四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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スペインにおける植物などの紹介も大詰め。
今回は、今までアップできていない植物や又右衛門のスペインにおけるエネルギーとなる食事をアップしたいと思う。
ここスペインでもパラグアイから来たチョリシアを多く扱っていた。
その他にはドラセナ ドラゴなどもある。
毎回気になるペッパーベリー。花が咲いていたのでもう少ししたら赤い実をつけて、魅力的な姿になるのであろうと見とれていた。
実はまだついていなかったがジャポチカパなども多く管理されていた。
またオーストラリアからディクソニアやマクロザミアムーレイ、ボトルツリーなども輸入されていた。
小さなものでも魅力的なものはいくつかあった。実際に輸入は厳しいだろうが、使い方によっては面白いのではと思う。
これは枝の先に可愛らしい花が咲き、風にそよぐ姿は魅力的であった。一緒にいる又右衛門が雰囲気を台無しにしている可能性は否めないが(^_^
大きな迫力のあるものから、小さな可憐なものまで、いろんな植物に出逢うことができ、本当に素敵な行程であった。途中雨も降り、レインマンぶりを発揮したが、実際の私たちの行動には全く影響はなく、植物にとっては恵みの雨であったようである。彼らへのちょっとしたプレゼントになればとても嬉しく思う
さ~~後はお土産を降ろしたので、空いたスーツケース一杯に思い出を詰め込んで帰ろう。
今回はフィカスなどの紹介を。
最近は屋内用の大型のものが少なくなってきており、輸入においての課題ともなっているのでいくつかナーセリーを訪問して、可能性についてディスカッションを行った。
その中で気になるものをいくつか写真にて。
ここまで大きなものは、中々輸入後の管理は厳しいかと思うが、施設内にこのようなものがあると存在感は抜群で想像しただけでもワクワクする。
このように玉チラシにしたものや
自然樹形のものなど、用途はいろいろ考えられ、きっと日本の室内にて需要はあると思っている。サイズの問題もあるが、何とかチャレンジはしてみたいと思っている。
この他にもブラヘアアルマータなどヤシ類も多くあり、下品な言い方かもであるが、日本の皆さんも一緒によだれを流してしまうようなものも多くある。
このようなブラヘアは、ココピートなどで植えられたものは、もうほぼ残っていないため、新たに生産するか、根を洗わなければならない。
ただ根を洗うといっても簡単なことではない。オリーブのように手間がかかるというわけではないが、洗ったことによる枯死につながる場合が多い。特にヤシ類は可能性が高い。
しかしまだビスマルキアなどと違って、きちんと研究し、しっかり養生すれば可能性は高いので検討の余地はあると言えるのかもしれない。
そのようなことを思いながら、ブラヘアやチャメロプスなどのヤシ類を、目じりを下げながら見つめていた一日となった。
今回は、新しいパートナーを含め、大小多くのオリーブを見てきたのでご報告します。
樹齢約100~500年のオリーブなどをチェック。
続いて樹齢約800年~1500年のオリーブ。ここまでくると迫力満点である。いくつか日本に来てもらおうかと交渉中である。
これらはイタリアンタイプで背が高いのが特徴である。圧倒的な迫力を感じる。数ある中いくつかセレクトしていくが、正直どれも素敵で迷ってしまう。是非いくつか招き入れたいと思っているので、気になる1本があった方は是非お声掛けいただければ嬉しく思う。
他には私たちが管理するオリーブの中でも千両役者と言える樹齢約1000年の富士山型のオリーブの子どものような感じの樹にも出会えた。
さらにテーブルになるオリーブ。初めてスペインでの展示会に来た時に、このようなオリーブにガラスのテーブルをつけていたのを見かけて、ときめいたことが思い出された。
他にも新しいタイプの若いオリーブも紹介していただいたので、帰国後早速皆さんに紹介したいと思っているのでお楽しみに。
今日からナーセリー訪問と日本ハサミなどの営業開始である。
まずはスペインにおいて重要な位置づけであるVIVEROS CANOS社の本社を訪問した。
まずはCANOS社の代表であるラモンさんとエレナさんとオフィスで打ち合わせ。今春に仕込んだ逸品ものの生育状況や、人気が高いアガベなどの提案をいただいた。
ミーティングはそこそこに、早速現場圃場へと向かった。
まずは又右衛門エリアにて養生中のトリスリナクスのチェック。とても良い状態であり、ほぼ出発準備完了と言える仕上がりであった。
人気のアガベ。順調に生育していて、来春には二回りぐらい大きくなって来日してくれる状況であった。楽しみにしていただいている方も多く、一安心である。
そして人気が高まっているマンガベ各種。この種も来日予定のものも多いので、リクエストをいただければ検討したいと思う。
サボテン類に関しては、CITESの関係もあるので要検討。
これはプヤ。シルバーで耐寒性が強い種は人気があるので来日予定である。
この他に、大きなユッカやダシリリオンなど魅力的なものが、来春に向けて準備されていたのを確認することができた。
その後再度ディスカッションを行ったが、訪問者も多く、皆さんの貴重な時間を独り占めにしないように早めにCANOS社を後にすることにした。
来春は今まで以上に魅力的なものを提案できるのではと思っているので楽しみにしていただければと思いますよ~~。
今回は、IBERFLORA2022の会場をアップしようと思う。
手を抜くわけではないが、写真で見ていただければわかりやすいかと思うので写真をメインにします。
大きく分けて4つのエリアに分かれていて、まずは私が主に輸入する屋外用植物やパートナーが多いエリアの写真。
多くが毎年の顔ぶれである。今までのように大きな植物をドカン!と言う感じのブースは減ったように思うが、興味深い植物がいくつかある。
このエリアを通ると、再会できる人も多く声をかけてもらえることも多い。
またFacebookやInstagramを見ていると言ってくれる人もいて、滞在のほとんどの時間がこのエリアになる。
また私たちの花き園芸品や資材などにも興味を持ってくれているので、絶好の営業の機会ともなった。今後に繋がることが期待でき大きな収穫である。
続いて、園芸種や小型のPOT植えの植物が多い展示ブースの写真。
真新しいものは見つけることはできなかったが、参考になるものもいくつかあり、楽しませてもらった。
また別のエリアでは、園芸資材や重機などの展示もあり、順番に見ていくとしっかり丸1日を過ごすことになる。
もし出展者であるナーセリーと商談をしていくと1日では時間が足らないであろうが、私は、その後順次ナーセリーを周っていくので、各ブースはあいさつ程度で終わる場合が多いので今回も丸1日の訪問で終えることになった。
そして視察終了後は、主催者に招待をいただいた御礼と今後の両国間で協力しながら花き園芸を盛り上げていくことの約束をして会場を後にした。
さて、明日からは最終日まではナーセリー訪問である。既に約束しているところと、急遽展示会で知り合ったナーセリーなどの訪問。そして日本の園芸品の営業を続けていくことになる。また追って報告しますね。
長時間フライトの疲れがとれたとは言えないが、今日から現地での活動が始まるので期待感に溢れ、元気は一杯である。
ただ運転に関しては、国際免許は持参しているものの、万が一居眠り運転になり、周りの方々に迷惑をかけてしまわないように、バラエングループのスペインスタッフにお任せして、今回は控えておこうと思っている。眠たくなくてもご当地特有の交差点サークル(ロータリー?)はとても苦手ではあるのだが。。。
さて、初日は今回のスペイン訪問の大きな目的の一つであるIBERFLORA 2022への出席である。今回は主催者側から特別招待を受けての訪問で、COVID-19の影響もあり、3年ぶりの参加になる。
予定通りにホテルを出発。少し渋滞はあったもののほぼ予定通りに会場であるFERIA VALENCIAに到着した。
例年であれば到着後、まずはパートナーブースへの訪問であるが、今回は特別なご招待の御礼と、今回の日本の花き園芸品輸出に関するヒヤリングとそれを拡大するための展示会出展を視野にいれたミーティングのために、主催者本部から訪問することになった。
主催者の受付では、責任者の方が待っておられ、大いに歓迎していただけた。
今回の訪問は例年の輸入のためだけではなく、展示会出展や輸出を視野に入れたものであることの説明をしたところ大変興味を示され、両国が一方的なものではなく、花き園芸を通じた国際交流、相互ビジネスを目指していくことに共感していただけた。
さらに日本においてこの展示会の知名度を高めるための協力依頼の打診も受け、両国における花き園芸業界の発展のためであれば協力は惜しまないことを伝えると、展示会終了後、早速検討してみたいとのことであった。その他にも多くの事で意気投合することができたので何らかの形で物事が進んでいくであろうと思う。楽しみである。
そして、できるだけ早いうちの再会を約束し、私たちは展示会場へと向かった。
まずは日本において総代理店を務めているVIVEROS CANOS社を訪問。
VIVEROS CANOS社はユッカロストラータはじめユッカ各種、ダシリリオン、アガベ他種を生産販売しているスペインにおいて草分け的存在で、この種のリーディングカンパニーと言える。
中でもCANOS社の送り出すユッカロストラータの選抜種である“ブルースワン”は著名で、初めてリリースされた時には、世界中がその品質に驚かされたのが記憶に新しく、それに魅了された一人が又右衛門であり、それがきっかけとなり現在も日本総代理店を務めている。
現在では、近親種も多く、魅力的なものを送り出し日本でも人気が高い。そのような植物の生産現場にいる方々と、今春以来の再会を果たすことができた。
写真のような素敵なシルエットのヒドラはじめ多くの植物を展示していたため多くの人がこのブースを訪れていた。
ただ今春、私が生産現場で一本一本厳選したものは、もっとすごいので、乞うご期待である。
他に人気のアガベ、マンガベ、サボテン類も展示していた。
半年ぶりの再会のため、ゆっくりしたかったが、大事な展示会の邪魔をしてはいけないので、簡単に打ち合わせをし来春の訪問を約束してブースを後にした。
その後順次ブースをまわったが、この回のアップが長くなるので、次回に続きとさせていただきますね。
10月2日の夕方から、スペインに向けて旅立った。
今回のスペインの訪問の目的は、もちろん毎度のナーセリー訪問もあるが、スペインにおいて毎年秋に開催される花き園芸最大級の展示会イベルフローラに招待いただいたからである。
そしてその展示会において魅力的な植物を探すのもあるが、今回は特に、日本の花き園芸品や資材、文化の輸出のための調査と商談、また来年の展示会出展を検討するための訪問が主である。
今回は深夜羽田発の飛行機のため、大阪を夕方に出発。しばらく羽田で過ごして、日本航空の便で、経由先のロンドン ヒースロー空港へと向かう。ただ前も同じであったが、ロシア上空を迂回するため15時間という長いフライトである。飛行機で眠れない又右衛門にとっては、拷問のような時間とも言える。そのようなとてもブルーな感じで飛行機に乗り込み、お気に入りの非常口座席に座り、離陸を待つことに。
私が着席してしばらくしてお隣の方が来られ、とても気さくな方であったのでお話をすることができ、少し報われた気分になった。お隣の方はスペインのお菓子(グミ)メーカーの日本法人の代表とのこと。そしてありがちなCOVID-19の話題になったが、グミ業界は、納入が間に合わない程の好景気とのこと。COVID-19もあるがガムやハードキャンディーがかなり低迷気味なのも併せての人気とのこと。ガムの噛み残しなどを考えるとなるほどな~~と感じられた。
機内では私は相変わらずたまったデスクワークなどをひたすら行う。消灯になってもできるだけ静かに周りに影響が出ないようにひたすらキーボードをたたき続けた。
そしてエコノミー症候群対応策として1時間おきにトイレや運動で動くようにしてひたすら15時間の経過を待った。途中CAさんから「窓の外にオーロラが見えます」と教えていただきしばしオーロラを堪能させてもらった。
そのような感じで何とか15時間が経ちヒースロー空港へと到着。ただまたここからが長い。何とトランジットに9時間30分である。本当に気が遠くなりそうである。そして空港内で電源を確保できるところに陣取り再びデスクワーク。何とか9時間を乗り切り、やっとのことでバレンシア行きの飛行機に乗ることができた。
そして2時間強のフライトの後、大阪出発後約30時間で目的地であるバレンシア空港に到着。
到着後、空港近くのショッピングモールで簡単に食事を済ました後、至近のホテルにチェックイン。丸2日間寝ていないので、グダグダであろう状況で、このブログを書いていますのでお許しを。
さ~~。明日から活動開始。どんな出会いが待っているか楽しみである。
今回も、かなりタイトなスケジュールで動いていくのと、時差のある日本とのリモート会議などもいくつか予定されているので、中々ブログを書く時間がとれないかもですが、何とか写真だけでもアップしていければと思っていますので乞うご期待です。
今回のタイ訪問は、バンコクでの活動を中心に、郊外のナーセリー、パタヤ、チェンマイなどに足を延ばし、今までで一番長い滞在となった。
都会から田舎まで訪れたが、様々なところで植物をいっぱい飾り、育てる習慣の多い国であることを認識させられた。日本に比べ屋外で植物が育てやすい気候環境であるかもしれないが、日本の現状にはまだまだ寂しさを感じられ、何となく劣等感すら覚えてしまう気がした。
また生産地へ買い付けなどに向かうと、一昔前のバブル時期の頃からすれば想像もつかなかったであろうが、ベトナムをはじめアジア諸国にも日本は買い負けしている現状を目の当たりにした。
そのような中でも、バンコクの一等地から北部の山奥までを周り、1週間たっぷり情報収集をしながら、種まきをすることができたと思う。
確かにすぐに刈り取れるものではないとは思うが、強力な現地パートナーも見つけることができ、今後につながるものをしっかり手にしたと考えている。
今回何よりも嬉しかったのは、どこに行っても日本製への信頼感があり、多くの人びとが親日であることだった。私はそのことに何よりも喜びを感じ、とても励みになった。
そしてもっともっとタイのことを理解したいと思っている。帰国後すぐに再訪問の要請をいただけるなど本当にありがたいことである。
これからもタイにおいて積極的に動いていきたいと思っている。今後の進展が楽しみである。
チェンマイの奥、標高1000mあたりの山歩きや集落では、可愛らしい花たちに出会うことができました。
食品のブルーの着色などに使うバタフライピー。
山中で出会ったグロッパの原種?
すみません。勉強不足で名前はわからないです(^_^
そしてその後、2006年にチェンマイで開催された国際園芸博覧会跡地である「ラーチャプルック花博記念公園」を訪問してきました。
まずはエントランスから
続いてメインストリート
ラマ9世記念施設
タイの銀行や財閥のブース。きれいに管理されていました。
地元兵庫はじめ関西のブース
日本のブースもきれいに管理していただいており、とても嬉しく感じました。本当にありがたいことですね。その他にも各国のブースもしっかり管理されていたのが印象的でした。
ほとんど来場者はいない状況でも素敵な演出をされており、この施設の姿勢を感じることができました。
オーキッドエリアでは、お得意のランなどが展示されていた。
また低温エリアなどがあり、ハイドランジャーなど日本品種の花も観ることができた。いずれも手入れが行き届いており素晴らしいなと感じました。
今は宿泊施設もできていたので是非今度は宿泊もしようと思いました。
園芸博開催当時の建物をしっかり残しながら運営されていることを本当素晴らしく感じ、多くを学ぶことができました。
恐らく、当時、園芸博に関われた方々には懐かしい光景であったと思います。次回ゆっくり時間をかけて再度訪問ができればと思っています。ご案内いただいた方々ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
続いて今回のアップでは、都会の植栽プラス、チャトチャックにあるアーティフィシャルフラワーのボリューム満点の売り場を連打写真でアップします。
まずは都会の植栽から・・・
エンポリアム、エムクオーティエはじめいくつかの植栽写真。
そして、チャトチャックにあるアーティフィシャルフラワーの売り場。
色ごとに分かれていて、奥行きがあり、ボリューム感いっぱい。
なかなかの迫力がありました。
私は時間の関係でサッとしか見られませんでしたが、興味のある方は是非行かれてはいかがでしょうか?