四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今回のタイ訪問の目的の一つである「ノンヌット トロピカル ボタニカル ガーデン」へと向かった。このガーデンは東京DLの約5倍という広大な敷地に美しい庭園や圧倒的な迫力の植物たち。さらに象やトラなどの動物に、数多くの恐竜などのオブジェがあいまって遊び心満載の仕掛けが盛り沢山で教育も織り込まれた植物マニアから親子連れまでが楽しめる又右衛門お気に入りのガーデンである。

 

前回の訪問は今年の1月であったので2か月ぶりの訪問になる。そして今回の訪問目的は、依頼をいただいた資材のお届けとミーティングである。

 

 

朝ホテルを出発し、道中はスムーズに車を走らせ、約束の時間より少し早めに付近に到着。そして何度来ても驚き、声が出るほどの世界的に希少であり、巨大な植物たちが出迎えてもらい植物家にとって聖地とも言える場所ノンヌットガーデンに到着した。そしてしばらくしていつもご担当いただいているガーデンの責任者と再会を喜び合う。

 

 

いつもの植物管理の責任者の方も同席であるが今回は資材のことがあり、資材担当の方と一緒に製品の確認とチェックをいただき無事お渡しすることができた。

 

 

その後、次回の新しい植物管理システム導入試験やその他のプロジェクトの提案や雑誌の取材やその他の依頼をさせていただいたところ、快く受け入れていただき、また一歩強い繋がりになってきたと言える。今後の取り組みの期待に胸が膨らむ。

 

 

そして打ち合わせ終了後、次の取り組みについて確認しておきたいことがあるので、しばらくの時間、園内を観させていただいた。

 

 

ノンヌットガーデンにきて、入口から正面玄関までに立ち並ぶ希少かつ巨大な植物にも圧倒されるが、私はここの巨大なハンキングたちがずっと気になっている。写真の又右衛門と見比べていただけばとも思うが、約30mの高さから吊り下げられた植物オブジェやシダ類が見事である。

 

 

下の人と見比べてもらうとそのサイズ感がわかってもらえるかと思う。そしてこの高いハウスの中間までは階段で昇ることができ、スカイガーデンと呼ばれる人気スポットになる。実際にあがったときの写真も見ていただきたい。

 

 

 

 

 

 

ハートや丸、円すい、円柱型など様々な形状の巨大なハンキングの存在感には驚かされる。

 

 

また壁面緑化も日本とはスケール感が違う。

 

 

またところどころに素焼きの陶器が使われているのを目にするが。これは全てこのガーデン内で作られたものである。先日訪問した際に、このガーデンの代表であり、タイにおいて植物王とも呼ばれるガンポン氏自らガーデン内を親切に案内いただき、その際に自身の目で確認をさせていただいた。

 

 

このハートのオブジェもガーデンでスタッフが作った植木鉢で作ったものである。多くの訪問者がこの前で写真を撮っていた。

 

 

他にもサボテンなどによるドライガーデンや様々なテーマに区切られたゾーンがありとても楽しませてくれる。ただこれも入場門からすぐのごく一部になるから、壮大なものである。

 

このような場所で環境に配慮した弊社オリジナル資材や技術の試験を始められることはとても価値があると言える。大いに期待である。

 

またこのタイの暑さを利用した植物の暑熱対策方法の研究もできればと思っている。うまくいけば2027年の園芸博覧会や様々なイベントでの夏場対策を一足早く行えるのではないかと考えているので乞うご期待である。

※この写真は又右衛門がノンヌットガーデンより正式な許可をいただき公式HPより転用しています。

 

他にも「ノンヌット リゾート」や「ノンヌットヴィラ」や大きな会議場もあり団体の研修旅行から家族旅行までをカバーしている。

 

広大過ぎる庭園などまだまだ紹介したいところはあるが、今回は時間の関係でこの辺にしたいと思います。植物関係の方は是非一度は行っていただきたいと思う。

 

 

また普段では見学できない区域などの紹介ができる「又右衛門ツアー」も企画したいと思っているので気になる方は、声掛けいただければと思う。お楽しみに。

この日、朝からバンコクから南に位置するパタヤにある「ノンヌット トロピカル ガーデン」に納品とミーティングのために訪問を行ってきたので、その件をブログでアップしようと考えていたが、バンコクに戻る車内で、驚きのニュースが飛び込んできた。それは地震である。

 

車内でスマホをみているとFacebook友達のアップで、バンコクが地震で大きな被害がでている知り、そのことを同行者の現地パートナーに伝えると、「タイは地震がないから間違いじゃないか」と言われ、私も「そうだよね。タイは地震がない国だものね」と会話していたが、また別のSNSでも同様のアップがあり、中にはビルの倒壊する映像が飛び込んできて、本当のことであると驚きながら認識することになった。

そしてミャンマーが震源地であるという報道が遅れてやってきて、最終的に情報を繋ぎ合わせていくとミャンマーで巨大な地震が起こり、その影響でバンコクでも建設中の高層ビルが倒壊したということを理解することになった。その倒壊した建設中のビルは、毎回バンコクに来たときは立ち寄るチャトチャックの近くであることがわかりさらに驚きは増していった。

 

 

そのような中でも、バンコクの宿泊先に向かうため、車を走らせたが、市内に近づくにつれて大渋滞がはじまり、特に宿泊施設付近では1km動くのに1時間以上かかってしまうことになり、ホテルまで約5kmのところで車移動を諦め、最低限の荷物として着替えとPCなど貴重品をリュックに詰め込み降車した。

 

 

そして悪路や狭い道幅のためスーツケースは置き去りにして、あるかないかわからないような歩道や、車と車の間を縫うようにしてホテルをめざすことになった。

 

 

そして、その途中ではSNSのアップで見た高層ビルが目に入ってきて、ビル間の橋?が崩れ落ちかけている光景を目にすることになった。

 

 

移動の途中では高層ビルに戻るのが怖いためか、ビルの一階で待機する人も多く見かけることになった。そしてBTSや地下鉄などもSTOPしているため、歩道を多くの人が利用して歩きにくかったが、ひたすら歩くこと約90分で無事にホテルに着くことができ、重いリュックと共に心をなでおろすことができた。

 

 

報道では物凄い被害があるような状況で、日本の多くの方から私の安否を気遣う連絡はあったものの、私が泊まる古いホテルは比較的地震の影響などがなく、いつもと変わらない感じに見受けられた。またその周辺も軽微な停電や、いつも利用させていただいている24時間スーパーのシャッターが降りている光景を初めて見たが、ものすごく大きな被害は無いようにも感じていた。

 

そしてその後様々な情報が入ってきて、バンコク市内は震度2~3ぐらいの大きさであるとのこと。にもかかわらず多くの高層ビルで倒壊や損壊などがあったと言うことは、それだけ地震に対する備えがなかったためであろうと感じて、この先この国はどのように対応をしていくのであろうか考えさせられることになったとともに、NGOの国境なき奉仕団のメンバーとして今後被災国に対して、どのような支援をしていくべきか?阪神や東日本、北陸などでの震災に対して、日本がいただいた支援に対して、どのようなお返しをするべきなど考えさせられることになった。

 

ともあれ被災された方々へ心よりお見舞いを申し上げるとともに、これ以上被害が拡がらないことを心より願いたいと思う。このような中、不自由であるが活動ができていることに感謝である。

先月のインドネシアぶりの海外。今年2回目となるタイである。

 

今回の渡航の目的は、懇意にさせていただいている巨大テーマパークとのミーティング及び納品。そして進行中であるタイプロジェクトの重要なミーティング。そして昨年から現地にて取り組んでいただいている観賞魚育成資材の提案が主である。

 

 

いつものように朝一番の飛行機で羽田に向かう。途中窓からはいつもと違った富士山を眺めることができ、気分的にも良いスタートを切ることができた。

 

 

羽田空港での乗り継ぎの合間に、電話で色々なありがたい連絡が入り、お話をしているうちに搭乗時間となり、慌てて手荷物をまとめ、バタバタのまま機内へと向かった。

 

 

機内では無料Wi-Fiを利用させていただき、メールやMessengerで資料作りやデスクワークを行っているうちに、あっという間に6時間以上が過ぎ、スワンナブーム空港に到着となった。

 

そしてそこから車で移動。移動中も現地パートナーと前回以来の打ち合わせをしながら進捗状況の確認や花き流通についてなどを話し合うことができた。

 

そして日中には、開幕を間近に控えた大阪・関西万博で出展されている海外パビリオンの植栽施工を無事に完了したとの報告があった。

 

万博は私をはじめ協力企業様や弊社スタッフも初めての経験であったが、世界的に活動されている大手クライアント様から、幾分お世辞も入っているかもだが、今まで依頼した植栽事業者の中で、一番素晴らしいとまで言っていただけ誇りに思う。これも今回の植栽における職長を担ったメンバー、植栽の施工・管理における協力者の手配などをおこなったスタッフはよくやってくれたと思う。明らかに腕をあげ逞しくなったなと感じられた。

 

そしてそんな彼らと数日であったが現場で私も一緒に活動できたことは良い経験となった。確かに雨に打たれ風に吹かれ震えながらの過酷な現場であったが、その分一緒に活動した時間は、又右衛門にとって、かけがえのないものとなり、私も含めみんなが大きな経験値を積めたと確信できる。

 

ただそれだけではない。そのようなメンバーを支えるべく、オフィス内で様々なヘルプをしてくれたスタッフの頑張りは大きかった。本当なら現場にでて手伝いたいという想いが強かったであろうが、その気持ちを抑えオフィスで通訳や書類の作成、全体への気配り、さらに自ら考え動いてくれたからこそ、今回無事に成し遂げ、クライアントから高い評価を受けられることができたと言える。

 

まだまだ結成されて間もない幼さも残るメンバーでの活動ではあったが、役割を果たすたびに、目つきにも変化が現れ、今回の実績を残すことができたこのチームは、現在会社を牽引している仲卸部門やその他部門のプロフェッショナルチームにも、引けを取らないほどチームに育ってきていると言えるであろう。今後が楽しみである。

 

 

現時点ではあくまでも施工が終わっただけでこれから第2章、第3章へとつながっていくであろうが、ひとまず無事に区切りをつけられたことに喜びを感じ、タイでの活動にも活力を与えてくれた。さ~~頂に向かってこの調子で頑張っていこう。

 

きっと登りつめられる。このメンバーとともに・・・・・

今回のバリ島は、月曜日の夜に出発し、日曜日の昼に帰る行程であったが現地4泊、機中2泊で、実質活動ができたのは4日間であった。そして若干体調を崩したものの、無事に日本に向けて出発し、機内や4回の乗り換えの合間をぬって、インドネシア紀行の最後を書かせていただいた。

バリ島を訪れたのはおおよそ35年前。その時から比べて空港は大きく綺麗になり、中心街にはホテルが立ち並ぶ都会となっていたが、田舎に行くと自然の中にとても素敵なヴィラやcafeが多くできて、当時とは全く違う雰囲気であった。

ただ寺院や森など自然の素敵な風景も遺されておりとても素敵な光景を見ることができた。

また移動中にはとても記憶に残った2本の巨木があった。その一つがこの写真。移動中に目に飛び込んできた。その圧倒的な存在感に鳥肌が立つほどであった。恐らくであるがフィカスであろう。その見た時の驚きは、はじめて一人で訪れたドイツのケルンの大聖堂を見た時に匹敵するほどのものであった。枝などが落とされてていたため幹が露出し、まるでサクラダファミリアのような雰囲気を出していた。

もう1本の木もフィカス。先ほどの大樹とは対照的に、こちらは無残にも大きく折れてしまっていた。この樹の周りで折れた枝などを片付けている人の話では、三日前の豪雨と風で倒れてしまったとのこと。その姿は痛々しく、悲鳴が聞こえてくるようであった。この樹も数百年という長い間この地で無事に育ってきたのが、世界的な異常気象による自然災害にてこのようになってしまったのは天災ではあるが、その異常気象の引き金となったのは、度の過ぎた開発など人の手によるものであるなら人災とも言えるように感じ、この樹からとて強いメッセージが発せられていると感じた。

今回のバリ島では、私が客員研究員をつとめさせていただいている進化生物学研究所の湯浅理事長率いるご一行とも合流することができた。さらに以前オーストラリアのバオバブサバイブプロジェクトにてお世話になった広島市植物公園の方々や、湯浅理事長に同行したときご縁をいただいた方などにも再会することができ、とても嬉しく思えた。一行の行程もかなりのハードスケジュールのため、体調を崩される方も多かったようであるが、湯浅先生はご高齢にも関わらず、相変わらずお元気にされており、その体力には頭が下がる思いがした。また湯浅先生からはOPENにはできないが、とても大事な集まりについてお話をいただけ、帰国後あらためて研究所にお伺いすることになった。

今回、久し振りのバリ島にて短いながら色んなことを体感し、今後に繋がる可能性があるもの見つけることができた。ただマリネックスに関しては錦鯉の普及もタイほどではないため、また機会をみてのチャレンジとする。他には新しく現地でヴィラを建設されるオーナーから植栽についてのご相談もいただくこともできたのも有意義であった。また素敵な方々とのご縁もいただけ、ある方にお会いすることができ力強いパワーをいただけた。さらに素晴らしい場所にお連れ頂いた時には、ありがたい声を聞くこともできたように感じた。そんな素敵な訪問となった。

そしてこのブログの最後に、神々の島と言われるバリ島でとても心に残った言葉をお伝えしたいと思う。それは「Tri Hita Karana(トリ・ヒタ・カラナ)」という言葉である。

「トリ・ヒタ・カラナ」とは神、自然、人々との関係という3つの要因が調和して、初めて平和と繁栄が達成され、しあわせへと繋がるという考え方である。まさにその通りであるとバリ島に来てあらためて感じることができた。

このようにあらためて素敵な地に訪れることができたこと。そしてこの地に導いていただけた皆様には、とても感謝である。次にこの地を訪れることができるのは、年内か来年かそれとも35年後であろうか、まだ私にはわからない。今の私にわかるのは、この地に訪れることになったのは、きっとインドネシアとのビジネスのためではなかったのではないか?それはもう目の前まで来ている険しい峠を越え、大きくな山を登るために必要な心眼と勇気を養い、それらを登りきることが可能な様々な能力を授かるためであったのではないかと思っている。この又右衛門の言葉の意を理解できる方は、今はまだ誰もいないであろう。ただ近い将来きっと皆様にも、どのようなことか伝えることができる日が近づいていると信じている。そのためにも神と自然と人との繋がりを大切に実直に歩んでいくことにする。悩まずに。前へ前へ。

又右衛門インドネシア紀行をお読みいただきありがとうございました。相変わらずの乱文、失礼しました。これに懲りず引き続きブログをお読みいただければ幸いです。

 

テレマカシー

今回はローカルマーケットやソウルフードを紹介いただければと思う。

 

まずは、ローカルフードいくつかご紹介。特に新しくバナナプロジェクトを企てているのでバナナ料理から。

タイには又右衛門の好物である焼きバナナがあるが、バリではあまりメジャーでなく、タイと同様の揚げバナナ(バナナの天ぷら)が多く売られている。ただタイではあまり見かけない蒸しバナナがあった。甘さは焼きバナナより強く、少しねっとりとした触感であるが、油を使っていない分美味しくいただけた。

コロッケのような感じの食べ物。「ピサンゴレンケジュ」と言うらしい。味も見た目通りのバナナコロッケと言う感じである。これにチョコやチーズをかけて食べるらしい。

これは「ルピス」というもの。海藻や葉をすりつぶしたトロトロしたものをバナナに絡めたものである。バナナ自体はあまり甘くなく、見た目ほど食べにくいものではなかった。

これは「コレック?」見た目の通りのみたらしバナナである。味は皆さんでも想像できると思う。他にも茹でバナナやバナナ雑炊みたいなものもあるらしい。全て食べきれなかったのでタイと比べることはできないかもだが、現在のところ又右衛門はタイの焼きバナナに軍配をあげたいと思う。ただとても良い勉強になった。早速、帰国したらプロジェクトに反映できると思うので良い体験ができた。

 

 

 

他にもおなじみのナシゴレンやサテイ、バクソー他、いろいろバリのソウルフードをいただくことができた。ただ久し振りに独特な香辛料が入ったインドネシア料理を中心に食べているのと、出国から毎晩数時間しか眠る時間がとれなかったため、少し体調を崩してしまった。辛いものには気をつけてはいたのだけど、少し甘かった。不覚である。とは言え仕事に差し支えるほどではなく過ごすことができた。

植物のマーケット以外に、地元の方々が利用するマーケットもいくつか回ってみた。私は海外に行くと必ずと言っていいほどマーケットを訪れるようにしている。その理由は、その国、地域の生活を覗き見ることができるからである

果物や野菜、鶏などの生鮮品から衣料や日用雑貨など生活に必要なものはほぼ揃う。

簡単な食事もできるBAKSO(バクソー)という団子の入ったスープである。もともとは中国から来たとのことであるが、ソウルフードとして根付いている。暑い国なので塩味は強めであるが、美味しくいただけた。ちなみに日本円で150円であった。

またお土産物を売っているエリアもあるので観光で来られた方は、色々回られるのが良いかも。ただ色んな所から声をかけられるので、少しストレスもあるかもしれないが、値段交渉をしながら楽しく過ごされればと思う

夜にはナイトマーケットがあり、お昼のマーケット同様に、生活必需品のほとんどが売られている。

小さな子供の乗り物と女性の下着売り場に囲まれての食事している風景は、ナイトマーケットならではの光景にも感じた。

 

このような感じで、地元の方々と一緒に買い物や食事をすることで、生活を感じることができる貴重で、とても楽しい時間を過ごすことができるので、今後も機会があれば積極的に訪問したいと思う。是非皆さんも行かれることをお勧めする。ただ潔癖症の方は衛生的に少し気になるかもしれない。それと私のような注意力散漫の方は、十分に身の回り品にご注意をしてくださいませ。

今回のアップはこの訪問で訪れた植物園や素敵な景色などを紹介できればと思う。

 

今回訪れたのはバリ植物園である。ここはパワースポットとしても人気があるとのこと。その理由は後にご紹介を。

空港周辺から約2時間 バリ島北部のブドゥグルエリアという場所にある。この地域は標高も高く、随分涼しく感じられる。又右衛門も半袖では少し寒く感じた。

バリ植物園は敷地がとても広く、園内をすべて歩いて観て回るのは不可能と言える。ただマイカーでも要所は観て回ることは可能であるので、主だったところを見学してきた。

ここは園内にあるハウス。カクタスなど乾燥地域の植物が展示されている。園内を覗いてみると

  

  

サボテンやユッカ類など乾燥に強い植物が展示されている。これと言って珍しいものがある訳ではないが、熱帯地域の方々にとってはこのような植物を観ることができるのは貴重な場所かもしれない。

その近くには、ランの保全しながら鑑賞できるエリアがある。現在はまだ花の咲いていない時期であったが300種以上のランが咲き、多くの人でにぎわうとのことである。

  

  

その周辺はこの地域の植生を活かした展示がなされていた。あるプロジェクトで参考になるものがいくつか見つけることができた。

そして車で少し進むとバリ植物園がパワースポットと言われるエリアに到着である。

それはとても大きなガジュマルである。見事である。後に知ったことであるがこのガジュマルに願い事をすると叶うとのことで、カップルなども多く訪れるとのこと。私が行った時は撮影に訪れた男女とクルーがいたぐらいでとても静かで、厳かな感じがした。

ガジュマルを観て折り返した周辺もとても素敵な空間で、時間が許されるのであれば、しばしここで瞑想をしたいと思うぐらいであった。

駆け足で植物園を見学し、その近くにある植物を販売しているところを訪問し、情報収集をさせていただいた。

これはインドネシア バリの固有種と説明してくれたが、その情報が正しいかどうかの判断は私にはつかない。ただ可憐な花で素敵であった。他にもいくつか写真を

  

  

  

専門外の植物も多くわからないものも多くあるが、参考までに写真をアップしておきます。

植物園周辺から街にもどると造園用などの樹木が販売されている。見た感じタイとよく似ている。価格は各店でリサーチできたわけではないがタイより高い感じである。

その中でとても気になった古木に出逢えた。車から遠目に見た時はよくわからなかったが、近づいてみると何と・・・

プルメリアである。そして見事な古木である。とても素敵だ。樹形もよくできれば一緒に日本に来て、皆さんに観て欲しいと思うような存在であった。

バリ島には他にも植物はたくさんあったが、ピンとくるものには出会えなかった。インドネシアの珍しい植物はバリ島にはあまりなくやはりジャワ島かなと言う感じである。ジャワには取引先もあり、希少な植物を提案してくれる人もいるが、日本で管理するにはそんなに簡単ではないのと、私自身コレクターでもないので、その辺は日本人で経験値も高く、精力的に動いている方々が既にいるのでお任せしたほうが良いとあらためて感じた。

 

専門の植物に関して大雑把な案内となったが、限られた時間ゆえお許しをいただければです。ではまた次号で。

今回のアップはバリ島訪問中に立ち寄ったストーン製品を製造販売する事業者と前回とは別地域で活動される木製品事業者をピックアップしてお届けしたいと思う。ぐだぐだ下手な日本語での説明は少なく写真を主のアップにします

 

バリ島でも仏像などを製造するところは多く、同業が特定の地域で集合している。その中で一軒に飛び込んでみた。

 

入口からはアンティークなものや仏像ばかりかと思っていたが、案内いただき中に入るとデザインされたものも多くある。すべてここでデザインをし、製造をしている。素材は、もともと石が多かったが最近はグラスファイバーなど軽量のものが主流になってきているとのこと

これは軽量で水に浮くと言っていた。少し不気味さもあると思うが・・・・・

 

 

他には洗面などに使うものが海外からの依頼が多いと言っていた。そして丁寧に案内いただいた後、又右衛門オリジナルも作れるので、検討をいただきたいと言っていただけ、次へと移動をした。

もう一軒も飛び込みでのヒヤリングであった。ここは私たちの領域に近い植木鉢などをつくっている。実はここにある器の周りに石を貼り?差し?たデザインが気になっていたが多くの生産者は、壊れやすいや装飾が取れやすいので輸出には向かないと言われてきた。ただここの店は、しっかり製作しているので大丈夫と自信があるようであった。

 

 

確かに見た目にも、触った感じもしっかりしているようには感じた。またセンスもそこそこ良いのではと思う。

またタイルのようなものもあり、うまくすれば立ち上げ中のプロジェクトで使い道があるのではと感じた。さらにここも時間はかかるがオリジナルでの製造も可能ですと言っていただけたので、帰国後検討してみたいと思う。

 

また宿泊地に戻る時に、前回よりさらに大きな木製品のオブジェもあったので立ち寄ってみた。中々の迫力である

この短期間でまわれた石や木製品の事業者は、正直そう多くないので当てもののようなものであるので、今後は現地パートナーに協力をいただき、もう少し深堀していきたいと思っている。 是非皆さんからもこのような製品に対しご意見、アドバイスをいただければと思っている。

もともと今回初めにインドネシアを訪問する目的の一つとしてあったのが、流木などの手配であった。と言うのはタイからの輸入がかなり難しくなり、次の候補や、手に入れたいものがあったので、インドネシアを訪問し現地の情報を入れておきたいと言うのもあった。

 

そこで今回の行程で木製品を販売する店舗をいくつか見てきたので少しばかり紹介させていただく。ただし慢性的な渋滞に加え、大雨などもあり、多くを周ることができなったので簡単に。

バリでは流木を他の島から持ってきて加工をしているようである。そのため通常タイなどで輸入してきた自然形の流木はほとんどみることができなかった。調査不足であるのが否めないが、現地でしかわからないこともあるのでご容赦いただきたい。

ただ写真のような自然形をいかしたオブジェのようなものや、ベンチなどもある。

加工をされたものでもデザイン性が高く、良い感じのものもある。

珪化木(木化石)のようなものもある。インドネシアでもあるらしい。

ウッドチップを使って動物なども作っている。ライオンなどは中々のできである。

トーテムポールのようなものもある。中にはとても可愛いものも多くあった。他にも仏像のようなものもたくさんあったが、今回の目的とは大きく外れるためスルーさせていただいた。

ただ一つ、とても気になったものがあったので調査を進めてみたいと思う。それをもし輸入することになった場合は、あらためて紹介させていただきたいと思う。他にも多くあったが、ビビッと来るものがあまりなかったのとあまり多く書くと、次のアップが億劫になってしまうので今回のご紹介はこの辺で。

今年2回目の海外はインドネシアである。今回の目的は、植物と流木や資材、さらに弊社開発のバイオスティミュラントの輸出調査になる。ただ限られた時間のため、当然深堀はできない。

 

ただ現在進めているタイでのプロジェクトとの連動性の検討や、農業から植栽までの調査、それとここの地で私たちが必要とされることがあるのか?またビジネスとしての可能性を肌で感じるための渡航である。

そのためこのブログを通じてアップできることにはかなりの制限があり、今回のアップの次は帰国となってしまうかもですがご容赦いただければと思う。

10日夜に伊丹空港を出発し、羽田空港~シンガポール~インドネシアと乗り継いでの行程になる。ただ相変わらずバタバタがあり、いきなり伊丹空港で躓きかけた。ただ今回のバタバタは私個人のおっちょこちょいではなく飛行機の遅延である。

私自身は余裕をもって伊丹空港に到着したが、チェックインを行った際に、使用する飛行機が遅延しているとのことであった。それでも羽田での乗り継ぎには余裕があるかなとデスクワークを行っていると、アナウンスが流れ、私の乗る予定の飛行機の次の羽田便は、機材遅れで出発制限時間に間に合わないため欠航とのことである。これを聞いて私の乗る予定も場合によっては欠航するのではと、かなり焦ったが、チェックインの際にカウンターで、以前行政の取り組みにてお世話になった素敵なJALの方が、笑顔で優しく手を振って見送ってくれたことを思い出すことで、心を落ち着かせて、搭乗予定の飛行機が到着するのを、心を落ち着かせて待つことができた。●●さん。ありがとございました。

ちなみにご存知の方も多いかと思うが、伊丹空港は離発着の制限時間が早く、確か20時45分か21時まででなければならないというルールがある。そのため次の便は欠航となったのである。そして私の乗る予定の飛行機の搭乗の際には係りの方が、離陸制限時間が迫っていることを告げ、スムーズな搭乗を促されていた。そのおかげか私の乗る飛行機は20時45分ごろに離陸ができ無事に羽田空港に到着。出国手続き後、少し食事をとってからシンガポール行きの飛行機に乗ることができた。

深夜便のためできれば眠りたかったのだが、いつものように機内では中々眠れないため、周りの方に迷惑にならないようにパソコンで宿題をしながら、途中軽い機内食を少しだけいただいて約7時間30分でシンガポール チャンギ空港に到着した。

そしてターミナル間をシャトルで移動。まずはTransferDeskにて乗り継ぎの手続きを行い、食事をするためにラウンジがどこにあるか聞いてみると、帰ってきた言葉は「もうボーディングタイムを過ぎていますよ!」と笑顔ではあるが忠告をされたため、急いで搭乗口へと向かった。

ただ急いでいるとはいえ、やはりチャンギ空港の植栽は気になるので、メインのジュエルは、観ることはできなかったものの、目に入る植栽をみながら駆け足でチェックし、皆さんに迷惑がかからないような時間で搭乗口に到着した。

そして手荷物検査を終えて待合にて、しばし時間を過ごして久し振りのシンガポール航空の飛行機に無事野乗させていただいた。

機内では同じような軽い食事が出され、これも味見程度にいただくことにした。何故しっかりいただかないかというと、先日から痛めている腰の保護のためコルセットで固めているために、食べきれないのである。フードロスを失くさなければならない時代に、とても申し訳ない気持ちを持ちながら、頑張って食べられる分だけいただき、約2時間でインドネシア デンパサールへと無事到着。入国審査もFASTLANEを使わせていただけ、若干心配であったスーツケースを受け取り、到着口へと向かった。

空港には今回お世話になるパートナーが迎えに来ていただけており、ご挨拶をさせていただいた後、車に乗り込み移動をさせていただいた。さ~~わずか約4日間。どこまでこの国、この地の植物触れ、感じることができるかわからないが、楽しみである。

南での活動を終えて、バンコクに戻る。バンコクではチャドチャックにて、パートナーに新年の挨拶回りをしながら、真新しいものがないかをみてまわることにした。

 

今回は比較的出展者も少ないのもあり、最盛期でもないことから真新しい植物を見つけることはできなかった。

ただ全体的にオージープランツの人気が高いのか、以前の人気から導入したものが大きく育ってきたためか、比較的多く販売をされていたように感じる。

この他には、あまり興味がわくものはなく、足早になったのもあるが、二十数年来の涼しさもあり、普段なら給水や日陰で避暑しなければ歩き続けられないところを休憩なく歩けたので、思ったより早く巡回を終えることができた。

そして以前から取引のある流木の出荷者のところを訪問した。この方はとても丁寧な仕事をしていただけ信頼できる方々である。また価格も良い感じである。

本来ならば昨夏に日本に到着予定ではあったが、書類不足とのことで出航できず、その後中々許可が出ずに、未だにタイにて留め置きになっていたのである。

流木の手続きは煩雑極まりなく本当に厄介で手間と時間がかかるため、場合によっては次回からはインドネシアなどに変更しなければならない可能性が高く、そうなると最後にシッピングになるため、コンテナのスペースを有効にするために追加で選別を行ってきた。

ラインナップはテーブルになるような大きなものから、チランジアをつける小さなものまで追加したので、到着を楽しみにしていただければと思う。

そんな感じで今回のタイ訪問の全てのスケジュールをこなし、最後のパートナーと打ち合わせかねて食事を行い、時間となったので預けてあったキャリーバッグをホテルでピックアップ。そして最後のパッキングを終えて、ホテルを出ようとした時に、パスポートがないのに気づく。辺りを見回しても見つからない。そして最後に食事したところになどを思い出しながら、途方に暮れかけていた時に、パスポートが出てきてくれた。かなり焦り帰国できないと思っていたので、本当に嬉しかった。相変わらずの又右衛門である。

そして何とか気を落ち着かせてから、重たい荷物を引っ張りながらガタゴト道を進んで駅へと向い、電車を乗り継ぎ、無事にチェックインすることができた。

チェックインの際にはAPECカードを一瞬見失いまたもや焦ったが無事に見つかり、出国手続きを終え、出発までの時間で最後のブログを書いている。

タイに定期的に訪問するようになってから2年半ぐらいであろうか、少しずつ形になってきたのを感じる。それは単にタイにある植物を輸入する。日本の植物や製品を輸出するというものではなく、タイにて農場や拠点を構えて活動するまでにこぎつけることができた。さらにはタイのビッグカンパニーと協力関係をもち新しい展開を始める構想までを投げかけていただけるようなレベルにまでになれたことは大きな成果だと言える。

何とかあともう少し頑張り、これを形にして、日本の留守番を任せてきたスタッフの努力に報いたいと思っている。そしてタイ訪問を繰り返す又右衛門の素行を疑ってきた方々を驚かしたいと思う。冗談だが・・・・・(笑)

さてと帰国したらそのまま会議、そして数日して沖縄や八丈島そして海外と続く。さらに並行しで大阪・関西万博も施工の大詰めとなるので、気合をいれていきたいと思う。引き続き皆さんのご支援ご協力を切に願うばかりである。よろしくお願いします。

と言う訳で、タイ紀行2025年1月は終わりです。引き続き読んでくださいね。また又右衛門活動に興味を持っていただけたり、一緒に活動をしたいと思っていただけたりした方はご連絡ください。赤いじゅうたんを敷き詰めてお迎えにあがります(^^)/