケット数か所の視察を行う。

横幅150cmオーバーの超大型ビカクシダなど中々興味深いものもあったが、調査目的のための、いくつかのやり取りをさせていただいた。

その他にもユニークな出展者を訪問させていただき、とても貴重な時間を過ごさせていただいた。

あまりにも興味深いものが多かったのと、トレサビリティ―の確認などで時間がかかってしまい、かなり遅刻をして夕刻、他のパートナーとの待ち合わせ場所に到着し、情報交換をさせていただき、その後みんなでディナーミーティングを行った。

そして遅くまで植物談義を交わさせていただき、良い時間になったので、ホテルに送っていただき、たまった資料を整理しながら、あいかわらず機内では、ほとんど眠れず徹夜状態であったため、日付が変わり充電切れとなってしまい、何とかこのブログを書くのが精いっぱいで就寝させていただきます。

というわけで今まで以上に、おかしな文章になっているかと思いますがご了承くださいませ。おやすみなさい。

今週も都内出張が2回でいずれも重要なミーティングに、奈良においてのプロジェクトがあり、さらにトラブルもあったりで、とても速く感じる1週間であった。

 

そして今日3月3日、日本においては、桃の節句(ひな祭り)である。しかし世界的にみると・・・・・

世界野生生物の日である。

なじみはまだないであろうが、“ 国連は、平成25年12月、環境保全上だけでなく経済的、文化的にも重要な野生動植物の保護の取組を強化することを目的として、3月3日を「世界野生生物の日」に指定しました。”とある。

私たち日本人は、子どもたちや娘の健やかな成長を願い桃の節句を祝い、お雛様を飾ったり、ささやかであっても何らかの宴を開いたりしている。

ただここで認識しておかなければならないのは、子どもや娘だけではなく、人類が地球上に生まれ、生存していくために、植物は欠かせないものであるということである。

 

酸素を作り出し、食料となり、衣服となり、住居を作る素材となり、いわば衣食住の要となっている。さらに薬草などは薬の原料を生み出す役割も担っている。それら植物は自らの身体の一部や全部を捧げ、人類や動物の生活を支えている。それも無言で・・・・・

 

私たちはそのような素晴らしい植物に畏敬の念を強くもち、今後も生活をしていかなければならないと改めて強く感じる日となりました。

 

私たちは、国連および経済産業省、環境省、農林水産省など各省庁の指導のもと公益社団法人 日本植物園協会のメンバーの一員として本取り組みの普及啓発を行いながら、地球上に生を受けた一人として国際ルールを遵守し活動していきたいと思っています。

今日は最終日。いつものように朝一番からホテルでモーニングをとり、その後は少し離れた「ツリートップウォーク」へと向かった。自然の遊歩道のようなもので今まで聞いたことはあるものの行ったことはなかったので行ってみることにした。

入り口近くまでは車で行くことができるがその先2.5Kmは山道である。ま~2.5kmぐらいはへっちゃらと思いきや、片道約40分のアップダウンは結構きつい。

行き交う人も結構汗だくになっている。ただ途中は普段目にするとがない種類のみどりに囲まれ、マイナスイオンもめーいっぱい吸収できるため、少々息を切らしながらも快適に歩き進むことができた。

出発から約40分で目的地のツリートップウォークへ到着。結構スリリングな高さであるが、良い風も吹き楽しむことができる。

 

この吊り橋を約10分間で渡り、再び山道にもどり岐路についた。そしてまた約40分歩き続けて、車の通る道へと降りてくることができた。軽装で臨んでいたもののこのツリートップウォークは、観光やアトラクションというよりは結構しっかりしたウォーキングになるため、行かれる方はぜひその準備をされることをお勧めしたいと思う。

そして、ここから車を探すも中々見つからないため、バスと地下鉄でホテルへと戻ることにした。その後は今回の渡航は予算の関係もあり深夜便で帰るため、出発まで時間が十分にあるため、しばしチャイナタウン周辺で過ごすことにした。

そして少し気になっていたかき氷屋さんへと向かった。かなり人気である。

さすが混んでいるだけのことはあって、中々おいしかった。かき氷のほかにもメニューがあるためチャイナタウンに行かれた方はぜひ立ち寄られてはと思う。

そしてまた再びホテルに戻り、出発までの時間を利用してこのブログを書いている。

 

今回、Gardens by the Bay 再訪にも関わらず、色んなことを学ばせていただくことができた。

またまだOPENしていないアトラクションをいち早く体験させていただけたり、ランチミーティングでのホットな話や依頼もいただけたり、とてもワクワクする有意義な時間となった。

また日本から送り出した花きが元気にしており、多くの方が観ていってくれることを横目で見ながらとてもうれしい気持ちになれた。

そしてさらに日々拡張や新しいことにチャレンジし、訪れるたびに驚かされるGardens by the Bay は本当に素敵な植物のテーマパークである。世界一といっても過言ではないだろう。

私たちチーム又右衛門はこのGardens by the Bay の日本を代表する正式なサプライヤーであり、日本の花きのプロデュースをさせていただけることを本当に誇りに思う。

これからもさらに自らに磨きをかけ、さらに素敵は植物やデザイン、文化を提供し、この地から世界に向けて発信していきたいと思う。

今回もガーデンズバイザベイに皆様、生産者、プロジェクトメンバーの皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。

早速日本に戻り、次の提案に向けて第一歩を踏み出します。

 

今回も私の乱文のブログを最後までお読みいただきありがとうございました。これにてシンガポール編を終わりにします。


もし、ブログをお読みいただいた方で素敵な植物をお持ちの方や興味がある方はお声掛けください。

みんなの力を合わせて新しい扉を開けていきましょう!!!

12日。今日は朝一番から地下鉄でシンガポール植物園へと向かった。

ホテルのあるチャイナタウン駅から乗り、入り口のあるBotanical Garden駅にて下車すぐに到着。

ここで大阪大学 名誉教授であり、テラプロジェクトの理事長でもある小林先生とともに「みどりのサンタ」に扮して植物園を視察した。

入場して早速大きな竹林が目に入る。さらに進むと広場ではヨガをする人。ボール遊びをする人などそれぞれが週末を楽しんでいる。

芝生の広場の向こうには大きな池もあり、何とも気持ちのいい空間である。

池のそばまで行くと、黒鳥が寄ってきて、その姿を写真に収めたが、まるでネッシーの写真のようになってしまった。

 

そして時間が許される限り、植物園で過ごし、再び地下鉄でホテルへと戻った。

 

ホテルでは小林先生の知人でシンガポールに赴任をして2年になる方をご紹介いただき、今後のビジネスや研究について、色んなことをディスカッションさせていただくことができ、多くを学ばせていただけた。

そしてその夜はその方の手配で、とても人気店でなかなか予約も取りにくいお店に連れて行っていただけ、とても美味しい地元料理をいただくことができた。

 
夕食中も全く異業種でありながら双方に通ずることが多くあり、その中からいろいろなことを学ばせていただけ、脳も胃も120%満たされ大満足の時間を過ごさせていただいた。

 

そして少し寄り道をしてからホテルに戻り、また机に向かってパソコンとにらめっこをしている。そしてまた日付も変わったので眠ることに・・・・・

 

おやすみなさい。

Gardens by the Bay のCEOや役員の方々とのランチミーティングを終え、それぞれの

チームにわかれて園内を散策することにした。
最近は保育園や小学校での講演など、子どもとの接点も多いので、私たちはまず、

ガーデンズバイザベイでの人気スポットでもあるChildren Gardenを見学した。 

多くの子どもたちが大喜びで水と戯れていたのが印象的であった。このような施設は四季があり限られた時期しか活用できない日本では難しいかもだが、シンガポールのように一年中遊べるところであれば価値が高いと感じられた。

そして大きなサボテンやユッカ類など、デザットプランツが多いカクタスガーデンを確認してきた。昨年訪れた時よりさらに成長しており、その速さに少し驚きを感じるとともに、もうすぐ天井に届きそうな柱サボテンを今後はどのようにメンテナンスするのか、興味深く感じた。

そしてフラワードームに戻り、今回、日本花き輸出協議会とプロデュースさせていただいた福島県二本松の菊、「千輪咲」について、日本から同行しているTV局の取材と、地元メディアのインタビューに臨んだ。

この見事な菊を多くの人がスマホで撮影していて、日本の花き技術の高さに驚いていた。

またこの他に、今春新しくOPENする4Dによる新施設を体験させていただき、その素晴らしさに一行から感嘆の言葉が出ていた。

この施設は時間があまりない訪問者にGBBの素晴らしさを凝縮して感じてもらうためのもので、きっと人気スポットになるであろう。このほかに工事中の施設も案内していただいたが、まだOPEN前なのでここでは控えさせていただきたいと思う。ぜひ皆様には4月中旬以降に訪問していただければ、と思う。

そしてそのような素晴らしい時間は経つのが早く、事務所で荷物を引き取り、後ろ髪を引かれる思いでGBBをあとにしホテルへと向かった。

そしてホテルに帰る途中、とってもローカルなフードコートのようなところで地元の人に混ざって夕食をとることにした。

私の選んだご飯はこれ。お店のメニューの看板では普通であったが、半分以上食べ進めていくと手が・・・・。何となく見たとたんに食欲が減退してしまい、食事もそこそこにホテルへ。デスクワークをしていて、気が付けば日付も変わっていたので、

明日に備えて寝ることにします~~~。あ~~素敵な一日であった。皆様。おやすみなさい

昨晩の興奮も冷めやらないまま朝食をいただき一行でガーデンズバイザベイへと向かった。

まずはヘッドオフィスで簡単なミーティングを行い、その後、今回初めて来園のスタッフも多いため、気温が上がらないうちに屋外の施設を視察させていただいた。

まずはヘッドクォーターを出発し、スパーツリーのふもとへ。 

その後ゴールデンガーデンを経て、銀色のビスマルキアが美しいシルバーガーデンを見学。

そして、シンガポールの主要民族の文化や、植民地時代の文化に植物がどのような役割を果たしていたのか、その歴史的な意味合いなどを学べるヘリテージ・ガーデンを見学。

 

次に、6つの庭に咲き誇る熱帯雨林の花や植物たちが環境とどのように関わっているか、またその様々な働きについて学べるワールド・オブ・プランツをさっと見学し、知識を深めることができた。

その後、気温が上がってきたこともあり、Gardens by the Bayのメインである世界最大のガラス温室「フラワードーム」へと入ることにした。

まずは一番上から。このフラワードームのシンボルともいえるドラゴン。いつ見ても威厳と可愛らしさを兼ねそなえていて、最上部から来園者をやさしく見守ってくれているように感じられる。

そして昨年私も行ってきたセネガルからのバオバブやマダガスカルのモリンガ、南アメリカからのチョリシアなど、私が懇意にしていただいている、友と言っても過言でない海外のパートナーから届けられた素晴らしい植物がそびえたっていた。

またオーストラリアのパートナーから届けられたバオバブやグラスツリー、ボトルツリーが元気いっぱいにしていた。

また樹齢1000年を超えるであろうオリーブや南米からのヤシに圧倒されながら下へと降りていく。

するとイベントスペースとなり、春節を迎えて「ダリア祭り」が開催されていた。

その中に前回日本から送ったシンビジュームや牡丹が元気に咲いていて、多くの人がダリアとともに写真を撮っていてくれたのを、うれしくウォッチングさせていただいた。
そしてフラワードームをいったん後にして、もう一つのメインとも言える「クラウド・フォレスト」を視察させていただいた。

35メートルの高さの人工の山と滝の中で、高地に咲く蘭や涼しく湿った熱帯山地に育つ食虫植物やシダ類を楽しませていただいた。特に子供たちが食虫植物にとても興味を持っていたのが印象的であった。

このほかに一昨年、私がプロデュースさせていただいた椿も元気にしており、ホッと一安心するとともに、とてもうれしく感じた。

そしてお昼を過ぎ、私たち一行はガーデンズバイザベイのCEOであるFelixさんにご招待いただき、美味しいランチをいただきながらミーティングをさせていただいた。Felixさんとは、昨年オーストラリア視察を一緒に行った時以来の再会である。

 

このランチミーティングでは、今後の取り組みのことを聞かせていただいたり、まだここでは公開できないが、とても興味深いプロジェクトの依頼なども受けることがででき、素敵な時間を過ごすことができた。この内容については乞うご期待である。

そして食事後、全員で記念撮影を行い、数か月後の再開を約束してCEOとお別れをした。

少し長くなったので、とりあえずここでいったん区切りとし、次回へ続くとさせていただきま~~す(^_^;)

今回はシンガポールへと向かう。 主にGardens by the Bayでプロデュースさせていただいたイベントや日本から送った花きの確認である。
早朝、暗いうちから自宅を出発。大阪営業所に忘れたe-ticketとホテルのバウチャーを取り万全の状態で伊丹空港を出発したはずが、まず第一弾のミニトラブル。飛行機に乗る際に、航空会社の職員から、預かったスーツケースの取っ手が取れてしまったとの連絡がありビックリ。ただ取れてしまったのはしょうがないから、は~いと返事して機内へと向かった。

その後機内で、事前予約して空港のロッカー引き取りにしていたWi-Fiをとるのを忘れてしまっているのに気づく。トラブル第2弾(^_^;)
ただ経由地の羽田で対応してもらえ無事に、Wi-Fiをゲットし出国をしようとしたときに、担いでいたはずのパスポートからすべて入ったリュックサックをパブリックの椅子に置いてきたのに気づく。第3弾。これも同行者が持ってきてくれて難を逃れた。

そんな感じでありながら、何とか無事にシンガポール チャンギ空港へとほぼ定刻に到着した。

空港からはホテルに直行。チェックインに要する時間がなく、大きな荷物だけ預けて、
Gardens by the Bayのナイトショウへと向かった。

このナイトショウはGardens by the BayのFREEゾーンなので無料で観ることができる。毎晩19:45と20:45分に開催され、多くの人が地べたに寝ころびながら十数分のファンタジーな時間を楽しむことができる。本当に素晴らしい。

そのナイトショウを楽しんだのち、有名なマリーナベイサンズホテルの中を通り抜け、マーライオンとウォーターショウを遠目にみて、メトロでホテルへと向かった。

そしてチェックインを済ませ、時間も遅いのでこの日は、そのまま眠ることにした。
さ~明日は丸一日撮影、視察、ミーティングの日になる。頑張っていこう・・・

 

おやすみなさい。