四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

バンコクでの活動を一旦終え、昨日今日と南方面へと向かい活動をしてきた。

 

まずはビカクシダでは各国からのオーダーが途絶えない重鎮的な存在のパートナーを再訪した。

今まで多くの農場を訪問してきたが、ここのオーナーはとても著名であるが、腰が低く本当に丁寧に対応していただける。

出来上がった植物にも表れていて素敵な仕上がりである。

また又右衛門の活動もチェックいただいており、応援の言葉もいただけありがたく感じた。そして早速今来春用のオーダーなどをさせていただき、早く温かい時期が来るの楽しみに感じる。近々展示会用にサンプル輸入も行う予定であるので楽しみにしていただければである。

次に養鯉場を訪問し「マリネックス錦」の営業とタイ販売についてレクチャーを行っていただいた。

ここでは日本から輸入した錦鯉を販売だけではなくオリジナルの資材やエサも販売されていて、タイの他の養鯉場とは一線を画したものがあった。

さすが日本で長年学ばれてきたこともあって、素晴らしい鯉を扱っていられる。またマリネックスのことも知ってくれていて、使用経験もあることから、商品の説明などは私がわざわざ行わなくても、すんなり理解をいただけた。

そしてマリネックスに興味を持っていただけ、試用試験をあらためておこなっていただくと同時に、互いに協力関係をもって商品開発を行っていければと言うことになった。正直私は養鯉についての知識は薄く経験もないので、陽が差したように感じ、今後に期待を抱くことができ大きく前に進められたように感じている。大きな成果である。

そしてパタヤにあるノンヌット トロピカル ガーデンを再訪した。ここはタイでは有数の観光スポットで多くの方が海外からも来られる施設である。

広さは東京ドーム60個分ほどもあり、6割ほどが庭園や観光ゾーンとして整備されている植物と恐竜などオブジェを融合させた巨大なテーマパークである。しっかり探索すると1日にでは周り切ることができないぐらいである。

様々なテーマごとに提案がなされていて、小さな子供から大人までがそれぞれのスタイルで楽しみ学ぶことができるようになっている。さらに常時拡張が進められており、これからもどんどん見どころが増していくのでとても楽しみである。

そのような場所にて又右衛門は何用があるのかということになるが、以前からとても懇意にしていただいており、私からは日本の植物や資材や技術を提案させていただくなどをしてきており、今回も新しく開発した資材や技術のプレゼンと、御用聞きを含めたミーティングのために訪問をしてきた。

いつものように全体の管理責任者と植物管理の責任者同席で提案させていただいたところ、非常に興味を持っていただき、早速試験に入ることが決定した。特に弊社が代理店をつとめるアクアセルは管理の精度を高め、コストダウンが図れる可能性が高いと言うことと、マリネックスを一緒に使うことでさらに効果が高まると理解をしていただけることになった。

今後は試験を行い、再度3月に訪問して検証をしたいと考えている。また他の資材についても注文をいただけ早速提案をさせていただくことになった。

3日間駆け足での訪問となったがどれも感触が良く、次回の3月訪問がとても楽しみな、とても有意義な2日間となった。

 

さて明日は一旦バンコクに戻って時間のある限り活動し、深夜便で帰国となる。あと1日気合を入れて頑張ろう。

今日はバンコクから約2時間にある又右衛門エリアへと向かう日である。

 

いつものように朝、ホテルを出発。車の中でパートナーが買ってきてくれた大好物の焼きバナナを食べながら車を走らせた。

相変わらずの美味しさである。味としてはバナナと焼き芋と焼き栗をあわせたような味で甘過ぎず美味しい。露店では揚げバナナが良く売られているが、油が多すぎて私はあんまり好まない。圧倒的に焼き派である。是非皆さんも訪タイの時は食べられることをお勧めします。

そして又右衛門エリアのあるパートナーに行く途中に1件、ブーゲンビリアを多く扱うナーセリーを立ち寄った。

今回、私のスペインのパートナーから依頼を受け、ブーゲンビリアを輸出するための2度目の打ち合わせである。

長く滞在はできないため立ち話となったが、着実に進んでいるがペースアップして進めていくことをお願いして、次へ向かった。

その途中で少し気になるプランターを見つけたので、急遽車を停めて話を聞かせていただけた。この付近はコンクリート製品を多くつくられているようで同じような販売店が多く並んでいる。

話によると私たちが立ち寄ったお店は自分たちで作っているとのことで、他店より安価である。さらに私が日本で使いたいというと、さらに強化して製造し、梱包まで行っていただけるとのことであった。ありがたい話である。

このプランターはちょうど今依頼されているプロジェクトに使えそうであると考えている。納品までに時間がないため帰国後すぐに連絡をすることを約束して、今日の1番の目的地へと車を走らせた。

そして少し遅れながらも目的地へと到着。今春に納品する植物の状態をチェックした。

まずはしっかり土を除去できているかのチェックをおこなった。写真を見ていただければわかるが全く土はついていない。この他にも数本チェックを行ったがどれもパーフェクトである。ここまできれいに洗浄できるかと思うぐらいの出来栄えであった。

そしてこの状況を日本にいるクライアントさまに伝えるためにスマホでビデオ通話を行いライブ報告しながら、今後について話し合った。

そして増設する又右衛門エリア候補地へと向かったが、本当に広大である。全て使えば28ライ。1ライは1600㎡(約500坪)なので約14000坪と言うことになるが、そこまでは使えないので、まずはそのうち1500坪ほどを使用し、遮光施設をつくっていくことになる。またこの広大な土地を使って、タイにおけるとても大きな企業に力添えをいただくことになり、大きくプロジェクトが動くことになりそうで、その時には又右衛門エリアなどを言っているレベルでなく、もっと大きな取り組みになっていくこととなるであろう。とても楽しみである。

そしてこの地を一緒に運営するメンバーと様々な話をし、夢を膨らましながら、3月の再会を約束して、この日の活動を終えることになった。

約2時間でホテルに到着。今日1日の振り返りと明日の予定確認を行いながら食事をして、終了後ホテルの部屋へと向かった。

そしてごはん屋さんから持ち帰った焼きおにぎりを頬張りながらデスクワーク。そして日付も変わったので、ここらでパソコンをしまって明日に備えることに。さて明日も良い日になりますように。おやすみなさい。

2日目。今日はJETRO輸出大国コンソーシアム支援企業に選出されたグループ会社が開発・製造するマリネックス(高濃度フルボ酸液)の観賞魚用「マリネックス錦」の活動を行ってきた。

まずは一件目の養鯉場に訪問。ここは前回訪問時に興味をもっていただけ、積極的に導入と場合によっては代理店として手をあげていただいたタイにおける有数の養鯉場である。

到着すると担当の女性2名がすぐに出迎えていただき早速事務所にて経過報告と今後について話をさせていただいた。

まずは1ヶ月使ってみて、鯉の病気治療や健康維持に良い結果が現れましたか?と聞いたところ、正直目立った好転はみられていないとのこと。ただ感覚としては良いように感じているという程度であった。又右衛門としては良い結果が出せると考えていたのでとても残念であった。ただ良く話を聞いてみると希釈倍率を200倍ほど間違えテストしていたとのことであった。それでいながら少しは効果の兆候があったということから、まだまだ大きな期待ができると感じた。

そして是非試験を引き続きしたいとの要望があったので、再度使用方法を伝え、給餌と治療に使いながら進め、3月にあらためて訪問することになった。きっと今度こそ結果を出せると思っている。また担当の女性は若く、飲み込みも早いと思うの今後に期待をしたいと思う。

そして続いてもう一つの有力な養鯉場へと向かった。前回訪問した時に、約束を忘れられ病院へと行かれていたところである。今回はオーナー自ら私たちを迎え、話を聞いていただくことができた。

私からはマリネックスを使うことで、鯉の●健康増進●病気対策●水質改善(有害物質除去)●細菌の繁殖防止などを伝えさせていただき、さらに100%天然素材で作っているので副作用もなくとても安全であることを伝えたところ、ひとつ返事で早速テストしたいと言っていただけることができた。

 

一両日中に納品させていただいたのち、すぐに試験を始めていただき、3月に再訪問をして、ミーティングを行うことになった。連続して良い方向で進んでいきそうで、これだけでも今回タイに来た甲斐があったようにも思った。

そして気分上々のまま、次の訪問地である大手物流会社をめざした。今回の訪問は、3月に日本へ輸出する植物の輸送について打ち合わせをおこなった。この会社は実績もあり心配はしていないが、とても大事なプロジェクトに必要で、絶対に失敗ができないため、冷蔵コンテナの温度や湿度の設定などの打ち合わせを入念に行わせていただくことができた。

また今後の輸送についてなども話し合い、引き続き協力関係を保ちながら進めていくこととなった。

 

以上でこの日のスケジュールは終了。無事1日のノルマをきちんと終えることができ大満足である。さ~~明日もしっかり結果を残せることを祈る。楽しみだ。

活動初日は、まずは1週間滞在の朝ごはんなどの買い出しや植栽の定点チェックなどを行った。

ホテル近くのショッピングセンターのEmsphereはOPENから2年が経ち、植栽も随分しっかり茂り始めていた。

店舗内のPOTに植えられた植物も何度か入れ替えられており、精度が高まってきたように感じる。

また玄関から最寄り駅であるプロンポン駅に向かうコンコースも、何度か入れ替えをされたようで定着しつつあった。

そして駅に隣接するEmporiumでは、完全に定着したグリーンの壁面を確認することができた。

そして店内に点在する植物は入れ替えをされており、状態は良かった。

そして1階にあるGourmetMarketや近くのフジスーパーにて、トマトをチェック。なぜトマトかと言うと先日来訪問し弊社製品を使用した生産方法についてお話をさせていただいているからである。そしてその参考のために事前にチェックをさせていただいた。

また空き時間にはできるだけ街を歩いて見学。街路樹に設置されたデンファレを見るとタイに来たな~と実感できる。

また恐ろしいぐらいの電線を見ると、これまたタイに来たなと感じてしまう。同じ街中に、この二つが存在することが滑稽にも感じた。

そして夜は数か月前に単身タイに移住し、働かれている方と顔合わせ。特に一緒に何かをするとかではないが、これも何かの縁とも思い、私のパートナーを交えて夕食を一緒にいただき情報交換をさせていただくことができた。お話を聞かせていただくととてもアグレッシブで明るくとても素敵な方であった。是非この国で成功をされることを願いたいと思う。そしてしばらく歓談し3月の再会を約束して解散となった。

現在バンコク市内はとても涼しい。クーラーも必要なく、今まで訪問した中で一番過ごしやすいと感じた。ただ北部では10℃を下回り山頂付近では3℃ぐらいとのこと。今までこのような気候はあったとのことであるが、こんなにも長引くことはなく、このままでは植物は冷害、山間部の民族は凍死するのではとも言われている。

このような気候は20年いや50年ぶりとも言われており、今後が心配されているらしく、他国からきた私が、しのぎやすいと言っている場合ではない。本当に世界的に異常気象と言われることが頻発しているので、私たちもできる範囲で環境に良い取り組みを続けていかなければと感じたスタートの1日のとなった。

今日から今年初めての海外出張になる。行き先はタイである。今回のタイ訪問は、昨年開設に入ったタイ農場(又右衛門エリア)の進捗と、既に輸出向けに養生管理を行っている植物の生育状況のチェック。昨年から始めたタイにおける養鯉場や有機野菜農場へのマリネックス(高濃度フルボ酸液)の導入の他、日本にて高評価をいただいている資材の輸出などが主なミッションになる。特にオーダーをいただいている日本向けの植物は最終調整段階に入っておりとても重要な時である。

約1週間。落とし物失くし物、怪我など健康に気をつけて成果をあげて帰国したいと考えている。

いつものように朝一番に伊丹空港へと向かう。いつもより少し早く到着し、搭乗手続きができるまでの間、少しベンチに腰掛けて待つことになった。そして6時のOPENとともにチャックイン、搭乗まで少し時間をつぶして、まずは羽田空港へと向かった。

羽田でもスムーズに手続きを終えて、出発までの間デスクワークを行い、定刻よりわずかに遅れた飛行機に乗り込み、少し遅れての出発となった。

上空ではいつもながら眠れない私は、無料のWi-Fiに繋ぎながら積み残しの宿題をさせていただいた。そしてそこに流れてきたのが良く聴いていた大貫妙子さんの歌声。又右衛門は大貫妙子さんの何とも言えない歌声に魅了されて色々なアルバムを聴かせていただいたの思いださせていただいた。

しばらくして機内食を配膳いただいたので、お腹は膨れていたがいただかせていただいた。メニューはハンバーグ。そしてその上に目玉焼きがのっていた。私は料理?目玉焼きぐらいしかできないが、この機内食にのっかっていた目玉役が半熟であったのが不思議であり嬉しかった。このような機内食は何時間も前につくられ、そして温められ?て給仕されるのだと思うが、その過程をとおっても、絶妙な半熟具合で出てくるのはすごいな~と感心しながらいただいた。

またヘッドホンから、浜田省吾さんや杉山清貴さんや欧陽 菲菲(オーヤン・フィーフィー)さんの歌声が流れてきて、とても懐かしさを感じた。ただこのブログを書くのにオーヤン・フィーフィーとキーボードをたたいたが欧陽 菲菲と出てこなかったのに時代の流れを感じた。

そしてそうこうしている間に6時間が過ぎ、無事にバンコク スワンナプーム空港に到着。いつものように電車やモノレールを乗り継ぎ急いでホテルに向かう。途中何度かつまずきながらも落とし物をせずに無事に到着。ホテルでは私のことを覚えていただいているベルボーイやフロントスタッフが親切に出迎えてくれ、温かい気持ちでチェックインすることができた。

そして部屋に駆け込み、予定のWebミーティングに15分遅れで参加。それまでは貿易担当のスタッフが、進めてくれていて大助かりであった。日本―タイースペインーブラジル間での4か国でのミーティングをすることができ、あらためて便利な世の中になったものだな~と感じ入った。

Webミーティング終了後は、現地パートナーと合流し、ディナーミーティングを行い1週間の行程チェックを行った後に、各自宿泊施設に戻り、明日の準備を行うことにした。

さ~~これからの1週間。何か嬉しいハプニングなどがないかなと期待しつつ、今日は眠ることにします。ではおやすみなさい。

さて今日は2日目。今日の深夜便で帰国をするので最終日となる。

まずは朝目覚めてから、少し体を動かして体をシャキッとさせてホテルを出発、いつものように屋台で買い出しを行って燃料補給。そしてホテルに戻って昨日ほどいたばかりのスーツケースを詰め直して、チェックアウトを行って、いつも又右衛門を覚えていただいているホテルのフロントやベルボーイさんたちに笑顔で見送られて出発。今日は生産者2件の訪問である。

まず1件目は、ブーゲンビリアの生産者である。この生産者はバラエングループのタイ農場建設予定地に向かう途中でもあり、何とも癒される色合いのブーゲンビリアに誘われて幾度か訪問をさせていただいたことがある。

そして今回は欧州にあるパートナー農園からの依頼で、私たちから欧州向けの輸出をすることになり、その商談のために訪問をさせていただいた。

農園には代表が私たちの訪問を待っていて、快く出迎えていただけ、早速青空とブーゲンビリアに包まれながらミーティングを行った。代表は日本からの来客に常に笑顔で応え、是非一緒にビジネスをしようと言っていただけた。さらに欧州だけではなく日本向け輸出の窓口になってもらえないかとも声掛けいただき、せっかくなので日本においてこのような大型のブーゲンビリアが活躍できるところは数多くないが、一緒に取り組めるようお互い考えてみようと言うことになり、新たなプロジェクトとして検討段階に入ることになった。

またこのナーセリーはブーゲンビリアだけではなく、欧州の依頼で観葉植物の生産受託事業を行ったり、世界各国と輸出入を行ったり、花き園芸において幅広く展開をしており、今後互いがどのような関わり合いを持ちながら進めていくことになるか、とても楽しみである。そして普段は開放しないバックヤードも見せていただき、実際にどのようなパートナーシップとして取り組むか来月の訪問で詰めて話すことを約束し、このナーセリーを後にすることにした。

そして食事とってから約束の時間ちょうどに次の生産者に到着した。ここの生産者は私たちがタイで活動するにあたり、いち早くパートナーとして手を挙げていただき、既に私たちの輸出用管理施設、通称「又右衛門エリア」を作っていただけたとても心強い生産者である。実際に私の大型のフィカスなどを日本や中東に送っていただいている実績もある。

そして今回は、前々回訪問時に依頼した植物の日本向け調整の進捗状況確認であった。この植物は来春とても大事なところに植栽をするものなので、完璧に土を洗浄したこともあって、その後の生育がとても気になってはいたが、きちんとリカバーでき、今のところ順調に進んでいるので、胸をなでおろすことができた。

 

他にも預けている植物のチェックを行った後に、テーブルについて、「又右衛門エリア」の増設について提案をさせていただいたところ快諾をいただけ、また一つ大きな動きをとることができそうになってきた。そして来年の早い時期に着工に入ることを目標に、進めていくことになった。これが完成すると日本のみならず多地域へ高品質な観葉植物を出荷できることになるので、とても楽しみである。本稼働になった際には皆様にお声掛けさせていただくので是非楽しみにしていただければと思います。

そしてこの日の活動を終えた頃には陽も落ちかけてきたので帰路に着くことにした。そして車中で2日間を振り返り今後についてと次回訪問日程調整を行いながらスワンナプーム空港へ向かい、無事に到着することができた。今回、2日間というバタバタのスケジュールの中、各手配を行っていただけたパートナーには感謝である。お世話になりました。ありがとうございました。また来月よろしくお願いします。

そして深夜便で帰る機内で。周りの方々の睡眠妨害にならないようにこのブログを書かせていただいた。かなり寝不足のためおかしな文章であるとは思いますが、いつものこととご容赦いただければと思います。

そして最後に前回のブログで触れさせていただいた研修生たちとおこなった昨日ミーティングについて書かせていただきます。

以前より私たちのタイにおける供給パートナーとして一緒に活動していただいているヤシ生産者の後継者より、花き園芸の流通や生産技術を是非日本で学びたいというたっての願いがあり、特別に来春研修生2名を受け入れさせていただくことになしました。

彼女はカセサート大学、日本で言うと京都大学のようなとても優秀な大学を卒業後、ヤシのナーセリーを継ぐことになっており、バラエングループの考え方や取り組みに共感いただけ、是非さらに強いパイプでつながり今後取り組んでいきたいとのことで、そのためにも様々なことを学びたいということから、来春短期ではあるが日本にきていただき、私たちの販売の現場、沖縄をはじめ各地に拡がる生産の現場にて活動をしていただき、多くを学んでいただくことになります。

恐らく弊社に来ていただいている方にはお目にかからせていただくこともあるかと思いますが、是非若い二人を育てるためにも、ご指導いただければ嬉しく思います。何卒よろしくお願いします。

さて短かった今回のタイ訪問。報告は以上です。これで本年の海外出張も最後になる予定です。後は日本で走り回りながらクリスマス、年末繁忙にむけてスタッフの足を引っ張らないようにがんばりますね。ではでは~~。

今回のタイ訪問の目的は大きく3つある。1つ目は、来春に来日予定の研修生との調整。2つ目は前回訪問時で早い再訪を約束したタイにおける養鯉場との商談、3つ目は今夏に新設した管理施設の確認と、そこで管理される来年度用の植物の進捗状況確認である。ただ今回は12月のバタバタしている時期と日本で大事なミーティングがあるため深夜便を使って実質活動できるのは2日間というスケジュールとなった。

3日の朝はいつものように慌ただしく荷物をバッグに詰め込んだ後、車に乗せて出発。無事に伊丹空港に到着、そして羽田空港にて乗り換えてバンコク スワンナプーム空港へと向かった。

往路はお昼便であるので機内でしっかりデスクワークを行うことができ、気がつけばスワンナブーム空港に到着。そして円安の状況でため息をつきながら両替を行い、電車を乗り継いでいつものホテルに到着をした。

到着後は滞在中の朝ごはんなどを買い出しし、夜は早速現地パートナーと2日間の行程など打ち合わせを行った。

そして翌朝。実質の活動できる日2日間の1日目。次回に書かせていただくが研修生との面談を終えた後に、弊社開発の高濃度フルボ酸液である錦鯉用バイオスティミュラントといえる「マリネックス錦」をタイにて著名な養鯉場を再訪し、ミーティングの時間をとっていただけた。

養鯉場管理責任者と担当者の方に、とても関心を持っていただくことができ、現場で使用法の提案などをさせていただくと、とても多くの質問やアドバイスをいただくことができた。そして製品の可能性を十分に感じていただくことができ、早速試験を行うことを決定していただけた。

さらに結果次第ではタイにおける販売代理も検討したいとまでいただけ、とても価値あるミーティングとなった。そして長いミーティングの後、記念写真を撮り、試験結果の確認などのため、1月に再訪する約束して、次の目的地へと向かうことにした。

そしてとても満足な結果で今後に大きな期待をいだきながらランチをして次の目的地へと向かうことにした。次に面談する養鯉場も先月訪問したときに「マリネックス錦」を既知で、関心も持っていただけたのだが、今回はなんと約束日を間違えられていたようで、残念ながら責任者と面談することができなかった。タイあるあるである。

午前中の面談と真逆の結果となったが、これも縁ということかな~~と感じ、切り替えて目的地の変更を行い、ちょうどこの時期にラマ9世公園で開催中の植物マーケットの見学に向かうことにした。

会場入口付近には大きなアデニュームがいくつも飾られていた。そして大きな円を描くような形の販売会場を時計回りに見学することにした。会場には草花など普及品から、希少な植物など多くのジャンルの植物が販売されていたが、個人的に少し気になったものもあったので写真だけでも少しご紹介させていただく。

中々大きな葉で魅力的である。

一時期とても人気があり入荷も一苦労であったピクタムも増えてきたのかな?と感じた。

Johannesteijsmanniaはじめ、希少なヤシたちも多く並んでいた。

この出展者とは以前から取引もありいつものようにユニークな形や希少なバナナを多く出展をしており、こんなにも多くあるものかと来場者を驚かせてくれた。

さらにリクエストをすると実を食べさせてもらえ、個人的にはとても楽しませていただけた。

また品評会にはクロトンやカラジュームなど魅力的な植物が多く出展されており、しばし目の保養をさせていただくことができ、しばし植物たちと戯れているうちに夕方になったのでホテルに戻り、デスクワークをした後、眠ることにした。

さ~今日は初日。明日は最終日という活動。気合を入れて頑張ろう。おやすみなさい。

今日は最終日、朝から慌てて荷物をパッキングして出発準備をおこなった。

ある程度準備ができたところで、朝ごはんの買い出しに出かけた。そして今週ずっとお店を出していなかった私の好物の焼きバナナ屋さんが出ていたので購入。数か月ぶりにもかかわらず私のことを覚えてくれていて、焼きバナナと同じように温かい気持ちに触れることができた。

そして部屋に戻って焼きバナナとヨーグルトをいただいてから、ほっと息をついて時計を見ると出発時間ギリギリになったので最終パッキングをして、部屋にお世話になった挨拶をした後、フロントに向かい、チェックアウトを完了させて、現地パートナーの車に荷物を積んで、ホテルを出発した。

今日は今回のタイ訪問では1日だけとなった植物に関わる活動で、前回の訪問で仕込んでおいた植物たちの生育状況の確認のために生産地を訪問するのである。

そして生産パートナーのところに行く途中にあるブーゲンビリアを生産する農場に立ち寄った。相変わらずのキュートな色合いに心が和む。

ただ今回は単純な見学で立ち寄ったのではなく、スペインのパートナーからブーゲンビリアの手配をして欲しいとの依頼があったので、その交渉のためである。そしてしばらく条件などをすり合わせ、ある程度状況は把握できたので、急いで次の目的地へと向かった。

そしてしばらくしてパートナーのナーセリーに到着した。ただパートナーがトラブルで同席することができず大事な打ち合わせは来月に持ち越しになってしまったが、確保している植物たちは順調なので一安心することができた。

他にもいくつか気になる植物を追加購入し、その他植物の状況を確信して、今回のタイ訪問の予定していた活動は全て終えることができたので、パートナーに空港まで送っていただくことにした。


そして比較的渋滞は少なめであったが、途中食事などを行ったため約4時間でスワンナブーム空港に到着。無事にチェックインをして、今は空港のラウンジでこのブログを書いている。

今回のタイ訪問の目的は植物ではなく、観賞魚が主であったために、正直知識もないまま、初めて観賞魚業界に飛び込んでいくことになり、とても不安は大きかったが、多くの人に支えられたのと、観賞魚も植物も命を大切に思って活動するものは相通ずるものがあり、みんなが私たちを受け入れ、親切に対応いただけたので多くの学びを得ることができた。

そして新たな分野に入っていくことに、不安はあるが若かったころのワクワクを感じることもでき楽しみが増えたような気がする。

ただ花き園芸業界や自社の状況は決して順風満帆とは言えない。ただだからと言って、そこに注力をし過ぎるのではなく、常に前に進むことを怠っては、最終的に前にも後ろにも行けなくなると強く思っている。そのためにもスタッフには迷惑をかけることもあるかもしれないが、それこそがより長く一緒に活動していくために必要だと思うので今後もこのスタンスは変えずに進んでいきたいと思うので、引き続き皆さんも私たちのチャレンジを温かく見守っていただきたく思っています。


今回も又右衛門タイ紀行2024年10月をお読みいただきありがとうございました。

さ~~帰れば、多くのことが山積みであるが楽しんで取り組んできたいと思う。

ではではコップンカップ!!!

今日は再びバンコクにて観賞魚関連の活動である。

いつもお決まりの屋台で買った食事をいただき、手配した車でいざバンコクから少し離れた隣県にある観賞魚の生産者へと向かった。

ここの生産者は、らんちゅう(観賞魚) の生産を行っている。そして到着後、早速管理地を見学させていただき、らんちゅうの生産について工程などを聞かせていただいた。

そしてこちらからは、バラエングループの活動と「マリネックス錦」の効能などについてお話をさせていただき、生産工程における効果などをディスカッションさせていただいた。

現在はとても安価なタイ製品を使っていて、ある程度満足はされているようであった。ただそれ以上に効果が期待できるので、あとは価格の問題などざっくばらんにディスカッションをさせていただけた。

またここかららんちゅうは日本に輸出をしているとのこと。私たちは今まで日本のらんちゅう生産者にも「マリネックス錦」を販売させていただき、らんちゅうは日本から輸出されてばかりかと思っていたが、輸入もしているとのことを聞かされ驚いたのと、自分の勉強不足さを感じることとなった。

そして再びバンコク市内にもどり、今度はタイでも著名な錦鯉生産者を2件訪問させていただいた。

これら会社でも、私たちの取り組みと「マリネックス錦」についてお話をさせていただいたところ1件は「マリネックス錦」を既に知っていただけており、私たちの訪問と提案をとても喜んでいただくことができた。

また「マリネックス錦」がもつ効果として

●新穴あき病などの病気予防

●アンモニア・窒素の吸着除去

●一般細菌の繁殖抑制

●錦鯉の白地ヌキ

などには強く関心を持っていただけた。

またもう1件の生産者の現場責任者も同様に大変興味をもっていただけ、現在出張中のオーナーと是非会って欲しいと言われ、12月もしくは来年1月に再訪することになった。

この2社とも販売されている錦鯉は全て日本産とのことでタイでの生産は行っていないとのことである。そして単価も数十万や数百万、それ以上のものもあるとのことで、きっと弊社のマリネックスはお役に立てるので粘り強く地道に営業をしていこうとあらためて思った。そして早い再訪を約束して錦鯉生産者訪問を終えることにした。

生産者訪問後はチャトチャックにある観賞魚用資料などを販売している店舗に訪問し、価格調査などを行った。

そして試験的にタイで多く使われている殺菌剤などを購入し、また日本から輸入されている資料などを拝見させていただいた。

正直価格はタイ産がかなり安いが、私たちが製造する海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸液)は無いようなので、皆さんに使っていただけさえすれば、その価値を実感いただけると思うので、泥臭いかもだが足を使いながら何とか広めていかなければならないと感じた。

そしてここの視察を終え、数日間お世話になって現地パートナーとお別れし、私は渋滞を避けるためBTSにてホテルのあるプロンポン駅へと向かい、途中スーパーで買い出しをして、ホテルで、パソコンに向かい合うことにした。

さ~明日は最終日。本業の植物での活動である。しっかり頑張ろう。

今日は今回のタイ訪問をこの時期に選んだ理由でもあるPET FAIR2024を視察するたためにBITECへと向かった。BITECとは Bangkok International Trade & Exhibition Centreの略で、とても大きな会場でBTSのBang Na駅に隣接をしている。

そしていつものように待ち合わせ時間の約30分前に着くようにホテルを出発し、目的の駅に着いたと思って降りたが、その周辺を見渡しても展示会会場のようなものがなく、途方に暮れて駅員にBITECに行きたいけどと尋ねると「BTSにのってBang Na駅にいけば良いと言われた」だから私はBTSにのってここまで来ましたというと「ここはBang Wa駅。BITECはBang Na駅」と言われ一瞬顔が青ざめてしまったが、すぐさまお互いは笑顔になり、私は照れくささを隠しながら、慌てて乗ってきた路線を全て引き返し、ホテルの最寄りを通り越し1時間遅れでBang Wa駅に到着することができた。

そして駆け足で会場へと向かい、無事に入場パスを受け取り早速会場を視察させていただいた。

まずはJAPANブースを周らせていただきJETROの活動など拝見させていただき、参考になることがいくつかあった。

他には事前にアポイントメント入れていたブースを順番に周り貴重な情報を入手することができた。

私たちの今回のPET FAIR視察は、観賞魚に関する情報の入手と今後の出展検討のための視察であったが、この展示会の出展者の多くは犬猫ペットが中心であった。ただそのことは事前情報でわかっていたので何ら問題はなかった。

ただ私たちのマリネックスは観賞魚にとどまらず家庭のペットの健康増進にも大きな効果が出ているため、そのことも踏まえての参加であったので価値ある訪問となった。そして数時間会場をしっかり周り終え移動することにした。

その後はホテルの最寄り駅まで戻り、近くの商業施設の植栽チェックを行った。OPEN当初は植物もあまり育ってはいなかったが、随分落ち着いてきたように思えた。

また他の施設の詳細もチェックし、随分歩いて足がパンパンになったので、少しご褒美にタイ名物?の足つぼマッサージを行ってきた。マッサージが始まった頃は痛さと気持ちよさが共存している心地よい状況であったが、その後は遅くまで行っているデスクワークのせいか、すっかり寝込んでしまい、気がつけば終了となっていた。

そして活力を取り戻したので、現地パートナーと待ち合わせて食事兼ミーティングを行い、今日も意義深い1日とすることができた。

さ~~明日は少し早めの出発なので、寝坊しないようにしなきゃであるおやすみなさい。