四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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さ~今日は朝一番から帰国である。嬉しいような寂しいような複雑な気持ちである。
7時までにホテルを出発するため食事がとれないので、頼んでおいたランチボックスを持って空港へと向かった。
アリカンテの空港はそれほど大きくないため、チェックインや出国手続きは比較的スムーズである。
そして、入国のマドリッド空港から出国の今まで、ホテル以外は全て同行していただいたMAKIKOさんとは、ここでお別れである。私が日本にいるときから列車やホテルの手配、車の運転、PCR検査の予約などまで本当によくしていただいた。
プロの国際通訳ではできない素敵な役割を担って、朝早くから夜遅くまでの又右衛門の活動を笑顔で支えていただき本当にお世話になりました。心から感謝を申し上げたいと思う。
アリカンテの空港では、お土産を見ることも一切なく、ひたすらたまっている宿題をやり続け、スイス航空の飛行機に乗り込み、経由地のチューリッヒへと向かう。
窓の外には、さっきまで走り続けていた街と、美しすぎる青い海が拡がっている。絶景だ。普段の高さや距離から見ている景色を、違う目線や角度から観るとあまりにも違うことに気づかされる。自らの普段のスタンスにおいても同じであると感じた。日々共に活動してくれているスタッフにも同じことが言えるかもしれない。近くにいたら色んなことが細かく気になってしまうこともあるが、少し距離をおいて遠くから見たほうが、その素晴らしさを感じられることのように・・・。
またチューリッヒに近づくと素敵な山なみが見えてくる。普段見慣れている富士山とは違った美しさを感じることができる。これもまた前文と同様ではないだろうかと思えた。
ほぼ定刻に到着したが、すでにボーディングタイムの15分前なので、小走りで先へと進んだ。もう2度と往路のように大慌てでチケットを落とす事のないように慎重にパスポートとチケットを持ち先へと進んだ。
出国検査を済ませ、鉄道にてターミナル移動。セキュリティーチェックを通過して、ゲートに到着。搭乗開始はしていたものの、まだまだ多くの人がいるのを確認でき、遅れることなくとてもホッとした気持ちになれた。
そして搭乗口に隣接されたパスポートコントロールで、パスポートと搭乗券、スペイン発行のPCR検査陰性証明を提出。さらに他の証明の提出を求められたので、先日夜にスマホから登録し、審査をパスした証拠であるMySOSアプリのグリーンの画面を提示する。すんなりOKとなり、そのまま飛行機に搭乗することができた。
定刻にチューリッヒを飛び立ち、往路の北極回りよりも約2時間早い南回りなので成田到着まで約13時間。ほぼ、ひたすらパソコンと向かい合い、宿題や資料を作成しているうちに、あっという間は言い過ぎかもだが、案外早く感じられる13時間であった。
そして定刻に成田空港に到着。COVID-19の規制後、初めての海外であったので、何度にもわたる厳重なチェック体制が思っていた以上で少し驚きではあったが、多国籍のスタッフに親切に案内してもらい、無事に検査を受けることができた。
最後の広い待合所で、検査を受けた順番で割り振られた席に座る。基本は番号順に呼ばれるようだが、陰性が確認されるまで個人差があるとのことである。
そして待つこと約30分。アナウンスが流れる。「今から呼ぶ番号のかたは陰性ですので、次に進んでください・・・」まるでオーデションの合格発表のようである。
そしていよいよである「0199、0201」呼ばれた!よしやった合格だ!急がなきゃと思い、慌てて立ち上がり、急いで手続きに進んだが、周りは誰も動いておらず、みんな不合格なの?と思っていたが、念のためパスポートを再確認すると、「5201」であった。
あっ。やっちゃった(^_^と気づき、再び席に着くのが恥ずかしく、電話がかかり席を外した風の顔をしながら、その辺をぶらぶらしていると、今度は周りがみんな順番に立ち上がり始め、電話してるフリの私は、自分の番号を聞き逃してしまった。その後みんなについて行ったら私の番号もあり、ホッと胸を撫でおろした。
無事入国審査も終えて、ターンテーブル前におかれたスーツケースを取りに行くと、持ち手がなくなっている。確かにグラグラはしていたが、折れてなくなっている。悲しすぎである。一応補償してもらえないのか?と思って聞いてみたがスイス航空は無理とのことで、不自由なまま、羽田行きのバスに乗ることにした。
そして乗り継ぎの締め切り5分前に羽田空港に到着、またまた走って何とか予定の便に乗ることができた。
また機内では、重い荷物を棚に上げた女性のヘルプをしようとしていたら、今度は自分のメガネを忘れてしまったが親切な方にお声掛けいただき難を逃れることができた。
このように最後までバタバタが続きはしたが、無事に伊丹空港に到着。エルチェのホテルを出発して約25時間で何とか無事に自宅へ帰ることができた。
自宅戻ると、ネコちゃんズが出迎えてくれるかなと期待をしていたのだが、そこには私の席を奪ったようなドヤ顔の「ハク」の姿があった・・・・
ま~~留守ばかりで、いない日が多いので仕方ないか~~と一人でつぶやきながら、頭をなでさせてもらえる瞬間に、とても癒され、無事の帰国を実感することができた。
さて今日はスペインでの活動の最終日になる。
まずは朝一番、帰国に必要なPCR検査の合格証明書を取りにクリニックへと向かった。
明らかに昨日とは違う足取りである。クリニックの看護師さんにも、「良かったね」と声を掛けてもらい、書類の記入漏れなどがないかとチェックを行い、大切にホテルまで持ち帰った。あとはアプリのMySOSに必要な事項を登録し、その審査を待つだけなので一安心である。
そして、この日もランチをはさんでいくつかのナーセリーを訪問することができた。
まずはブラヘア アルマータ。ご存知の方も多いシルバーブルーが美しい人気のヤシである。近年、日本に迎え入れられるにふさわしいブラヘア アルマータがかなり不足している。写真は土に植わっているのと、品質は今一つなので日本向きではないが、ブラヘアに関して新たな情報が入ってきているので、少し期待したいと思っている。
続いてスペインといえばやはりオリーブ。まだこの圃場に来て間もない横長のオリーブ。
さらにイタリアンタイプの縦長のオリーブ。
このようなオリーブが並木道のように並ぶ姿は壮観であった。ここでもいくつかオリーブをチェックしてきた。
他には、魅力的なフィカスなどをチェックしながら、時間が許す限り、多くのナーセリーを拝見させてもらった。
初めて伺うナーセリーでも、日本の又右衛門と知っていただけている方も多く、温かく迎え入れてくれて、とてもありがたい気持ちになった。
そして全てのナーセリー視察を終えて、今回のスペイン訪問において、パートナーとの最後の打ち合わせを、食事を兼ねて、海沿いの街Arenares del sol で行うことにした。
その中で、今までや現在のことなど様々なことを率直に話すことで、考え方や今後の取り組みについてしっかり意見交換ができ、互いの将来につながるとても良いミーティングになったと思っている。
そして食事の途中には、レストランの店主が、久しぶりの来訪とパートナーとの再会を祝い、とても大きな魚を持ってきてくれ、記念にこれを捌こうということになった。
そして長時間のミーティングを終えるころには、お互いに深く通ずることを感じられたと思う。是非これから双方が素敵に育っていけることを願ってやまない。
そうした素敵な食事を終え、夕方エルチェのホテルに戻った。
そして明日の帰国準備と宿題を行い、陽が落ち始めるエルチェの街で、毎日夜遅くまで、アシストをしてくれたMAKIKOさんと今回のスペイン訪問の反省会と慰労会を行った。
私は相変わらずのガスウォーターと大好物のピメント、そしていくつかのシーフードをひたすら食べ続けた。MAKIKOさんはワインを片手に、素敵な笑い声を町中に響かせていた。
そうして最後の晩餐を終えてホテルに戻り、それぞれが部屋に戻ることになった。
さて明日は朝一で帰国である。ホッとしたような寂しいような気持ちでいっぱいである
日付は変わり25日の午前1時。日本で開催される重要なプロジェクトの定例ミーティングに参加するため資料などの準備を始めた。
そして日本時間の朝9時、こちらスペインの2時に開始となった。
コーヒーのおかげではなくとても重要な内容のため眠気などは一切なく、あっという間に4時を過ぎ終了。
今更ながら本当に便利な世の中になったと実感できた。
引き続き日本の自社とのやり取りをしていると起床時間の6時となり、今日もまた徹夜となってしまった。ただ疲れはない。いや疲れているのかもしれないが8時からの検査があり緊張で目が冴えているのかもしれない。
そしてデスクワークを終え、朝7時、朝食をとるもののいつものような食欲がない。徹夜現象か?いやそうではない。これもまた検査の緊張かなと思いながらホテルを出発し、出国手続きには欠かせないPCR検査を受けるため予約をしているクリニックへと向かった。
クリニックでは事前に用意した各種手続きを終えて検査に入る。両方の鼻の穴をグリグリとされ涙目になる。決して検査が怖くて泣いているのではないことはわかっていただきたい。ただ怖くないと言えば嘘になる。
もしここで陽性となったら、一体帰国はいつになるだろう。多くの予定がキャンセルになってしまうからである。スペインにいる間、自分自身はいくら暑くとも写真撮影のとき以外はマスクをしていたにせよ、飛行機や電車以外では、ほとんどの人はマスクをしていない。日本にいるときの数倍のリスクがあると不安を感じているからである。
そう思いながら検査を終えて、連絡先を伝えてクリニックをあとにした。
そして河岸を眺めながらホテルに戻り、車に乗り込んでエルチェのナーセリー ViverosDura社などを訪問した。
Dura社は、オリーブをはじめフィカスなど気になる植物が多くある。同業の中でも評判が良い会社である。
現況報告や今後の取り組み方についてお話をして移動。そしていくつかのナーセリーを訪問した。
中には縦長でボリュームがある素敵なものもある。イタリア産である。一時期はイタリアのオリーブにはネガティブな情報があったが最近は落ち着きをみせたようである。
他にも魅力的なオリーブをいくつか視察し、その他のパートナーとは、長時間にわたって重要なミーティングを行うことができた。将来に向けてとても価値があるエキサイティングな話し合いができたと言える。
そこへ今朝のクリニックから検査結果が届いた。メールをあけるのに、かなりの緊張が走る。まるで合格発表のようなものである。
そしてその結果は・・・・・
「ネガティブ」である。
これで2日後、日本をめざすことができる。ホッと胸を撫でおろすことができた。
そして夕刻、新しいナーセリーを訪問する予定であったが先方が体調を崩されたため中止になり、少し時間ができたのでホテルに戻りデスクワークを行って、夕食をとりに街に出た。
ただスペインの昼は長い。上記の写真は21時ごろである。日本の21時とは全く違うほど明るい。これだけの強く長い日差しが降りそそぐスペインは、花き園芸にとって恵まれた土地であることをあらためて実感できた。
今日もランチが遅かったため、あまりお腹がすいていない。今晩も簡単につまむ程度に食事をしてホテルに戻り、徹夜明けでもあるので日付が変わってすぐに寝ることとした。
5時起床。日本との連絡をとり、荷物をパッキングして、ホテルをチェックアウトし、車を停めてある駐車場へと向かった。
駐車場に向かう歩道のタイルが何となく生ハムのように見えてくるのは、睡眠不足か生ハムの食べ過ぎのように感じた。そして車に乗り込み今日の目的地であるViverosCanos社の本社があるヌレスへと向かった。
そして約1時間で到着。そこには代表のラモンさんはじめ、全てを切り盛りするエレナさん、そのサポートのウダさんなど、いつものメンバーがそろってくれていた。当初は予定を入れていなかったにも関わらず皆さんが出迎えてくれていることに感激した。
あまり時間がなかったが、本社横の圃場を確認させてもらうことにした。
まずはマンガベ。アガベのような鋭い棘がないため人気が高まってきている。
他には多く出荷しているアガベもある。
他にドン・ベニトーから送られてくるブルースワンをはじめプヤなどが管理されている。
日本向け出荷養生スペースである又右衛門エリアもこの地に存在する。
またViverosCanos社は研究所を持ち、品種改良そして苗生産を行っているため、他社にはできない取り組みも多く、今後日本での活躍も大いに期待できるのではないかと思える。
あとは生産現場担当を交えてのミーティングで、アガベについてのレクチャーを受け、意見交換などを行うことができた。
COVID-19の影響や円安、コンテナ高という逆風により、販売量をのばせていないが、スペインのユッカなどのフロントランナーであり第一人者であるViverosCanos社の日本総代理店契約を引き続き交わすことになり、身が引き締まる思いがした。
そして数時間の滞在を終え、この地を後にして、明日からの活動の拠点であるエルチェ(アリカンテ)へと向かった。
エレナさんの勧めでエルチェに向かう途中にあるViverosCanos社のアリカンテ農場に立ち寄ることにした。
ここでもアガベが生産管理されている。本来であれば日本に到着する予定のアガベであったが、めったにない雹の影響をうけてしまい、出荷ができなくなりここで養生している。
順調というより日本での養生とは比べものにならない速度で回復しているのが驚きである。そのためあらためて状態の良いものにチェックを入れさせてもらうことにした。
他にもサボテンなどを拝見したのち、車に乗り込み、最終目的地エルチェへと向かった。
お腹が空いたので久しぶりにアリカンテの街に立ち寄り、ものすごく遅めのランチというか早いディナーをいただくことにした。大好物のピメントをいただき元気いっぱいで再び車に乗りエルチェのホテルへと向かった。
そして無事にチェックイン。荷物を置いて近くのスーパーに買い出しにいったが時間が遅く閉まっていたため、雑貨屋で飲み物を仕入れて戻ることにした。
その頃にはすっかりあたりは真っ暗になっており、バレンシアの夜とは全く違う静かな街になっていた。
カフェにて濃いコーヒーを買い、ホテルへと戻ることにした。
明日明後日と2日間このエルチェにての活動となる。また少し心配なこともあるが楽しみもいっぱいである。
さてと眠りたいところだが、他のプロジェクトのWebミーティングに参加するので、とりあえず、シャワーを浴びるとする。明日は長い1日になりそうだ。
昨夕にアンダルシア コルドバに入り、そこから車で目的地のニシハへと向かった。
今回訪問するナーセリーは、バレンシアで開催される花き園芸の展示会イベルフローラや、日本で私たちが出展している展示会でお会いしている顔なじみのナーセリーである。
マドリッドからAVEで約1時間半、予定より少し早めに到着し、駅のカフェで過ごしているところへ、ナーセリーの方々が迎えに来てくれた。
ナーセリーに向かう道中、オリーブ畑もさることながら広大なひまわり畑が目に飛び込んでくる。その広大さは半端ではない。ただ残念ながらまだ蕾である。しかし、少し色づき始めたところもチラホラあって、これが全て咲いた時を想像するとワクワクしてしまう。
そのような素敵な景色を横目に観ながら一時間弱でナーセリーに到着し、いくつかの圃場を拝見した。
その後オフィスに到着すると、そこではとても可愛らしいカップルが私たちを出迎えてくれた。そこで明日の予定を確認し、ホテルに送ってもらった。
私はニシハで宿泊するのは初めてであるが、こじんまりしていてとても素敵な町である。ホテルに入り荷物を置いて、ナーセリーの方々と一緒にディナーをいただきながら、ゆっくり情報交換など行った。
初めてのゆっくりした状況でのミーティングは長く続き、あっという間に日付が変わるころになったので、そろそろ切り上げようとホテルに戻り、デスクワークを行ったのち、少しだけベッドで横になった。
昨晩のデスクワークも長くなったため3日間で5時間の睡眠時間ではあるが、時差ぼけが続いていて眠くならないので朝から元気である。
そうして朝からはナーセリーの車で、順番にいくつかの圃場を視察させてもらった。
小さなオリーブから大きなオリーブまでがゾーンごとに区切られている。
樹齢600年ぐらいであろう大きなオリーブなどもある。
途中、作業を行っている様子を拝見した。
その他にも門かぶりのように横になっているオリーブなど、面白い仕立てができそうなユニークなものがあり、楽しく観ているうちに気がつけば14時過ぎ。朝から忙しく朝食どころかコーヒー1杯も飲む時間がなかったので、そろそろ切り上げて朝食、ランチ、おやつ兼用の食事をとりながらミーティングを行った。
アンダルシア地方の郷土料理であるスープをはじめ、スペインではお決まりの生ハムなどをとても美味しくいただいた。そして出発しなきゃならないギリギリの時間まで今後についてのミーティングを行なったのち、再びコルドバ駅まで送ってもらい、10月の展示会での再会を約束してこの地を後にした。
そしてAVEにて三度マドリッドへ。駆け足で乗り換えて、バレンシアへと向かった。
バレンシア駅に到着後、ホテルに移動。チェックインを済ませて久しぶりのバレンシアの雰囲気を感じたいと思って街へと出たが、すでに日付は変わっているので、いつものお気に入りのお店もしまっていた。
ただそのお店の奥で、いつも私を覚えてくれている店員が忙しそうに働く姿を遠目から確認でき、とても嬉しい気持ちになり、「今年の秋には必ず来るからね」と遠くから挨拶して、ホテルに戻ることにした。
ホテルに戻ってから、デスクワークや日本との連絡を行い、朝方就寝することにした。
昨晩はドン・ベニトーのViverosCanos社の責任者であるパコさんはじめご家族の皆さんに招待いただき、高台にある、お城を眺められるところで素敵なディナーをごちそうになった。
料理も美味しく、とても明るく楽しくいろんな話を聴かせていただき、日本以上のおもてなしであったと思う。
そして日曜である明日は、午前はドン・ベニトーの畑を視察する予定であったが中止となり、コルドバに送っていただくことになったが、急遽お願いして再びマドリッドへと送っていただくことにした。
朝8時出発なので1時間前ぐらいに起きればいいかと思い0時ごろ寝たのだが、久しぶりの海外出張のためか、時差ぼけのためか眠れなかったので、あきらめて2時から仕事をはじめ朝を迎えた。
予定時間より少し早くホテルに迎えに来ていただけ、そのままマドリッドに向けて出発。
途中、行きつけらしいCaféにてコーヒーをいただき、約3時間、無事11時過ぎにマドリッド駅に到着した。
そしてドン・ベニトーViverosCanos社のパコさん夫婦とはここでお別れ。
別れ際には、これからまだまだ暑いだろうからとスペインの扇子までプレゼントしていただき、見送ってもらった。往復7時間近くの送迎。日本でいえば大阪から広島まで車で送っていただくのと変わらないぐらい。本当にありがたく思った。
その後駅で荷物を預けてと思ったがCOVID-19の影響で預けることができず、近くのロッカーもいっぱいで空きがなく、仕方なしに24kgのスーツケースと、かなり重たいリュックとウエストポーチを身につけたままマドリッドの街を移動した。
今回なぜ急遽マドリッドに戻ったかと言うと、以前から気になっていたところが2か所あり、一度は観ておきたいと思い立ち、体力的にも大変かなとも思いながらも、せっかくなのでと思ったからである。
その一つが「グリーンウォール」壁面緑化である。少し前に話題になっていたので観ておきたかった場所である。
通常の壁面緑化より立体感があるように感じ、中々良い感じである。
近くによってみると、ありがちな感じで、ところどころ抜けてしまっているところもあるが、致し方無いかなと言う感じである。地元の人も見学には来ているようであるが、人でごった返しているというわけではなかった。
そして二つ目の行きたかったところは植物園である。
マドリッド市街には「REAL JARDIN BOTANICO」レアル植物園がある。入口では少し並んだが、4ユーロを払い入場した。
そして早速園内を探索。
広い敷地にカテゴリーごとにゾーニングされてはいるが、見た目に明確に分かれているようには感じなかった。
奥には屋内展示場もあり、企画展が開催されていた。
また熱帯や亜熱帯植物などの展示温室や、ユッカなど乾燥地帯の温室などがあり、日本の植物園と比較しながら楽しませてもらうことができた。
そしてせっかくここまで来たなら、たとえランチの時間を削ってでも、プラノ美術館を観るべきだと思い入館してきた。
残念ながら撮影禁止のためアップはできないが、中には、GOYAをはじめとする素晴らしい画家の作品がとても多く展示され、至近距離で観ることができた。
また他にも有名な美術館などもあり、観光や食事もしたかったが、当初予定になかったものを無理矢理ねじ込んだ今日のマドリッドであったので、残念ながら時間切れとなり、AVEにて次の目的地へと向うことにした。
数時間だけ横になり、出発の準備。
しっかり朝ごはんをいただき出発。今日はスペインにおいて一番のパートナー企業であるViverosCanos社のナーセリーがあるドン・ベニトーへと向かう。
ViverosCanos社は、「ユッカ ロストラータ ブルースワン」などユッカ類やアガベ類などのデザットプランツにおいては、リーディングカンパニーで、スペイン産の高品質のユッカにおいて草分け的存在である。
マドリッドのホテルから高速道路をひた走る。当たり前かもだが無料がとてもありがたい。日本もこうなればいいなと思うが渋滞がひどくなると思うとそうでもないかも。そのような話をしているなかスペインでは電気代が急に70%上がったらしい。日本だったらこんな上げ方は絶対にないだろうと思うとどっちもどっちのような気もした。窓からはスペインらしくオリーブ畑を観ることができる。3年ぶりの光景に凄くありがたさを感じる。
約3時間でViverosCanos社に到着。早速必要な荷物を持って気温が上がらないうちに畑に向かうことにした。
農場はすぐ近くにあり、全部で約45ヘクタール。壮大である。まずは入口近くにある「ユッカ リギダ」が目に入る。
「ユッカ リギダ」は、ユッカの中でも一番美しいと言われているぐらい。シルバーがかっていて美しい。その中でも特にマルチヘッド少なく、良型のものをセレクト。
次は「ユッカ トレキュレーナ」。YuccaTeculeana。カタカナの表現は今後変わるかもしれないがその時はごめんなさい。この種は今まで私は輸入したことはないが、どのような反応になるかわからないので試験的にセレクトした。
続いて「エスペラロエ」。以前に輸入した時はインパクトが低かったため積極的に輸入しなかったが、最近問い合わせを多くいただけるようになった。恐らくロックガーデンやドライガーデンの素材としては格好で、3月ごろから10月ごろまで長く花を咲かせるのが人気の理由であろう。
その向かいには「ダシリリオン ロンギッシマム」。ロンギッシマムは土を好むため、根洗い後活着しないことがあるが、スペイン産は高確率で発根するので今後大きな期待ができる種である。
続いて希少種である「ユッカ リネアリス」極上品である。ロストラータに比べて葉が細いのが特徴。よく似た種の「ユッカ ケレタロエンシス」は以前ワシントン条約対象種になったぐらいである。個体数も少なく引く手あまたであろう。さらにこの中から頭が大きく美しく広がったものを多くセレクトした。
そして押しも押されもせぬ存在で人気の「ユッカ ロストラータ ブルースワン」この頭の大きさ、美しさは絶品である。
見事なシルバーブルーである。何度見てもうっとりで正真正銘の「ブルースワン」である。このネーミングはViverosCanos社が行い、日本にてバラエングループが商標登録をして展開していたが、更新の際にあまりに知名度が高まったせいか一般品種の名称と間違った判断をされたぐらいの人気種である。そのためこのような「ユッカ ロストラータ ブルースワン」をご希望の方はバラエングループから購入いただくか弊社の正規代理販売店を通じて又右衛門プランツの「ブルースワン」とご指名いただければと思う。
そしてその「ブルースワン」のマルチヘッドもいくつかあるので、良いものを日本向けに選別し、又右衛門エリアで管理養生して送ってもらうことになる。
それよりさらに大きなものが「ユッカロストラータ メデューサ」である。見事なサイズである。
ここのサイズで2メートルオーバーばかりである。一見小さく思えるかもしれないが、地面に植わっていてこのサイズ。すなわち鉢上げすると少なくとも50~70センチ高くなることを頭においていただければと思う。そしてこの中からもコンテナに立てて入るサイズを多くセレクト。
さらにトラックに載っている写真の「メデューサ」より大きくコンテナでは横にしなければならないようなサイズも限定数本セレクトをしたので楽しみにしておいて欲しい。
またこのような大きすぎて実用的ではないようなサイズのものばかりではなく、一番扱いやすいサイズもあり、6月に入荷予定なのでチェックいただければである。
この他に「ブラヘア」などもある。ただ、ヤシ類は全般的に根洗いすると枯死する可能性がかなり高くなるため、お客様の要望より植物の命を優先させたいと思う。
この頃になると気温はすでに40.5℃に達しており、現地パートナーも疲れ気味だが、私は久しぶりに植物を前にして興奮気味なのと、ほぼ40時間眠っていないのでハイになっていて疲れを感じられない状況であったためか超ご機嫌である。
ただそのような過酷な状況に皆さんを巻き込むことはできないので、程々で事務所のあるナーセリーに戻ることにした。
作業所には先ほどのナーセリーから掘り起こされたユッカ類がトラックに載って運ばれてくる。どれもが素晴らしい仕上がりである。
そして素手で手際よく葉をさばいていく。お見事である。このように土がついたままであれば、すぐに輸送すれば問題ないが、日本向けにはそうはいかない。しっかり根を洗うので、現地で養生しなければならない。それも長い場合は2年間ほどかけて又右衛門エリアで養生する。これをしないと枯死につながる。スペイン産であってもそのような状況にもかかわらず、最近日本では養生されていないロストラータが比較的安価で流通しているので要注意である。鉢と幹を紐や木で固定しているロストラータにはそのようなものが多いため、そのことを認識して判断をすることをお勧めする。
いかがでしたでしょうか?今日はスペイン ドン・ベニトーのパートナーナーセリーの紹介をしました。
今回セレクトした素晴らしいユッカたちは、早くて来年の春、場合によっては再来年の春のお届けになるかと思うので楽しみにしていただければです。大いに乞うご期待である!!
昨日は岐阜から戻り、自宅で夜のリモートミーティングに参加終了後、途中で手に入れたお土産と身の回り品と必需品を大慌てでトランクに詰め込んで就寝した。
そして暗い間から最終の出発準備をして、伊丹空港へと向かった。
久しぶりの海外のため持ち物に結構不安を感じながらのチェックイン。COVID-19以前と大きく違うのは、スペイン入国の際にはワクチン接種証明書と、このためにダウンロードした「SpTH」アプリに入国するための必要事項を記入することで得ることができるQRコードが必要なのである。
語学に堪能な方は、何ら問題はないのかもしれないが又右衛門には大きな関所であった。
それらは何とかパートナーのおかげで準備を完了させていたので、あとはパスポートとお金とワクチン接種証明さえあれば何とかなると一生懸命言い聞かせながらの出発となった。
羽田空港に到着。国際線までは今はバス移動になっているので循環バスに乗って第3ターミナルへ移動。無事出国手続きを終えることができた。
昔、出発ターミナルとカウンターを間違え乗り遅れそうになった苦い思い出があるので、しっかり出発カウンターをチェックした後、デスクワークができるところへ行き、出発までの残された時間で不安を忘れるようにしっかりと作業を行った。
遅れはしたものの出発の案内があったのでゲートに向かう。
飛行機はSTAR WARS。何だか少し強そうに感じたのと、昔、又右衛門のシルエットがダースベーダーに似ていると言われたことがあり、親近感から少しだけだが不安が軽減され飛行機へと乗りこんだ。
そして座席に座りデスクワーク用の書類と本を積み上げさっそく作業に入る。
モニター画面に目をやるとフランクフルトまでの飛行時間は15時間以上。思わず力が抜けそうになった。飛行機には、多い時は年間100回ぐらい搭乗するのだが、正直あまり好きではない。特に国際線ははっきり言って苦手である。と言うのも飛行機内で眠れなく、じっとしているのが嫌いなのである。にも関わらず今までなら11時間から12時間で到着したのが15時間以上とのこと。ガックリである。昨今のウクライナ問題でロシア上空を飛べないことからの影響である。こっちはSTAR WARS号だ!ロシア上空の最短距離を進めとはさすがに言えなかった。
ただその分しっかり宿題ができると割り切って、早速デスクワークを行う。途中、食事とトイレなどに時間は費やしたが、順調なクルーズである。
窓からの景色は青い空の雲海から夕焼け?朝焼け?そしてまた青空と繰り返す。
途中流氷?を観ることもできた。そして様々な景色を眺めることができたことは良かったが、約1時間遅れているため、乗り継ぎできるのか不安でヤキモキしながらフランクフルト空港に到着。
到着すると機内アナウンスが流れる。その内容は、飛行機が遅れたため今から言う4便については接続が不可能である。そしてその対応は次便もしくは翌日の便に変更と言うことである。私はこの日のマドリッド行の次便はないのを知っていたので、ドキドキしながらアナウンスを聞いていた。するとその4便には含まれておらず何とかホッと胸を撫でおろした。
だからと言って、間に合うと約束されたわけではないので、降機後すぐに案内板を確認して出発ゲートに走って向かった。
途中いろんなところで長蛇の列ができており、それを横目に観ながら進む。そして入国を済ませてAゲートへ向かった。
Aゲートに向かうセキュリティーチェックも大混雑。しばらく並んでみたが中々前に進まず、これではもう絶対間に合わないと判断し、ボーディングパスを振りかざしながら、前に並ぶ皆さんに謝りながら先に行かせていただいた。
そして何とかセキュリティーチェックを受けたが、色々と質問を受けたので、もう時間がないと説明しようとしたら手元にボーディングパスがない。いくら探してもない。きっと先ほど振りかざしながら人混みを縫って進んだ時に失くしてしまったのだと思う。かといってもうゲートをくぐったので戻れない。時間もないしボーディングパスないし万事休すと思ったが、とにかく搭乗ゲートまで向かおうとさらに速度を上げて走り続ける。
途中パスポートを落としはしたが、私の見えている範囲のためピックアップして何とか搭乗ゲートに到着した。事情を説明すると比較的簡単に再発行をしてくれた。おまけに乗る飛行機も出発遅延とのこと。あれだけ大汗と冷や汗をかきながらの1時間は何であったのだろうと思い、少し拍子抜けしたのと安どする気持ちの複雑な喜びであった。
そして約1時間30分遅れで、フランクフルト空港を出発。機内は満席である。そこから2時間30分でマドリッド空港に到着。すでに日付は変わっていた。そこであらかじめ用意した入国用のQRコード「SpTH」を提示するとすんなり通ることができた。
ターンテーブルで荷物を待っている間、以前の記憶がよみがえり再び不安にかられる。と言うのは以前マドリッドに降りた時には、ロストバゲッジで私のスーツケースは経由地でもないスキポール(オランダ)行ってしまって非常に困った経験があるからである。
しばらくしたら、私のスーツケースが無事カウンターに流れてきて、ホッと一安心。24kgの荷物をおしながら、COVID-19の証明などの手続きを済ませ、何とか無事にスペインに上陸することができた。
そして空港の出口には、アシストをしてくれるMIKIKOさんが笑顔で出迎えてくれていた。3年ぶりの再会である。ここで本当に安堵することができた。
日本で自宅を出発してから約28時間でホテルにチェックインすることができた。かなりの長旅であった。そして明日は早朝出発なので今晩はスーツケースをあけることもせず、このブログをアップしてそのまま仮眠をすることにする。さ~~明日からパートナーの農場訪問である。
かなりバタバタのため正直ブログを書く時間をつくれるかどうかわからないのですが、できるだけ写真だけでもFacebookやInstagramなどSNSでアップできればと思っています。これから始まる又右衛門スペイン珍道中編を楽しみにしておいてくださいませ。
Republic of Madagascar 60th Anniversary of
Independence and National Day!
今日、6月26日はマダガスカル共和国建国記念日である。そして今年は独立60周年という節目の年になる。先ずもっておめでとうございます。
その記念日に、大使より感謝状をいただいた。大変ありがたいことである。
昨年の同時期には各国の大使閣下や国内の要人が集まってのレセプションにご招待いただいたが、今年はCOVID-19よる影響で残念ながら開催されなかった。
色んな役割や想いで参加されるエネルギッシュな方々に会える機会がなくなってしまったが、決してその役割や熱い想いが失せるものではないので、またの機会を楽しみにしたいと思う。
私が初めてマダガスカルを訪問してからは、まだ5年にもならない。
しかしながら幾度か訪問するうちに、愛くるしい動物たち、想像を絶する植物などマダガスカル固有の生き物に触れ、現地で生まれ暮らす人びと、海外から赴任している政府関係の方々と一緒に活動し、言葉では表せないほどの感動や学びを得ることができた。
私は日本で生まれ育ち、多くの経験や学びを得てきた。しかしマダガスカルの地に降り、今までになかったものに触れたことで、身体が化学反応を起こしたように感じている。
親愛なる友人、素敵なパートナー、何にもかえがたいご縁に心より感謝申しあげます。
これからもマダガスカルで得たことを日本に。日本で培ってきたものをマダガスカルに伝えることで、互いが健康的に成長していけるよう、又右衛門も一生懸命つとめてまいります!!!
そして100周年。そこまで生きてみせるぞ!!!
あっという間のスペイン訪問を終え、帰国の途中でこのブログを書いている。
前回は野宿しながらブログを書いたので出発前に終えることができたが、今回はきちんとホテルに泊まったので、いつものように機内で書いている。
機内で出された食事をいただき、ひたすらパソコンと向かい合っている。
CAさんがChicken or Beefと言って出てきたのがこれ。頭の中ではステーキを想像していたが、その期待はもろくも崩れ去った・・・・・
確かにこれは肉団子。これをBeefと言われたら・・・・と思ったが、贅沢も言えないので喜んでいただきました(^_^;)
お腹も満たされこの数日を振り返っている。今回はアリカンテには向かわなかったため、というかその時間がなく、実質2日間だけのスペイン訪問になってしまい、移動時間の方が長く、少し?かなり?もったいないような気もする。だが、日本で多くのことを、しかも急ぎでやらなければならないため、涙をのんでの帰国である。
そのような短い2日間であったが多くを学べたり確認できたり、素晴らしい出逢いや再会があったりした。
イベルフローラでは素敵な植物もさることながら、地球環境に対する考え方がより重要になってきており、そのような場面での植物の役割や力を信じて活動する人たちと意識の共有を図ることができた。また新しい商品や魅力的なものにも触れることができた。
植物検疫をすり抜けたり、うまく通す方法ばかりを考えるのではなく、又右衛門の考え方である日本の植物を護る輸入に取り組む、植物検疫官と同じ目線で考える、という事の必要性を理解し、一緒に歩んでくれているパートナーとの再会も本当にありがたく思う。かけがえのないものである。他にも新たな取り組みのチャンスを与えてくれるナーセリーもあり、今後が本当に楽しみである。
この13時間超のフライトを終えると、成田空港に到着する。この一か月間、マダガスカル、オーストラリア、今回のスペインと毎回1日以上かかる移動で確かに少し疲れは感じるものの多くの縁をいただけ、十分にそれ以上のものを得ることができたと思っている。
日本では、バラエンが組織体制を新しくし、私たちの業界では特に、今まで一番できていなかった改革へと挑んでいる。最初は私も尻込みしているところもあった。スタッフに負担がかかったり、会社も厳しくなったりしないかと不安が先行してしまっていたからである。
しかしながら今この時期に行わなければ、来年の創業140周年は迎えられても150年さらに200年は迎えることができないかもしれない。ここにいてくれるメンバーやその家族を最後まで護ることができないかもしれない。
ならば思い切って取り組んでいかなければならない。数年先に取り組んだらひょっとしたら私一人でバタバタし、みんながもがき苦しむだけであるかもしれない。でも今なら素敵なスタッフが一緒に戦ってくれる。他社とではなく自社における自分自身と・・・・・
さて帰国するとそんな素敵なスタッフが待ってくれている。みんなは煙たがるかもしれないが私はそんなみんなの背中やお客様の笑顔を見ることができるのが楽しみである。
今回も私の海外訪問のブログ連載をお読みいただきありがとうございました。ただでも文章力がないうえに時差ぼけなどでの乱文本当に失礼しました。
年内は長距離での海外出張はこれで終わりかもしれないです。あとは日本でのプロジェクトばかり、早く体調を整えて取り組んでいきます。10月11日には幕張メッセで開催されているGARDEXにおいてあのチームラボ・キッズの遠藤さんとトークセッションを行わせていただきます。それもストロボライトの石塚社長にファシリテーターを担っていただくとても贅沢で素敵なセッションです。是非お時間がある方はお越しいただき、その前後で時間があれば土産話をさせていただければとも思っています。
そしていつか読者の皆様にお会いし、ご挨拶をさせていただけますこと楽しみにしております。
そしてこのブログを書き終え、窓から星空を見ようとしたとき、うっすらと雲のような不思議な光が目に飛び込んできた。しばらくは何だか理解できなかったが、数秒後に「あっ!オーロラだ!!」と多くの人が寝静まっている真っ暗な機内で一人叫んだ。
何とも言えない不思議な光景にしばし釘づけにされた。それも薄緑のようなオーロラ。まるで又右衛門にご褒美をくれたかのようです。今まで十数回以上は同じような航路にのっているがオーロラを見ることができたのは初めてである。
今まで飛行機で眠れぬことが苦しみであったが初めて眠れずにいることが得をしたような気がした。何とも素敵なしめくくりであった。
それではあらためて。皆様 ありがとうございました!
四代目 金岡又右衛門